せどりを始めたばかりの頃って失敗ばかりして落ち込んでしまいますよね?
「なんで自分はこんなミスに気づけなかったんだろう?」
せどりって1人で作業することがほとんどだから、落ち込んでしまうとなかなか立ち直れないものです…
そこで今回は、せどり実践者なら「あるあるネタ」とも言える失敗談を紹介します。
失敗談を見れば「みんな同じようなミスをしてるもんなんだ!」と1人で悩むよりもポジティブシンキングになるはずです。
失敗談を覚えておけば、ミスの防止にも繋がります。
私をはじめ、過去のせどり実践者が通ったミスをしないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
目次
価格差だけを見て仕入れてしまった
せどりを始めたばかりの頃は、価格差だけを見て仕入れの判断をしてしまうことも少なくありません。
「この商品めっちゃ儲かるじゃん!」
そんなふうに思って仕入れても売れない…
Amazonで言えばランキング、ヤフオクやメルカリなら過去の売行きをチェックしていないが故に、間違った仕入れをしてしまう。
微妙なランキングで売行きが怪しいものの、価格差があるということを過信してしまい仕入れてみたけど売れないのは、もはやあるあるです。
価格差だけで仕入れを判断するのは不良在庫を抱えるリスクを高めてしまいます。
商品リサーチをする際は
- 価格差
- ランキング
- 過去の売行き
- 価格の上下
などは、最低でもチェックするべきと言えます。
商品リサーチを行っていれば、価格差の大きな商品はいくらでも見つかります。
そんな時に誘惑に負けて間違った仕入れを行わないためにも、冷静にデータを分析するようにしましょう。
見本と異なる商品を気づかず仕入れてしまった
店舗せどりのあるあるですが
[aside type="boader"]
- 店頭で「50%オフ」と書かれたDVDを見つけて何も確認せずに購入
- 後々確認してみると実際の商品とは違った
[/aside]
なんてこともあります。
店頭の商品パッケージは日本製だったにも関わらず、実際の商品は並行輸入品でJANコードがないことは店舗せどりで起こりがちです。
レジの裏から出てきた商品を実際に確認しないと、出品しても利益の出ない商品を仕入れてしまうことになります。
このミスをなくすには実際の商品をしっかり確認することにつきます。
[keikou]スタッフが商品を持ってきたら、必ず商品パッケージが正しいかどうかを確かめましょう。[/keikou]
知らずに販売してしまうと、購入者から「実際の商品と違う」とクレームを受けることになります。
特にドンキホーテでDVDを仕入れる際は注意が必要です。
店頭の商品は日本製でも、実際に購入できる商品は並行輸入品のことも少なくないので、常に確認作業を怠らないようにしてください。
Amazonカテゴリー申請が必要な商品を仕入れてしまった
せどりを始めたばかりの初心者は、Amazonのカテゴリー申請のことを忘れてしまいがちです。
Amazonには出品制限のかかったカテゴリーがあります。
カテゴリーの中には厳密な審査があるジャンルもあるため、誰でも全ての商品を出品できるわけではありません。
申請の許可がおりていない商品は、当然ながら出品できないため他サイトで販売することになります。
しかし、商品によってはAmazonでしか売れていないものもあり、不良在庫になってしまうという現象がおきます。
儲かりそうな商品を見つけたら、必ず自分が出品できる商品かどうかを確かめましょう。
特に食品系やビューティー系、ドラッグ関連のカテゴリーは審査が厳しくなっているので注意してくださいね。
気になる商品があったら、まずはAmazonのカテゴリー申請をしてみてください。
FBA納品不可の商品を仕入れてしまった
AmazonのFBA倉庫は特別な管理が必要な商品は納品できません。
これを知らずに商品を仕入れて「FBA納品できなかった」という失敗をしてしまう。
せどり初心者がやりがちなミスですね!
例えば
[aside type="boader"]
- 「サボテン売れそうじゃん!」と思って仕入れ
- FBA納品できなくて自己発送で売ることに
- 全く売れずに不良在庫
[/aside]
このような流れで赤字になってしまうことも。
AmazonセラーセントラルのヘルプにはFBA禁止商品の記載があります。
まずはどんな商品がFBA納品できないのかチェックしておきましょう。
また、ミスを未然に防ぐためにはAmazonの公式アプリが便利です。
アプリから出品したい商品を検索すると、商品画面にFBAの禁止商品かどうかが表示されます。
「この商品はFBA納品できるのかな?」と頭を悩ませることがなくなるので、ぜひアプリをダウンロードしてくださいね!
せどりで使えるツールに関しては【2018年版】無料せどりアプリ&ブラウザ・拡張ツールを一挙公開で詳しく解説しているので、よかったら読んでみてください。
商品に落書きがあった
儲かる商品を見つけてランキングもチェック。バッチリだと思って仕入れてみたものの、家に帰って確認してみると「落書きあんじゃん…」
これは中古本の仕入れを行っている人なら少なからず体験したことがある失敗談でしょう。
特に本は全ページを確認するのは難しいものです。
そのため、自分から商品を購入したお客さんから「なんだよコレ!落書きがあったら見れないじゃんか!」とクレームがきてしまうことも。
この場合、悪い評価をもらわないようにするには商品代金の返金をしなければいけません。
落書きのある商品を購入したい人は少ないでしょうから、結局は赤字になってしまうんですよね。
しっかりと商品状態を確認できれば、良いのですが1つ1つの商品を組まなく検品するのは、副業せどらーにはキツイものです。
対策としては検品が必要な商品を仕入れリストから外すということですが、これはこれでもったいないですよね。
中古品せどりを行う上では、ある程度覚悟しておかなければいけません。
落書きがあったら「やっちゃった」と軽く落ち込んで次の仕入れに神経を使いましょう。
手数料を計算しないで赤字になった
AmazonのFBA手数料や出品手数料などを計算せずに、単純な価格差だけで仕入れをしてしまうミスは初心者にありがちです。
FBA料金シミュレーターを見ればすぐに分かるものの、せどり初心者のころって勢いで商品を仕入れてしまうこともありますよね?
AmazonでFBA出品するには
- FBA手数料
- FBA倉庫への納品手数料
- 出品手数料
がかかります。
FBAの手数料は意外に高額です。
また手数料以外にも商品の価格は上下しますので、最安値を参考にしながら仕入れを行っていく必要があります。
[keikou]利益を確実に出していくためには、手数料を含めた計算は絶対[/keikou]です。
Amazonでせどりを行うならFBA料金シミュレーターは必ず使うようにしましょう。
違う商品をFBA納品してしまった
似たような商品を沢山仕入れてFBA納品する際に起こりがちなミスです。
[aside type="boader"]
- 間違ったFBA商品バーコードを貼り付けて納品
- Amazonも違いに気づかない
- 販売開始
- 購入者からクレームと悪い評価
[/aside]
というように負のスパイラルになってしまうんですね。
また自社発送の場合でも、このようなミスは起こりがちです。
特にセット商品として販売している商品は、色や数量を間違ってしまうことも珍しくありません。
せどり初心者の頃って自分でやらなきゃいけない作業が多いので、その分発送ミスも起こりやすいものです。
ミスを減らすためには、商品の数量やカラーバリエーションを確認しながら事前にパッキングしておくことです。
テスト販売で利益が出た商品なら、主婦の友人などにパッキングを手伝ってもらうのも良いでしょう。
同じような商品を複数仕入れする時は十分注意してくださいね。
間違った価格を入力して販売してしまった
19,000円の商品を1,900円で販売しちゃった…
間違った価格を入力したことに気がつかないまま、商品を出品してしまったことってありませんか?
一度に多くの商品を出品する時って、こういったミスが多くなるものなんです。
特に高額商品と定額商品を同時に出品する時なんかは注意が必要ですね。
[aside type="boader"]
- 苦労して儲かる商品を見つける
- 価格を間違って入力
- ライバルに破格で購入される[/aside]
苦労して儲かる商品を見つけたと思ったのに、激安価格で販売してしまったらライバルのせどり実践者に購入されて他人の利益を増やしてしまうことになります。
すぐに価格が間違っていることに気づければいいのですが、ゼロが1つ足りないってミスは以外に気づきにくいものなんです。
「この商品は想像以上に売行きが良いな!」
と感激していたけど、振り返ってみれば大赤字…
こんなミスを犯さないためには、各商品の出品作業をしている際はもちろん、[keikou]全ての商品の出品を完了した後に各商品の価格をチェック[/keikou]しておくことをオススメします。
価格は利益を出す上でとても大事なので、何度も確認するようにしてくださいね。
価格改定ツールで自動値下げして大損失
Amazonでせどり商品を販売している人の中には、価格改定ツールを使っている人も多いでしょう。
有料の価格改定ツールを使えば、ライバルが価格を下げた時に自動で合わせてくれるので便利です。
しかし、価格改定ツールで常に最安値になるように設定していくと、ライバルが有りえない価格に設定した時も同じ価格になってしまいます。
例えば
[aside type="boader"]
- 5,000円で仕入れた商品を8,000円で販売
- 在庫処分したいライバルが3,000円に変更
- 価格改定ツールが3,000円に価格を自動変更
- 完全に赤字
[/aside]
なんてことも有りえます。
ツールは非常に便利ですが、自分の目で確かめておくことも大切なんです。
確認作業を怠っていると、有料ツールで大損失を招いてしまうこともあります。
Amazonでは最安値の商品がカートを取りやすいので、価格を下げたくなる気持ちは分かります。
しかし、価格は波のように上下しているものです。
あまりにも安い価格で販売している人がいるなら、深追いせずに時期を見計らっておくのも1つの戦略と言えるでしょう。
まとめ:失敗は成功の元!
副業でせどりを始めた初期の頃は誰だってミスをするものです。
むしろミスをしないで成功してしまうと、後にミスした際の損害は大きくなってしまうでしょう。
せどり初心者は儲かると思った商品が売れなかったり、最安値にしているのに自分から売れなくて悩んだりすることも多いはず。
しかし、これは誰でも経験するものなんです。
落ち込んでしまうのは仕方がないことですが、ネガティブな気持ちを長いこと引きずっていても良いことはありません。
失敗した後は同じミスをしない方法を徹底的に考えること。
同じ失敗を二度としないようにしていれば、次第にミスをすることも減っていきます。
私は失敗したことがない。ただ1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソンの名言にもあるように、[keikou]失敗は成功するために不可欠なもの[/keikou]なんです。
新しいことを始める時は、誰でも必ず失敗します。
失敗したまま終わってしまえば、せどりで稼ぐことはいつになってもできません。
同じミスをしないように対策をして、ちょっと休んだら次の作業に集中していきましょう!