こんな疑問に答えます。
Amazonで出品アカウントを作成して、いざCDを出品しようとすると遭遇するのが出品制限です。
せどり初心者からすると「出品制限ってなんじゃい?」と困惑することでしょう。
- 出品制限を解除することはできるの?
- AmazonのCDせどりで稼ぐことはできない?
- 対処法はある?
上記のように様々な疑問が浮かんできますよね。
本記事では、AmazonのCDせどりで出品制限がある理由や対処法について解説します。
AmazonでCDせどりの出品制限を解除するのはほぼ無理
結論、新規で作成された出品アカウントでCDの出品制限を解除するのはほぼ不可能です。
ここでは出品制限の基礎知識を補完していきましょう。
- そもそもCDせどりの出品制限があるのは何で?
- 新規セラーが出品制限を解除するのは実質不可能
- CDせどりの出品制限はめちゃくちゃ厳しいです
そもそもCDせどりの出品制限があるのは何で?
そもそもなぜAmazonでは、CDに対して出品制限がかかっているのでしょうか。
AmazonでCDに対する出品制限が始まったのは2016年頃まで遡ります。
それまでは「CDと言えば、Amazonせどりの主力商品」というイメージでした。
出品者が増え「AmazonはCDが儲かる」という情報が出回りだすと、一定数の悪質な出品者が出てきたのです。
- 海賊版を新品として販売
- 中古品を新品として出品
上記のような行為は完全に規約違反であり、もっと言うと違法行為です。
しかし、悪質な出品者は「正規商品に海賊版を混合してFBA納品」といった巧みな手法を使うことで、Amazonの目を掻い潜っていました。
こういった背景から、Amazonに対して購入者から多くのクレームが寄せられます。
一連のトラブルに対する対処として、AmazonはCDに出品制限を設けることにしたのです。
悪質な出品者がアカウントを削除されると、次に出る行動は「再度アカウントを作成する」ですよね。
ここで、Amazonが出品制限を解除してしまったら元も子もありません。
度重なるトラブルを最小限にするための施策として、出品制限が始まったということです。
新規セラーが出品制限を解除するのは実質不可能
2016年以降、Amazonの出品規制は厳しさを増しており、現状では新規セラーのアカウントでCDのの出品制限を解除するのは実質不可能になっています。
全てのセラーが悪質な出品者でないことは明らかですが、顧客満足度を最優先するAmazonでは、これ以上のトラブルを起こすわけにはいきません。
特に新規で作成された実績のないアカウントは、信頼がなく出品制限を解除することは難しくなっています。
「AmazonはCDせどりで儲けられるらしい」という情報をもとにせどりを始めようと考えていた方は、とても残念な事実ですよね。
出品制限を解除できる特別措置としては
- Amazonで高評価を貯める
- 評価をもとにAmazonへ直接交渉
- 許可が得られれば出品スタート
といった流れになります。
ただし、上記の方法はあくまでも出品者としての実績が求められるため即効性はありません。
CDありきでAmazonせどりを考えるのは現実的ではないことを覚えておきましょう。
CDせどりの出品制限はめちゃくちゃ厳しいです(実例紹介)
ここで「CDの出品制限解除がどれだけ難しいのか」が理解できる実例を一つ紹介します。
Amazonで出品アカウントを新規作成したAさんは、ピアニストである妻のCDを出品しようと考えていました。
大手レコード会社からCDをリリースしているものの、実質自主制作に近く在庫は自宅で保管していたようです。
在庫は200枚以上あったため、Amazonへ出品を試みたものの出品制限にかかってしまい切ない思いを経験しました。
「プロのピアニストである妻のCDを出品する」なら、本人確認も取れるわけですし出品制限を解除してもよさそうですよね。
しかし、販売実績のない出品アカウントであるため、Amazonは制限を解除しませんでした。
Amazonの出品制限の対処法3つ
ここでは、AmazonのCDせどりの出品制限に対する対処法を3つ解説します。
- Amazon以外の販路でCDせどりする
- CD以外の商品に絞ってせどりする
- 知り合いからAmazonアカウントをもらう
Amazon以外の販路でCDせどりする
1つ目の対処法は、[keikou]Amazon以外の販路でCDせどりをする[/keikou]ことです。
メルカリやヤフオクなどの販路なら、そもそも出品制限はありません。
新規で出品アカウントを作り、すでにCDを仕入れてしまった方は別の販路へ出品するのが最も再現性の高い方法と言えるでしょう。
Amazonでは売ることさえできないCDでも、他の販路で転売すれば大きな赤字になるリスクを最小限にできますよ。
他販路のCDせどりで稼ぐポイント
ヤフオクやメルカリなどの販路でCDを転売する際は「その販路で既に売れているCDを仕入れる」ことを意識してください。
「Amazonで売れてるからヤフオクでも売れるだろう」
上記のような感覚で仕入れを行なうと、不良在庫を抱える原因になってしまいます。
各販路には異なる特徴を持った利用者がいるものです。
そのため「売れるCD」の特徴も微妙に違ってきます。
商品リサーチを行なう際は、過去の販売実績を参考にしつつ売れ行きのよいCDを仕入れるようにしましょう。
CD以外の商品に絞ってせどりする
2つ目の対処法は、[keikou]CD以外の商品に絞ってせどりを行なう[/keikou]ことです。
Amazonで出品アカウントを作成したものの、まだCDを仕入れていない方に最適と言えます。
- Amazon:出品制限のない商品を転売
- 他販路:CDも含め様々な商品を転売
販路ごとに使い道を変えることで、スムーズにせどり運営を行っていくことができるでしょう。
CDせどりはライバルも少なくなりつつある件
一昔前までCDはせどりの主力商品でした。
しかし、出品制限が厳しくなっている今、CDせどりの実践者はそこまで多くない印象です。
特にAmazon以外の販路では、価格差があり回転率のよいCDを独占販売している出品者をよく見かけます。
一見すると参入者の多いイメージがあるCDせどりだからこそ、穴場商品があることも覚えておきましょう。
- ニッチなアーティスト
- レアな廃盤CD
- プレ値がついたアイドルの初回限定盤
上記のように儲かるCDはめちゃくちゃあるので、フラットに「価格差と回転率のいいCD」に集中してリサーチしてみてください。
知り合いからAmazonアカウントをもらう
3つ目の対処法は、[keikou]出品制限が解除された知り合いのAmazonアカウントを利用する[/keikou]ことです。
友人、家族、知人などで以前Amazon転売をしており、すでに出品制限が解除されたアカウントを持っているなら利用しない手はないですよね。
2016年以前に作られた出品アカウントであれば、CDせどりに利用できる可能性も十分あります。
- 知人の出品アカウントを借りる
- 知人のアカウントに便乗して転売する
上記のように実績のある出品アカウントを持ってる方に協力してもらうことも1つの対策として有効です。
知らないアカウントの購入は避けよう
稀にAmazonアカウントを転売している人を見かけますが、規約に反するので利用しないように注意してください。
悪質なパターンでは、アカウント保持者に許可なく第三者が出品アカウントを転売していることもあります。
知らないアカウントに手を出すと、後に大きなトラブルへ発展するリスクさえあるのです。
CDせどりの出品制限から学ぶべき3つのポイント
最後にCDの出品制限から私たちせどらーが学ぶべきポイントを3つお届けします。
- 1つの販路で1つのジャンルに特化するのは危険
- 思考停止して落ち込んでいても稼げない
- 日頃の情報収集がマジで大切
1つの販路で1つのジャンルに特化するのは危険
実質解除ができない出品制限から学ぶべきは、1つの販路で1つの商品に特化するのがリスクが極めて高いこと。
例えば、AmazonでCDに出品制限がないとしましょう。
あなたはすでにCDせどりで儲けており余裕しゃくしゃくです。
しかし、ある日突然Amazonから「CDに出品制限を設けます」と連絡が来ます。
万が一、あなたの出品アカウントの制限が解除されなければ売上はゼロになってしまいますよね。
CDをAmazonだけで転売していたあなたは、早急な対応に迫られることになるのです。
当然ながら急に方向性を変えようとすればボロが出やすくなります。
新しいことを始める前は、熟考して戦略を立てなければなりません。
1つの販路、1つのジャンルに特化するのはせどり上級者でも難易度が高い攻め方と言えます。
複数の販路で様々なジャンルの商品を扱っていれば、リスクを分散して安定度の高いせどりができますよね。
今後いつAmazonが方針を変えるかは誰にも分かりません。
あらゆるリスクに備えた行動を取ることを意識していきましょう。
思考停止して落ち込んでいても稼げない
「AmazonでCD売れないんだ…」と落ち込んで思考停止していても稼げません。
私を含め、多くのせどらーがECプラットフォームに依存しています。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
上記はせどりの販路としてメジャーな3大販路ですね。
しかし、3つの販路で「いつまでせどりできるか」について明確な保証はありません。
「稼げなくなった→落ち込んで挫折」
このような流れでは、せどりで稼ぎ続けることは難しいですね。
- 問題が起きる
- 解決策を調べる・考える
- 仮説を立てて実行する
問題が起きた時こそチャンスであり、頭をフル回転させて行動する必要があります。
今までにも「ある日突然出品制限が…」といったトラブルは何度も起きてきました。
思考停止して挫折したせどらーと、生き残るために方向性を変えたせどらーでは現在の稼ぎが大きくことなります。
トラブルが起こった際は、気分を落とすのではなく「どう対処しようか?」と考えて行動することを忘れないでくださいね。
日頃の情報収集がマジで大切
「いつ何がどうなるか分からない」という[keikou]リスクを最小限にするには日頃の情報収集がマジで大切[/keikou]なんです。
- 情報に強い人:先手を打てる
- 情報に弱い人:問題に直面して焦る
情報に精通しているかどうかで、行動の取り方が大きく変わってきます。
いきなりトラブルに直面すると、正常な判断ができずさらなるトラブルを生んでしまうこともあるでしょう。
- Amazonのメールを熟読する
- 有力せどらーのメルマガに登録
- Googleでせどりの現状をチェック
稼ぎ続けているせどらーは、常に有力な情報を活用して戦略を立てているものです。
出品制限に関する情報はもちろん最新のトレンド情報など、せどりにおいて情報は稼ぎに直結するくらい大切になります。
今まで情報収集を怠っていた方は、ぜひ下記記事を参考にしつつ有益な情報を活用できるせどらーを目指してみてください。
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まとめ
Amazonで新規アカウントを作った人が、CDの出品制限を解除するのは実質不可能になります。
これからCDせどりを実践していきたい方が試すべき対処法をおさらいしておきましょう。
CDの出品制限に対する対処法
- Amazon以外の販路でCDせどりする
- CD以外の商品に絞ってせどりする
- 知り合いからAmazonアカウントをもらう
出品制限から学ぶべきポイント
- 1つの販路で1つのジャンルに特化するのは危険
- 思考停止して落ち込んでいても稼げない
- 日頃の情報収集がマジで大切
結論「Amazon×CD」に固執したせどりを行なうメリットはそこまで多くないかなと。
今後、Amazonの規約がどう変わっていくのかも不透明な中、1つの販路で1つのジャンルに特化するのはハイリスクです。
少しでもせどりの安定度を高めていきたいなら、複数の販路でバリエーション豊かな商品を転売することをおすすめします。
せどりはアイデア次第で大きく稼げるビジネスです。
Amazonで出品アカウントを作ったばかりの方は、CDせどりに執着せずに様々な可能性を模索していきましょう!
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