ノースフェイスってせどりの商品としてはどうなんだろう?せどりで稼げるなら、リサーチ方法や狙い目商品があるなら知りたいな。
こんな疑問に答えます。
ノースフェイスは超人気のアウトドアブランドです。
実はこのノースフェイス、せどり商材としても非常に優秀で稼ぎやすいのおすすめ商品になります。中には1着転売しただけで数万円の利益を上げる商品もあり、アパレル推しのせどらーさんがこぞって転売することも。
本記事では、ノースフェイスせどりの稼ぎ方について解説します。
ノースフェイスとは
ノースフェイスせどりを始める前に、まずはブランドについて知識をつけておきましょう。
ノースフェイスはアメリカ発のアウトドアブランド
ノースフェイスは、1966年にアメリカで創業された歴史あるアウトドアブランドです。
創業者は2人で何と夫婦とのこと。
当初から質の高いアウトドア製品を販売し知名度を高めていましたが、2000年に大手アパレル企業である「VF Corporation」に買収され子会社になりました。
2013年には、年間20億ドル(日本円で約2180億円!)もの売上を上げ、世界最大急のアウトドアブランドに君臨しています。
また、日本では1994年からゴールドウィン社が商標権を買い取り、正規代理店となっています。
ノースフェイスが販売する製品
ノースフェイスはアウトドア製品を中心に幅広い商品を販売しています。
- アパレル
- バックパック
- キャンプ
- 登山
- スノーボード
- スキー
- ランニング
このように現在のノースフェイスではさまざまなジャンルで商品を展開しています。
ノースフェイスのニーズ
特に人気なのはアパレルですね。
極寒の冬場も乗り切れる厚手のダウンや、着心地の良いシャツなど質の高いアパレル製品を数多くリリースしています。カラーバリエーションも豊富で、カジュアルながらも高級感があるのはノースフェイスならではと言えるでしょう。
若い世代はもちろん、往年のノースフェイスマニアもたくさんいるため、年齢性別問わずニーズがあるのが特徴です。
ノースフェイスせどりのメリット・デメリット
次にノースフェイスせどりの良い面と悪い面を見ていきましょう。
以下で詳しく解説します。
メリット1.利益率が高い
ノースフェイスは、おしゃれ好きの若者からアウトドアマニアまで幅広い需要があるため、利益率が高い商材になっています。
中でも他ブランドとコラボした商品はプレミア価格になり、定価の数倍まで値上がりすることも珍しくありません。
ノースフェイス市場は新品、中古ともに大きいため価格差が見つけやすいのもメリットとと言えるでしょう。
メリット2.回転率が良い
人気商品の多いノースフェイスは回転率も非常に早いです。
ニーズの多い商品であれば、同じ商品を販売している出品者が多数いても数分で売り切ることができるでしょう。コラボ商品や限定販売のモデルなどは「高くても買いたい!」と思う人がたくさんいます。
資金をすぐに回収して次の仕入れに回したいせどらーからすると大きなメリットになるはず。
クレジットカードで商品を仕入れている人にも、ノースフェイスはおすすめです。
メリット3.掘り出し物が多い
歴史が長くロングセラー商品も多いノースフェイスは掘り出し物もたくさんあります。
例えば、ダウン1つとってもカラー、サイズ、年代などによって価格が大きく異なるんですね。
また、ほとんど売れなかった廃盤商品でも、有名人が着用したりすると一気に需要が高まり価格が高騰し始めます。リサイクルショップや中古専門のオンラインショップから仕入れることができれば、あり得ない利益率をゲットすることもできるでしょう。
需要が多く中古品なども多数出回っていることから、掘り出し物が探しやすくなっているんですね。
この点は、せどり初心者にとってもメリットになるはず。
デメリット1.仕入れ値が高め
ノースフェイスせどりのデメリットとしては、仕入れ値が高めなことです。
本せどりであれば1冊100円以下で仕入れることも可能ですが、ノースフェイス製品の場合、安くても数千円かかるのが一般的ですね。しっかりニーズを分析した上で仕入れを行えば赤字になるリスクはほぼないのですが「こんな高い商品仕入れて大丈夫だろうか…」と感じる方もいるでしょう。
例えば、新しく発売されるダウンの場合、1着仕入れるのに2万円以上かかることは普通にあります。
高い利益率と回転率が魅力のノースフェイスですが、仕入れする際のハードルは若干高いと言えるでしょう。
デメリット2.偽物が出回っている
人気ブランドには必ずと言っていいほど偽物が販売されているものです。
ノースフェイスは商品バリエーションが非常に多いため、偽物なのかどうかを判別するのが難しいというデメリットがあります。ヤフオクやメルカリでは偽物と気づかずに販売を行っている出品者もいたりするので注意が必要です。
本物と偽物の見分け方はさまざまなサイトで紹介されているので、仕入れを行う前に「商品名 偽物 見分け方」などと検索してチェックするクセをつけましょう。
ノースフェイスせどりの仕入れ先:新品編
次はノースフェイスを仕入れ先について紹介していきます。
まずは新品の仕入れ先です。
新品商品を仕入れる目的には「新発売の商品を仕入れる」のと「単純に新品を仕入れる」という2パターンがあります。
この点を意識しつつ新品商品の仕入先を見ていきましょう。
仕入れ先1.実店舗
まずは実店舗です。
ノースフェイスの直営店では、新商品の発売日になると店舗の入り口に長蛇の列ができることも。
当然商品数には限りがありますので、先着順や抽選によって購入できる人が決まります。
ただ、仕入れができてしまえば利益はほぼほぼ確定です!そのため、多くの転売ヤーは人を雇って並ばせておき、新商品を仕入れています。
通常新商品リリース時は「お一人様一点限り」という縛りが発生しますが、複数の人を雇って並んでもらうことで、より多くの商品を仕入れることができるんですね。
友達で一緒に並んでくれるような人がいるなら「利益の半分あげるから付き合って!」とお願いするのも良いでしょう。ノースフェイスの場合、長時間並んでも良いと思えるほどの利益を出すことができるので、まずは固く直営店で仕入れてみるのもおすすめです。
通常の新品商品を実店舗で仕入れる際は、セール品や在庫処分品、現品限りの商品などを重点的にリサーチをかけていきます。
「公式ショップ=高そう」というイメージを持っている方も多いと思いますが、公式ショップで仕入れた商品だからこそ高く売れたりもするので、ネガティブなイメージを持たずにリサーチに励んでくださいね。
仕入先2.ネットショップ
次は電脳せどりです。
ノースフェイス製品は公式オンラインショップからアパレルショップまで、さまざまな店舗が販売しています。
新品商品をネットショップで仕入れる際は、季節の変わり目やイベントシーズンです。
- 季節の変わり目→在庫処分セールがある
- イベントシーズン→ギフトセール、福袋
など、商品が安くなるタイミングは定期的にあります。
各ショップでセールする時期も異なるので、価格差を見つけた時は積極的に仕入れを行いましょう。また楽天やYahoo!ショッピングなどで仕入れを行えば、ポイントがもらえますよね。
高額商品の多いノースフェイスせどりでポイントがつくショッピングサイトを活用すれば、次の仕入れがよりお得になります。
単純に安く仕入れられるショップを探すのはもちろんですが、よりお得に購入できるサービスを活用するのもおすすめです。
ノースフェイスせどりの仕入れ先:中古編
次は中古品の仕入先について紹介します。
- ヤフオク
- メルカリ
- セカンドショップ
仕入先1.ヤフオク
ヤフオクは中古品の宝庫です。
中古品に絞ってノースフェイスと検索したところ39,902件もヒットしました!もちろん新品も販売されていますが、他では手に入らないようなマニアックな中古品が多数販売されています。
ヤフオクの狙い目はやはり1円オークションですね!
1円オークションで出品されている商品の中には、出品分が未熟なものや商品画像が少ないために、注目されずに終わるものがあります。
人気のノースフェイス製品で限定品にも関わらず、定価未満で仕入れできることもあるので、気になるオークション出品は全てチェックしておきましょう。
仕入先2.メルカリ
次はメルカリです。
メルカリは個人の出品者が沢たくさんいるので、状態の良い中古品を安く仕入れる場として最適ですね。
個人の出品者の中には、利益を目的としてない人もいるため破格で仕入れることもできます。
- 不用品
- まとめ売り
- 子供服・キッズ
このあたりのキーワードは価格差の取りやすい商品を見つける際に有効です。
例えば、ノースフェイスの子供服は「中古で良いから欲しい」という需要と「子供が大きくなって着れないから新しい服を買うために売りたい」というニーズがマッチするため価格差が取りやすかったりします。
リサーチをしていく中で「このキーワードは価格差が見つけやすい!」というものに出会ったら、エクセルに保管するなどして次のリサーチで活かせるようにしておきましょう。
仕入先3.セカンドショップ
最後はセカンドショップですね。
セカンドショップとは中古専門店のことです。
有名どころで言えばトレジャーファクトリーやベクトルパーク、maungaなどがあります。
中古専門に特化しているため、商品数も多くノースフェイス製品もたくさん販売されています。ジャケットや靴などのアパレル製品はもちろん、キャンプ用品や小物入れなども充実しているので、バンバン価格差をチェックしていきましょう。
どのショップでも全ての商品をリサーチすれば必ず儲かる商品を見つけられるので、諦めずに淡々と作業してみてください。セカンドショップでノースフェイス製品をリサーチするのにはメリットもあります。
中古にも関わらず高額で販売されている商品は、ほぼ確実に需要のある商品です。
- 高い中古品を見つける
- 理由を知る
- リストとして保存する
この流れで頭に相場を叩き込んでおけば、他のショップでリサーチしている時に価格差を見つけやすくなるんです。
ノースフェイスの中古市場はかなり熱いので、ぜひ相場を叩き込んでおいてくださいね。
ノースフェイスせどりの販路
ここではノースフェイス製品の販路を紹介します。
ノースフェイスせどりの販路は、以下のようなものがあります。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
- 自社サイト
ここで「でも仕入れで使ってるサイトで販売しても利益出ないでしょう?」と疑問に思った方もいるでしょう。
しかし、実際は同じサイトで仕入れた商品であっても、利益の取れる価格で売ることができます。
通常のせどりといえば「メルカリ仕入れ→Amazon販売」などが一般的ですが、仕入れに使っているサイトであっても、販売するタイミングをずらすだけで利益を上げることは可能です。
このノウハウについて詳しく知りたい方は【Amazon刈り取りせどり】の始め方!活用ツールと禁止行為も解説の記事を参考にしてみてください。
商品のジャンルや状態によって高値で売れる販路は変わるため、以下の流れで確実に利益の出る商品のみを仕入れて販売するようにしましょう。
- 各サイトの販売価格をチェック
- 仕入れ価格を確認
- 純利益を計算
ノースフェイスせどりで少しでも高く売る3つのポイント
ここでは、ノースフェイスせどりで少しでも高く売るためのポイントを紹介します。
ノースフェイスを高く売るには以下のポイントを意識することが大切です。
- 商品画像はできるだけ多く詳細に
- サイズは細かく記載する
- 商品状態、使用感も隠さず書く
商品画像はできるだけ多く詳細に
まずは商品画像です。
高額商品の多いノースフェイスは、購入者もナーバスになりやすい傾向があります。そのため、購入者の不安を少しでも取り除けるように商品画像を充実させてください。
ジャケットであれば、最低限以下のポイントを撮影しましょう。
- 全体:裏表
- 袖やジッパーなどの細部
- 汚れている部分
- 裏地
- ロゴ
コツは「自分が服やで商品を選ぶ時はどんなところを見るだろう?」と考えながら撮影すること。
各販路で商品画像の上限は異なりますが、できるかぎり多くの画像を載せておくことをおすすめします。
ワンポイントアドバイス
商品画像を撮影したら、購入者がより見やすいように画像を編集しておきましょう。
スマホの画像編集アプリやオンライン上で無料で使えるソフトなどを使って、本来のカラーに近く、かつ見やすい画像に仕上げてみてください。
コツは白をベースに調整することです。
画像の中の白色の部分が青や黄色がかっているなら、白色になるように色調を調整します。ちょっとした編集作業ですが、商品画像が自然で見やすくなるので、ぜひ活用してくださいね。
サイズは細かく記載する
ノースフェイスのアパレル製品を販売する際は、サイズを必ず明記してください。
中古品でよく目にする並行輸入品は、同じMサイズでも若干大きかったりします。多少面倒でも全体の長さを細かく測って記載しておくことで、出品者としての信頼度が上がり高値で売りやすくなりますよ。
また、サイズをしっかり明記しておくことで、クレームに繋がるリスクも最小限にすることができるでしょう。
実際に着用して鏡越しに全体を撮影し「モデル:170cm、痩せ型、Mサイズ着用」と記載しても分かりやすいですね。
商品状態、使用感も隠さず書く
商品の状態を隠さずに書くことは非常に重要です。
ノースフェイスの中古品は、過去に何人もが着古してきた服などもたくさんあります。
購入意欲のあるノースフェイスマニアからすれば、使用感があることは多少なりとも分かっているのです。ここで「新品同様です」と嘘をつくと「このジャケットが新品同様でこの値段で売られるわけない=偽物=買わない」という負のスパイラルに陥ってしまう原因になってしまいます。
もしも、あなたが商品知識がなく状態の記載に迷ってしまった時は、同じような状態の服がどんな状態で販売されているのかを確認してみると良いでしょう。
正確に状態を記載しておくことで、多少高値であっても納得して購入してくれますよ。
ノースフェイスせどりの注意点
最後にノースフェイスせどりで気をつけるべきことを紹介します。
- あまりにも安い商品は偽物の可能性も
- 売れ筋サイズ以外は仕入れない
- 中古品の状態は厳密にチェックする
あまりにも安い商品は偽物の可能性も
商品状態が良いにも関わらず、あまりにも安く出品されているなら偽物の疑いがあります。
- 商品画像が綺麗
- 状態が良い
- 安い理由が書いてない
こういった商品は海外で作られた偽物の確率が高いです。
出品文に「並行輸入品」と書いてあっても価格が安すぎるなら疑った方が良いでしょう。出品者情報を確認して日本人でなければ偽物を販売している可能性が高いです。
また、過去の出品商品で似たようなノースフェイス製品を多数販売しているなら、ほぼ確実に偽物と言えるので仕入れないようにしてください。
万が一、偽物と知らずにあなたが販売してしまった場合、逮捕されることもあるので注意しましょう。
売れ筋サイズ以外は仕入れない
ノースフェイス製品には売れ筋サイズがあります。
日本人に人気のサイズはS、M、Lの3サイズですが、特にSとMサイズが最もニーズがあり品薄になりがちです。
逆に言うと、特大サイズや極端に小さなサイズはそこまで需要がありません。オンラインショップで仕入れを行う際は、サイズを必ず確認して需要のあるサイズ以外は仕入れ対象から除外しておくようにしましょう。
需要がないサイズは不良在庫になりやすいので、売り切る自信のない方は売れ筋サイズのみ扱うことをおすすめします。
中古品の状態は厳密にチェックする
実店舗、電脳ともに中古品の状態はしっかりチェックするようにしてください。
特にダウンなどは裏地に虫食いがあったり、ポケットの内部が破れていることも少なくありません。実店舗では比較的簡単にチェックできますが、オンラインの場合は困難です。
この際、少しでも商品状態を詳細にチェックするためには、出品者に問い合わせることをおすすめします。
問い合わせに応じない出品者には何かしらの裏があるので、仕入れはシビアに行うようにしましょう。
まとめ
ノースフェイスせどりは、利益率と回転率の高い美味しいせどり手法です。
ファッションやアウトドアに興味がある方であれば、価格差のある商品を見つけやすく儲けやすいのもメリットですね。ただし市場には偽物を販売する悪質な出品者も一定数います。
列記とした犯罪行為ですが、取り締まるのは非常に困難なもので今でも毎日のように被害者が出ています。
これからノースフェイスせどりを始める方は、安全な仕入れ先を対象にリサーチをするようにしてください。トレンド商品やプレ値商品多数のノースフェイスせどりで効率的に利益を上げてみてはいかがでしょうか?