オーディオはニッチながら一定の需要があるジャンルです。
せどりの商材としても優秀で、オーディオ1本で稼ぎ続けているせどらーもいます。
しかし、はじめてオーディオせどりに挑戦する方からすると「何をどうすればいいわけ?」と疑問に思うことでしょう。
本記事では、オーディオせどりの仕入れ先からおすすめ商品情報などを解説します。
オーディオせどりのメリット・デメリット
はじめにオーディオせどりならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 根強い需要がある
- ライバルが他の商材と比較して少ない
- ジャンク品も売れる
デメリット
- 商品知識が必要
- 回転率の高い商品が多くない
メリット①根強い需要がある
オーディオせどりは、ニッチながら根強い需要があります。
特にマニア向けに販売されているハイエンドなオーディオ製品は、新品・中古問わず一定のニーズがあるのが特徴です。
- 最新テクノロジーが搭載されたスピーカー
- 90年代に発売されたテープレコーダー
- 特注で制作された純銀ケーブル
マニアックな「音」の世界を趣味にしている人たちは、高額なオーディオ製品でも購入率が高いものです。
一般ユーザー向けの製品はもちろん、マニアに向けた製品も充実しているからこそ、型落ちの中古品も売れやすくなっています。
ヴィンテージから最新商品まで安定したニーズがあるのは、オーディオせどりならではのメリットです。
メリット②ライバルが他の商材と比較して少ない
オーディオせどりは、ライバルが少ないというメリットもあります。
有名ブランドのイヤホンなどは競争率が高いものの、マニア向けのコンポなどはライバルが圧倒的に少ないですね。
- 価格競争になりにくい
- 仕入れがしやすい
- 利益を獲得しやすい
シンプルに言えば稼ぎやすいということ。
誰もが「稼ぐため」にせどりを実践しているものの、実際は価格競争に巻き込まれている人も少なくありません。
この点、ライバルの母数が少ないオーディオせどりは、まだまだ稼ぎやすいと言えるでしょう。
メリット③ジャンク品も売れる
オーディオ製品は、ジャンク品でも売れるといったメリットもあります。
通常「ジャンク=壊れた商品」を仕入れても、利益の出る価格で販売するのは難しいですよね。
しかし、マニアックなオーディオの世界は、購入者が修理するスキルを持っていることも珍しくありません。
- 年代物のオーディオ製品を物色
- あえてジャンク品を購入
- 内部を修理して楽しむ
例えば、外観はヴィンテージのスピーカーで内部を最新機材にカスタマイズするなどですね。
カスタマイズすることを前提にジャンク品を仕入れて、修理する時間を楽しむマニアは沢山います。
壊れた製品をそのまま転売して稼げるのも、オーディオせどりならではのメリットと言えるでしょう。
デメリット①商品知識が必要
オーディオせどりは少なからず商品知識が必要になります。
一般ユーザー向けの製品であれば知識不要で転売できますが、マニア向けの製品はそうもいきません。
- なぜこの商品が売れるのか
- どんなところに魅力を感じているのか
- どの年代の製品が売れやすいのか
上記のようなポイントを事前に把握することで、ライバルの少ないマニア向けの転売が可能になります。
知識のインプットはネットや実店舗で補完できるでしょう。
スキマ時間を見つけて淡々と知識を身につけるようにしてください。
デメリット②回転率の高い商品が多くない
オーディオ製品は、回転率の高い商品が少ないという残念なポイントも。
人気商品は回転率がとても高いですが、その分ライバルも増えやすいです。
マニア向けの製品は、出品してから売れるまでに1ヶ月ほどかかることもあります。
資金が少ない方は、他のせどり商材を販売しつつオーディオ製品を仕入れるための軍資金を作っていくとよいでしょう。
オーディオせどりにおすすめの仕入れ先5つ
ここでは、オーディオせどりにおすすめの仕入れ先を5つ紹介します。
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- リサイクルショップ
- ハードオフ
ヤフオク
ヤフオクは、マニアックな中古オーディオ製品が沢山見つかる仕入れ先です。
本体はもちろん細かいパーツなども仕入れ可能で、オーディオマニアが足繁く通うオークションサイトになっています。
狙い目は1円〜のオークションです。
説明文や商品画像が充実していない商品は、入札が入りにくく安値で落札できることも珍しくありません。
中古オーディオの商品バリエーションはかなり豊富なので、オークションをメインにリサーチを徹底してみてください。
メルカリ
メルカリは、安価な価格でオーディオ製品が出品されている仕入れ先です。
狙い目は、個人出品による処分品になります。
- 金欠による出品
- 引っ越しを期に不用品を出品
- 機材が増えすぎたので出品
上記のようなパターンで出品された商品は、利益目的でないため価格差を取りやすい傾向にあるんですね。
メルカリの検索欄から「処分」や「不用品」「金欠」などのキーワードを入力して検索してください。
効率的に儲かるオーディオ製品を見つけることができますよ。
ラクマ
ラクマは出品数は多くないものの、低価格なオーディオ製品を見つけやすいです。
なぜ低価格で出品されているかというと、出品者が負担する手数料が安いから。
- メルカリの手数料:10%
- ラクマの手数料:3.5%
同じフリマサイトでも、上記のように手数料が大きく異なります。
また、楽天の傘下であるラクマは、楽天ポイントを使ってよりおトクに仕入れることも可能です。
ラクマについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてみてください。
-
ラクマ仕入れでせどりの利益商品を見つける3つのコツ【狙い目商品も紹介】
リサイクルショップ
リサイクルショップは中古のオーディオ製品の仕入れ先として使えます。
特にジャンク品の場合、かなり低価格で仕入れることも可能です。
- ジャンク品を修理して転売
- メンテナンスのみで転売
簡単な修理で動作するのであれば、事前に修理して高値で売ることもできるでしょう。
レア度の高いオーディオ製品なら、ジャンクのままでも利益が取れたりするのでリサーチを徹底してみてください。
ハードオフ
ハードオフはオーディオ製品が豊富に揃う仕入れ先です。
商品バリエーションは実店舗の中でもトップクラスなので、リサーチに行く際は予め対象商品を絞っておきましょう。
膨大な商品を片っ端からリサーチするよりも、ターゲットを絞った方が効率的に儲かる商品を見つけられます。
ハードオフもジャンク品が充実している仕入れ先なので、価格差がないかチェックしてみてくださいね。
オーディオせどりで稼ぎやすい商品ジャンル
オーディオせどりにおすすめの商品ジャンルは以下の通りです。
- スピーカー
- レコーダー
- オーディオプレイヤー
- ヘッドホン・イヤホン
- ケーブルなどの周辺機材
スピーカー
スピーカーは、オーディオせどりの定番商品です。
- BOSE
- ゼンハイザー
- SONY
- オンキョー
- デノン
上記メーカーは特に人気があります。
価格競争にならないためには、単価が高い商品や一昔前に販売されたオーディオ製品に絞るのがコツです。
スピーカーは、大きなサイズのものからポータブルのBluetooth製品まで沢山あるので、時間をかけて細かくリサーチしていくといいですよ。
レコーダー
レコーダーは、オーディオマニアの需要が大きい商品です。
高値で取引されている製品も多く、1品で数万円の利益をゲットできることもあります。
レコーダーというジャンル自体がニッチなため、回転率の高い商品は正直多くありません。
しかし、その分ライバルが少なく利益率の高いものも多いです。
まずは各販路でどういったレコーダーが売れているのか確認してみるといいでしょう。
オーディオプレイヤー
オーディオプレイヤーも、マニアから支持率の高い商品です。
単純にオーディオプレイヤーと言っても、様々な製品があります。
- カセットプレイヤー
- レコードプレイヤー
- MDプレイヤー
- ハイレゾのCDプレイヤー
仕入れ単価も格安のものから超高額なものまでバラバラです。
リサーチの際に重視してほしいのは「誰に向けて販売するのか」ということ。
例えば、カセットプレイヤーを探している人は最新テクノロジーを求めていないことが分かります。
昔懐かしいニッチな製品を探しているはずです。
最新のカセットプレイヤーをリサーチするよりも、昔流行ったプレイヤーで価格差をチェックした方が効率的に儲かる商品を見つけられるでしょう。
購入者をイメージしていけば、関連商品などのアイデアも湧いてくるので、リサーチをする前に試してみてください。
ヘッドホン・イヤホン
ヘッドホンやイヤホンもオーディオせどりの主力商品になります。
- レコーディング用のヘッドホン
- Bluetoothイヤホン
- 限定カラーのヘッドホン
メーカーやモデルによって様々な形があるため、まずは全頭リサーチで相場を把握するのがおすすめです。
最新モデルはライバルが殺到しやすいので注意してください。
価格競争になっても利益を残せるくらい格安で仕入れできる場合は、積極的に仕入れていきましょう。
ケーブルなどの周辺機材
オーディオせどりでは、周辺機材も売れやすいです。
- ハイエンドなケーブル
- リモコン
- ボリュームノブ
上記のような商品は一定の需要があります。
「ケーブルなんて売れるの?」と思う方もいるでしょうが、マニアの多いオーディオ界では売れ筋商品です。
年代物のケーブルには、現行モデルとは全く異なる素材が使われているものも多数存在します。
限定生産された細かいパーツなどもあるので、知識をインプットしつつリサーチしてみてください。
オーディオせどりで注意するべきポイント
最後にオーディオせどりで注意するべきポイントを紹介します。
- 仕入れ前の動作確認はマスト
- 中古機材は付属品の有無をチェックすること
- 回転率が悪すぎる商品は仕入れないこと
仕入れ前の動作確認はマスト
オーディオ商品を仕入れる際は、事前に必ず動作チェックを行ってください。
ネットショップで商品を購入する場合は、説明文を熟読して問題なく動作することを確認しましょう。
もしも、説明文に動作する旨が記載されていなかったら、出品者に直接問い合わせることも仕事の1つです。
不良品を動作品として出品すると、確実に購入者からクレームが来ます。
責任感のある出品者として購入者から信頼されるためにも、動作確認はマストで行なうようにしましょう。
中古機材は付属品の有無をチェックすること
中古のオーディオ製品を仕入れる際は、付属品の有無を確認してください。
- 外箱
- 電源ケーブル
- リモコン
- 取扱説明書
- 保証書
マニア向けの製品は年代物が多いため、保証書は切れていることが多いです。
外箱や電源ケーブルなどは、マニアにとって必須とも言える価値があります。
万が一、付属品がなかった場合、ネット上で単品を仕入れられないか確認してみましょう。
全てセットで販売できれば、その分高値で売ることができますよ。
回転率が悪すぎる商品は仕入れないこと
前述した通り、オーディオ製品は回転率が低いものもあります。
しかし、出品から2ヶ月経っても売れないような商品は仕入れ対象から除外するべきです。
資金を2ヶ月も回収できなければ、次の商品を仕入れられる機会損失に繋がりますよね。
オーディオ製品は、最長でも1ヶ月で売れる商品に絞ってリサーチするようにしましょう。
まとめ
オーディオせどりは、知識を蓄えて挑むことで着実に稼げるジャンルです。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
おすすめの仕入れ先
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- リサイクルショップ
- ハードオフ
価格差を見つけやすい商品ジャンル
- スピーカー
- レコーダー
- オーディオプレイヤー
- ヘッドホン・イヤホン
- ケーブルなどの周辺機材
上記の組み合わせでリサーチしていけば、せどり初心者でも儲かる商品を効率的に見つけられます。
マニアの心を鷲掴みにできる出品者になれれば、毎回あなたから購入してくれるリピーターも増えていくものです。
ぜひ、長期的なビジョンを持って知識をインプットしつつオーディオせどりを実践してみてくださいね!