せどり商品の仕入れ先としても有名なのがメルカリ!
スマホ向けフリマアプリの中で断トツのシェア数を誇るメルカリは、せどりを行っていく上で欠かせないツールとも言えます。
そんなメルカリは、せどりの販路としてもおすすめなんです。
利用人口が多い=売れる確率が高い
このような理由から、せどらー御用達のフリマサービスになっているんですね。
ただ、メルカリにはせどりして良い商品とそうでない商品があります。
ここを理解した上で、販売を行わないと最悪アカウントが削除されてしまうリスクも…
利益を継続的に出していくには、事前に禁止行為を把握しておくべき!
そこで、今回はメルカリせどりの禁止行為を紹介します。
仕入先、販路の両方で使えるメルカリを最大限活用するためにも、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
メルカリでせどりするのは禁止?
Googleでメルカリの情報を検索すると「メルカリ せどり 禁止」というキーワードが出てきます。
これだけ見ると、、、
「えっ!メルカリってせどり禁止なの?」
そう思いますよね?
ということで、ここではメルカリせどりが禁止なのかどうかを細かく解説していきます。
メルカリ仕入れメルカリ転売はグレー
まずはメルカリ仕入れ→メルカリ転売です。
結論から言うと、メルカリで仕入れた商品をメルカリで販売することはOK!
しかし、メルカリで購入した商品をメルカリで転売するには注意点があります。
メルカリ内で転売行為をする場合、、、
購入時の商品代金+メルカリ手数料+送料+クリーニング代等=出品価格
という決まりを守る必要があるんです。
これはメルカリ事務局が定めた規約なので、しっかり守らないと罰則を受けることになります。
例えば、、、
- メルカリで1000円の商品を購入
- 届いた商品を5000円で転売
という行為は罰則を受ける可能性が高いということ。
これは「メルカリ手数料+送料+クリーニング代等」を上乗せする以上の金額が含まれていることがバレバレだからですね。
しかし、、、
- メルカリで1000円の商品を購入
- 届いた商品を2000円で販売
ならば、違反にはならないでしょう。
商品を綺麗にして送料込で販売することを考えると妥当な金額だからですね。
でも、ここである疑問が浮かびません?
「儲からないじゃん!」
そうなんです…
メルカリの規約範囲内でせどりしようとすると、利益ってほとんど出せないんですよ。
これではメルカリ仕入れ→メルカリ転売する意味がありませんよね?
ということで、ほとんどのせどらーはメルカリで仕入れたことを伏せた状態で転売しています。
正直、メルカリで購入したかどうかを購入者は気にしませんし、メルカリ自体もチェックしきれないはずです。
結果、メルカリ仕入れ→メルカリ転売はグレーと言えるでしょう。
メルカリで仕入れた商品はAmazonに出品して利益を出すのがベターです。
もしも、あなたがメルカリ仕入れ→メルカリ転売をしようと考えているなら、上記の点に注意してくださいね。
メリカリで禁止されているのはズバリ無在庫せどり
メルカリで絶対禁止となっている転売行為は無在庫せどりです。
無在庫せどりとは、、、
- 在庫を持たずにメルカリで出品開始
- 商品が売れたらAmazonで購入して発送
という感じで、在庫を持たないせどりのことを言います。
無在庫せどりは、仕入れのリスクがないので実践している人も多いですが、メルカリでは禁止行為です。
メルカリでは、あらゆる無在庫出品を禁止していますので、注意してください。
Amazon、ヤフオク、実店舗など、どんな場所で購入するとしても、在庫を持たずに出品行為を行うことを禁止しています。
メルカリ出品者の中には、密かに無在庫出品を続けている人がいますが、万が一メルカリ事務局に無在庫出品が発覚してしまうと罰則を受けることになります。
せどりで長く利益を上げていきたい方は、メルカリでの無在庫出品は絶対にやめましょう。
メルカリの決済システムを利用しないせどりは全てNG
メルカリでは専用の決済システムを利用しない販売行為を禁止しています。
専用の決済システムとは、単純にメルカリを通して販売行為を行うことです。
では、どのような行為が専用決済システムではないかというと、、、
- 自分の口座に商品代金を振り込ませる
- 仮想通貨での取引
- ペイパル決済
などがあります。
銀行振込による取引の場合、商品代金を入金したにも関わらず、商品が送られてこなかったというトラブルが起きやすくなります。
ユーザー間で起きる問題を防止するためにも、メルカリ専用の決済システムを使ってくださいということです。
専用決済システムを利用する最もな理由は、メルカリに10%の販売手数料が入るからと言えます。
その他の決済方法でユーザーが取引をしてしまうと、メルカリの運営者にお金が入らなくなってしまうんですね。
利益が出なければメルカリの運営を続けることはできません。
そのため、銀行振り込み、仮想通貨、ペイパルなどのあらゆる決済方法を禁止しているということです。
トラブル防止のためにも、必ずメルカリを通して取引するようにしましょう。
メルカリせどりをする前に知っておくべき禁止行為
メルカリで商品を販売する際に知っておくべき禁止行為を紹介します。
他の出品者から画像・出品文の転載
1つ目は、他の出品者の画像や出品文をコピペする行為です。
メルカリだけでなく、どの販路でも禁止されていることですが、意外にやっている人も多いですね。
他の出品者が作った画像や出品文をコピペすれば、出品作業の時間を大幅に減らせます。
楽したい人にとってはついやりたくなってしまいますが、これは立派な禁止行為なんです。
出品者の中にはコピーされないように、画像に自社ロゴを入れたり、出品文の文末に「転載禁止」という文言を入れていることも。
ちなみに他人が作った画像や出品文を使い回す行為は著作権侵害になります。
ことが大きくなれば、法的なトラブルになってしまう可能性すらあるので、安易な気持ちで盗用・転載することはおすすめしません。
実際に商品画像や出品文を作成したことのある人は分かると思いますが、完成度の高いものを作ろうとすれば結構な労力がかかるものです。
ただ、完成度の高い出品ページや画像を作る経験を持っておけば、せどりで稼げるようになった時に役立ちます。
せどりは雑務を外注化することで売上や利益を倍増させられるんです。
この時、外注さんに画像の作り方や出品文の作り方を教える必要がありますが、経験の少ない人は説明することが難しいでしょう。
過去の苦労があったからこそ、外注化がスムーズにいくという面もあるので、人の作った画像や出品文はコピーしないでくださいね!
メルカリから外部サイトへの誘導
メルカリでは外部リンクへ誘導する行為が禁止されています。
外部リンク誘導の一例
- URLの記載
- 外部へ誘導する文章
- 外部アプリへの誘導
- SNSへの誘導
- 電話番号の記載
- メールアドレスの記載
- 商品画像にQRコードを載せる
このような行為は全て禁止です。
要はメルカリ外で取引するなということ。
メルカリでは、無料で商品を出品できるかわりに10%の販売手数料をとっています。
外部サイトへの誘導=メルカリの収益ダウン
ということになるので禁止行為にしているんですね。
メルカリでユーザーから問い合わせがあった際に「詳しい話しはメールでお願いします」という感じでメールアドレスを記載する人がいます。
しかし、これは立派な禁止行為です。
メルカリに事実が判明すると罰則を受けることになるので注意してください。
禁止行為と知らずに外部サイトへ誘導しても罰則を受けることになるので、気をつけましょう。
複数のアカウントを使ったせどり行為
メルカリで複数のアカウントを作成するのは禁止行為です。
メルカリに登録する際は、、、
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
などが必要になります。
これで、個人が複数のアカウントを取得することを防止しているわけです。
一昔前だとヤフオクなどでメルカリのアカウントを購入することができました。
メルカリアカウント購入の流れ
- 複数のアカウントを購入
- 出品ページを量産
- 販売拡大
という感じで、売上を伸ばす人もいましたが、これは極めてグレーな手法と言えるでしょう。
メルカリでは自動再出品という機能がないため、販売期間が終了したり、商品が売れた後に再出品する必要があります。
複数のメルカリアカウントを持っていれば、大量に出品ページを作って売上アップに繋げることが可能です。
ただし、メルカリ事務局に複数のアカウントを個人で保有していることがバレると罰則を受けることになります。
せどり実践者としてみれば、アカウントが複数あることはメリットになりますが、メルカリでは禁止行為になるので、注意してくださいね。
メルカリせどりで法的にNGな禁止行為
ここでは、メルカリをはじめ、どんなサイトでもNGの法的な禁止行為を紹介します。
営利目的のチケット転売
昨今、問題になっているチケット転売ですがメルカリでももちろん禁止です。
チケット転売規制法ができた今、営利目的でチケットを転売するとかなり大きな罰則を受けることになります。
営利目的とは、、、
- 複数のチケットを転売
- 利益が上乗せされた価格で販売
- 過去に何度もチケット転売している
などの行為を指します。
例えば、「AKBファンがライブのチケットを購入したものの、仕事が入ってライブに行けなくなったため転売した」というものであれば[keikou]禁止行為にはなりません[/keikou]。
しかし、過去に何度もチケット転売していたり、定価以上の価格で転売している場合、違法行為に当たります。
チケット転売規制法に違反すると
- 複数のチケットを転売
- 利益が上乗せされた価格で販売
- 過去に何度もチケット転売している
という重い罰を受けることに!
数万円の利益を目当てにチケット転売すると、懲役生活もしくは100万円以下の罰金を支払うことになるんです。
「バレなければOK」という思考の方もいると思いますが、バレた時の罰則が重くコスパ最悪なので、チケット転売はしないでくださいね!
知的財産を侵害する商品
知的財産を侵害する商品はメルカリだけでなく、法的にもアウトな禁止行為です。
知的財産とは著作物や特許などのことを指します。
せどり関連の知的財産で分かりやすいのは、、、
- ヴィトンやグッチなどの偽物
- ドラえもん、ワンピースなどのキャラクター商品
- アイドルの非公式グッズ
などですね。
例えば、ルイ・ヴィトンなら、ロゴだけでなくモノグラム柄も著作権が取られています。
モノグラム柄でロゴのないiPhoneケースなども知的財産の侵害にあたるので、転売することはできません。
また、ワンピースのキャラクターを無断で印刷したTシャツやステッカーも禁止行為です。
ももクロやAKBを使ってグッズを作成し販売しても違法行為にあたります。
注意点としては、何が知的財産の侵害にあたるのか分かりにくいところですね。
例えば、iPhoneケースでAppleのロゴが背面に印刷されているものは知的財産を侵害してしまいます。
せどり実践者の多くは、売れている国内製品を転売するので、基本的に問題が起こることはないでしょう。
ただ、商品によっては知的財産を侵害してしまうものもあるので、仕入れを行う際は十分注意してください。
違法ドラッグやアダルト関連商品
違法ドラッグやアダルト系の商品も販売禁止です。
違法ドラッグは誰でもNGなことが分かると思います(笑)
注意するべきはアダルト商品ですね。
実はメルカリでもアダルト商品が多数販売されています。
しかし、メルカリ自体はアダルト商品の販売を禁止しているため、出品していることが発覚すると罰則を受けることになるんですね。
メルカリは、Amazonやヤフオクなどと比較してアダルト関連グッズの出品を厳しく監視しています。
大人のおもちゃやアダルト系のDVDなど、一通りのアダルト商品が販売禁止になっているので、せどり実践者は気をつけてくださいね。
メルカリせどりで禁止行為をした時に受けるペナルティ
メルカリでは、禁止行為をしたアカウントに対して罰則が与えられます。
罰則の範囲はメルカリ事務局によって重さが変わるようになっており、一定期間利用停止〜無期限の利用停止まで段階的に行われるようです。
一定期間利用停止の範囲は3時間程度〜2週間程度まで、禁止行為のレベルによって変わっていきます。
メルカリ事務局では、過去に禁止行為をしたアカウントを記録していますので、何度も禁止行為をしてしまうと、最悪アカウントの無期限利用停止になることも。
無期限利用停止の措置を取られた場合、、、
- アカウントの復活ができない
- 売上金の支払いができない
という致命的なペナルティを受けることになります。
禁止行為で利益を沢山上げたとしても、売上金の支払いが保留になれば大赤字です。
メルカリでせどりを行う際は、販売商品が禁止行為に触れていないか必ず確認するようにしてくださいね。
まとめ
メルカリは、せどり実践者にとって便利に活用できるフリマサービスです。
しかし、禁止されている行為に反した場合、重い罰則を受けなければいけないこともあります。
せどりで長期的に稼いでいきたいなら、禁止行為を熟知した上で問題ない商品を販売していくべきですね!
せどりには実に様々な商品があるので、しっかり商品リサーチを行えば大きな利益を上げていくことができます。
メルカリでせどりをするなら、、、
- せどらー:利益が上がって嬉しい
- 購入者:商品を適正価格で買えて嬉しい
- メルカリ:手数料10%が入って嬉しい
という3者全てにメリットがある状態を作れるようしたいものです。
Win-Winの関係を築ければ、せどりは自然と長く続いていきます。
健全な商品で勝負して、できるせどらーを目指していきましょう!