こんな疑問に答えます。
ラクマは昨今注目されつつあるフリマアプリです。
せどりの販路として利用する方も増えているラクマですが、多くの方が「商品が売れない…」と悩んでいます。
この問題を解決するには、事前に原因と対策方法を知っておく必要があるでしょう。
そこで、本記事ではラクマで商品が売れない原因とチェックすべき5つのポイントを解説します。
ラクマで商品が売れない原因3つ
ラクマで商品が売れない主な原因は以下3つに絞られます。
- ユーザー数が少ない
- 売れる商品を出品していない
- ユーザー目線の商品ページになっていない
ユーザー数が少ない
ラクマで商品が売れない最も大きな原因は、ユーザー数が少ないことです。
「フリマアプリと言えば?」と質問したら「メルカリ」と答えるのではないでしょうか?
ラクマはユーザー数を着々と伸ばしているものの、メルカリと比較すると認知度はまだ少なめになっています。
ユーザー数が少なければ、その分販売機会も減るはずです。
メルカリやAmazonでせどりをしている方からすると、体感的に「ラクマは商品が売れにくい」と感じるでしょう。
しかしだからこそチャンスとも言える
年々ユーザー数が伸びているラクマは、今から参入しておけば先行者利益を獲得できるチャンスとも言えます。
早い段階から出品者になっておけば、評価が蓄積しやすく後発組が参入してきた際も優位なポジションで戦えるはずです。
フリマアプリ自体が活性化している現状を考えると、ユーザー数が少ないうちからラクマを利用しておくのも戦略の1つとして有効と言えるのではないでしょうか。
売れる商品を出品していない
ラクマに限った話ではありませんが、そもそも売れる商品を出品できていない原因もあるでしょう。
- ユーザーが興味を持たない商品を出品している
- 出品価格が相場よりも極端に高い
- リサーチせずに仕入れた商品を販売している
例えば上記のような原因がある場合、商品は売れていきません。
超人気商品を除き、各販路によって売れる商品は微妙に異なります。
スニーカーに興味がある人に化粧品を見せても購入する人はいませんよね。
ユーザーとの微妙なズレが発生すると、どの販路でも商品が売れない原因になるのです。
事前に売れる商品をリサーチできているかどうかは売上アップを目指す上でとても重要と言えるでしょう。
ユーザー目線の商品ページになっていない
ラクマの商品ページが充実していないと商品が売れない原因になります。
- 商品画像が不鮮明
- 商品画像が少ない
- 説明文が不十分
フリマアプリはお粗末な出品ページを頻繁に目にします。
これは個人が手軽に出品できるフリマアプリならではの特徴です。
利益を求めず「売れたらラッキー」くらいの感覚でラクマを利用している方は沢山いるでしょう。
しかし、せどりで稼いでいきたい場合、未熟な出品ページは商品が売れない致命的な問題を生み出してしまうんですね。
購買意欲があるユーザーに的確に刺さる商品ページを作れなければ、ラクマで商品が売れない原因になるということです。
ラクマならではのメリット
ユーザー数が少なく商品が売れないと言われるラクマですが、以下2つの大きなメリットもありますよ。
- 販売手数料が圧倒的に安い
- 最短即日で売上が入金される
販売手数料が圧倒的に安い
ラクマは他の販路と比較して、販売手数料が圧倒的に安いです。
- メルカリ:10%
- PayPayフリマ:10%
- ラクマ:3.85%
他社の販売手数料が基本10%の中、ラクマはなんと3.85%と格安になっています。
商品Aを1,000円で出品した場合、メルカリなら100円の手数料がかかるところ、ラクマなら38.5円しかかからないということです。
単価の高い商品を販売する際は、手数料の違いがより現れるでしょう。
最短即日で売上が入金される
ラクマは振込先を楽天銀行にすることで、最短即日に売上を受け取れます。
- 振込先:楽天銀行
- 振込申請期限:平日8:59まで
つまり平日の朝までに振込申請をしておけば、即日で売上金を受け取れるんです。
また、8:59以降の振込申請でも翌営業日に振込まれます。
数あるせどりの販路の中でも入金サイクルの速さはピカイチと言えるでしょう。
ちなみに楽天銀行以外の銀行でも最短翌営業日、長くても4営業日ほどで振込まれる仕組みです。
少しでも早く現金化したい方にとって、ラクマは大きなメリットが得られるでしょう。
ラクマで商品が売れない時にチェックすべき5つのこと
ラクマで商品が売れない時は以下5つのポイントを見直してみてください。
- そもそも売れる商品を出品してる?
- 商品画像はユーザー目線で撮影できてる?
- 商品説明は丁寧かつ効果的に書けてる?
- 売れる時間帯に出品してる?
- 出品アカウントの評価は十分?
①そもそも売れる商品を出品してる?
そもそも売れる商品を出品しているかどうかは、最重要項目です。
ラクマの利用者が「これほしい!」とならなければ商品は売れていきません。
では、一体どうやって売れる商品を見つけるかと言えば、ズバリ「過去に売れた商品をリサーチ」することです。
過去に何個も売れている商品は、ラクマで一定の需要があると推測できますよね。
- NG例:この商品は売れそうだから仕入れよう
- OK例:これはラクマで月10個売れてるから仕入れよう
感覚で仕入れるのではなく、ラクマのデータを見て仕入れるかどうかを判断しましょう。
これにより商品が売れないリスクを最小限にできます。
売れる商品のリサーチ方法
ラクマで過去に売れた商品をリサーチする手順は以下の通りです。
- キーワードで検索
- 絞り込み検索の販売状況を「売り切れのみ」に設定
- 過去に複数売れた商品をチェック
上記の流れでラクマの売れ筋商品を見つけられます。
ラクマのトップページの検索欄に商品キーワードを入力してください。
今回は例として「スピーカー」と入力しました。
キーワードに関連する商品が一覧表示されます。
次に画面左の絞り込み検索にある「さらに詳しく検索する」をクリックしてください。
販売状況の項目が表示されるので「売り切れのみ」にチェックを入れて「検索」をクリックします。
過去に売れたスピーカー関連商品が一覧表示されました。
ここで過去に売れた商品の中から、よく売れている商品を見つけていきます。
「スピーカー」で過去に売れた商品を見ていくと「BOSE SoundLink」という商品が売れているのが分かりました。
新品の相場は大体1万円前後です。
後は1万円以下で仕入れられないか、ショップをリサーチすればOK。
この方法を繰り返すことで、しっかり売れる商品をリサーチできるようになりますよ。
②商品画像はユーザー目線で撮影できてる?
売れる商品を仕入れられたら、次に商品画像にこだわりましょう。
ポイントはユーザーにとって最適化されているかどうかです。
- 十分な枚数の商品画像があるか
- 傷や汚れなどを隠さず撮影できているか
- 全体像と詳細を伝える画像が十分にあるか
最低限、上記のポイントを意識しておくと、ユーザーにとって親切と言えるでしょう。
商品画像が1枚のみだったり、画像を見ただけで状態がチェックできるようになってないと、ユーザーの離脱率が上がってしまうので注意してください。
商品の撮影方法にも気をつけよう
商品を撮影する際は、できるだけ「プロっぽい画像」になるように努めましょう。
- 撮影ブースと照明を活用する
- 背景と商品でコントラストをつける
- 画像編集ソフトで見やすさをアップする
最も手軽にプロっぽい画像を作りたい方は、撮影ブースと照明を購入するのがおすすめです。
小さめの撮影ブースなら、5,000円以下で照明とセットになったものを購入できます。
撮影ブースには背景もセットになっているものが多いので、簡単に綺麗な商品画像を作成できるようになりますよ。
画像編集ソフトを使う際は「盛りすぎない」ように注意してください。
見やすい商品画像を作るコツは、白を基調に補正をかけることです。
撮影された画像は、本来白の部分が黄ばんでいたり青みがかっていたりします。
色味を調整して本来の白色に近い状態にできれば、自然と見やすい商品画像になるはずです。
商品画像を撮影する時点で、白がしっかり白色として撮影できているかもチェックしてみてください。
このポイントにこだわることで、プロっぽい商品画像を撮影できるようになります。
③商品説明は丁寧かつ効果的に書けてる?(送料無料とか、交渉可能とか)
商品説明文は、商品画像の次に重要になる項目です。
ラクマで商品が売れないと悩んでいる方の中には、商品説明文が不十分な人も少なくありません。
商品説明文を作る際は、以下の点に気をつけてみてください。
- キーワードは十分に盛り込まれているか
- 基本的なスペックを記載できているか
- 中古品の場合は傷や使用感を伝えられているか
- イチオシのポイントを伝えているか
- 送料無料や値段交渉可能などの付加価値がついているか
商品説明文を作成する際は、上記のポイントをチェックしながら作ってみてください。
ラクマのユーザーが購入に踏み切るかどうかを判断する重要な要素です。
適当な商品説明文は購買率を下げる原因になるので、注意してくださいね。
売れている出品者を参考にしよう
「商品説明文の書き方が分からない」という方は、売れている出品者の説明文を参考にしてみましょう。
ラクマで評価数が多い出品者の説明文を参考にすれば、良い商品説明文を作成する際に役立ちますよ。
④売れる時間帯に出品してる?
商品を出品する時間帯も非常に重要です。
ユーザーが多い時間帯に出品すれば、その分露出度が上がり購買率は高くなります。
ラクマでおすすめの商品を出品するタイミングは以下の通りです。
- 19:00〜23:00
- 12:00〜18:00
- 8:00〜11:00
上記の時間帯は多くのユーザーがラクマに訪れるタイミングです。
少しでも多くのラクマユーザーに商品を見てもらうためにも、上記の時間帯を狙って商品を出品していきましょう。
⑤出品アカウントの評価は十分?
最後は出品アカウントの評価数です。
ラクマは個人の出品者が多いため、ユーザーが出品者の評価を気にする傾向にあります。
特に価格の高い商品の場合、評価が極端に少ないとユーザーが購入を躊躇することもあるでしょう。
現在、評価数が50以下の方は、まず価格の安い商品をメインで出品して評価を貯めることに集中してください。
評価が十分にあれば、ユーザーから信頼されやすくなり高い商品でも売れるようになりますよ。
ラクマで商品が売れない時は他のフリマアプリも使おう
もしも、あなたが現在ラクマでしかせどりしていないなら、他のフリマアプリも使ってみてください。
販路が多れば、その分購入される確率は上がりますし、不良在庫のリスクを下げるメリットも得られます。
ラクマ以外におすすめのフリマアプリは以下の2つです。
- メルカリ
- PayPayフリマ
メルカリ
「メルカリ」は、国内で最もユーザー数の多いフリマアプリです。
ユーザーの幅も広いので、様々な商品が売れるプラットフォームになっています。
また、出品者によっては赤字同然で商品を出品しているので、破格で仕入れられる場所にもなるんです。
せどらーとして少しでも売上げアップを狙いたい方は、メルカリでも同時に出品しましょう。
-
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PayPayフリマ
「PayPayフリマ」は、メルカリ、ラクマに次いで勢いのあるフリマアプリです。
Yahoo!が運営するフリマアプリで、着々とユーザー数を増やしつつあります。
ラクマと同じく「今から参入しておくと良いフリマアプリ」と言えるでしょう。
まとめ
ラクマで商品が売れない原因と対処法をお届けしました。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
ラクマで商品が売れない原因
- ユーザー数が少ない
- 売れる商品を出品していない
- ユーザー目線の商品ページになっていない
5つのチェックリスト
- そもそも売れる商品を出品してる?
- 商品画像はユーザー目線で撮影できてる?
- 商品説明は丁寧かつ効果的に書けてる?
- 売れる時間帯に出品してる?
- 出品アカウントの評価は十分?
商品が売れない時は、まず基本的な原因を探ってみることが重要になります。
なぜなら、どんなプラットフォームでも商品が売り続けている出品者がいるからです。
最大のポイントは「ユーザーにとって親切かどうか」に集約されます。
あなたがラクマユーザーだとして、どんな出品者から商品を購入したいでしょうか。
このポイントをしっかり見つめていけば、ラクマでも商品がしっかり売れる出品者になれますよ!