せどりの作業になかなか集中できなくて萎える…いざリサーチしようとすると、すぐに違うことしたくなっちゃうんだよなぁ。せどりの集中力を高めるにはどうしたら良いんだろう?
こんな疑問に答えます。
せどりに取り組んでいる人の中には、作業に集中できずに悩んでいる方も多いでしょう。
- ついついネットサーフィンしちゃう
- 気づいたらYouTube見てた
- どうしても気が散ってしまう
「作業にフォーカスしなくちゃいけないのは分かってるんだけど…」
こんなふうに思いながらも、つい誘惑や雑念に流されてしまうことってありますよね。
リサーチや仕入れなどの肝心な作業をしようとすると「明日やればいいんじゃない?」と、もう1人の自分が囁いてくることも。
「こんな自分を改善したい!」
本記事では、せどりの集中力を高めるテクニックをまとめました。
せどりの集中力が下がる本質的な3つの原因
はじめにせどりの集中力が下がってしまう本質的な原因を見ていきましょう。
- 睡眠不足で単純に疲れている
- せどりに対する目標や信念がない
- 作業する場所に雑念要素がある
睡眠不足で単純に疲れている
人間、睡眠不足が続けば単純に疲れて集中力が低下します。
- 本業で毎日残業している
- 寝付きが悪い
- 慢性的なストレスを抱えている
上記のような方は、睡眠不足になりやすいです。
脳をフル活用するためには、最低でも1日6時間ほどの睡眠を確保したいもの。
「徹夜で頑張るんだ!」と意気込んで作業するのは素晴らしいことですが、集中力を高めるという観点から言うとおすすめはできません。
睡眠不足の方は、単純に寝るべきですね。
- 週1日は何もせずに8時間以上の睡眠を確保
- 日中30分ほど仮眠する時間を作る
- 毎日6時間以上寝る
上記のように睡眠を確保する工夫をすることが大切です。
せどりに対する目標や信念がない
せどりに対する目標や信念がないと、集中力を持続させにくいです。
- 目標:〇〇月までに月収〇〇万円達成
- 信念:せどりで稼げるようになって親孝行したい
上記はあくまで一例ですが、目標は明確な数字がベースになっています。
信念は「目標を達成してどのようになりたいのか」という根拠のようなもの。
2つをハッキリさせておくことで、誘惑に負けそうになった時に「No」ということができるようになります。
集中力が途切れるタイミングは1日に何度も訪れるはず。この時、自分にとって最重要なことが明らかになっていないと、簡単に心が折れてしまうんですね。
目標や信念は、集中力を高めることにも大きく貢献しているのです。
作業する場所に雑念要素がある
せどりの作業をする環境に物理的なノイズがあると、集中力が低下します。
- テレビ
- スマホ
- 雑誌・マンガ
例えば、電脳せどりのリサーチをしているとしましょう。
PCの真横に、昨日読みかけていたマンガが置いてあったら、あなたはどう感じるでしょうか。
特に頭を使って考える作業をしている時は、楽な選択をしたくなるものです。
- とりあえず10分だけマンガ休憩しよう
- そういえば今日は〇〇の新作動画が出てるはず
大事な作業をしなければいけない時こそ、上記のような誘惑が湧いてきますよね。
雑念の根源となる物がデスク作業場に置いてあると、集中力が高い状態でも気が散ってしまいます。
ノイズの根源はできるだけ排除するべきですね。
せどりの集中力を高める11のテクニック
せどりの作業に集中できない方は、以下で紹介するテクニックを試してみてください。
- 視界に入る余計な物を排除する
- 外部の音を遮断する
- これからやるべき行動を声に出す
- シングルタスクに徹する
- 作業に締め切りを設定する
- 毎日5〜10分の瞑想を取り入れる
- 軽い運動を取り入れる
- 25分作業→5分休憩で集中力を持続させる
- 人目のある場所で仕事をする
- 雑念が湧いたら「5、4、3、2、1、Go!」で作業に戻る
- アイデアやノイズはメモ帳にアウトプット
①視界に入る余計な物を排除する
商品リサーチや仕入れなどでPCを使う際は、視界に余計な物が入らないようにしましょう。
前述した通り、物理的なノイズは集中力を低下させます。
- 机の上を整理する
- 気が散る物をダンボールにしまう
- PCのデスクトップを整理する
雑念のもとを排除すれば集中力を高めることができます。
また、雑念が減ればストレスも軽減できますよね。PCに好きなYouTuberのショートカットを作っている方は、この機会に全て削除して作業に集中できるようにしておきましょう。
PCで遊んでしまう方へおすすめの拡張機能
もしもあなたが作業中にネットサーフィンやYouTube、SNSなどを見てしまうなら拡張機能を使って遮断することをおすすめします。
Google Chromeの拡張機能でおすすめなのは「Block Site」です。
Block Siteをインストールすると特定のサイトをブロックできるようになります。
- 遮断したいサイトを登録
- 作業中にBlock Siteをオンにする
- 一定期間サイトにアクセスできなくなる
せどりに関係ないサイトを手軽にブロックできるので、ぜひ活用してみてください。
②外部の音を遮断する
外部の「音」を遮断することで、集中力を高めることも可能です。
特に在宅でせどりをしていると、音によって集中が途切れることがよくあります。
- ご飯できたよ〜
- 友達からの電話
- 救急車や犬の鳴き声
「今いい感じで集中できてるぞ」って時に「ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜」とか聞こえるとイラッとすることもありますよね。
不要な音をカットすることで、自然と集中しやすい環境を構築できるんです。
おすすめはイヤホン+BGM
最も効果的なのは、イヤホンとBGMで強制的に外部の音をシャットアウトすること。
- イヤホン:ノイズキャンセリング機能付きのもの
- BGM:曲のみで単調なリズムの音楽
上記の組み合わせは特におすすめです。
日本語の曲は、ついつい歌詞が頭に入ってきてしまうのでやめましょう。テクノやハウスなどの単調なリズムの曲は、集中力を高めやすいですよ。
③これからやるべき行動を声に出す
作業に入る前は「リサーチするぞ」や「仕入れしますか」と声に出すことで、集中力をアップしやすくなります。
行動を声に出すことで、脳が認識しやすくなり誘惑に負けづらくなるんですね。また、誘惑や雑念が集中を妨げてきた際にも、声に出すことで作業に戻りやすくなります。
- 一旦作業に戻りま〜す
- 〇〇よりも大事な作業があるでしょう?
- 〇〇時までは作業に集中する
上記のようなことを声に出すと、脳が「作業に戻る」と認識して、誘惑が湧きづらくなるんです。
どんなに小さな声でも良いので、独り言のようにつぶやくクセをつけてみてください。リサーチをしながら「今日は儲かる商品を〇〇品見つけたいね〜」と声に出すのもおすすめですよ。
④シングルタスクに徹する
せどりの作業をする際は、シングルタスクに徹するようにしましょう。
シングルタスクとは「1つの作業に集中すること」です。
人間、意識していないと複数のことを同時にこなすマルチタスクになりがち。
- リサーチしながらメールチェック
- 夜食を食べながら仕入れ
- 検品しながらYouTube視聴
上記のように「〇〇をしながら△△する」のは、集中力を低下させる何よりの原因になります。
リサーチしながらメールチェックしてたら、集中力はもちろん生産性も落ちてしまうでしょう。せどりの作業をする際は、1つのことに集中する習慣をつけてみてください。
雑念が湧いてきたら「今はその時間じゃないでしょ」と声に出して、作業に戻るようにしましょうね。
⑤作業に締め切りを設定する
せどりに関する各作業に締め切りを設定すると、強制的に集中力を高めることができます。
「夏休み最終日に必死になって課題を終わらせた」
このような経験は誰にでもあるはず。
「締め切りがある」という危機感があると、ちょっと疲れていても集中して作業に取り組めるものですよね。
時間単位で締め切りを設定するのがポイント
「〇〇日までに△△をする」という長期的な締め切りは返って怠ける原因になります。
- 2時間のリサーチで最低2品は儲かる商品を見つける
- 1時間以内に仕入れを完了する
- 30分で10件の発送作業を完了する
例えば、上記のように時間単位で締め切りを設定すると、作業に集中しやすくなりますよ。
せどりの作業は単調なものが多く怠けてしまいがちです。
そんな時は締め切りを設定して、自分を奮い立たせるようにしてみてくださいね。
⑥毎日5〜10分の瞑想を取り入れる
瞑想を生活習慣に取り入れると、集中力を持続させる効果があります。
瞑想をすることで、以下のような変化が得られますよ。
- 感情のコントロールがしやすくなる
- ストレス低減
- 雑念に強くなる
- 快適な睡眠
- セロトニンの分泌:リラックス成分
無料でできるにも関わらず、集中力を高める上でかなり高い効果があるとされているんですね。
たった5分の瞑想を日々の生活に取り入れるだけでも、作業にフォーカスしやすくストレスに強くなれますよ。
瞑想は超簡単にできます
瞑想の具体的な方法は以下の通りです。
- 椅子または地べたに座る
- 目を閉じて姿勢を正し顎を適度に引く
- 鼻から息をゆっくり吸う(8〜10秒ほど)
- 口からゆっくり息を吐く(9〜12秒ほど)
- 上記を5〜10分ほど繰り返す
たったこれだけです!
深呼吸をする際は、おヘソの下あたりに意識を集中します。
瞑想している間は、数え切れないほど雑念が湧いてきますが、その度に意識を呼吸に戻してください。これこそが、雑念に負けないトレーニングとなり、たった5分程度でも集中力を高める効果を得られるのです。
朝一番と就寝前の1日2回ほど瞑想を取り入れると、1ヶ月後には驚くほど集中力が上がっているはずなので騙されたと思って試してみてくださいね。
⑦軽い運動を取り入れる
生活習慣に軽い運動を取り入れるのも、集中力アップに効果的です。
- 15分ほどのジョギング
- 腕立て/腹筋/背筋
- 10分ほどの全身ストレッチ
軽い運動をすることで、体全体の血液の流れを良くすることができます。
運動中は自然と呼吸が深くなるため、脳へ十分な酸素を送ることもできるんですね。腕立てや腹筋など、体に負荷をかける運動は集中力を高める「アドレナリン」を分泌する効果も。
適度な運動は集中力を高める上でとても大きな意味があるということです。
⑧25分作業→5分休憩で集中力を持続させる
せどりの作業に取り組む際は「25分作業→5分休憩」の流れを繰り返すことで、集中力を持続させることも可能です。
この方法は「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれるもので、適度に小休憩を挟むことにより集中力を持続する効果があると言われています。
- 25分リサーチ
- 5分休憩
- 25分リサーチ
- 5分休憩
- 25分仕入れ
- 5分休憩
例えば、上記のように予めスケジュールを立てておくと、シングルタスクに集中しやすくなります。
ちなみにポモドーロ・テクニックを4セット繰り返したら、15〜30分ほどの休憩を取るとリフレッシュできるのでおすすめです。
1セット単位で作業を切り替えるなどすると、気分も切り替えやすいですね。
あなたに最適なタイムスケジュールを見つけると、より一層せどりに集中できるでしょう。
⑨人目のある場所で仕事をする
在宅でせどりを行っているものの、集中できない方はあえて人目のある場所で作業するのも1つの解決策になります。
- カフェ
- コワーキングスペース
- レンタルオフィス
電脳せどりのリサーチと仕入れなら、インターネットとPCがあれば場所を問わず作業できますよね。
人目のある場所に行って作業することで、一定の緊張感を保つ効果があります。
特におすすめなのは、作業している人が多い場所です。
周りが働いていれば「自分も負けないように頑張ろう」とモチベーションを維持しやすくなります。また、不定期で場所を変えると緊張感を保ちやすいため、集中力も高めやすいです。
家でせどりをしている際に「何か気が散るなぁ」と感じた時は、気分転換も兼ねて外に出てみると良いですよ。
⑩雑念が湧いたら「5、4、3、2、1、Go!」で作業に戻る
せどりの作業中に雑念が湧いたら「5、4、3、2、1、Go!」と頭の中で唱えて作業に戻ってみてください。
この方法はメル・ロビンスというアメリカの公演家が提唱する「5秒ルール」と名付けられたもの。
- 雑念が湧いて集中できない
- 作業に対するやる気が出ない
- 朝起きれない
上記のような状況になった時に「5、4、3、2、1、Go!」とカウントダウンして、強制的に作業に入ることで、感情に流されずに集中できるようになります。
メル・ロビンスによると、5秒間のうちに決断をくださないと誘惑に負けやすくなるということです。
- リサーチ→儲かる商品が見つからない
- ダルくなって手が止まる
- 「5、4、3、2、1、Go!」で作業に戻る
この流れを繰り返すことで、目的を達成する意思力を強化できるのだと言います。
非常にシンプルなテクニックなので、せどりをしていて気が散ってしまう時にサクッと試してみると良いですよ。
⑪アイデアやノイズはメモ帳にアウトプット
最後はせどりの作業中に湧いた雑念をメモ帳にアウトプットすること。
集中している時は想像力も上がり、、普段思いつかないことがバンバン湧き上がってきたしますよね。そんな時に雑念を頭で処理しようとしても、脳は「忘れたくない」と考えてしまうのです。
メモ帳に雑念をサッと書き出せば、脳は安心します。
- 雑念が湧く
- メモ帳にアウトプット
- 作業に戻る
特に忘れたくない内容やアイデアが湧いた時は、メモ帳が大きな効果を発揮します。
買い物の予定から、せどりのちょっとしたアイデアなどはメモに書き留めておいて後から処理するようにしましょう。
ちょっとしたテクニックですが、集中力を上げる際に役立ちますよ。
まとめ
せどりの作業をしている際は、何かと集中力を妨げる邪魔が入ってくるものです。
人間は1日に約9,000回も決断を下すと言われています。どんなに集中している状態でも、決断するシチュエーションになると手が止まってしまうものです。
集中力を高めて持続させるには、根性論ではなく理にかなった行動・テクニックを用いることが大切なんですね。
今回紹介した集中力を上げるテクニックをおさらいしておきましょう。
- 視界に入る余計な物を排除する
- 外部の音を遮断する
- これからやるべき行動を声に出す
- シングルタスクに徹する
- 作業に締め切りを設定する
- 毎日5〜10分の瞑想を取り入れる
- 軽い運動を取り入れる
- 25分作業→5分休憩で集中力を持続させる
- 人目のある場所で仕事をする
- 雑念が湧いたら「5、4、3、2、1、Go!」で作業に戻る
- アイデアやノイズはメモ帳にアウトプット
様々な角度から集中力を高める方法を解説しました。
「今ちょっと気が散ってるな」
そう感じた時は、本記事で紹介したテクニックを状況によって使い分けて、いつでも集中できるせどらーを目指していきましょう。