こんな疑問に答えます。
ヨドバシカメラは実店舗、オンラインショップの両方で仕入れができる家電量販店です。
価格差が取れる商品が多く、せどらーとしては外せない仕入先になっています。
しかし、ヨドバシカメラは厳しい転売対策を行っていることでも有名なんです。
本記事では、ヨドバシカメラせどりで儲ける方法と、転売対策を突破するコツを紹介します。
ヨドバシカメラせどりのメリット・デメリット
はじめにヨドバシカメラせどりのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 商品点数がめちゃくちゃ多い
- ポイント還元率が高い
- Amazonよりも安い商品がある
デメリット
- 転売対策をしている
- 店舗数が少ない
メリット①商品点数がめちゃくちゃ多い
ヨドバシカメラは商品バリエーションが豊富なメリットがあります。
知らない方も多いですが、ヨドバシカメラのオンラインショップはAmazonに次いで国内2位の売上になっているんです。
オンラインショップである「ヨドバシ・ドットコム」には、相当な数の商品が販売されています。
また新商品の入荷も早く、トレンド系の商品を仕入れやすいのも特徴です。
家電製品だけでなく、文房具やゲームなど実に様々なジャンルが揃っています。
顧客満足度は6年連続で1位を獲得している点からも、実に優秀なECサイトであることが分かるでしょう。
メリット②ポイント還元率が高い
ヨドバシカメラはポイント還元率が高く、価格差を得やすいのもメリットです。
ポイント還元率は5%〜15%ほどで「1ポイント=1円」として使えます。
ほとんどの商品のポイント還元率が10%ほどとなっており、ヨドバシカメラを利用するたびに大きな恩恵が得られるんです。
ヨドバシ・ドットコムで販売されている商品の中には、すでに価格差があり、かつポイント還元率の高い商品があります。
こういった商品を狙って仕入れていけば、効率的にせどりで稼いでいけますよ。
メリット③Amazonよりも安い商品がある
ヨドバシカメラには、Amazonより安い商品が意外にあります。
例えば、新発売されたばかりの商品の場合、ヨドバシカメラは他店よりも安い価格で販売することが多い印象です。
実店舗、オンラインショップともに力を入れており、他のショップより少しでも値下げしようといった姿勢が伺えます。
ポイント還元を抜きにして、Amazonと価格差のある商品を見つけられればかなり狙い目。
多彩な商品バリエーションがあり、しっかり稼げる商品が見つかるのもヨドバシカメラせどりならではのメリットと言えるでしょう。
デメリット①転売対策をしている
ヨドバシカメラは、せどらーや転売ヤー対策をしているのがデメリットですね。
基本的にヨドバシカメラから転売目的とみなされると、注文をキャンセルされてしまいます。
- 1度に大量の商品を購入
- 同じ商品を複数購入
- 連日、商品を購入
例えば、上記のような感じで仕入れると、転売目的と判別されやすいです。
最悪、ヨドバシ・ドットコムのアカウントが凍結され、2度と商品を購入できなくなることも。
実店舗も同様に転売対策をしているので、ヨドバシカメラせどりをする際は細心の注意が必要です。
デメリット②店舗数が少ない
ヨドバシカメラは全国に23店舗しかないデメリットも。
近くに実店舗がない方は、基本的にオンラインショップから仕入れることになります。
転売対策の視点から見ると、実店舗の方が規制がゆるいので残念ですね。
ただ、ヨドバシ・ドットコムを使ってせどりをしている方は沢山います。
メインの仕入先としてガンガン利用するのはリスキーなものの、コツを踏まえて仕入れをすればそこまで問題はありません。
転売対策の突破方法については、後に詳しく解説します。
ヨドバシカメラせどりのリサーチで見るべきポイント
ここでは、ヨドバシカメラせどりのリサーチで重要なポイントを見ていきましょう。
- 店舗の狙い目はワゴンと黄色の値札
- ヨドの市で掘り出し物を見つける
- 「PRICE DOWN」コーナーで破格商品ゲット
- 「数量限定セール」はマストでチェック
- 「在庫残少 ご注文はお早めに!」は狙い目
店舗の狙い目はワゴンと黄色の値札
ヨドバシカメラの実店舗では、ワゴンセールと黄色の値札をメインにリサーチするのがおすすめです。
上記2つは販路と価格差のある商品が多く稼ぎやすくなっています。
ただし、価格差のある全ての商品を仕入れ対象にするのはNGです。
ヨドバシカメラでは在庫が豊富にある商品の場合、一定期間がすぎるとさらに値下げされる可能性があります。
- 価格差を見つけて仕入れ
- Amazonへ出品
- 1週間後に値下げされて価格競争になる
上記の問題を未然に防ぐには、ヨドバシ・ドットコムを活用します。
- 仕入れ対象を検索
- 価格と在庫状況をチェック
- 在庫が豊富にあり価格差がなければ仕入れない
ヨドバシ・ドットコムでは、現在の在庫状況を確認できるようになっているんです。
ここで「在庫あり」になっていて、かつオンラインショップと実店舗で価格差がない場合、後にさらなる値下げを行う可能性が高いと言えます。
狙い目は、店舗とネットで価格差があり、かつ「在庫残少 ご注文はお早めに!」と記載されている商品です。
ワゴンまたは黄色の値札で、上記の特徴に当てはまる商品に絞って仕入れていきましょう。
ヨドの市で掘り出し物を見つける
「ヨドの市」とは、ヨドバシカメラが定期的に開催しているセールです。
ワゴンセールと同じような感じで、処分品や特価品が陳列されています。
家電製品だけでなく、生活用品やDVDなどのメディア系商品などもあるのでくまなくリサーチしてみてください。
基本的に早い者勝ちなので、美味しい商品を見つけたら速攻で仕入れるようにしましょう。
「PRICE DOWN」コーナーで破格商品ゲット
ヨドバシカメラの店内には「PRICE DOWN」と記載されたコーナーがあります。
乱雑に置かれた商品は値下げ率も高く、儲かる商品に遭遇する可能性が高いです。
通常1,000円以上する商品が10円で仕入れられることも珍しくありません。
商品ジャンルも多種多様なので、割引率の高い商品からどんどん価格差をチェックしていきましょう。
店舗によって陳列される商品が異なるのも特徴です。
セール品のリサーチは、店舗せどりの鉄則なのでくまなく価格差をチェックしてくださいね。
「数量限定セール」はマストでチェック
ヨドバシ・ドットコムでは「数量限定セール」をリサーチするのがおすすめです。
通常の販売価格よりも値下げされており、なおかつポイント還元率が高いのが特徴です。
ジャンルもヨドバシ・ドットコムだけあり、まんべんなく揃っています。
販路との価格差がある商品を見つけたら、売れ行きや出品者数を分析して仕入れ対象にするかジャッジしていきましょう。
「在庫残少 ご注文はお早めに!」は狙い目
ヨドバシ・ドットコムで商品をリサーチする際は「在庫残少 ご注文はお早めに!」となっている商品を重点的にリサーチしてください。
数量限定セールと在庫残少の商品は、マストでリサーチすることをおすすめします。
上の画像を見ると参考価格に線が引かれて割引されていますよね。
なおかつ「在庫残少 ご注文はお早めに!」であり、ポイントもつくので価格差が取れる可能性が高いです。
各販路のリサーチツールで売れ行きと相場をチェックして、問題なければ仕入れて転売しましょう。
ヨドバシカメラせどりの利益率を高めるコツ
ヨドバシカメラせどりで利益率を最大化させたい方は、ポイントカードを作りましょう。
ポイントカードを作っておくと、店舗で仕入れをした際にポイント10%還元を受けられます。
現在はヨドバシカメラから「ゴールドポイントアプリ」がリリースされているので、こちらを使うのがおすすめです。
入会費、年会費無料なので必ず登録しておきましょう。
ヨドバシカメラ以外でもポイントが貯まる
ヨドバシグループの石井スポーツとアートスポーツでも、同じ条件でポイントが貯められます。
つまり、合計3つのショップが仕入れ対象にできるってことです。
貯まったポイントは全ての店舗、またはオンラインショップで使えるので利益率を最大化する際に役立ちます。
石井スポーツとアートスポーツもセールを開催していたりするので、儲かる商品を見つけたら仕入れてポイントを貯めていきましょう。
ヨドバシカメラせどりで転売対策を突破する方法
前述した通り、ヨドバシカメラは厳しい転売対策を行っています。
この規制を突破する最もおすすめの方法は外注化です。
- クラウドソーシングや知人に代行して注文してもらう
- 届いた商品をFBA倉庫または自分宛てに発送してもらう
個人のせどらーがヨドバシカメラから大量に商品を仕入れたい場合、外注化が最も再現性が高く安全かなと。
家族の名前で商品を注文することはできますが、お届け先が同じ住所の場合、転売目的と見なされて注文をキャンセルされるリスクがあります。
そのため、異なる住所、異なる名義で少量ずつ発送する必要があるのです。
儲かる商品を見つけて複数商品を仕入れたい場合は、上記の手段で注文してみてください。
法人窓口で注文する手もある
法人窓口は、企業からの大量注文に対応するためにあります。
しかし「個人のせどらーでも対応してくれた」という事例もあるので、電話で問い合わせてみると良いでしょう。
法人窓口であれば、大量仕入れしても転売目的と見なされる心配はありません。
ただし、法人窓口は現金での支払いになり、ポイントもつかないデメリットがあります。
資金の少ない方は、転売対策に触れない程度の少量仕入れをしていくのが無難と言えるでしょう。
まとめ
ヨドバシカメラは、転売対策という壁があるものの、価格差が取りやすく利用価値の高いショップと言えます。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
リサーチのポイント
- 店舗の狙い目はワゴンと黄色の値札
- ヨドの市で掘り出し物を見つける
- 「PRICE DOWN」コーナーで破格商品ゲット
- 「数量限定セール」はマストでチェック
- 「在庫残少 ご注文はお早めに!」は狙い目
覚えておくべきポイント
- 利益率を上げるにはポイントを活用する
- 転売対策突破の鍵は外注化
実店舗、オンラインショップともにリサーチしていれば、儲かる商品は普通に見つかります。
考えるべきは転売対策です。
少量で最大の利益を出すには、儲かる商品を複数リストアップした後に最も稼げる商品のみを仕入れることですね。
駆け出しのせどらーさんは、外注化するのは難しい人もいますよね。
そんな方は、ヨドバシカメラをサブの仕入先として使いつつ、その他のショップからも同時に仕入れて転売するのがおすすめです。
利益率が最も高い商品に絞って、転売対策に触れないように注意しつつ仕入れていきましょう。