こんな疑問に答えます。
参入者が多いことが原因で、価格競争になる商品は沢山ありますよね。
結果、自転車操業になってしまい、商品数を増やすほど利益と労力のバランスが崩れていく。
ライバルとの差別化ができないからこその失敗例ですね。
本記事では、せどりでライバルと差別化できる即効性のある方法を5つ紹介します。
せどりのライバルと差別化できる5つの方法
せどりでライバルと差別化できていない本質は「大多数と同じことをしている」に尽きます。
少しでもライバルと差別化したい方は、以下5つの方法を試してみてください。
- 高額商品を売る
- 商品知識をつける
- 手間がかかる商品を売る
- 中古市場で戦う
- 卸問屋の商品を売る
上記の方法を見て「うわっ面倒かも…(汗)」と思った方はチャンスです。
なぜなら、ライバルも同じように面倒に感じるから。
即行動に移してライバルを出し抜けるせどらーになりましょう。
①高額商品を売る
比較的簡単にライバルせどらーと差別化できるのが、高額商品を扱うことです。
高い商品を仕入れるのは、誰でもリスクを感じます。
経験がないせどらーからすると「資金が少ないうちはやめておこう」と考えるのも無理はありません。
- 15万円のパソコンを転売
- 1つ5万円の陶器を転売
- 10万以上のスマホを転売
高い商品を扱うことで、出品者の少ないマーケットに移ることができます。
高額商品は出品者の質が問われる
オンラインショッピングに対してリテラシーのある層は、出品者情報をチェックした上で高額商品を購入します。
「高い商品」→「信頼できるショップから買いたい」→「出品者をチェック」という流れになるのは当然かなと。
このような層に対して、高額商品を販売するなら、やはり良い評価を蓄積させることが大切ですね。
良い評価は高回転な商品で迅速に貯めよう
出品者の評価を迅速に貯めるなら、人気があってすぐに売れる商品を転売しましょう。
評価数が50以上ついてくると、高額商品も売れやすくなります。
ライバルと差別化するための戦略として
- トレンド商品
- 仕入れ単価が安い
- 高回転
といった条件の商品を扱うのもおすすめです。
②商品知識をつける
商品知識を身につけることで、初心者せどらーと差別化できます。
なぜなら、初心者せどらーの多くが「誰でも仕入れられる商品」を扱っているからです。
1つのジャンルに特化して深い知識を身につければ、あなたから売れる理由を自ら生み出せます。
魂は細部に宿るという話
せどりは知識の有無に関係なく、商品で勝負できるのが魅力です。
しかしながら、商品知識を身につけておくと細かな点で違いが出てきます。
中でも最も大きな差に繋がるのが商品説明文ですね。
一見同じ文章でも詳しい人とそうでない人では細部に違いが出るものです。
人はメリットばかり言われても信頼しません(特に高額商品は)。
デメリットを述べた上で「こんな人に向いています」と提示できると、購入率は格段に上がります。
短期間で商品知識を身につける方法
迅速に商品知識を身につける方法は以下の通りです。
- 本を読む
- SNSのコミュニティに参加する
- 特化ブログを読み漁る
専門知識がいる分野であれば、本を何冊か読むのがおすすめです。
マニアックなジャンルならSNSのコミュニティで質問したり、おトクな情報をゲットすると良いでしょう。
個人が運営する特化ブログなら、細かい知識が身につきます。
どんなに面倒であっても「仕事のため」と割り切れば、時間を価値を見いだせるはずです。
平日30分から1時間ほど、週末は2時間ほどインプットの時間を作れば1ヶ月後には、ある程度の知識が身についてライバルと差別化できるようになりますよ。
価格差だけでなく、主体的に知識をつけることも戦略として有効です。
③手間がかかる商品を売る
ライバルと差別化するなら、単純に手間がかかる商品を扱うのもおすすめです。
- 大きくて重たい商品
- 梱包が必要な商品
- 管理が必要な商品
多くのせどらーが「〇〇は面倒だからやめておこう」と考える商品であれば、それだけで差別化できますからね。
あなたがこんなふうに感じたら、それは差別化のチャンスとも言えるでしょう。
せどらーの手間は購入者に何の関係もない
当然の話ですが、せどり実践者の手間は購入者にとって何も関係ありません。
例えば、サイズが大きな商品の場合、多くのせどらーは無意識にスルーしています。
しかし、こういった商品の中にはニーズがあり仕入れ対象として優秀な商品が潜んでいるものです。
あなた自身の中にあるマインドブロックを外すだけで、利益が増えるならコスパ最高と言えるのではないでしょうか。
まずはテストで実践するのがおすすめ
はじめに「テスト仕入れ→出品」してみて、実際にかかった労力や利益を計算してみましょう。
- 思ったより労力がかからなかった
- 想像以上に時間がかかった
- 速攻売れた
上記のように実際の販売経験を通して、継続するかどうかを判断してみてください。
単純にマインドブロックがかかってるだけの商品なら、安定して利益を上げていけますよ。
④中古市場で戦う
新品せどりから中古せどりに切り替えるのも、ライバルと差別化する選択肢としてありです。
新品市場と比較して、中古市場はせどりの参入者が少なくなります。
つまり、あなたが中古市場に目を向けるだけで、ちょっとした差別化ができるということです。
中古品はコンディションや付属品などもバラバラなので、差別化要素が沢山あります。
面倒だからこそ価値のある戦法と言えるでしょう。
中古市場ではあなたの責任感が利益に直結します
コンディションの説明や付属品、傷の有無など中古品は新品と比較してチェック項目が多いです。
偽った出品行為をすれば、出品者としての信頼はガタ落ちになってしまいます。
面倒は増えますが、だからこそ中古品を攻める価値があるとも言えます。
- 差別化できるポイントが沢山
- 信頼獲得→リピーターに繋がりやすい
- 仕入れ対象が豊富
写真撮影やコンディションの確認など、一手間かけるだけで新品市場のライバルと大きく差をつけることが可能です。
今まで新品のみを扱ってきたせどり実践者は、この機会に中古市場を覗いてみると良いでしょう。
⑤卸問屋の商品を売る
卸問屋から仕入れてライバルと差別化を図るのも1つの戦略として有効です。
店舗から仕入れる一般的なせどらーとは一線を画することができるでしょう。
卸問屋せどらーは価格競争する人が少ない
卸問屋で仕入れてる人の根幹には「価格競争したくない」という考え方が根付いています。
また、卸問屋の中には価格を下げる人を歓迎しない方も多いです。
そのため、卸問屋から仕入れるだけで価格競争が起こりづらくなるメリットも得られるんですね。
卸問屋は個人でも始められる
「卸問屋なんて法人しか付き合ってくれないでしょ」と思った方は損していますよ。
現在の卸問屋は個人のせどらーでも、契約できるところが沢山あります。
審査のある業者から、会員登録だけで仕入れができる業者まで様々です。
また、卸問屋でしか仕入れることができない商品も多いので、少しでもライバルと差別化したい方は一度覗いてみると良いですよ。
卸問屋せどりについては下記記事で詳しく解説しています。
>>【安定】卸問屋仕入れでせどりの価格競争から抜け出す方法:個人OK
「ライバルが多い」と判断する基準について
あなたは商品リサーチを行う際「出品者30人かよ。ダメだな。次!」と、簡易チェックのみで終わりにしていないでしょうか?
相乗り出品が基本のAmazonでは、出品者数が多いだけでリサーチをやめてしまう方も実に多いです。
しかし、Amazonで商品リサーチをする際は
- プライム出品者の数
- 過去から現在までの価格推移
- 最安値付近の出品者数
などを分析しなければ、本当のところは分かりません。
ライバルが多いかどうかはAmazonを見るのがベスト
例をあげて解説します。
こちらの商品の出品者数は23名。
新品の出品者数は22名なので「若干多いな〜」とスルーする方もいるでしょう。
しかし、詳細を確認してみると下画像のような結果でした。
価格帯も近いので、ライバルが多いと感じる人もいるかもしれません。
ですが「プライム」と「新品」にチェックを入れて見ると、次のような結果になりました。
新品かつプライム出品者はたった1人です。
出品者数23名と見ただけでは全く分からない事実が判明しましたね。
Amazonに出品されている商品には、上記のように「穴場」なものも沢山あるんです。
商品リサーチをする際は、単純に出品者数をチェックするだけでなく、後一歩入り込んだリサーチを行うようにしてみてください。
ライバルとの差別化は、出品する商品だけでなくリサーチの仕方を変えるだけでも可能ということです。
まとめ
せどりを始めたばかりの頃は、価格差のある商品を見つけても価格競争に巻き込まれて撃沈するケースが多いですよね。
「せどりはもう稼げないのかな」
このように考えて、道半ばで挫折してしまう人は沢山います。
しかし、あなた自身が「他の人と違う行動」を意識的に取れば、ライバルと差別化することは可能です。
- 出品する商品
- 商品リサーチの質
- 仕入先
上記のような差別化できるポイントを踏まえた上で、1度冷静に戦略を立ててみてください。
ロジックを活かして「意図的」なせどりをして、ライバルを出し抜いていきましょう!