メルカリ、ラクマと並ぶ人気のフリマアプリがPayPayフリマ。
Yahoo!が運営するフリマアプリで、近年注目を集めつつあります。せどりの仕入れ先としては利用者が少なく、利益商品を見つけやすいのが特徴です。
価格差のある商品を見つけるには、どのような方法を実践すれば良いのでしょうか?
本記事では、PayPayフリマで利益商品を見つけるコツについて解説します。
PayPayフリマとは
PayPayフリマ
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
PayPayフリマは、2019年10月にリリースされたYahoo!が運営するフリマアプリです。
下画像はメルカリ、ラクマ、PayPayフリマのユーザー数の推移です。
断トツ1位はメルカリですが、ラクマとPayPayフリマのユーザー数は同じくらいです。むしろ2021年9月ころからはPayPayフリマがラクマのユーザー数を上回っていることが分かります。
2019年10月にできたフリマアプリであると考えると、勢いに乗っているサービスと言えるでしょう。
PayPayフリマは手数料が安い
PayPayフリマは、主要のフリマアプリの中で手数料が最安になっています。
販売手数料 | 振込手数料 | |
PayPayフリマ | 5% | 100円/振込 ※ジャパンネット銀行は無料 |
メルカリ | 10% | 200円/振込
お急ぎ振込は+200円 |
ラクマ | 6% | 210円/振込
※楽天銀行かつ1万円以上の振込は無料 |
出品者からすると、利益が残りやすいメリットが。購入者からすると他店よりもやすい価格の商品を見つけやすいってこと。手数料が安ければ、その分販売価格を安くする人が多いからです。
現在は利用者を増やすために、セールなども頻繁に行っています。この点からも、せどりの仕入れ先として価値が高いことが分かるでしょう。
PayPayフリマせどりのメリット・デメリット
PayPayフリマせどりのメリットとデメリットをまとめました。
メリット①ライバルが少ない
PayPayフリマは、まだまだライバルが少ない仕入れ先です。
ほとんどのせどらーは、メルカリを利用するかなと。楽天ポイントせどりを実践している人は、ラクマを利用します。あえてYahoo!系のサービスを利用するせどらーは少ないものです。
ライバルが少ない場所だからこそ、利益商品が残っているとも言えます。
メリット②価格交渉がしやすい
PayPayフリマは「価格の相談」ボタンがあり、誰でも気軽に値下げ交渉できる仕組みになっています。
メルカリでは「価格交渉不可」などの記載が増える中、PayPayフリマはフリーマーケットらしい仕様を残しているのが特徴です。せどりの仕入れ先として考えると、嬉しい機能と言えるでしょう。
メリット③ヤフオクの評価を引き継げる
PayPayフリマは、ヤフオクの評価を引き継ぐことができます。
ヤフオクでは、新規アカウントや評価の少ないアカウントに対して入札を拒否する出品者も珍しくありません。このような風潮が残る中で、評価が引き継がれるのはメリットになるはずです。
ヤフオクで評価を貯めていた方は、メリットを活かした仕入れができるでしょう。
デメリット①決済方法が限られている
PayPayフリマのデメリットとしては、決済方法が限られていることです。
- PayPay残高払い
- PayPayあと払い
- クレジットカード
他ECプラットフォームと比較すると、圧倒的に決済方法の選択肢が少ないですね。
クレジットカードが使えるので、仕入れで困ることは少ないかなと。PayPayにチャージする際は、デビットカードも使えます。現金で直接払えないので、人によってはストレスに感じるかもしれませんね。
デメリット②配送方法が匿名配送のみ
PayPayフリマは、配送方法が匿名配送のみとなっています。
- ヤマト運輸
- 日本郵便
- おまかせ配送
ヤマト運輸と日本郵便は「おてがる配送」として、ネコポスや宅急便コンパクト、ゆうパケットなどが利用できます。メルカリの「メルカリ便」と同じイメージです。
上記3種類から選択する形で、450サイズを超える商品は規格外として出品できません。
詳しい料金については、下記画像を参考にしてみてください。
仕入れる側としては特に関係ないので、価格差のある商品を見つけることに集中すればOKです。
PayPayフリマせどりで利益商品を見つけるコツ
PayPayフリマせどりで、利益を出しやすくするコツについてまとめました。
- 「価格の相談」で値段交渉
- キャンペーンやクーポンを活用
- 大型商品に絞ってリサーチする
「価格の相談」で値段交渉
価格の相談機能を利用すると、出品者とのコミュニケーションなしで価格交渉ができます。
価格の相談の流れ
- 「価格の相談」をタップ
- 希望価格を入力
- 「価格の相談を送る」をタップ
利用者は販売価格を100%として、80%未満の価格を指定することはできない仕様です。1,000円の商品なら、値下げ幅は最大で200円ということ。
出品者が値下げに同意すると通知が届きます。
24時間以内に出品者が返事をしない場合、交渉は自動でキャンセルされる流れです。デフォルトの価格が最安でない出品者でも、値下げに応じてくれて結果的に最安になるケースもあります。
「価格の相談」が表示されている商品ページを見つけたら、積極的に利用してみてくださいね。
キャンペーンやクーポンを活用
PayPayフリマでは、お得なキャンペーンやクーポンの配布を行っています。
実施中のキャンペーンなどは、トップページ上部をチェックすれば分かります。また、貯まったPayPayポイントを使って仕入れることも可能です。
ちなみにPayPayポイントは現金として出金できません。
現金化したい時は、ポイントで購入した商品を買取屋に売るのがおすすめです。せどりにおすすめの買取屋は下記記事で解説しています。
大型商品に絞ってリサーチする
大きな商品は、多くのせどらーにとって手を出しにくいものです。
- 保管場所に困る
- 梱包や発送が面倒
- 送料が高い
上記のような理由から積極的に仕入れる人は少ないでしょう。
このネガティブポイントを逆手にとってみると、利益商品を見つけやすいです。特に価格競争を起こしやすい初心者せどらーは、大型商品に対して抵抗があります。
多くの人が面倒に感じる手間を買って出ることで、かんたんに差別化できる良い例と言えるでしょう。
まとめ
PayPayフリマはせどりの仕入れ先として使えるフリマアプリです。
「価格の相談」は、せどらーにとって嬉しい機能になるはず。気軽に価格交渉できるので、仕入れたい商品を見つけたら、どんどん使ってみてください。
キャンペーンやクーポン、セールなどを活用すれば儲かる商品の利幅を広げることも可能です。
ユーザー獲得に力を入れている今こそ、PayPayフリマで仕入れるチャンス、かなと。差別化も意識しつつ商品リサーチすることも忘れないでください。
PayPayフリマをフル活用して、仕入れ先の幅を広げていきましょう。