せどらーのみならず、荷物を発送する際の送料はなるべく節約したいものですよね?
余計なコストを最小限にできれば、せどりの成長速度も上げられるかなと。
本記事では、各サイズや商品例をもとに最安の送料を比較しつつ解説します。
小さな荷物の送料の最安を比較
軽くて小さな荷物を送る際の送料を表にまとめました。
運送会社 | 発送方法 | 送料 | サイズ | 受付場所 | 追跡番号 | 着払い | 補償 |
日本郵便 | ミニレター | 63円 | 25g以内 | 郵便局の窓口・郵便ポスト | ✕ | ✕ | ✕ |
定形郵便 | 84円〜 | 50g以内 | |||||
定形外郵便 | 120円〜 | 90サイズ・4kg以内 | |||||
スマートレター | 180円 | A5サイズ・厚さ2cm以内 | |||||
クリックポスト | 198円 | 厚さ3cm以内 | |||||
ゆうメール | 180円〜 | A4サイズ・1kg以内 | ◯ | ||||
ゆうパケット | 250円〜 | A4サイズ・厚さ3cm以内 | ◯ | ||||
レターパックライト | 370円 | 専用封筒・厚さ3cm以内 | ✕ | ||||
レターパックプラス | 520円 | 専用封筒・厚み制限なし | |||||
ヤマト運輸 | 宅急便コンパクト | 610円〜 | 専用ボックス | ヤマト営業所・コンビニ | ◯ | ◯ | ◯ |
最安の発送方法は日本郵便が提供する「ミニレター」です。
しかし、各発送方法でサイズの制限があります。
以下で詳細を見ていきましょう。
ミニレター
ミニレターは25gまでの荷物を送るのに最適な発送方法です。
ミニレターの概要 | |
送料 | 63円 |
サイズ | 25g以内 |
受付場所 | 郵便局・郵便ポスト |
追跡番号 | ✕ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
数ある発送方法の中で現状最安となっています。
ミニレターに最適な商品例
- ステッカー
- デカール
- カード
上記のような商品を送る際に活用できるかなと。
ただし追跡番号がつかないので、商品を出品する際は出品ページに記載するようにしましょう。
定形郵便
定形郵便は最大50g以内までの荷物が送れる発送方法です。
定形郵便の概要 | |
送料 | 84円〜 |
サイズ | 50g以内 |
受付場所 | 郵便局・郵便ポスト |
追跡番号 | ✕ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
「25gまで84円」「50gまで94円」で送れます。
定形郵便に最適な商品例
- ボールペン
- キーホルダー
- ケーブル
重量オーバーしない範囲であれば、格安で発送できるかなと。
単価の安い商品で、利益率をなるべく保ちたい方におすすめです。
定形外郵便
定形外郵便は様々なサイズに対応した格安の発送方法です。
定形外郵便の概要 | |
送料 | 120円〜 |
サイズ | 90サイズ・4kg以内 |
受付場所 | 郵便局・郵便ポスト |
追跡番号 | ✕ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
各サイズの送料は以下の通り。
重量 | 規格内料金 | 規格外料金 |
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | ✕ | 1,040円 |
4kg以内 | ✕ | 1,350円 |
ちなみに「規格内」の条件は以下の通りです。
長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内
および重量1kg以内
上記の条件を超えると「規格外」となり、料金が高くなる点に注意してください。
追跡番号はないものの、単価の安い商品を届ける際に多用されている発送方法です。
スマートレター
スマートレターは、A5サイズ・1kgまでの荷物を送れる発送方法です。
スマートレターの概要 | |
送料 | 180円 |
サイズ | A5サイズ・厚さ2cm以内 |
受付場所 | 郵便局・郵便ポスト |
追跡番号 | ✕ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
重量制限が1kgまでなので、いろいろな荷物に対応できるかなと。
スマートレターに最適な商品例
- CD・DVD
- 文庫本
- スマホケース
全国一律料金なので、遠方へ届ける時にも活用できるでしょう。
クリックポスト
郵便局・郵便ポストは全国一律198円で、追跡番号付きの発送方法です。
クリックポストの概要 | |
送料 | 198円 |
サイズ | 厚さ3cm以内 |
受付場所 | 郵便局・郵便ポスト |
追跡番号 | ◯ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
クリックポストのサイズ上限は以下の通り。
長さ34cm×幅25cm×厚さ3cm以内
重量1kg以内
追跡番号がついているので安心感があります。
CD・DVDなどのメディア系や本などに最適な発送方法です。
ただし決済方法がクレジットカードのみ、ラベルの印刷が必要な点に注意してください。
ゆうメール
ゆうメールは、重さに合わせて料金が変わる発送方法です。
ゆうメールの概要 | |
送料 | 180円〜 |
サイズ | A4サイズ・1kg以内 |
受付場所 | 郵便局の窓口・郵便ポスト |
追跡番号 | ✕ |
補償 | ✕ |
着払い | ◯ |
ゆうメールのサイズ別料金は以下の通り。
重量 | 150g以内 | 250g以内 | 500g以内 | 1kg以内 |
送料 | 180円 | 215円 | 310円 | 360円 |
サイズの上限は以下の通りです。
長さ34cm以内×幅25cm以内×厚さ3cm以内
クリックポストとは異なり、重量によって料金が変わります。
重量によって使い分けてみてください。
ゆうパケット
ゆうパケットは、厚さによって料金が変わる発送方法です。
ゆうパケットの概要 | |
送料 | 250円〜 |
サイズ | A4サイズ・厚さ3cm以内 |
受付場所 | 郵便局の窓口・郵便ポスト |
追跡番号 | ◯ |
補償 | ✕ |
着払い | ◯ |
サイズ別の料金は以下の通り。
- 厚さ1cm以内:250円
- 厚さ2cm以内:310円
- 厚さ3cm以内:360円
追跡番号と着払いに対応しているので、購入者の満足度を高めやすいですね。
レターパックライト
レターパックライトは、専用封筒で送れる発送方法です。
レターパックライトの概要 | |
送料 | 370円 |
サイズ | 専用封筒・厚さ3cm以内 |
受付場所 | 郵便局の窓口・郵便ポスト |
追跡番号 | ◯ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
事前に専用封筒を用意しておけば、かんたんに荷物が送れます。
厚さ3cm以内・4kg以内まで対応しているので、様々な商品に対応できるのもポイント。
送料を抑えつつ、遠方へ送りたい方におすすめの発送方法です。
レターパックプラス
レターパックプラスは、厚さ制限なしの発送方法です。
レターパックプラスの概要 | |
送料 | 520円 |
サイズ | 専用封筒・厚み制限なし |
受付場所 | 郵便局の窓口・郵便ポスト |
追跡番号 | ◯ |
補償 | ✕ |
着払い | ✕ |
レターパックライトとの違いは、厚さ制限がないこと。
4kg以内で専用の封筒に入るものならOKです。
全国一律料金なので、遠方へ格安で商品を届けたい方に最適な方法と言えるでしょう。
宅急便コンパクト
宅急便コンパクトの概要 | |
送料 | 610円〜 |
サイズ | 専用ボックス |
受付場所 | ヤマト営業所・コンビニ |
追跡番号 | ◯ |
補償 | ◯ |
着払い | ◯ |
専用ボックスを用意しておけば、効率的に発送できるのもポイント。
ヤマト運輸ならではの迅速な発送と、追跡番号、補償などのサービスも受けられます。
一般的な荷物の送料の最安を比較
次に一般的な荷物の送料の最安を比較してみました。
重量 | ヤマト運輸 | 佐川急便 | 日本郵便 | |||
ヤマト運輸 | 佐川急便 | 日本郵便 | ||||
60サイズ | 2kgまで | 2kgまで | 25kgまで25〜30kgは別途500円程度の追加料金 | 930円 | 770円 | 870円 |
80サイズ | 5kgまで | 5kgまで | 1,150円 | 1,045円 | 1,100円 | |
100サイズ | 10kgまで | 10kgまで | 1,390円 | 1,386円 | 1,330円 | |
120サイズ | 15kgまで | なし | 1,610円 | なし | 1,590円 | |
140サイズ | 20kgまで | 20kgまで | 1,850円 | 1,848円 | 1,830円 | |
160サイズ | 25kgまで | 30kgまで | 2,070円 | 2,068円 | 2,060円 | |
170サイズ | 50kgまで 日本郵便は30kgまで |
なし | 2,420円 | 2,410円 | ||
180サイズ | 30kgまで | 2,400円 | 2,695円 | なし | ||
200サイズ | 30kgまで | 2,840円 | 3,245円 | なし |
各サイズ別で見ると、佐川急便が最安になるケースが多いです。
日本郵便はサイズに関係なく重量制限が緩いのが特徴的。
「小さいけど重たい荷物」を送る時に便利に活用できます。
ちなみに最も迅速に発送できるのはヤマト運輸です。
時間指定があったり、購入者から「最短でお願いしたい!」とリクエストがあった時は、ヤマト運輸を利用すると良いでしょう。
FBA納品なら他にも選択肢がある
もしもFBA倉庫への納品を考えているなら、他にも選択肢があります。
FBA納品サービスを請け負っている運送会社もあるので、ぜひ下記記事を参考にしてみてください。
>>【Amazon FBA納品の送料】最安の配送会社と安く抑えるコツを紹介
送料を安く抑えるコツ
ここでは、少しでも送料を安く抑えたい方にちょっとしたコツを紹介します。
- 運送会社の割引サービスを活用する
- 梱包資材をまとめ買いする
- 各販路の配送サービスで送る
運送会社の割引サービスを活用する
各配送会社の割引サービスを活用すると、通常価格よりも送料を安くできます。
- 営業所への持ち込み
- スマホアプリで受付
- 配送会社のメンバーに加入
上記のような条件を満たすだけで、送料を数百円セーブすることが可能です。
送料を安くしたい方は、まず割引サービスをフル活用してみてください。
梱包資材をまとめ買いする
梱包資材をまとめ買いすることで、トータルコストを下げることも可能です。
- ダンボール(専用ボックス含む)
- エアパッキン
- セロテープ
上記のような梱包資材は、Amazonや業者向けのECサイトで格安販売されています。
単品で購入するよりも単価が安くなるので、送料を節約したい方はGoogle検索してみてください。
各販路の配送サービスで送る
メルカリやヤフオクを販路として利用しているなら、専用の発送方法を利用しましょう。
上記のサービスを使えば、通常料金よりもかなり安く送料を抑えられます。
購入者にとってもメリットが多いので、ヤフオクとメルカリを利用している方は専用の配送サービスを使いましょう。
>>【メルカリ便の送り方】サイズ別の送料と配送方法の特徴を徹底解説!
まとめ
送料を最安に抑えるには、通常料金を把握するだけでは不十分です。
各配送業者の割引サービスをフル活用しつつ、梱包資材をまとめ買いすることも検討してみてください。
また、ヤフオクとメルカリの専用サービスを使うのもおすすめです。
送料は物販で最もネックになるコストの1つ。
だからこそ、賢い節約術を身につけることが大切です。
しっかり知識を身につけて、利益率を上げていきましょう!