第六回目となる今回は、ドンキせどりとLOFTせどりを実践していた頃について体験談をお届けします。
仕入先のバリエーションが少なくなっていた時、救世主になってくれた2つのショップ。
ドンキせどりとLOFTせどりを始めた時期
ドンキとLOFTでせどりを始めたのは、2017年の2月頃から。
副業せどらーとして1年ほどたった頃だ。
相変わらず会社員をしつつ、毎日せどりに取り組んでいた。
ドンキせどりとLOFTせどりを始めた理由
この頃は、ブックオフやTSUTAYAせどりを実践していたが、自宅や職場の近隣店舗は仕入れつくしてしまっていた。
空いた時間を見つけては、埼玉県や神奈川県にも遠征していたが、これでは時間効率が悪い。
「ブックオフやTSUTAYA以外に仕入れられる店舗はないかな?」
そう思って、ネットの情報を明後日いた時「ドンキせどり」を知った。
ネットに書いてあったノウハウを頼りに実践することに。
ドンキは営業時間が遅いので、仕事帰りに仕入れしやすい。
しかし、ドンキだけでは満足できなかったので、職場の近くにあったLOFTにも仕事の休憩時間に通うようになった。
結果として、ドンキとLOFTの両方でせどりをするようになった。
ドンキせどりとLOFTせどりを実践して稼いだ金額
僕がドンキせどりとLOFTせどりで稼いだ金額は次の通り。
時期 | 売上 | 利益 |
2017年2月 | 1,024,004円 | 124,619円 |
2017年3月 | 870,234円 | 133,874円 |
2017年4月 | 985,659円 | 211,450円 |
2017年5月 | 1,362,603円 | 299,618円 |
徐々に利益額が上がっているのは、両店舗のリサーチのコツを掴めてきたからです。
利益率は高くないものの、着実に稼げるようになっていきました。
新しい仕入先を開拓するとなると、リサーチの仕方も変わるので慣れるまでに時間がかかるものですね。
ドンキせどりとLOFTせどりのメリット・デメリット
実際にドンキとLOFTでせどりをして感じた、メリットとデメリットをまとめました。
メリット
- LOFTせどりはライバルがほぼいなかった
- ドンキは大量仕入れができる
- ドンキは24営業で深夜の仕入れもできた
デメリット
- ドンキは陳列がごちゃごちゃでリサーチしにくい
- LOFTは定価商品が多く価格差を見つけにくい
メリット①LOFTせどりはライバルがほぼいなかった
当時のLOFTはライバルがほぼほぼいませんでした。
安売りをするイメージがないLOFTは、多くのせどらーがスルーしていたのかなと。
ライバルがいなかったおかげで、利益商品をガッツリ仕入れられました。
メリット②ドンキは大量仕入れができる
ドンキの店員さんと仲良くなることで、近隣店舗の在庫を集めてもらえました。
結果、利益商品を大量に仕入れることに成功。
儲かる商品を縦積みしやすかったのは、大きなメリットです。
メリット③ドンキは24営業で深夜の仕入れもできた
ドンキは24時間営業なので、深夜でも仕入れができるメリットもありました。
ブックオフやTSUTAYAの仕入れが終わった後でも、営業しているので安心感があります。
「いつでも仕入れに行ける」と分かっているので、空いた時間を見つけてはドンキに立ち寄っていました。
デメリット①ドンキは陳列がごちゃごちゃでリサーチしにくい
ドンキのデメリットは、商品の陳列がごちゃごちゃしていること。
「どこをリサーチすればいいの」と思うほど商品があるので、コツを掴むまでは時間がかかりましたね。
デメリット②LOFTは定価商品が多く価格差を見つけにくい
LOFTは基本的に定価商品なので、価格差を見つけにくいです。
しかし、だからこそライバルが少ないメリットもあります。
リサーチポイントをマスターすれば、仕入れもしやすかったかなと。
実際にやったドンキせどりとLOFTせどりの実践方法
ドンキとLOFTで実際に行ったせどりの実践方法です。
ドンキせどりの実践方法
ドンキはPOPに注目して、以前利益が出た商品と同じPOPがついている商品を優先的にリサーチしました。
当時よく狙っていたのは「理由あり驚安大放出」のPOPです。
写真を見ると「安さの理由:メーカー在庫大量仕入れの為」となっています。
商品に問題があるわけではありません。
大量に在庫があったので、ガッツリ仕入れて転売しました。
下の写真は、ドンキの定番「驚安POP」です。
90%OFFの商品も珍しくありませんでした。
「儲かるPOP」を重点的にリサーチすることで、余計な商品をチェックする手間を省いてる感じ。
これで大分リサーチがしやすくなりました。
POP以外では、商品が陳列されている位置にも注目しました。
棚の上や下など、両端には利益商品が多かったです。
下の写真は、棚の下ギリギリに陳列された利益商品です。
また、床に置かれた利益商品もあります。
ちなみに手書きのPOPはリサーチ必須の激アツPOPです。
ドンキせどりは、POPと商品が陳列されている場所に注目してリサーチするのが鍵ってことですね。
LOFTせどりの実践方法
LOFTは、商品が売れてガラガラになりつつある棚を、重点的にリサーチしていきます。
写真中段にある商品は、他の商品と比べて商品数が圧倒的に少ないですよね?
「これは人気商品なのでは?」と仮説を立てて、Amazonの価格を見てみるとドンピシャでプレミア価格になっていました。
定価で購入しても良いのですが、LOFTには10%OFFのクーポンがあります。
LOFTのアプリを提示すると、1,000円の買い物につきスタンプが1つもらえます。
スタンプが6つ貯まると、10%OFFのクーポンがもらえる流れです。
10%OFFのクーポンを使って利益商品の価格差をさらに広げていました。
ドンキ・LOFT共通の攻略方法
まずは店員さんと仲良くなりましょう。
店員さんと仲良くなることで、近隣店舗の在庫を集めてもらえるようになるんです。
利益商品を大量に仕入れる可能性が広がります。
また、人気商品の入荷日を教えてもらえることも。
他のせどらーが知れない情報をゲットできるので、店員さんとのコネを築いておくと良いでしょう。
ドンキせどりとLOFTせどりをしていた当時の自分に今の自分が言いたいこと
ブックオフやTSUTAYAなど、単調なリサーチでOKだった自分にとって、ドンキやLOFTはハードルが高かったです。
にも関わらず、諦めずにネットの情報を頼りにPDCAを繰り返した自分に「よくやった!」と言ってやりたいかなと。
リサーチが上手くいかず、利益商品を仕入れられない日もありました。
めげずにリサーチを継続したからこそ、ドンキやLOFTに売っている商品知識もついたんです。
その後のせどりへの貢献度は計り知れません。
新しいジャンルの開拓に挑戦した自分に「ナイス!」と言いたいですね。
これからドンキせどりとLOFTせどりを始めようと考えているあなたへ
せどりの定番の仕入先であるドンキとマイナーなLOFTには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
共通して言えるのは、店員さんと仲良くなるのが最大の攻略ポイントであること。
店員さんと繋がれると、、、
- 新商品の入荷日を教えてくれる
- 他店舗から在庫を集めてくれる
- ライバルが何を仕入れているか教えてくれる
などのメリットがあります。
僕の場合は、大量の在庫を納品スタッフの家まで配送してもらっていました。
まずは、かんたんに挨拶などをして存在を知ってもらいましょう。
顔なじみになってきたら、コーヒーなどを差し入れして距離感を縮めてみてください。
お店を味方につけることで、利益商品をガッツリ転売できるようになりますよ。
まとめ
ドンキせどりとLOFTせどりを実践した結果、新しい仕入先が広がりました。
実店舗ならではの特徴を活かせば、ネット上で完売しているプレミア商品をゲットできたりするものです。
ただし、単調なリサーチではないので、試行錯誤しなければなりません。
だからこそ、ライバルの少ないせどりが実現できるんですね。
現在、仕入先が限られていて悩んでいる方は、この機会にドンキとLOFTをリサーチしてみてはいかがでしょうか?