こんな疑問に答えます。
結論から言うとハンドメイド商品でせどりをすることは可能です。
実際に稼いでいる人も沢山おり、中にはファンを抱えるほど優秀なハンドメイドせどらーもいます。
本記事では、ハンドメイドせどりで稼ぐコツやおすすめの販路、材料の仕入れ先などを解説します。
ハンドメイドせどりって何?どんな人にオススメ
ハンドメイドせどりとは「自分で商品を作って販売する」ことを指します。
- アクセサリーを作って出品
- iPhoneケースに装飾をして出品
- 洋服をリメイクして出品
上記のように、オリジナル商品を作成して稼ぐノウハウになっています。
アクセサリー作りが趣味の方や、手先が器用な人はハンドメイドせどりに向いていると言えるでしょう。
空いた時間でお小遣い稼ぎがしたい主婦の方や、資金が少ないもののせどりをしてみたい方に最適です。
ハンドメイドせどりのメリット・デメリット
次にハンドメイドせどりのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- ライバル不在で独占販売できる
- リピーターがつきやすい
- 自由度が高い
デメリット
- 需要を理解する必要がある
- 商品の回転率が低い
メリット①ライバル不在で独占販売できる
ハンドメイドせどりは、オリジナル商品のためライバル不在で独占販売できます。
人気商品をメインに扱う一般的なせどりは、価格競争になりやすく明石になるリスクがありますよね。
この点ハンドメイド商品は、競争相手が少ないため価格競争になる心配がありません。
将来的に自分の商品でネットショップを持ちたい方にも最適と言えるでしょう。
メリット②リピーターがつきやすい
ハンドメイド商品はリピーターがつきやすいメリットもあります。
例えばアクセサリーを販売する場合、誰かがあなたの商品を気に入ってくれれば 、その他の出品商品も購入してくれる可能性がありますよね。
複数のリピーターがつけばハンドメイドせどりの収入も安定させることが可能です。
特定のニーズに刺さる商品を作り込む楽しさも味わえます。
メリット③自由度が高い
ハンドメイド商品は、その他のせどりと比較して最も自由度が高いと言えます。
既存の商品を転売するのではなく、商品開発から出品まで全てが自由なので大きく稼げる可能性も。
実際にハンドメイドせどりから個人で独立し、自社ブランドを立ち上げる人も珍しくありません。
ちょっとしたお小遣い稼ぎはもちろん、大きく稼げる可能性も秘めているのです。
デメリット①需要を理解する必要がある
ハンドメイドせどりは、 需要を理解できないと商品が売れないデメリットがあります。
通常のせどりでは「既に売れている」に絞ってリサーチするため、需要があるかどうかを心配する必要がありません。
この点ハンドメイドせどりの場合、自分自身で商品を作らなければいけないため「どんな商品が売れるのか」を見極める必要があります。
「こんな商品なら売れるだろう」と適当に商品を作成しても、高い確率で売れ残ってしまうはず。
冷静に市場のニーズを分析できるためにも、ある程度の知識を身につける必要があります。
デメリット②商品の回転率が低い
ハンドメイド商品は回転率が低いデメリットもあります。
考えてみれば当然のことですが、知名度のない人が作った商品を購入する人は多くありません。
オリジナル商品を効率的に売るためには、リピーターの獲得や知名度を上げていく努力が必要です。
長い目で戦略を立ててハンドメイド商品を売っていきましょう。
ハンドメイドせどりにおすすめの販路4つ
ハンドメイドせどりにおすすめの販路は次の4つです。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
- BASE
メルカリ
メルカリは日本最大級のフリマアプリ。
ユーザー数も多く、ハンドメイド商品も多数出品されています。
フリマアプリを購入したとの連絡も取りやすく、リピーター獲得にも繋げやすいです。
ハンドメイドせどりで稼ぎたい人が第一に登録しておくべき販路と言えるでしょう。
ラクマ
ラクマは楽天が運営するフリマアプリです。
ユーザー数はメルカリに劣るものの、年々勢いをつけて来ています。
ハンドメイド商品の出品数も多いので、一定の需要があることは確かです。
少しでも売上を伸ばしたい方は、メルカリだけでなくラクマにも登録しておきましょう。
PayPayフリマ
PayPayフリマは、Yahoo!が運営するフリマアプリです。
メルカリ、ラクマに次いでユーザー数が多く、今後に期待できる販路になっています。
PayPayフリマは出品者自体がまだまだ少ないので、今のうちから参入しておくとファン獲得に効果的と言えるでしょう。
BASE
BASEは無料でネットショップが作れるサービスです。
まずはフリマアプリでファンを獲得し、BASEで作った自社ショップに流す方法もあります。
何よりも無料で利用できるので、今のうちからサイトをオープンしておくのも良いでしょう。
ハンドメイドせどりで売れる商品を作る流れ
売れるハンドメイド商品を作る流れは以下の通りです。
- レンドの情報を収集する
- ハンドメイド商品を作成
- SNSで商品を宣伝する
トレンドの情報を収集する
ハンドメイド商品を作る際にまずやるべきことは情報収集です。
どんなにクオリティの高い商品が作れても、需要がなければ売れることはありません。
世の中のトレンドを冷静に分析できることが何よりも大切です。
- インフルエンサーの発信
- 大手ファッション雑誌のトレンド情報
例えば上記のような情報は、売れるハンドメイド商品を作る際の参考になります。
有益な情報をいち早くキャッチしたい方は、下記記事を参考にしてみてください。
-
転売の情報収集方法とは?7つのサービスを活用して利益を倍増せよ!
ハンドメイド商品を作成
トレンド情報を収集できたら実際に商品を作成していきます。
はじめてオリジナル商品作りに挑戦する方は、YouTubeなどを参考して手を動かしてみてください。
実際に商品を作ってみると分かりますが、はじめから完璧なものを作ることはできません。
企業が商品開発する時も、何度も試作品を作って改善を繰り返した後にリリースしますよね。
はじめから完璧を求めずに「改善点を見つける」くらいの目的で商品を作ってみてください。
商品が完成したら、友人や家族に見せてみて反応を伺ってみましょう。
SNSで商品を宣伝する
商品が完成したら、販路へ出品するのと同時にSNSでも発信しましょう。
- Instagramで商品画像を載せる
- Twitterで製作工程を解説
- Facebookで知人にアピール
SNSは活用次第でハンドメイドせどりの売れ行きを上げる効果があります。
ハンドメイド商品と特に相性が良いのはInstagramです。
商品画像と合わせて詳細を記載しておけば、投稿を見た人から購入希望のメッセージが届くことも。
SNSは無料で宣伝できる素晴らしいサービスなので、ぜひ活用してくださいね。
ハンドメイドせどりの材料はどこで仕入れる?
ハンドメイド素材の材料の仕入先は「AliExpress」がおすすめです。
AliExpressは、中国の大手ECサイトであるアリババが外国人向けに作ったサービス。
アクセサリーのパーツや裁縫道具などをとても安く仕入れることができます。
中国のサイトですが日本語表記になっているので、使用に迷うことも少ないでしょう。
注意点としては、中国から発送されるので手元に届くまでに2〜4週間ほどかかることです。
急ぎで使いたい材料がある時は、国内の通販サイトを活用しましょう。
ハンドメイドせどりでリピーターを獲得するコツ
ハンドメイドせどりでリピーターを獲得することは以下の通りです。
- 購入者にどんな商品がほしいか質問する
- 商品とは別にちょっとしたオマケをつける
- 感謝の手紙を同封する
購入者にどんな商品がほしいか質問する
まずハンドメイド商品を購入してくれた方に「どんな商品が欲しいですか」と質問してみましょう。
ネットで検索しても得られないリアルな需要が見えてきます。
- どんな商品に興味がありますか?
- 好きなデザインや色は何ですか?
例えば上記のような質問をして、今後の参考にすることも可能です。
あなたの商品を購入してくれた人は、少なからずあなたのデザインやスタイルに興味を持っているはず。
そんな人からの貴重な意見を参考にして新しい商品を作れば「私の意見を反映してくれた」とリピーターになってくれる可能性を高められますよね。
Amazonでいうところの「この商品に関連する商品」を自ら開拓していくイメージです。
商品とは別にちょっとしたオマケをつける
購入者に商品を発送する際は、ちょっとしたオマケをつけることでリピーター率があがります。
オマケをもらって嫌な気分になる人は滅多にいません。
AliExpressで販売されている商品の中には、1品10円以下で仕入れられるものも沢山あります。
ステッカーやキーホルダーなど、コストのかからないものでOKなのでオマケをつけることも検討してみてくださいね。
感謝の手紙を同封する
商品を購入してくれた方には感謝の手紙を同封してみてください。
手紙には以下の内容を追加しておきましょう。
- 感謝の気持ち
- 新製品の情報
- 直接取り引きも可能であること
このような情報を記載しておくと、リピーターを獲得しやすくなります。
自社ネットショップを持っているなら、そちらに誘導することも可能です。
大事なのは購入者にとってメリットを明確に提示すること。
割引の提案や「直接取り引きしてくれたら送料無料」など、何かしらのおトク感を提示してリピーター獲得につなげていきましょう。
ハンドメイドせどりで注意するべきポイント
最後にハンドメイドせどりで注意するべきポイントを紹介します。
- 需要からデザインを判断する
- 手数料考慮して価格を決める
- 複数のサイトで同時に販売する
需要からデザインを判断する
冒頭でもお伝えした通り、ハンドメイド商品を作る際は必ず需要を意識してください。
ニーズがない商品は例え無料にしても売れません。
あなたが良いなと思う商品ではなく、ユーザーが欲しいと思える商品を作ることを大切にしてください。
需要の分析に慣れてくれば、売れる商品を着実に作れるようになるので、腰を据えて取り組むようにしましょう。
手数料考慮して価格を決める
ハンドメイド商品の価格設定は、必ず販路の手数料を考慮して決めて下さい。
手数料を計算しないで適当な価格設定をすると、赤字経営に陥ってしまいます。
- 販売手数料
- 発送・梱包費
- 材料代
上記全てを計算した上で、利益が取れる価格設定になるように計算していきましょう。
複数のサイトで同時に販売する
ハンドメイドせどりで少しでも成果を上げたい方は、複数のサイトで同時に販売しましょう。
1つのサイトに出品するよりも、3つのサイトで販売した方が売れる確率を高められるはずです。
出品ページの作成の手間はかかりますが、その分利益を上げやすくなるでめげずに挑戦してください。
商品の回転率を上げる効果もあるので、最低でも3つのフリマアプリへ出品することをおすすめします。
まとめ
ハンドメイドせどりは、価格競争のリスクがなくリピーターを獲得しやすい転売手法です。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
おすすめの販路
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
- BASE
売れる商品を作る方法
- レンドの情報を収集する
- ハンドメイド商品を作成
- SNSで商品を宣伝する
最重要は売れる商品を作ることです。
その時で変わるトレンドを的確にキャッチして、ハンドメイド商品を作ればリピーター獲得につながります。
定期的に新しい商品を作って、1人でも多くのファンを作ることを意識してみましょう。
ハンドメイドせどりをしっかり継続すれば1年後には、まとまった安定収入を得られる基盤ができますよ。