こんな疑問に答えます。
商品画像をはじめて撮影してみると「何でこんなに素っ気ないの…?」と困惑しますよね。
- 味気のない写真
- 全くプロっぽくない
- ライバルの商品画像と比較して萎える
商品画像は、せどり初心者にありがちな悩みの1つのはず。
キレイな商品画像が撮れれば、各販路での売れ行きも変わってきます。
ではどんな撮り方をすれば、プロっぽい商品画像になるのでしょうか。
本記事では、せどりに欠かせない商品画像の撮り方についてお伝えします。
せどりの商品画像の撮り方!プロっぽい写真を撮るコツ
プロっぽい商品画像の撮り方は以下の通りです。
- カメラは絶対固定!三脚を使うべし
- 撮影ブースでプロっぽさアップ
- 照明で鮮明な商品画像を撮影
- ワンポイントアクセントに小物を使う
- 画像エディターで適度に編集
カメラは絶対固定!三脚を使うべし
大前提として、せどりの商品画像を撮る際はカメラを固定してください。
- 固定なし:写真がブレて詳細が分かりにくくなる
- 固定あり:細部まで鮮明な写真になる
このようにカメラを固定するだけでワンランク上の写真に仕上がります。
カメラを固定するには三脚を導入するのがおすすめです。
デジカメや一眼レフはもちろん、スマホ用の三脚もあるので、ぜひ購入を検討してみてください。
シャッターリモコンが便利
カメラを固定した時にシャッターを手動で押したらブレてしまいますよね。
タイマー機能を使うこともできますが、おすすめはシャッターリモコンです。
シャッターリモコンは、スマホ用、デジカメ用など様々な種類が販売されています。
- カメラにリモコンを接続
- 商品にピントを合わせる
- リモコンでシャッターを切る
上記の流れで撮影すれば、ブレがないパキッとした商品画像が撮れますよ。
ブレやピントが合ってない商品画像は、いくら編集しても良くなりません。
質の高い商品画像にするためにも、素材のクオリティにこだわってくださいね。
撮影ブースでプロっぽさアップ
撮影ブースを導入することで、一気にプロっぽい商品画像になります。
画像の撮り方がいくら上手くなっても、生活感丸出しの室内が写ってたらイメージダウンになりますよね。
撮影ブースがあれば
- 背景を一色に統一できる
- 散らかった部屋を隠せる
- カメラのピントが合わせやすい
などのメリットを得られます。
撮影ブースの価格は3,000〜1万円ほど。
背景が何種類もセットになっているタイプや、照明がセットになっているものもあるので、あなたに合った最適な撮影ブースを用意してみてくださいね。
照明で鮮明な商品画像を撮影
照明はキレイな商品画像を撮りたい方に最適なツールです。
- 照明なし:実物の色味が出にくい
- 照明あり:実物の色味が出る/見やすい
例えば、黒のG-SHOCKを撮影するとします。
照明がない場合、黒と影が混在しやすく編集ソフトで輝度を上げるとノイズが入ってしまうのです。
この点、照明を使って輝度を確保すれば、編集しなくてもプロっぽい1枚になります。
天候や部屋の明るさに左右されず、一定の輝度で撮影できますよね。
照明の相場は3,000〜2万円ほどとピンキリです。
コストを抑えたい方は、撮影ブースとセットになっている商品を選ぶと良いでしょう。
ワンポイントアクセントに小物を使う
魅力的な商品画像の撮り方として、小物をアクセントに使う方法もあります。
ちょっとした小物と一緒に撮影することで、商品の魅力をグッと引き立てることができるんですね。
- 観葉植物
- 英語の新聞紙
- ビー玉
- 小皿
- 貝殻
特に女性向けの商品を撮影する際は、小物のアクセントが威力を発揮します。
商品単体で今ひとつインパクトに欠けてしまうなら、購買意欲を掻き立てるような小物を一緒に撮影してみてください。
「この商品にはどんな小物が合うだろう?」と悩んだ時は、ネットショップで同一商品を検索して参考にしてみると良いでしょう。
画像エディターで適度に編集
良い素材が撮影できたら、画像エディターで適度に編集しましょう。
- 色味を実物に寄せる
- 輪郭を整える
- ホコリや不要な影をリタッチ
最低限、上記の編集をしておけば見やすい商品画像に仕上げることができるでしょう。
「画像編集=フェイク」と捉える方もいますが、カメラによって色味の出方が違うため「無編集=実物と同じ」わけではないのです。
- 白が青みがかっている
- 影と商品の黒色の見分けがつかない
このような問題は、商品画像を撮る際によく起こります。
理想は「実物を見ているのと変わらない」ことです。
画像編集をする際は、実物と写真を見比べながらよりリアルな1枚に仕上げる意識を持つと良いでしょう。
せどりの商品画像を撮るのに便利なサービス
ここでは、せどりの商品画像を作る際に、便利な画像編集サービスを紹介します。
PIXLR E
「PIXLR E」は、フォトショップの代替とも言われるほど高機能な無料の画像編集ツールです。
- 商品の切り抜き
- 背景の合成
- 文字入れ
- 色味補正
- リタッチ
上記の通り、一通りの作業はPIXLR Eで完結できます。
ブラウザ上で使えるサービスなので、アプリのインストールが不要なのもポイントですね。
ズームアップして細かい部分を補正したり、ピンポイントで色味を整えることもできます。
商品画像を仕上げる際にかなり活用できるおすすめのサービスです。
PIXLR X
「PIXLR X」は、前述したPIXLR Eの兄弟分的なサービスです。
- 色味補正
- リタッチ
- 文字入れ
- 画像の合成
- 切り出し
PIXLR Eと比較して、よりシンプルになっており直感的に使えるUIになっています。
ちょっとした商品画像の編集であればPIXLR Xでも十分対応できるでしょう。
フィルター効果などを上手く使えば、商品の魅力を引き立てることもできますよ。
Googleフォト
「Googleフォト」は、皆さんご存知のGoogleが提供しているサービスです。
- 画像を無制限でクラウドに保存可能
- 明るさ補正
- 色味補正
- 角度調整
- サイズ調整
画像の編集機能はとてもシンプルです。
他のサービスと比較して、フィルタの効き具合が抜群なので、せどりの商品をグッと引き立てることができるでしょう。
何より写真を容量無制限でクラウドに保存できるのが魅力。
PCやスマホの容量を気にすることなく写真を保存できるので、せどらー必須のサービスとも言えるでしょう。
Canva
「Canva」は、商品画像に装飾を施せるサービスです。
- 文字入れ
- スタンプ
- 画像合成
画像編集ではなくバナー作成に特化したサービスなのでできることは少ないです。
例えば、商品画像に「新商品」や「送料無料」などの文言を入れる際に役立ちます。
また、複数の画像を合わせて1枚にまとめることも簡単にできるので、利用価値の高いサービスと言えるでしょう。
Background Burner
「Background Burner」は、画像の白抜きが簡単にできるサービスです。
- 商品画像を選択
- 自動で白抜き
- 細かい編集も可能
上の画像は自動で白抜きされたものです。
背景と商品画像にコントラストがあれば、細かい編集をしなくてもクオリティの高い白抜きができてしまいます。
無料でここまで高性能な白抜きサービスはBackground Burnerくらいです。
商品画像を白抜きして、他の背景画像に合成する時などに活用できますね。
せどりの商品画像の撮り方でよくある疑問
最後にせどりの商品画像の撮り方でよくある疑問を解消しておきましょう。
- スマホカメラで撮影するのは良くないですか?
- メーカーの商品画像を中古品に転用するのはアリ?
- 商品画像は何枚くらいあればOKですか?
スマホカメラで撮影するのは良くないですか?
問題ありません。
もちろん高性能な一眼レフを使うのに越したことはありませんが、最近のスマホカメラの性能はかなりのものです。
- 三脚/シャッターリモコン
- 撮影ブース
- 照明
上記のツールを活用すれば、スマホカメラでもクオリティの高い商品画像を作ることができますよ。
ただ、小さなディスプレイのスマホで画像編集するのはおすすめしません。
プロっぽい商品画像にしたい方は、PCの大画面で細部を確認しつつ編集するようにしましょう。
メーカーの商品画像を中古品に転用するのはアリ?
いいえ。中古品でメーカーの画像を転用すると売れ行きが悪くなります。
また、メーカーが転用を認めていない場合、出品を取り消しされるリスクもあるので注意が必要です。
中古品を購入したいユーザーは、事前に状態チェックをしたいと思うでしょう。
商品画像がしっかり撮影されているかどうかで、せどりの売上も変わります。
中古品を撮影する際は、傷や汚れなどの欠陥を包み隠さず写すようにしてくださいね。
商品画像は何枚くらいあればOKですか?
最低でも5枚は欲しいところです。
判断基準は「ユーザーが手にとって確認している気持ちになる」こと。
- 商品の状態
- サイズ感
- 問題のあるポイント
- 全体像
- 細かいデティール
このような要素を画像で表現するには複数枚必要になってきます。
せどらーからすると何枚も画像を作り込むのは面倒ですよね。
しかし、せどらーから購入者へ先にギブすることは何よりも重要です。
購入者は親切なせどらーから安心して商品を購入したいと考えています。
面倒を買って出られる購入者思いのせどらーを意識してください。
まとめ
せどりの商品画像の撮り方をお伝えしました。
一昔前と比べて現在は、コストをかけずにクオリティの高い商品画像を撮ることができます。
- 安価な撮影機材
- 高画質のスマホカメラ
- 無料の画像編集ツール
これだけ揃えれば、商品画像の撮り方で困ることはほとんどなくなるでしょう。
撮影環境が整ったら、せどらーのあなたがやるべきことは練習のみです。
「どうしたらもっとキレイに撮れるかな?」と、自己改善しつつ練習していけば、数カ月後にはプロっぽい商品画像が作れるせどらーになっているはず。
「売れる商品ページ」は、必ずと言っていいほど商品画像が充実しています。
ぜひ、今回紹介したノウハウを参考にして、クオリティの高い商品画像を作ってみてくださいね!