せどりをやっている方は、最初のうちは家賃は抑え目にしておいた方が良いですよ。
家賃が高すぎると、仕入れに回せる資金が減ってしまうので、よっぽど稼いでいる人でない限りは節約すべきです。
せどらーの中でも、見栄を張って家賃の高い賃貸に住んだせいで、破産してしまった人を知っています。
せどりは資金運用のようなビジネスですから、運用額を減らしてしまう「家賃という大きな出費」は抑えるべきなのです。
目次
せどりと家賃の関係
家賃は抑えた方が良い理由
せどりを実践している人は、まだ稼げていないのであれば、家賃の高い賃貸に住むのは控えた方が良いですね。
なぜなら、極端な話ですが1円でも多く仕入れ資金に回した方が良いからです。
家賃を節約して余った3万〜5万を使って仕入れをして行った方が、絶対に稼げるスピードが増えていきます。
既に月100万以上の利益を出せているベテランならば、家賃10万程度の賃貸に住んでも問題はありませんが、50万程度の収益ならば家賃は4万ぐらいにしておくのが無難でしょう。
仕入れ資金は多いほど良い
仕入れ資金については多いほど良いのは間違いありません。
月100万未満の収益ならば、稼いでいない部類に入るので、あらゆる支出を節約して資金を仕入れに回した方が良いですよ。
仕入れれば仕入れるほど稼げるのが、このビジネスの特徴ですからね。
早く月100万以上の収益を得られるようになり、次のステップへ登り続けた方が良いのです。
稼ぐ金額が増えるほど、更に上昇も見込めるので月200万や300万の大台も見えてきます。
月50万程度の収益だと、仕入れに回せる資金も少なくなってしまいますから、それが原因でいつまで経っても稼ぎが増えない悪循環に陥ってしまいます。
家賃は収入の10分の1で良い
巷では、『月収の3分の1が家賃』と言われることも多いですが、これは安定した正社員の場合の話であり、自営業にしては家賃比率が高すぎます。
正社員のように安定した未来が保障されていないのですから、できるだけ多くの貯金を残しておくべきです。
したがって、家賃の比率は10分の1とかでも良いぐらいですね。
自分は家賃は無駄だと思っているので、現在の家賃は自分の収入の40分の1だったりします…。
個人事業主は変動性が激しい
ネット副業の中では、せどりは安定性の高いビジネスです。
しかし、個人事業主全体で見れば変動性が激しい部類に入るので、決して安定している仕事ではないのです。
有資格者で独立開業されているような方は、いつでも安定した収入が得られますが、せどりはAmazonの規約変更によって収益が得られなくなったりしてしまいます。
変動性が激しいビジネスだからこそ、家賃などに無駄な金を払ってられないんですよね。
せどりにオススメの家賃が安い賃貸とは
都心より郊外が良い
東京に住みたい気持ちは分かりますが、都心は一極集中が進んでおり異常なほどに家賃が高い傾向があります。
東京だと家賃7万の賃貸でも、神奈川・千葉・埼玉なら家賃3万で住めたりします。
電脳せどりならば、何処に住んでいても同じですから、郊外に住んで家賃を抑えた方がメリットが大きいです。
実際に自分も練馬在住でしたが、神奈川県に引っ越して家賃7.5万⇒3.1万に減らすことに成功しましたからね。
家賃分を仕入れに回すことができたので、売上を回復させることができました。
築年数は妥協すべき
賃貸において最も妥協すべき所は「築年数」だと思います。
築年数の経っている賃貸に抵抗のある方もいるかもしれませんが、住み始めれば慣れます。
実際に自分も潔癖な所があり、練馬時代の賃貸は新築だったのですが、現在は築30年の賃貸に住んでいます。
築年数は25〜30年が最も得だと言われています。
なぜなら、家賃が安い傾向にありながら、古過ぎないんですよね。
築25〜30年の鉄筋コンクリート造のマンションが防音対策ができているのでオススメです。
せどりは中古品を扱うビジネスですから、どっちにしても部屋が汚れるので、綺麗な賃貸にこだわってもしょうがないです。
駅徒歩分も妥協しよう
「駅徒歩」についても妥協すべき対象です。
車を所有しているのであれば、駅から離れた場所でも全く問題ないですよね。
もちろん離れすぎていて不便な地域ならば、徒歩30分程度に抑えておくべきかもしれませんが、駅から離れるほど家賃が安くなるので、妥協した方が良い要素です。
駅徒歩5分の賃貸と駅徒歩30分の賃貸では家賃が格段に変わります。
実際に自分が住んでいる神奈川の賃貸は、駅チカならば家賃5万ぐらいなのですが、駅から徒歩35分なので家賃3.1万なのです。
電脳せどりがメインなので、家の中で全ての作業が完結します。
したがって駅から遠くても、せどりをやっていく上で不便なことが1つもないのです。
むしろ駅から離れていることにより、無駄に遊びに行く頻度が減り、せどりビジネスに集中できるようになりました。
「家賃は軽費にできる」が通用しない理由
収入が少ないと納税額も少額になる
せどりでの売上が少ないのであれば、納税額も少額ですから、家賃を軽費にする節税効果も全然ありません。
節税しなくても払う税金が無いのですから、節税の意味が無いということなのです。
収入が3000万や4000万もあるのであれば、節税を考えても良いかもしれませんが、月収50万未満の人は家賃による節税は無視してOKだと思います。
実際に自分は月収100万以上ありますが、家賃は抑えた方が上手く行っていますからね。
最初は節税よりも収益を重視
せどりを始めたばかりの頃は、初めての個人事業で、税金面での心配事も起こるかもしれません。
しかし、初心者が稼げる金額なんて少額ですから、納税額も大したことはありません。
下手に節税を意識してしまって、仕入れが後手に回るようなことがあってはダメなので、まずは収益を重視すべきなんですよね。
稼いでから節税を考えよう
稼いでから節税のことについて検討しましょう。
収益が上昇し、納税額が増えてから節税対策を考えても遅くはありません。
変動性の高いビジネスにおいて家賃という固定支出を増やしてしまうのは得策ではないです。
多めに商品を仕入れたりして、仕入れを軽費に回した方が賢いでしょう。
稼げるようになってから家賃は上げるべきであり、稼せぐ前に贅沢してしまったら、一生稼ぐことはできません。
なぜなら生活レベルを上げてしまうと下げるのが大変であり、下げられないまま破産するような人もいるからです。
まとめ
せどりビジネスは変動性が高く正社員のように安定していないので、無闇に家賃を上昇させるのは危険です。
資金が減ってしまって、稼げなくなってしまうリスクもあるので、家賃は稼げるようになるまで抑えておいた方が無難でしょう。
実際に月100万以上稼いでいる自分ですら、家賃3万台の賃貸に住んでいますからね。
知人の在宅エンジニアでは、年収1億を超えているのに、東京都北区の古いアパートに住んでいる人を知っているので、年収が増えたら必ず家賃を上げなければならない訳ではないと思うのです。
せどりはAmazonの規約変更で、いきなり稼げなくなるかもしれないビジネスなので、生活レベルを上げるのは我慢して、資産を増やすことにエネルギーを注力した方が良いでしょうね。
稼ぎまくった後なら多少の贅沢をしても、大した出費では無くなっているので、稼いでからお金を使いましょう。