こんな疑問に答えます。
最安値.comをせどりの商品リサーチに使ってる方は、少ないのではないでしょうか。
複数のショップを横断して最安値を検索できる便利なサービスですが、具体的にどのような方法でリサーチすればいいのか理解している方は多くないでしょう。
本記事では最安値.comを活用した商品リサーチ方法や、儲かる商品を見つけるコツについて解説します。
最安値.comとは?
「最安値.com」とは冒頭でお伝えした通り、複数のショップから最安値を検索できるサービスです。
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- Amazon
- PayPayモール
- ヤフオク
上記5つのサイトから最安値を検索できるようになっており、新品はもちろん中古品もリサーチできます。
最安値.comのトップページには、様々な商品情報が表示されており、この機能を活用することで価格差のある商品を見つけられるということです。
最安値.comの特徴①カテゴリー検索
カテゴリー検索では、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonの3大通販サイトの売れ筋商品をチェックできます。
トレンドを掴んだり、売れてるメーカーを分析するのに便利ですね。
最安値.comの特徴②売れ筋ランキング
売れ筋ランキングでは、各サイトのランキングを一覧でチェックできます。
2020年6月6日現在では、Amazonのランキングのみメンテナンス中になっていますが、普段は3大通販サイトの全ランキングを確認できるようになっていますよ。
総合ランキングはもちろん、カテゴリー別のランキングも表示できるので活用次第で価格差を見つけやすくなるはずです。
最安値.comの特徴③タイムセール・クーポン情報
タイムセール&クーポンでは、各サイトのタイムセール情報とクーポン情報をチェックできます。
各サイトのお得情報を迅速にチェックできるので、毎日チェックしておきましょう。
最安値.comの基本的な使い方
ここでは、最安値.comを活用する上で覚えておくべき基本的な使い方を解説します。
- JANコード/キーワード検索
- カテゴリー検索
- 売れ筋ランキングから検索
JANコード/キーワード検索
1つ目は、スタンダードなJANコードやキーワード検索によるリサーチです。
Amazonに転売したい商品のJANコードをチェックしたい場合は、モノレートを使いましょう。
モノレートの商品ページにあるJANコードをコピーして、最安値.comの検索欄に貼り付けます。
JANコードを入力したら「最安値検索」をクリックしてください。
該当商品が表示されるので「価格を比較する」をクリックしましょう。
価格比較ページが表示されました。
最安値はAmazonであることが確認できますね。
さらに下へスクロールすると、最安値の詳細をチェックできます。
送料の欄を見てみると、Amazonのみ送料無料になっているので仕入れ対象から除外すべき商品ということがすぐに分かります。
通常の商品リサーチでは、複数の仕入れ先で個別に価格差チェックを行わなければいけませんが、最安値.comなら効率的にリサーチ可能ということです。
カテゴリー検索
2つ目は、カテゴリーから商品リサーチする方法です。
最安値.comトップページにあるカテゴリーから好きなジャンルを選択してください。
カテゴリーに基づく「売れ筋ランキング」が表示されます。
下画像のようにカテゴリーをさらに絞り込むことも可能です。
ちなみに「一括検索」と「価格比較」の違いは以下の通りです。
- 一括検索:JANコードが登録されてない商品
- 価格比較:JANコードが登録されている商品
一括検索の場合、JANコードが登録されていないため、商品名や型番などをもとに検索されています。
各サイトで異なる商品名が使われている場合、検索結果が正確でないことも珍しくありません。
より正確な検索結果を表示したい方は、型番のみ再検索したりするとよいでしょう。
迅速にリサーチを進めたい方は「価格比較」と表示されている商品に絞ることをおすすめします。
特定の商品をクリックすると、価格比較ページが表示されます。
例えば、上記の商品は楽天市場が最安値になっており、2位のAmazonと3,000円以上の価格差がありますよね。
こういった商品は儲かる可能性が高いので、モノレートで売れ行きや出品者数を分析する価値があります。
普通に売れているのなら、せどりの仕入れ対象として儲かる商品リストに追加しておきましょう。
売れ筋ランキングから検索
3つ目は、売れ筋ランキングからリサーチする方法です。
カテゴリー検索でも売れ筋ランキングを使いましたが、トップページからダイレクトにランキングを確認することもできます。
トップページ上の売れ筋ランキングでは、カテゴリー別ではなく「総合ランキング」を表示できるのが特徴です。
各サイトでバカ売れしている商品をチェックできると、以下のようなメリットがあります。
- バカ売れ商品のメーカーを分析
- 同じような商品を派生リサーチ
- 同じカテゴリーを派生リサーチ
ランキングの商品だけでなく、アイデアを派生させて新たな儲かる商品を発掘する際に活用できるということです。
売れ筋ランキングも基本的な使い方は同じで「商品をクリック→価格差をチェック」の流れでOKです。
価格差のある商品を見つけたら、モノレートなどを活用して仕入れ対象にするべきか判断していきましょう。
最安値.comせどりで儲かる商品を見つける方法
基本的なリサーチ方法が分かったところで、次に儲かる商品を見つけるコツについて見ていきましょう。
- ポイントシミュレーターを活用する
- 実質価格ランキングで最安値をチェック
- 商品価格ランキングで除外対象を明確化する
ポイントシミュレーターを活用する
「ポイントシミュレーター」とは、各サイトのポイント還元率などを比較できる機能です。
価格比較ページの右側にある「ポイントシミュレーター設定」で、あなたに該当する項目をチェックしてください。
チェックが完了したら「設定変更・反映する」をクリックしましょう。
ポイントシミュレーターを設定することで、あなたが商品を仕入れた際にどれくらいのポイント還元を受けられるのかが分かります。
特に楽天市場はポイント還元率が高く、価格差を生み出しやすいので正確な情報を入力するようにしてください。
実質価格ランキングで最安値をチェック
ポイントシミュレーターを設定したら、次に実質価格ランキングで最安値をチェックしていきましょう。
価格比較ページの下に表示されている「実質価格ランキング」をクリックしてください。
ページを下にスクロールすると、実質価格に基づいたランキングが表示されます。
ここでは具体的な価格差と、あなたが得られるポイントも確認可能です。
価格差がある場合は、より細かくリサーチを詰めていき仕入れ対象にするか判断していきましょう。
商品価格ランキングで除外対象を明確化する
商品価格ランキングは、価格比較ページにデフォルトで表示される項目です。
例えば、Amazonへ商品を転売したい場合を想定した時に、最安値がAmazonであれば仕入れ対象から速攻で除外できますよね。
- 価格比較ページを表示
- 最安値をチェック→Amazonだった
- 仕入れ対象から除外→次の商品に移る
上記のようにせどりの商品リサーチを高速化できます。
慣れてくると仕入れ対象にするべきか数秒で判断できるようになるはずです。
商品価格ランキングで1位に楽天市場があり、Amazonとの価格差が数千円ほど開いているなら、モノレートで詳細をチェックすればOK。
とてもシンプルな流れで商品リサーチできるので、せどり初心者にも取り組みやすいでしょう。
最安値.comせどりで注意するべき3つのポイント
最後に最安値.comせどりで注意するべきポイントを3つにまとめました。
- 毎回儲かる商品が見つかるわけではない
- ASINコードには対応していない
- 最安値が別にあることも
毎回儲かる商品が見つかるわけではない
便利な最安値.comですが、せどりの仕入れ対象が毎回見つかるとは限りません。
- リサーチするカテゴリー
- セールの有無
- 目の付け所
誰しも商品リサーチをしていて「今日は儲かる商品が見つからないな〜」とスランプに陥ることがあるはずです。
この際「最安値.comなら絶対儲かる商品が見つかるはずだ」と粘るのもいいですが、実際は別のリサーチ方法を試した方がいい結果になることもありますよね。
簡単に価格差をチェックできる最安値.comに依存しすぎると、かえって非効率なリサーチになりがちです。
ある程度リサーチしても儲かる商品が見つからなかった時は、素直に別のリサーチ方法を試して気分転換するようにしましょう。
ASINコードには対応していない
最安値.comはAmazonのASINコードに対応していません。
そのため、最安値.comの検索欄にASINコードを入力しても特定することができないので注意してください。
前述した通り、最安値.comで対応しているのは以下の通りです。
- JANコード
- 商品名
- 型番
JANコードでヒットしない商品は、商品名や型番で検索してみましょう。
特に型番は商品を特定しやすい要素なので、JANコードが使えない時は活用してみてください。
最安値が別にあることも
最安値.comで表示された最安値は、必ずしも全ショップの最安値であるとは限りません。
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- Amazon
- PayPayモール
- ヤフオク
上記5つのサイトで最安値を比較することができますが、この結果が絶対なわけはないですよね。
- その他のショッピングサイト
- 実店舗
このようにせどりの仕入れ先はいくらでもあります。
「最安値.comで価格差がなかった=儲からない」では決してありません。
ちょっとでも気になる商品があったら、他のショッピングサイトや実店舗でリサーチしてみましょう。
最安値.comはあくまでも上記5つのサイトで、価格を比較できるサービスであることを忘れないでくださいね。
まとめ
最安値.comは、せどりの商品リサーチを効率化する非常に便利なサービスです。
特に各サイトのポイントを比較して実質価格を表示してくれる機能は優秀かなと。
- 商品を検索
- ポイントシミュレーターを設定
- 実質価格をチェック
上記の流れで商品リサーチすることで、せどりの仕入れ対象商品を迅速に見つけることができます。
ただ、注意点でお伝えした通り、最安値.comが必ずしも最安値なわけではありません。
せどりで成果を上げている人は、様々な仕入れ先から最安値を見つけ出すことに労力を惜しみません。
- 少しでも安く仕入れられるショップを検索
- 少しでも安く仕入れられる方法を模索
上記2つを深堀りすることで、せどりの売上は飛躍的にアップしていきます。
最安値.comは商品リサーチを効率化する1つの選択肢です。
ぜひ、固定観念に縛られることなく、最安値.comを適材適所で活用して儲かる商品を見つけてみてくださいね!