第五回目となる今回は、クリスマス商戦とおもちゃせどりで稼いだ体験談をお届けします。
結論、クリスマスにおもちゃはバカ売れするのですが、無知のまま実践すると赤字になるリスクも。
クリスマス商戦✕ おもちゃせどりを始めた時期
クリスマス商戦でおもちゃを扱うことに決めたのは、2016年11月からだ。
1ヶ月前から納品の外注化をしていたため、リサーチや仕入れに時間が割けるようになっていた。
せどりの生産性が上がったからこそ、クリスマス商戦に取り組めるようになったと思う。
納品の外注化に踏み切った経緯は、下記記事で紹介しています。
>>【第四回】コータの成長期:納品外注化で仕入れに専念し、さらなる飛躍へ!
クリスマス商戦✕おもちゃせどりを始めた理由
僕がクリスマス商戦でおもちゃを扱うことにしたのは、ネットの情報からだった。
「クリスマスは爆発的に商品が売れる!特におもちゃは飛ぶように売れる!」
上記のような情報を見つけたのがキッカケで、おもちゃに注目するようになった。
11月にクリスマス商戦のせどり教材を購入していたので、ごく自然に実践する運びとなった。
当時の僕が購入した教材はこちら
クリスマス商戦✕おもちゃせどりで稼いだ金額
僕がクリスマス商戦のおもちゃせどりで稼いだ金額は次の通り。
2016年12月 | 売上:1,784751円 利益:131,924円 |
2017年12月 | 売上:6,738,124円 利益:1,163,751円 |
表を見て分かる通り、2016年と2017年で結果が大きく変わっています。
2016年は勝手が分からず撃沈
初年度は、クリスマス商戦の戦い方を理解できていませんでした。
- 商品を幅広く仕入れすぎた
- 利益率が25%から8%に急落
- 損切り商品多数
「バカ売れする=何でも売れる」くらいに思って、商品バリエーションを増やしすぎてしまったのです。
その結果、価格競争になる商品も多く、利益率がガッツリ落ちてしまいました。
赤字になった商品もあり、クリスマス商戦で地獄を見た瞬間でした。
2017年は昨年の反省を活かして利益100万超え!
翌年の2017年は、反省点を活かして初の利益100万超えを達成。
過去のデータを冷静に分析して、確実に儲かる商品にピンポイントで資金を投下しました。
狙い通りの結果が出たことで「しっかり戦略を立てればクリスマス商戦は儲かるんだ!」と感激したのを覚えています。
資金を上手く分散させると、赤字リスクを最小限にしつつ稼げると実感した瞬間でもあった。
クリスマス商戦✕おもちゃせどりのメリット・デメリット
実際にクリスマス商戦で、おもちゃを扱って感じたメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 猛烈に売れる!
- 縦積みができる
- 出品作業がめちゃくちゃ楽
デメリット
- FBA納品コストが高くつく
- 利益率が低くなる
- 赤字になる商品もあった
メリット①猛烈に売れる!
クリスマスシーズンは、とにかく商品がよく売れます。
出品してから売れるまでのスピードがめちゃくちゃ早いのが特徴的。
人気のおもちゃは、出品から数分で売れてしまうことも。
他の月と比較して回転率が圧倒的に高くなるのは、クリスマス商戦ならでは。
メリット②縦積みができる
クリスマス商戦では、同じ商品を大量仕入れする「縦積み」がしやすいメリットも。
利益商品を見つけたら、周辺のショップで同じ商品を仕入れるだけ。
倍々ゲームのように利益が増えていきました。
メリット③出品作業がめちゃくちゃ楽
縦積みしやすいので、出品作業も楽になります。
同じ商品を繰り返し出品できたので、労力を最小限にしつつ稼げるんです。
面倒な出品作業を効率化できるので、とても助かりました。
デメリット①FBA納品コストが高くつく
おもちゃは商品サイズが大きめなので、FBA納品コストが高くつきます。
特にクリスマス時期に売れるおもちゃは、大きな商品が多い印象。
回転率が高いのでやりがいがある一方、ちょっと残念に感じるポイントです。
デメリット②利益率が低くなる
クリスマス商戦では、プレ値をキープしたまま売れる商品はごく僅か。
ほとんどの商品は、出品者が急増して価格競争になります。
価格競争ありきでリサーチするのが得策かなと。
デメリット③赤字になる商品もあった
おもちゃの中には、赤字になる商品もたくさんありました。
クリスマスシーズンが終わって原価割れすると、ライバルが在庫処分を始めます。
その結果、値崩れを起こしてしまい赤字になってしまうのです。
仮面ライダーやプリキュアなどは、シリーズが放映終了すると同時にゴミ同然になってしまいました。
僕が実践したクリスマス商戦✕おもちゃせどりの流れ
僕が実践した流れをまとめてみました。
- 賞レースの結果に注目
- 11月:Amazonランキングのおもちゃをチェック
- 周辺の店舗で仕入れ
- 最も高く売れるタイミングで出品
賞レースの結果に注目
おもちゃの賞レースで人気の商品は、クリスマスに売れやすい。
- 日本おもちゃ大賞
- 東京おもちゃショー
上記2つの賞レースをチェックして、評価の高いおもちゃに着目しつつリサーチに入ります。
11月からAmazonランキングのおもちゃをチェック
11月からは、Amazonランキングのおもちゃカテゴリーを1〜100位までチェックしました。
- 在庫切れの商品をピックアップ
- プレ値になった商品をリスト化
Amazon上で在庫切れやプレ値になった商品をリストにストックしていきます。
周辺の店舗で仕入れ
仕事帰りに寄れる店舗のおもちゃ売り場へ行って、価格や在庫状況をチェックしていました。
- ドンキ
- 家電量販店
- イオン
僕は上記の店舗へ頻繁に行っていました。
人気のおもちゃは、
まずネット上で在庫切れになり、次に店舗の在庫がなくなる
という法則があります。
下の写真は、2017年のクリスマス商戦で価格が高騰した「うまれて!ウーモ ワォ
」を店舗で見つけた時に撮影したもの。
すかさず全在庫を買い占めて、Amazonへ出品しました。
事前に作っておいた在庫切れリストを元に、店舗でガッツリ仕入れて転売する流れです。
最も高く売れるタイミングで出品
クリスマス商戦は、商品を販売するタイミングで勝敗が9割決まると言っても過言ではありません。
購入者の目的:「24日にまでにクリスマスプレゼントを用意する」
この目的を果たすために、ほとんどの人が以下のような動きをします。
12月11〜12日 | 子供が欲しがるおもちゃを店舗へ買いに行く |
13〜17日 クリスマスに向けて、商品の価格が高騰する |
店舗でおもちゃが買えなかった人がネット上で買い始める |
18〜19日 | 店舗に在庫がないことを理解する |
20〜23日 販売価格のピーク |
子供との約束を果たすため、プレ値に高騰したおもちゃを買う |
下記カレンダーも参考にしてみてください。
おもちゃが最も高く売れるのは、赤ラインの18〜23日です。
中でも販売価格がピークに達するのは20〜23日。
僕はギリギリまで機会を待って、最も高く売れる20〜23日に出品していました。
その結果、価格競争になるミスを最小限にしつつ、クリスマス商戦で稼げるようになったんです。
出品するタイミングがどれだけ利益に関係するのか理解できた貴重な体験でした。
当時の自分に今の自分が言いたいこと
新しいノウハウにどんどん挑戦していた当時の自分を褒めたいです!
おもちゃせどりを始める際、自己投資として初の教材を購入しました。
当時の価格で14,800円でしたが、結果としてそれ以上の利益をもたらしてくれました。
自己投資の大切さを学んだ瞬間でもあります。
- 新しいノウハウを吸収
- 学んだノウハウを実践
- 行動を繰り返して売上げアップ
このような良いスパイラルになれたのは、挑戦をやめなかった当時の自分がいるからです。
チャレンジ精神を欠かさないでくれてありがとう!
これからおもちゃせどりに挑戦しようと考えているあなたへ
クリスマス商戦のおもちゃせどりに挑戦する方は、覚悟を決めて実践することをおすすめします。
- ネット上と実店舗の価格差をくまなくチェック
- ガッツリ在庫を仕入れるメンタル
- 最後までやりきる行動力
クリスマス商戦へ中途半端に参入すると、2016年の僕のような結果になるでしょう。
店舗に在庫があった時は、全て仕入れるくらいのメンタルも必要です。
価格競争にならないお宝商品を見つけるには、ネット上ではなく足を使った地道な努力も欠かせません。
しかし、覚悟を決めてガッツリ取り組めば、クリスマス商戦はガチで儲かります。
僕自身、副業せどりで月収100万円を超えた驚きの体験をしました。
圧倒的な行動量を意識しつつ、ライバルが面倒に感じるリアルな作業をどんどんこなしてみてくださいね。
まとめ
クリスマス商戦のおもちゃせどりにチャレンジした結果、僕の副業収入がはじめて月100万円を超えました。
本業の給料でも月100万円もらうのは難しいですよね?
ただし、クリスマス商戦は本気で取り組まないと地獄を見ます。
半端な覚悟で挑むと、価格競争の渦に巻き込まれて利益率を落とすだけ。
僕のような失敗をしないためにも、11月から準備をしっかりしてクリスマス商戦のおもちゃせどりでガッツリ儲けていきましょう!