人気の副業として例に出やすいせどりとトレード。
しかし、せどりとトレードは本質的に全く異なるビジネスなのです。
- せどり:事業者として稼ぐ
- トレード:投資家として稼ぐ
本記事では、せどりとトレードを徹底比較しつつ「副業におすすめなのはどちらか」を解説します。
せどりとトレード:利益の比較
せどりとトレードの利益面について比較してみましょう。
- せどりの利益率は20〜50%くらい
- トレードの利益率は10〜20%くらい
- 収入の安定性はせどりに軍配が上がる
せどりの利益率は20〜50%くらい
せどりの利益率は20〜50%くらいです。
- 新品:15〜25%くらい
- 中古:25〜50%くらい
大体は上記のような感じになるかなと。
中には定価以上の価格に高騰する「プレミア商品」もあります。
>>【ガチ】Amazonにあるプレミア商品の探し方!無料かつ簡単です★
また、卸問屋と契約することで利益率を安定させることもできます。
>>【安定】卸問屋仕入れでせどりの価格競争から抜け出す方法:個人OK
トレードの利益率は10〜20%くらい
トレードの利益率は10〜20%くらいです。
どんなトレードをするかにもよりますが、大体は上記のようなイメージかなと。
レジェンドの投資家「ウォーレン・バフェット」でさえ、利益率20%と言われています。
トレード初心者の場合、利益率1%を切ってしまう人もいるでしょう。
また、税金面でも注意点があります。
- 副業:50%
- 本業:20%
副業と本業のトレーダーを比較すると、上記のように税金面で違いが出てくるんです。
大きく稼げるイメージが強いトレードですが、実際は条件がかなり厳しいと思っておいた方が良いでしょう。
収入の安定性はせどりに軍配が上がる
安定的に収入を得られるのはせどりです。
なぜなら、せどりの方がリスクヘッジしやすいから。
- 幅広い商品を扱う
- プレミア商品で赤字を補填
- 中古品で利益率を上げる
例え、赤字になってしまった商品があっても、その他の商品で補填できるんですね。
トレードはベットした金額を全て失うリスクがあります。
常に変動し続ける市場を読みつつトレードをするのは、初心者にはハードルが高いです。
長く安定して稼ぎたいなら、せどりを実践した方が良いでしょう。
せどりとトレード:難易度の比較
せどりとトレードの難易度を比較してみましょう。
- 知識
- 経験
- 資金
- メンタル
- 再現性
知識
知識面を比較してみました。
せどりはシンプルな仕組みで分かりやすい
せどりは「安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスモデルです。
- 売れそうな商品をリサーチ
- 相場よりも安く仕入れられるショップを検索
- 仕入れた商品を転売
稼ぐ仕組みがとても分かりやすいので、知識がそこまでなくても行動力でカバーできます。
僕自身も副業せどりを始めたばかりの頃は、徹夜でリサーチして稼げるようになりました。
商品知識もリサーチしていれば自然と身についてくるかなと。
トレードは緻密な分析スキルが必要
トレードは緻密な分析ができるだけの知識が必要になります。
- 商品の性質
- 社会情勢の動き
- 取引所の条件
- 人の心理
- 過去の指標
上記の通り、トレードで稼ぐには様々な知識を身につけなければなりません。
お金の動きに対して幅広い知識が必要です。
感覚でトレードをすると、大損する可能性があるので十分注意してください。
知識面を比較すると、トレードよりもせどりの方がハードルが低いと言えるでしょう。
経験
経験面を比較してみました。
せどりは経験を活かして大きく稼ぎやすい
せどりは経験値を貯めていくことで、次の仕入れに活かすことができます。
- 季節商品
- ショップの決算セール
- 毎年儲かっている商品の傾向
せどらーとして経験を積むほど、より稼ぎやすくなるってことです。
失敗経験を次の行動に活かしやすいので、長期的に取り組むほど強いせどらーになれるでしょう。
トレードは経験から読めない部分も多い
トレードは経験値だけでは測れない要素があります。
過去の経験から判断してしまうと、逆に負ける確率を高めてしまうのです。
- NG例:過去の経験をもとにジャッジ
- OK例:常に冷静でフラットに市場を見る
経験を活かしてビジネスをしたいなら、せどりで稼ぐことをおすすめします。
資金
資金面について比較していきましょう。
せどりはトレードと比較して小資金でOK
せどりは商品を仕入れるために資金が必要です。
小さく始めたい方は月5万円ほどあればOKかなと。
現金がない方は、クレジットカードでも仕入れできます。
また、不用品を転売して仕入れ資金を稼ぐことも可能です。
>>【初心者必見】副業せどりで資金ゼロから利益を生み出す方法とは?
トレードは資金があるほどリスクが低くなる
トレードは資金があるほど稼ぎやすくなります。
例えば、月10万円稼ぎたいとしましょう。
資金が50万円と500万円ではどちらが稼ぎやすいでしょうか?
当然ながら、月500万円使える資金があった方が稼ぎやすいです。
「明日のお金に困っている」という目的で副業を始めたい方には、トレードをおすすめできません。
お金が潤沢にある人には挑戦する価値があるでしょう。
メンタル
メンタル部分を比較しましょう。
せどりは地道な作業から来るストレスがある
せどりはリサーチや出荷など、地道な作業が多いです。
淡々と作業している中で、儲かる商品が見つからないとストレスを感じます。
また、以下のようなストレスも。
- 購入者からのクレーム
- 仕入先との交渉
- 販路からペナルティを受ける
対人関係のストレスは、現実社会と比較すれば優しい方です。
「絶対に利益商品を見つけてやる!」という強い覚悟を持って行動すれば、着実に稼げるようになりますよ。
トレードは金銭的なストレスが大きい
トレードは「どうなるか分からない」というストレスが常につきまといます。
冷静に市場を分析して大金をベットするため、強いメンタルが必要です。
トレードを始めて、精神的に病んでしまった人の事例もよく目にします。
お金を失うとメンタルをやられてしまうので注意してくださいね。
再現性
再現性を比較してみましょう。
せどりはダントツに再現性が高い
せどりは商品が売れれば儲かるので、誰がやっても稼げる可能性があります。
例えば、PS5をあなたが売ろうがヤマダ電機が売ろうが、欲しい人からしたらほぼ変わりませんよね。
人気かつ売れる商品を安く仕入れて転売するだけです。
誰が実践しても稼げる可能性が高いのは、せどりの最大の魅力かなと思います。
トレードの再現性はほぼないに等しい
トレードは「前回儲かった方法」が適用できないのがネック。
ちまたには「〇〇トレードで〇〇万円稼いだ方法」などの有料教材が出回っていますが、実際はニセ情報なことがほとんどです。
本気で市場を分析すれば、自分自身の勝ちパターンを見いだせるとも言われますが、その難易度は非常に高いかなと。
再現性の観点からすると、圧倒的にせどりに軍配が上がるでしょう。
リスク
せどりとトレードのリスク面を比較してみましょう。
せどりはいくらでもリスクヘッジできる
せどりは価格競争による赤字や、商品が売れずに不良在庫になるリスクがあります。
しかし、上記2点は次の行動でリスクヘッジ可能です。
- 価格競争:多数の商品で赤字をカバー
- 不良在庫:損切り→次の仕入れで回収
価格競争になる商品は少なからずあります。
そんな時のために、多数の商品を扱って赤字をカバーすれば問題ありません。
不良在庫については、早めに損切りして資金を回収します。
回収した資金で商品を仕入れて黒字化すればOK。
商品リサーチがしっかりできていれば、大損するリスクはほぼないと言えるでしょう。
トレードは感情が最大のリスクになる
トレードは自身の感情が最大のリスクになります。
- まだ伸びそうだから放置しよう
- 負けそうだから抜いておこう
- 勝てなそうだから少ない金額だけ投資しよう
上記のように感情が邪魔をすると、その分稼げなくなってしまうのです。
常に冷静に分析しつつ、ここぞという時は大きな決断をする必要があります。
感情に任せてしまうと、大損したり大きく稼げないリスクを上げてしまうでしょう。
稼ぎやすいのはトレードよりせどりがおすすめ!
結論、これから副業を始める方には、トレードではなくせどりをおすすめします。
- 再現性
- 即金性
- 金銭的リスク
上記の要素を比較すると、せどりはトレードよりも取り組みやすいと言えるはず。
トレードは潤沢な資金と冷静に市場を分析できるメンタルが必要。
だからこそ、まずはせどりでしっかり稼ぐ方をおすすめします。
せどりで十分稼げるようになったら、売上の一部をトレードに投資すると良いかなと。
このブログでは、せどりに関するノウハウをたくさん発信しています。
せどりに少しでも興味がある方は、ぜひ本ブログを参考にしてみてくださいね!
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