Amazonの商品リサーチでモノレートを活用している方は多いはず。
しかし、せどりで「儲からないなぁ…」と悩んでいる方の中には、下記のように考えている方もいるのではないでしょうか?
[aside type="boader"]
- 本のランキングは50万位以内
- ゲームは1万位くらい
- DVDなら5万位以内が狙い目…
[/aside]
上記のようにAmazonランキングを仕入れ基準にするのは間違ってはいません。
ただし、、、時として、、、超ハイリスクなんです!
というのも、モノレートで仕入れ基準を分析しようとした際にランキングの順位のみを当てにすると「売れないんですけど…」という自体になりやすいから。
Amazonでしっかり稼げる商品を出品していきたいなら、モノレートの機能を理解して冷静にデータを分析できるようになることが大切です。
せどりで稼げていない人ほど、モノレートとAmazonランキングの罠にハマっているもの。
そこで今回は[keikou]モノレートで仕入れ基準を分析する方法[/keikou]を紹介します。
せどりでより確実に稼いでいきたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
モノレートはせどらー必須のツール
ここで一度モノレートとはどんなものなのか確認しておきましょう。
モノレートには以下のような機能があります。
[aside type="boader"]
- 新品・中古品の価格推移チェック
- 出品者数の推移
- Amazonランキングの推移
- 参考価格の確認
- コスト計算
[/aside]
上記のデータを分析できるようになることで、出品者のあなたは以下のようなメリットがあります。
[aside type="boader"]
- 今からその商品に参入した際の利益額の予想
- 自分から月どれくらい売れるのか
[/aside]
上記の2点が分かるようになれば、せどり商品の仕入れ基準を明確にすることができますよね。
モノレートで仕入れ基準を判断できるようになると「この商品本当に儲かるのかなぁ?」という漠然とした悩みから解放されていきます。
万が一失敗したとしても「〇〇だから売れなかった」と改善点を見つけやすくなるんですね。
無料で誰でも利用できるモノレートですが、奥は非常に深いです。
せどりを実践しているものの儲からないと悩んでいる方は、ぜひ今一度モノレートと向き合う姿勢を考えてみてくださいね!
モノレートから仕入れ基準を分析する方法
モノレートで仕入れ基準を判断するには、以下5つのポイントをチェックしましょう。
[aside type="boader"]
- ランキングの上下から商品の売れた個数を把握
- 新品と中古品の価格推移をチェック
- 出品者の増減をチェック
- 期間を変更して商品の売れ行きをチェック
- トータルの情報からいくつ仕入れるか分析
[/aside]
上記5つのポイントを冷静に分析することで「売れなかった」や「儲からなかった」というミスを最小限にすることができます。
それでは詳しく見ていきましょう。
ランキングの上下から商品の売れた個数を把握
モノレートで最も活用するデータが[keikou]ランキングの上下[/keikou]ですね。
モノレートでは波が下がった時がランキングアップしたことを表しています。
ランキングが上がるということは商品が売れたということ。
つまりモノレートでAmazonランキングの波を分析すれば、商品どれくらい売れているのかが分かります。
下画像を見てみてください。
このようにギザギザの波模様になっている商品は「売れている」と予測することができます。
ランキングが上がってモノレートの波が下がったポイントを数えれば、商品がいくつ売れているのか予想することが可能です。
ただ、商品リサーチをしていると以下のような状況に遭遇することも。
[aside type="boader"]
- ギザギザが細かすぎて読み取れない
- 突発的に大きな波が1つだけある
- そんなに波がない
[/aside]
ギザギザが細かすぎて読み取れない
上画像のようにグラフが細かすぎていくつ売れてるか分からない時がありますよね?
でも安心してください。
こういったグラフの商品は確実に売れています。
なぜなら
[aside type="boader"]
- ランキングが常に上位である
- 波が立たないほど常に売れている
[/aside]
と考えることができるからです。
上記のようなグラフの商品を格安で仕入れることができれば、問題なく利益を上げることができるでしょう。
突発的に大きな波が1つだけある
上画像のような大きな波が1回あるような商品は注意が必要です。
せどり初心者の中には「でかい波がある!これは後に期待できるのでは?」と思う方もいるようです。
しかし、こういったグラフの商品はたまたま売れた商品であり、仕入れ基準として考えるのは適切ではありません。
波がほぼないということは「ほぼ売れていない」ということなので、仕入れ対象にはせずに他の商品を探すようにしましょう。
そんなに波がない
これもよく遭遇するパターンですね。
そこまで波があるわけでもなく、かといってないわけでもない。
もうお分かりの方もいるでしょうが、こういった商品は「そこまで売れていない」ので仕入れ基準としてはアウトになります。
特にせどりを始めたばかりのころは、資金を回転させて増やしていくことが重要です。
「この商品ならライバルも参入してこないだろう」と逆張りをすると、結局商品が売れずに不良在庫になるリスクがあるので注意してくださいね。
新品と中古品の価格推移をチェック
ランキングをチェックした後は、[keikou]新品と中古品の価格推移をチェック[/keikou]します。
[aside type="boader"]
- 緑色のライン:新品
- オレンジ色のライン:中古品
- 青色のライン:コレクター品
[/aside]
ここでの仕入れ基準は以下のようなイメージです。
[aside type="boader"]
- 新品で価格も安定している→仕入れ対象
- 中古品で参入できる余地はないか
- 全体の相場は安定しているか
[/aside]
価格の推移からは上記のような分析が行えます。
昨今のAmazonでは家電製品の出品規制が始まっており、新品を出品できないことも増えてきました。
しかし、中古家電は狙い目です。
この場合、モノレートで中古価格を調べることで、あなたが参入できるかを判断することができるでしょう。
価格の変動が激しい商品は注意すること
Amazonの商品の中には価格の上下が激しいものもあります。
ランキンググラフだけみると波が激しく動いているので「これは売れる商品だな」と判断しがちですが、実際は「価格が下がる→売れる」という現象を繰り返してるだけのことも少なくありません。
Amazonでは複数の出品者が1つのカートをシェアして販売することになります。
[aside type="boader"]
- 出品者が増えてカートが回ってこない
- 出品者は少ないがカートが獲得できない
[/aside]
上記のような問題が起きた出品者がいると「価格を下げればカートが取れる」と思い込み、出品価格を下げていきます。
すると、他の出品者も競い合うように価格を下げて、相場価格も下がっていくんですね。
これが価格競争の仕組みです。
価格が下がれば、何より喜ぶのは消費者。
「おっ!めっちゃ安くなってるじゃん!」と価格が下がったタイミングで購入する人が一気に増えます。
結果Amazonランキングは上がり「売れている」という事実が残るのです。
商品が売れているのは事実ですが、その裏に価格競争が起きていることを忘れてはいけませんよ。
出品者の増減をチェック
次は出品者の増減を分析していきましょう。
[aside type="boader"]
- 緑色のライン:新品
- オレンジ色のライン:中古品
[/aside]
基本的に出品者が多ければ、その分カート獲得率も下がります。
そのため、[keikou]Amazonランキングが微妙な順位にも関わらず、出品者が多いのであれば仕入れ基準としてNG[/keikou]になるでしょう。
仕入れ基準をクリアできる例としては
[aside type="boader"]
- 出品者が少なめで価格も安定している
- 出品者の増減は多いがランキングも高い
[/aside]
などになります。
仕入れ基準を満たしていないにも関わらず勢いで仕入れてしまうと、高確率で不良在庫になってしまうので注意してください。
短期で出品者が増えている商品には参入しないこと
1週間ほどの期間で出品者が急激に増えている商品は問題ありです。
このような現象が起きる問題としては
[aside type="boader"]
- ライバルが仕入先を見つけた
- 大手量販店でセールが行われた
[/aside]
などの要因があります。
ここであなたが「自分も価格差を見つけた!」と仕入れを行ってしまうと、Amazonの商品ページに出品者が殺到し、結果的に価格競争になっていきます。
簡単に見つけられる商品ほど、ライバルも見つけやすいという特徴があるため安易に仕入れを行うのはおすすめできません。
仕入れ基準を満たした商品を探すことに注力しましょう。
期間を変更して商品の売れ行きをチェック
モノレートでは上画像のようにデータを取得する期間を変更することができます。
[topic color="yellow" title="モノレートで変更可能な期間"]
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 12ヶ月
- 全て
[/topic]
期間を変更することで、その商品が今までにどのような売れ方をしてきたのかが丸わかりになるんです。
[aside type="boader"]
- 3ヶ月以内は好調だけど以前は売れてなかった
- クリスマス時期に売れまくっている
- 夏になると参入者が増える
[/aside]
上記はあくまで一例ですが、期間を長くすれば様々な情報を分析することができます。
長期で安定して売れている商品はチャンスです
例えば、[keikou]期間を「すべて」してグラフを分析した時に価格やランキングが安定しているならかなり狙い目の商品[/keikou]です。
他のサイトや実店舗で価格差を見つけることができれば、リピート仕入れリピート販売という美味しい循環を作ることもできるでしょう。
定期的に売れている商品をリストとして蓄積していけば、せどりの商品リサーチも次第に楽になっていきます。
どんなビジネスでも駆け出しが最も大変なので、めげずにリサーチに励んでみてくださいね。
トータルの情報からいくつ仕入れるか分析
最後は全ての情報を参考にしつつ「その商品をいくつ仕入れるのか」を決めていきます。
[aside type="boader"]
- ランキングの波から売れた個数を予想
- 平均の出品者数を算出
[/aside]
上記のデータと出品期間を変更して売れ行きを分析すれば、自分から売れる商品の数は見出だせるものです。
例えば
[aside type="boader"]
- 出品者数:5人
- 1ヶ月に売れた個数:10個
[/aside]
だった場合「10個÷5人=1人あたり2個」と予想を立てることができます。
ここにあなたが参入した場合、出品者は6人になるため1ヶ月に1人の出品者から売れる個数は1個ほどという予想が立てられますよね。
あなたの中で「月5個以上売れる商品に絞る」と仕入れ基準を明確化しておけば、この商品は対象外になるということです。
モノレートには、せどりの商品リサーチに必要な全ての要素が詰まっています。
前述した5つの分析項目を参考に論理的な商品リサーチができるように目指していきましょう。
モノレートの仕入れ基準で注意すべきこと
ここではモノレートの仕入れ基準に関して注意点を紹介します。
[aside type="boader"]
- ランキングの順位だけ見て仕入れ判断しない
- 資金に合わせて仕入れ基準を決めておく
- イベント期間中の売れ行きを当てにしない
[/aside]
ランキングの順位だけ見て仕入れ判断しない
前述した通りですが、モノレートで商品リサーチする際はAmazonランキングだけを見て仕入れ対象にするのはNGです。
[aside type="boader"]
- ランキングは高いが出品者が沢山いる
- ランキングはそこそこだがそこまで売れていないカテゴリー
[/aside]
Amazonランキングだけで仕入れ基準をクリアさせてしまうと、上記のような「売れない商品」まで仕入れ対象になってしまいますよね。
せどり初心者は特に[keikou]確実に売れるであろう商品を仕入れるべき[/keikou]です。
Amazonランキングだけでなく、その他のデータも参考にしながら仕入れ基準を設定するようにしてください。
資金に合わせて仕入れ基準を決めておく
仕入れ基準を設定する際は、[keikou]あなたの資金に見合った基準を設定[/keikou]しましょう。
資金が少ないにも関わらず、高額商品ばかりを扱うことはできません。
また、利益率は高いものの売れ行きが悪いような商品では、資金の回収率が悪くなってしまいます。
せどり初心者であれば
[aside type="boader"]
- 利益率よりも回転率
- ニッチ商品よりもメジャー商品
[/aside]
というふうに王道を攻めた方が結果的に資金を増やしていきやすいです。
あなたの資金に見合った仕入れ基準と戦略を立てることで、せどりの成長率を最大化させることができます。
イベント期間中の売れ行きを当てにしない
クリスマスやハロウィン、夏休みなどのイベントシーズンは普段売れない商品も売れる傾向にあります。
そのため、仕入れ基準をクリアしている商品でも注意が必要です。
イベントシーズンのみ売れている商品を分析する方法は、モノレートの期間を変更すればOKです。
モノレートの期間を「すべて」に変更した時に、特定の期間のみ売れ行きが好調なのであれば「イベント期間中のみ売れている商品」と判断することができるでしょう。
イベント中に価格差のある商品を見つけても、その商品を仕入れて販売する頃には価格競争が始まり儲からない商品になることも。
この点からもモノレートで期間をチェックすることがとても重要と言えるでしょう。
[voicel icon="https://oresedo.com/wp-content/uploads/2018/07/kota-img.png" name="コータ"]仕入れ基準は冷静かつシビアに分析するべきです。感情的な仕入れは利益を失うリスクがありますので、十分注意してくださいね。[/voicel]
モノレートと合わせて使いたいせどりツール
最後にモノレートと合わせて使うことで、せどりの商品[keikou]リサーチを効率化できる便利ツール[/keikou]について紹介します。
全て無料で使えるので、目的に合わせて最適なチョイスをしてみてくださいね。
モノゾン
モノゾンは、[keikou]モノレートの商品ページに期間別の売れた個数が表示される便利ツール[/keikou]です。
新品、中古品、コレクターと状態も判別して売れた個数を表示してくれるので、Amazonランキングの波を数える手間が省けます。
モノレートに表示される出品者数と照らし合わせれば、簡単に仕入れ個数を分析することができますよ。
AMZ Seller Browser
AMZ Seller Browserは、[keikou]Amazonの商品一覧ページに以下の情報を表示[/keikou]してくれます。
[aside type="boader"]
- Amazonランキング
- ASINコード
- Amazon自体の出品があるか
[/aside]
上記の情報を商品一覧ページで把握できれば、モノレートで詳細をチェックする前に「これはランキングが仕入れ基準外だな」とか「これはAmazonが出品してるからやめておこう」と判断することができますよね。
価格差を見つけたものの「結局Amazonが売ってるんかーい」と二度手間になる前にAMZ Seller Browserで効率化するのもおすすめです。
Amazon FBA Calculator Widget
Amazon FBA Calculator Widgetは、1クリックでFBA料金シミュレーターにアクセスできるツールです。
商品情報が入った状態のFBA料金シミュレーターが表示されるので、仕入れ値や送料などを入力するだけでサクッと利益を算出できます。
FBA料金シミュレーターに個別のASINコードを入力するのは意外に手間なので、Amazon FBA Calculator Widgetを使って効率化しちゃいましょう。
>>Amazon FBA Calculator Widgetを試してみる
[voicel icon="https://oresedo.com/wp-content/uploads/2018/07/kota-img.png" name="コータ"]
せどりの作業を効率してくれる便利ツールについては、下記記事で紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね!
[/voicel]
まとめ
モノレートは商品リサーチをする上で欠かせないツールです。
仕入れ基準に見合った商品なのかを判別する際は、モノレートの各データをもとに裁量な判断をしていきたいところ。
「これくらいの商品だったら売れるでしょ」という安易な仕入れ基準では、長く着実にせどりで稼いでいくことはできません。
何よりも大切なことは「[keikou]売れるべくして売れる商品を仕入れて出品すること[/keikou]」です。
この原則を守ることができれば、Amazonで稼いでいくことは難しいことではありません。
商品の見た目やジャンルで売れるかどうかを判断するのではなく、モノレートのデータに従って仕入れをする。
これから商品リサーチを行う方は、ぜひ今回紹介したモノレートの分析方法を参考にしてみてくださいね!