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【必須】せどりに売上管理が必要な理由:作り方と活用ポイントも解説

せどりをするなら売上管理をした方が良いのかな?Amazonのセラーセントラルだけではダメなものなんだろうか。せどりの売上管理をする意味ややり方について知りたいな。

こんな疑問に答えます。

売上管理は、せどりのキャッシュフローを把握する上で欠かせない業務です。

「やっぱそうなのか…面倒くさいな〜!」

こんな声が聞こえてきそうですが、売上管理は全てのせどらーが身につけるべきスキルと言えます。

売上管理ができていないと、以下のようなトラブルが生じるものです。

  • 正確な利益額が分からない
  • 在庫がいくつあるのか把握できない
  • 確定申告でミスを連発

トラブルを未然に防ぐには、事前にせどりの売上管理について理解しておくことが大切です。

本記事では、せどりの売上管理について網羅的に解説します。

せどりに売上管理がマストで必要な理由

はじめに「そもそも何でせどりに売上管理が必要なの?」という疑問を解消しておきましょう。

  • キャッシュフローを正確に把握できる
  • 何がどれだけ売れているか分かる
  • 損切りするべき商品を数字で判断できる
  • 正確な在庫管理ができる
  • 確定申告をスムーズに行える

キャッシュフローを正確に把握できる

売上管理ができると、せどりのキャッシュフローが正確に把握できます。

「キャッシュフロー」とは、お金の流れのことです。

  • せどりでいくら儲かってるのか
  • どれくらいの経費がかかっているのか
  • 損失や無駄なポイントはないか

上記の要素が明確になっていないと、自分がどれくらい稼げているのかを把握できません。

せどりの本質を深堀すると、お金を使ってお金を増やしているとも言えます。

お金を動かしてお金を稼ぐ仕組みなら、売上管理が何よりも大事と言えるのではないでしょうか。

何がどれだけ売れているか分かる

売上管理をすると、何がどれだけ売れているのか分かります。

  • 商品A:月10個/週2〜4個
  • 商品B:月20個/週4〜6個

このように自分が転売している商品が、具体的にいくつ売れているのかを認識することは非常に重要です。

「何がいくつ売れているのか」が分からなければ、毎回「この商品はいくつ仕入れれば良いんだろう?」といったストレスを抱えることになりますよね。

  • 商品Aは月10個売れる
  • 去年の8月は15個売れていた
  • 今年も売れそうだから多めに仕入れよう

売れた数量をデータとして残しておけば、翌年の仕入れにも活用できます。

面倒に感じる人も多い売上管理ですが、独自のデータを仕入れに活かせるというメリットもあるのです。

損切りするべき商品を数字で判断できる

売上管理ができていると、損切りするべき商品を判断する際にも役立ちます。

せどりをしていると、足を引っ張る商品が必ず現れます。

  • 特定のタイミングでしか売れない商品
  • 販売手数料が高くて利益が少ない商品
  • 仕入れ単価が高くて売れ行きが悪い商品

こういった商品に気づくのは意外にも難しいものです。

売上管理でデータをストックしておけば、売れ行きやコスパの悪い商品が数字で分析できるようになります。

リピート販売できるものの、売れる時期が限定されている商品があった時も「この商品は毎年5月だけ仕入れれば良いんだ」と判断できますよね。

的確に損切りができるようになれば、せどりの利益率は飛躍的にアップしますよ。

正確な在庫管理ができる

売上管理は在庫管理にも役立ちます。

「でもAmazonのセラーセントラルで在庫管理できるんじゃないの?」

確かにそうかもしれませんね。

しかし、Amazonでは稀に在庫のピックアップ漏れが起こることもあるんです。

また、ヤフオクやメルカリなど、複数の販路で転売している場合、一括して在庫を管理するのは困難ですよね。

売上管理表に在庫状況を入力しておけば、せどり全体でどれくらいの在庫を持っているのか分かるでしょう。

売上と同時に在庫数を把握することで、せどり全体のお金の流れを読みやすくなりますよ。

確定申告をスムーズに行える

売上管理は確定申告をする際もメリットをもたらしてくれます。

せどりで確定申告する際は「棚卸資産」に注意しなければなりません。

棚卸資産とは、仕入れたものの年度末までに売れなかった在庫のこと。

  • NG例:売上300万円ー支出100万円=利益200万円
  • OK例:売上300万円ー(経費100万円ー棚卸資産20万円=80万円)=利益220万円

上記の通り、棚卸資産が把握できていないと、確定申告で間違った申告をすることになるのです。

利益額が大きくなれば、その分課税額も上がります。

税務署に間違った申告をすると「追徴課税」として、余計に税金を納める必要が出てきてしまうんですね。

損をしないためにも、日頃から売上管理を徹底することが大切と言えるでしょう。

売上管理はせどりの正確なキャッシュフローを把握する上で欠かすことのできない作業です。面倒くさがって売上管理をおろそかにしていると、トラブルに発展するリスクすらあるので注意してください!
コータ
コータ

せどりの売上管理で記入するべきデータ

せどりの売上管理で記入するべきデータは以下の通りです。

  • 仕入れた日
  • 商品名
  • 仕入れた数
  • 単価
  • カート価格
  • 売値(理想値)
  • 利益額
  • 損益分岐点
  • ASIN/JAN
  • 出品開始日
  • 送料
  • 在庫数

最低限、上記の項目を記入しておけば、売上管理のデータを様々なことに活用できます。

売上管理表は自分の使いやすいようにカスタムしよう

売上管理表を作る際は、あなたが使いやすい順番で各項目を配置してください。

人によって好みは様々なので、記入しやすい順番に設定することをおすすめします。商品数が増えてくると、売上管理にかかる時間も相対的に増えてくるはずです。

あなたなりの使いやすい売上管理表を作って、生産性を高める努力をしていきましょう。

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せどりの売上管理表を作成する3つの方法

せどりの売上管理表を作成する方法は、主に以下の3種類があります。

  • 手書きで帳簿をつける
  • EXCELでテンプレートを使う
  • Googleスプレッドシートを使う

手書きで帳簿をつける

1つ目は、手書きで売上管理の帳簿をつける方法です。

  • メモ帳
  • ペン

上記2つがあれば、誰でも無料で売上管理表を作ることができます。

事前にPCで売上管理表を作成しておき、プリントアウトしても良いでしょう。

手書きなので効率性は落ちます

手書きで売上管理をすると、どうしても時間がかかってしまうことを覚悟しておきましょう。

最低限のツールがあれば、すぐに始められるお手頃感がメリットと言えるでしょう。

EXCELでテンプレートを使う

2つ目はEXCELで売上管理表を作る方法です。

PCにEXCELがインストールされていれば、すぐに売上管理を始められますよ。

EXCELにはテンプレートが用意されているため、売上管理のテンプレートをダウンロードして活用することも可能です。

  • テンプレートをダウンロード
  • 自分なりにカスタマイズ

上記の流れで売上管理表を作れば、最小限の労力で済ませることができますよね。

また、EXCELの自動計算機能を使えば、電卓を使わなくても細かい計算を行なえます。

売上管理の方法としては、最もスタンダードなやり方と言えるでしょう。

3つ目は、Googleスプレッドシートを使って売上管理する方法です。

「Googleスプレッドシート」とは、Googleが無料で計算する表計算サービスになります。

Googleスプレッドシートを使う

3つ目は、Googleスプレッドシートを使って売上管理する方法です。

「Googleスプレッドシート」とは、Googleが無料で計算する表計算サービスになります。

簡単に言えば「無料のEXCEL」ですね。

  • PCにインストール不要
  • クラウド上でデータを管理・保存
  • 一通りの表計算ができる

今現在、PCにEXCELがインストールされてないものの、表計算を使いたい方はGoogleスプレッドシートの利用をおすすめします。

できることはEXCELとほぼ変わらないにも関わらず、無料で利用できるのでコストをかけずに売上管理表を構築可能です。

興味のある方は、以下のリンクからGoogleスプレッドシートをダウンロードして使ってみてくださいね。

>>Googleスプレッドシートはこちら

せどりの売上管理表を活用するポイント

最後にせどりで売上管理表を上手に活用するポイントを解説します。

  • 売上管理は毎日行うべし
  • 月次レビューで改善点をあぶり出す
  • 20/80の法則を使って生産性アップ

売上管理は毎日行うべし

売上管理はできるだけ毎日記入するようにしましょう。

1日の締めに売上管理業務を設定しておくと継続しやすいです。売上管理を毎日行うことで、以下のようなメリットが得られます。

  • 毎日売れた商品が把握できる
  • 1日の売上と利益率が分かる
  • すぐに修正するべきポイントが分かる
  • モチベーション維持に綱がる
  • 記入漏れに気づける

このように毎日、売上管理をするからこそ得られる恩恵があるものです。

期間を空けて売上管理をすると、大量の記入事項に圧倒されて挫折するリスクが高くなります。

データを有効活用するためにも、売上管理は毎日行うようにしましょう。

月次レビューで改善点をあぶり出す

売上管理表は記入して終わりにしてはいけません。

最大の目的はレビュー(評価)にあるのです。

  • 毎日データを入力
  • 月次レビューで問題点を見つける
  • 改善点を出して実行

最低でも月に1度は売上管理をレビューしてみてください。

月次レビューに慣れてくると、問題点のあぶり出しが迅速にできるようになってきます。せどりで成果を伸ばしていくには、自分の問題点に気づいて改善していかなければなりません。

自ら成長できるせどらーになるためにも、売上管理の月次レビューを欠かさないようにしましょう。

20/80の法則を使って生産性アップ

20/80の法則とは、経済学者である「ヴィルフレド・パレート」が発見した不変の法則です。

  • 売上の80%は販売商品の20%からできている
  • 仕事の成果の80%は、作業全体の20%が生み出している
  • クレームの80%は、20%の購入者からきている

20/80の法則をせどりで例えると、上記のような感じになります。

前述した通り、売上管理表は問題を見つける際に役立ちますよね。

ここに20/80の法則をミックスさせると、せどりの生産性が飛躍的にアップするんです。

  • 無駄な作業
  • 損切りすべき商品
  • クレームが多い販路

1人で作業することの多いせどりだからこそ、時間効率を少しでも上げる努力が必要になります。

20/80の法則は本やYouTubeでも学習できますので、この機会にぜひ活用してみてください。

まとめ

売上管理は、せどりで継続的に稼いでいきたい全ての人がやるべき作業です。

  • キャッシュフローを正確に把握できる
  • 何がどれだけ売れているか分かる
  • 損切りするべき商品を数字で判断できる
  • 正確な在庫管理ができる
  • 確定申告をスムーズに行える

上記の通り、売上管理を徹底することで得られるメリットは非常に沢山あります。せどり全体のキャッシュフローが理解できれば、問題点に気づいてスムーズに軌道修正することも可能です。

売上管理表は無料からでも作成できます。

ぜひ、この機会に売上管理表を作成してお金の動きを冷静に分析できるせどらーになりましょう!

  • この記事を書いた人

コータ

▶会社員時代、図書館でネットせどりの本に出会い副業せどりをスタート▶失敗と試行錯誤を繰り返し月収100万円稼げるようになり独立▶現役せどらーの私が効率的に稼ぐ方法を発信しています!

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