Amazonせどりに使える無料のリサーチツールはないかな?できれば高機能で使い勝手の良いツールが理想なんだけど。プロのせどらーにおすすめの無料リサーチツールを教えてほしい。
こんな疑問に答えます。
結論、Amazonせどりに使える無料のリサーチツールは「モノトレーサー」一択です。
「ツールに課金する余裕はない」という方にとっては、これ以上ない朗報かなと。しかも、よくある「無料なだけに機能制限が多い」わけではありません。
有料ツールと同じ機能をフルで使えるのがモノトレーサーなんです。
本記事では、モノトレーサーの特徴について解説します。
モノトレーサーとは
モノトレーサーとは
数々の優良ツールを世に出しているせどらーの「もりもとら」さんが、2022年8月にリリースしたAmazonの商品リサーチツールです。
最大の特徴は「完全無料」で使えるところ。
必要なのは無料の会員登録のみ。これだけで有料ツールと同等の機能を使えるようになります。
また、Google Chromeの拡張機能も完備。Amazon商品ページ上にランキンググラフを表示できちゃいます。Keepaや有料ツールのようですね。
開発者のもりもとらさんは、TwitterやYouTubeなどでせどりに関する情報発信をしています。
もりもとらさんのTwitterはこちら。
興味のある方は、フォローして有力情報をチェックしてみてくださいね。
もりもとらさんの開発ツールはこちら
モノトレーサーでできること:使い方紹介
モノトレーサーに搭載されている機能や使い方を見ていきましょう。
Amazonランキンググラフの表示
モノトレーサーは、その他の有料ツールと同じく、Amazonのランキンググラフを表示できます。
期間は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、全期間から選べるようになっており、最安値、出品者数も合わせてチェックできる仕様です。モノレートと同じ配列なので、スムーズに乗り換えができるかなと。
ランキンググラフの精度も正確で、しっかりと波を刻んでいます。
有料リサーチツールではおなじみの月間販売数も標準装備。
損益分岐点も表示されるので、仕入れの際に役立つでしょう。
商品のバリエーションが分かる
モノトレーサーを使うと、商品のバリエーションが瞬時に分かります。
モノトレーサーのバリエーションには「新品最安値」と「レビュー数」が表示されます。
例えば「レビュー数から最も売れているものを判断する」といった使い方ができるでしょう。ASINコードをクリックすると、該当する商品の詳細データを表示できます。
出品者のカート取得率が分かる
モノトレーサーは、各出品者のカート取得率も表示可能です。
どの出品者がどれくらいカートを取得しているか分かるので「〇〇円くらいで出品すれば〇〇%くらいカートを取れるんだな」といった目安にできるでしょう。
より細かく分析したいなら出品者名をクリックして、セラーの評価数や出品商品から「この出品者がカートを獲得しているなら、自分にもカートを獲得できる可能性がある」といった感じで参考にできますね。
利益の出る商品だった場合は、片っ端から出品者名をクリックして、他にも利益商品を出品していないか確認しましょう。
楽天市場とYahoo!ショッピングの在庫・価格が分かる
モノトレーサーは楽天市場とYahoo!ショッピングの在庫や価格もチェックできます。
使い方は非常に簡単で、商品の分析ページにある「楽天、Yahoo」をクリックするだけ。
価格と在庫を確認できるため、パッと見て利益が出せるか確認可能です。
参考画像では楽天市場の在庫が「無」になっているものが目立ちますよね。
ここで、楽天市場の出品者に直接連絡して「この商品をこの価格で再販することはありますか?」と、問い合わせるのもおすすめです。
もしも利益の出る価格で再販してくれるなら、入荷時期を確認して予約しておきましょう。
出品制限がワンクリックで確認できる
こちらも有料ツールによくある機能ですね。
「出品制限確認」をクリックすると、セラーセントラルにジャンプして詳細が表示されるようになっています。
最近のAmazonは、出品申請しても許可されない商品がたくさんあります。
事前に仕入れてはいけない商品が分かるので、NG商品を仕入れる確率をグッと減らせるでしょう。
余談ですが、モノトレーサーは商品画像の下に、商品サイズも表示してくれます。(参考画像「標準サイズ」の部分)
これも結構便利で「小さそうに見えたけど、実は大型商品だった」のような凡ミスを防ぐ効果を得られますよ。
同じ画面で利益計算できる
モノトレーサーは、商品詳細ページの中で利益計算ができます。
「仕入値」を入力して「利益計算」をクリックすればOK。利益と利益率がすぐに確認できるんです。計算も即完了するのでリサーチをする際に、欠かせない機能となるでしょう。
メジャーなショップにジャンプできる
有料ツールと同じく、主要なショップやネットモールにジャンプできます。
使用頻度はそこまで高くないと思いますが、あると便利な機能であることは間違いありません。
商品をお気に入りに登録
ベンチマークしたい商品を登録できる「お気に入り」機能も便利。
利益商品をまとめて管理したり、価格変動の推移をチェックしたりなど、商品の理解度を上げる際に活用できます。商品一覧ページでも、Keepaの簡易グラフが表示されるのもポイントです。
検索履歴
過去に検索した商品データを閲覧できます。
リサーチのアイデアを出す際に便利かなと。あとはお気に入りに登録し忘れた商品なんかも、こちらでサクッと見つけることができます。
履歴内を検索することもでき、かなり優秀な作りになっていることが分かります。
モノトレーサーユーザー数の表示
こちらも有料ツールによくある機能ですね。
モノトレーサーのユーザー数が多ければ、出品者増加による値下げ合戦が予想されます。ライバルせどらーにバレないようにせどりがしたい方は、こちらの機能を活用すると良いでしょう。
ユーザー数、検索履歴、お気に入り登録の機能は、無料の会員登録をしなければ利用できない設定になっています。Googleと同じように、会員登録を済ませて便利な機能をフル活用しましょう。
モノトレーサーのメリット・デメリット
モノトレーサーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット①完全無料で使える
最大のメリットは完全無料で使えるところかなと。
今の時代、無料のリサーチツールを探すのは困難です。中でも本当に使える無料のリサーチツールはほぼありません。
ちなみに店舗せどりで使える無料のリサーチツール「アマサーチ」とモノトレーサーを併用すれば、電脳と店舗せどりの両方をカバーできます。経費をかけずに商品データをチェックできる良い時代が到来しましたね。
メリット②必要な情報をすぐに確認できる
モノトレーサーは、1つの画面上で必要なデータを全て確認できるのもメリット。
ランキング、販売数、ライバルの多さ、利益計算などのマストで欲しいデータをパッと確認できるのは大きな魅力かなと。初見でも迷うことがないレイアウトも見やすさに一役買っています。
メリット③どんな端末でもアクセスできる
モノトレーサーはブラウザで利用するアプリなので、スマホ、PC、タブレットなど、どんな端末でも使えます。
インストール型のアプリは、起動していないとデータの取得ができません。この点、ブラウザアプリはいつでも、どんなデバイスでも動作する点が優れています。
インターネット接続さえされていれば、すぐに使い始められます。
デメリット
モノトレーサーのデメリットは…ありません!
無料で有料級の機能が使えるモノトレーサーに唯一のデメリットがあるとすれば「モノトレーサーを使わない」ことがデメリットになるかなと。
すでに有料ツールを使っている方は、わざわざモノトレーサーに切り替える必要はないと思います。現在、無料のリサーチツールを探している方は、迷わずモノトレーサーを使ってみることをおすすめします。
モノトレーサーの口コミと評判
気になるモノトレーサーの口コミと評判をTwitterで検索してみました。
店舗せどりでも普通に使えますね!
むしろ無料で使えるので、有料ツールを検討している方は、まずモノトレーサーを使ってみることをおすすめします。
Keepaは普通のリサーチだけじゃなく、Amazon本体が参入していない商品を抽出したり、自己発送がカートを獲得している商品を抽出するなどの使い方に長けています。
普通のリサーチをするだけなら、モノトレーサーで十分対応できそうですね。
無料で利用できるモノレートが終了した今、代替ツールとして真っ先に候補にあがるのがモノトレーサーかなと。
Amazon商品ページ上にもデータを表示できるので、機能的にはモノレートよりも格上です。
無料で使えるAmazonリサーチツールで考えると、モノトレーサーがベストと言えるでしょう。完全に無料で使えるからこそ、悪い口コミはなかったですね。
モノトレーサーの無料の会員登録をする方法
モノトレーサーは無料の会員登録を完了することで、全ての機能が使えるようになります。
登録作業はすぐに完了できるので、予め済ませておきましょう。
はじめにモノトレーサーの公式サイトへアクセスしてください。
トップページ右上にある「無料登録」をクリックしてください。
必要事項を入力して利用契約とプライバシーポリシーの同意にチェックを入れてください。
内容に間違いがないことを確認したら「新規登録」をクリックしましょう。
登録したメールアドレス宛に認証コードが届きます。
モノトレーサーに認証コードを入力してログインしましょう。
正常にログインが完了すると、トップページ右上に「検索履歴」と「お気に入り」が追加されます。
これでモノトレーサーの全機能が使えるようになりました。
まとめ
モノトレーサーをフル活用すれば、Amazonでも儲かる商品は必ず見つけられます。
有料ツールと比較しても、劣っているポイントを挙げるのが難しい。というか「有料ツールを無料で配布している」という表現の方が正しいかもしれません。
無料で多機能なリサーチツールを探していた方は、この機会にモノトレーサーを試してみてはいかがでしょうか。