


プライスターとマカド!は実際どっちがおすすめなんだろう?これから価格改定ツールを導入したいけど、後悔はしたくない。プライスターとマカド!の両方を使ったことのあるせどらーから、比較解説してほしいな。
こんな疑問に答えます。
Amazonの自動価格改定ツールといえば、プライスターとマカド!ではないでしょうか。
どちらも同じくらい知名度があるからこそ「どっちにするべきなんだろう?」と悩んでいる方も多いはず。せっかく自動価格改定ツールを導入するなら、自身に合ったものを使いたいですよね。
先に結論をお伝えします。両方の公式サイトを調べ直したところ、いまのプライスターとマカド!は、機能面でほとんど差がありません。
本記事では、両方を使ってきた僕が、どこが同じでどこが違うのかを整理します。
- 料金・無料期間・機能の違いが1枚でわかる比較表
- プライスターとマカド!ではっきり違う機能
- 両方使った僕がプライスターに絞った理由
プライスターとマカド!の違いを7項目で比較
プライスターとマカド!の違いを、まず7項目の表にまとめました。読み飛ばしたい方はここだけ見ればOKです。
| 比較項目 | プライスター | マカド! |
|---|---|---|
| 月額料金 | 5,280円(税込) | 4,980円(税込) |
| 無料期間 | 1ヶ月 | 登録月と翌月 |
| 価格改定 | 最短2分で追従/6モード | 最速5分間隔/9モード |
| 1円単位の値下げ | なし | あり |
| スマホアプリ | あり | あり |
| 自己発送の配送連携 | あり | 公式に記載なし |
| サンクスメール | 注文ごとに停止できる | 配送ルート・状態別に設定 |
表のとおり、ほとんどの項目が横並びです。
月額料金はプライスターが300円高く、1年で3,600円の差。とはいえ1年せどりを真面目に継続すれば、3,600円の違いは余裕でカバーできるはずです。
差がはっきり出たのは「1円単位の値下げ」と「自己発送の配送連携」の2つ。この2つが自分の売り方に必要かどうかが、実質的な判断ポイントになります。
なお、価格改定のスピードは数字の意味が違うので注意してください。プライスターの「最短2分」はライバルの値動きを追いかけるまでの時間、マカド!の「最速5分」は価格を見に行く間隔のこと。同じ土俵で比べられる数字ではないので、ここは両方とも「実用上は待たされない速さ」と考えておけば大丈夫です。
プライスターとマカド!に共通している基本機能4つ
はじめにプライスターとマカド!の両方に共通する機能を見ていきましょう。ここはどちらを選んでも困らない部分です。
①価格改定
ライバルが値下げ、もしくは値上げをした際に自動で価格を合わせてくれる機能です。
価格改定ツールの核となる機能なので、プライスター、マカド!ともに実装されています。
プライスターの価格改定画面
マカド!の価格改定画面
どちらも価格を自動で調整できる点は共通しています。
追いかけ方の考え方もよく似ていて、プライスターは6つ、マカド!は9つのモードから選ぶ形。「最安値に合わせる」「同じコンディションの商品に合わせる」「カート価格に合わせる」といった主要な設定はどちらにもあります。
値下がりしすぎを防ぐ仕組みも共通です。プライスターは赤字ストッパー、マカド!は下限価格を設定しておけば、その金額より下には追従しません。仕入れ値を割って売ってしまう事故は、これでほぼ防げますね。
価格改定にかかる時間は以下の通り。
- プライスター:最短2分/平均5分で追従
- マカド!:最速5分間隔で価格をチェック
実際に使ってみた感想としては「どちらも迅速に価格改定されるな」といった感じです。
商品の回転率、売り上げアップに貢献してくれる重要な機能ですね。
②かんたん出品
ツール上からAmazonへかんたんに商品を出品できる機能です。
プライスターのかんたん出品


マカド!のかんたん出品
どちらもセラーセントラルから商品を登録するよりも、効率的に作業できます。
商品登録だけでなく納品プランの作成も効率的に行えます。
また、どちらのツールにもCSVファイルで、出品したい商品を一括登録する機能がついていますね。
出品手順は微妙に違うものの、こちらも慣れてしまえば問題なく作業できましたので、どちらも使いやすさは変わらないかなと。
③売上や在庫・棚卸しの自動計算
売上額、利益額、在庫数、在庫の総額などを自動計算してくれる機能です。
プライスターの操作画面
マカド!の操作画面
現状を一目で把握できる点は、どちらも同じですね。
月ごとの利益を把握できるのはもちろん、在庫数や仕入れ単価が計算できるので確定申告の棚卸の際も便利に活用できます。
例えば、年末の棚卸し作業は、実際にやってみるとかなり大変なことがわかるはずです。この地味で面倒な棚卸しも、ツールを使えばすぐに完了できます。
プライスターとマカド!は、登録した商品情報をもとに在庫数が自動で更新されていくので、棚卸しをする際はこのデータをダウンロードするだけでOK。Excelで在庫表を作らなくていいというだけでも、有料ツールを使う価値と言えるでしょう。
せどりの戦略を立てる際も、数字で冷静に自己分析できますよ。
④サンクスメール
購入者に対して、評価依頼を自動送信できる機能です。
プライスターのサンクスメール
マカド!のサンクスメール
ここは以前と仕組みが変わっているので注意してください。現在はプライスター・マカド!ともに、Amazon公式の「評価依頼」を使う方式に切り替わっています。
プライスターの公式マニュアルにも「Amazon様の仕様に則った機能となるため、プライスターでは本文を設定や変更することはできません」と書かれています。マカド!も同じように、独自の件名・本文は送らない方式へ移行しました。
つまり、自分でメール文面を作り込むことは、いまはどちらのツールでもできません。古い比較記事には「文面を自由に変えられる」と書かれていることがあるので、そこは今の仕様に読み替えてくださいね。
とはいえ、設定さえオンにしておけば評価依頼が自動で飛ぶことに変わりはありません。評価集めを放置できる状態は、どちらでも作れます。
プライスターが優れている6つのポイント
ここからは差が出る部分です。まずはプライスターの方が強いポイントを6つあげます。
スキャン納品とリサーチ
プライスターは出品したい商品をバーコードリーダーでスキャンする方法に対応しています。
バーコードをスキャンすると商品情報が自動で検出されるので、納品時のミスを最小限にできるでしょう。
また、すぐにラベルを印刷できるため、貼り間違いの防止にも役立つはずです。
店舗でのリサーチも、スマホのカメラでバーコードを読むだけ。バーコードが読めない商品でもOCRモードで型番の文字を読み取って検索できます。Bluetoothでつないだ外部スキャナにも対応しているので、バーコードリーダーを持っている方はそのまま使えますね。
このリサーチ機能は、以下2つのポイントを見るだけで仕入れるか判断できます。
販売スピード
10段階でおすすめ度を表示してくれる項目です。
販売スピードが速い商品ほど、回転率が高く売れやすいと判断できます。
仕入れ価格の目安
新品・中古品ともに「いくらで仕入れれば利益が出るのか」が一発で分かるんです。
たった2つの項目をチェックするだけで、仕入れ対象を判断できるのは流石かなと。Google Chromeの拡張機能を入れれば、パソコンのAmazon商品ページにも同じ数字が並びますよ。出品制限がかかっている商品はその場から解除申請まで出せるので、電脳せどりのときも画面を行き来せずに済みます。
自己発送の発送作業まで終わる
自己発送をやるなら、プライスターを選んでおくと発送作業までツールの中で片づきます。
マカド!の公式サイトには、配送業者と連携する機能の記載が見当たりません。ここは調べたなかで、いちばんはっきりした差でした。
プライスターにはマケプレ配送との連携があり、ヤマト運輸のネコポス・宅急便・宅急便コンパクトをツールから申し込めます。集荷でも営業所への持ち込みでもOK。Amazonの流通網を使うAmazon Easy Shipにも対応しています。
地味にありがたいのが、ヤマト運輸側で荷物の受付が終わると追跡番号がセラーセントラルへ自動で送られる点。出荷通知を1件ずつ手で入れる作業が、まるごと消えます。梱包サイズもAmazonの商品情報から提案してくれるので、メジャーで測る手間もかかりません。
FBAだけで回している方には関係のない機能ですが、副業で少しずつ始めていて自分で梱包・発送している方には、ここがいちばん効くと思います。
サンクスメールを注文ごとに止められる
プライスターは、サンクスメールを注文ごとに個別に止められます。
マカド!の公式マニュアルに載っている設定は「送信するかどうか」「発送完了から何日後に送るか」「配送ルート別」「コンディション別」の4つで、注文ごとの切り替えは含まれていません。
これが効くのは、中古を扱っているときです。せどりを実践していると、以下のようなシチュエーションに出くわします。
- 梱包のときに外箱の小さな汚れに気づいた
- 発送後にコンディションの説明が足りなかったと感じた
「この購入者に評価依頼送ったら、悪い評価をつけられそう…」って時は誰もが経験することでしょう。
プライスターなら【売れたもの】ページを開いて、配信予定日の前に日付のボタンを押すだけで、その注文だけ送信を止められます。気が変わったら「停止中」を押して再開もできますよ。
中古品をメインに扱うせどらーさんなら「あってよかった」と感じる機能になるでしょう。
ランキング機能
ランキング機能とは、プライスターユーザーの売り上げランキングを表示できる機能です。
自分がせどらーとしてどれくらいのポジションにいるのかを把握できるので、モチベーション維持に繋がります。商品ジャンル別のランキングもあるので、伸ばすジャンルを決める材料にもなりますね。
プライスターショップ


プライスターには登録者限定で使えるオンラインショップがあります。
主にFBA納品で使う梱包資材などが販売されており、会員価格で購入できるのが魅力です。利用頻度はそこまで多くないものの、あると便利な独自機能の1つかなと。
迅速で丁寧なサポート
機能ではありませんが、サポート窓口の多さはプライスターならではの魅力です。
X(旧Twitter)・LINE・電話・チャットボットが用意されていて、公式サイトには「最短30秒〜翌営業日中に必ずご返信します」と書かれています。電話は予約制で、平日10時から17時の受付です。
例えば、Xでプライスターのイマイチな点をつぶやいたとします。
このポストを見たプライスターのサポートが、迅速にコメントへ返信、なおかつアップデートに反映した事例もあるほど。
ユーザーとの距離が近いんですね。
マカド!も「無期限・無制限のサポート」を掲げていて、回数を気にせず質問できます。窓口の数で選ぶならプライスター、じっくり付き合ってもらいたいならマカド!、といったところかなと。


マカド!が優れている5つのポイント
次にマカド!の方が強いポイントを5つ見ていきましょう。
1円単位の価格改定
プライスターとマカド!でいちばんはっきり違うのが、1円単位で価格改定できる点です。
「ライバルよりも1円安くする」設定ができるのは現状マカド!のみ。
マカド!は追いかける相手(最安値やカート価格)を決めたうえで、そこから何円引くかを指定できる仕組み。値引き幅を「-1円」にすれば、常にライバルの1円下に自分の商品が並びます。
一方のプライスターは、追いかける相手に対して「同額」「◯円上乗せ」「◯%上乗せ」の3つからしか選べません。そもそもライバルを下回る設定が用意されていないんですね。
しかし、ここは利用者によって意見が分かれるポイントでもあります。
例えば、1円単位で価格改定してしまうと、必然的に価格競争になってしまうのです。
同じ出品ページに、マカド!ユーザーが2名以上いると想像してください。
- ユーザーA:800円に値下げ
- ユーザーB:799円に値下げ
- ユーザーA:798円に値下げ
- ユーザーB:797円に値下げ
このループが続いてしまうと、出品価格はどんどん下がってしまいますよね。
プライスターが1円単位を用意していないのは、この消耗戦を避ける設計だと考えると納得がいきます。
とにかく回転を優先して売り切りたいならマカド!、利益を守りながらじっくり回したいならプライスター。ここは自分の売り方で選ぶところです。
価格改定の時間指定
マカド!は、価格改定に関する時間指定に細かく対応しています。
- 価格改定したくない時間帯を指定できる
- 価格改定の間隔を指定できる
例えば「深夜は価格改定しなくていい」とか「早朝だけ価格改定に対応してほしい」みたいなときに便利です。
価格改定の間隔は最速5分から指定できます。
追いかける相手の選び方も細かく、FBA最安値・自己発送の最安値・カート価格・全最安値など9つのモードから選べます。ランキングやカテゴリーごとに値引き幅を変える設定まであるので、商品ごとに戦い方を変えたい方は使い込めますよ。
出品制限チェック
マカド!は、その商品を自分のアカウントで出品できるかを、仕入れる前に確認できます。
Amazon公式の判定を使っているので、審査(申請)が必要かどうかまでわかるのがポイントですね。
出品制限は初心者がいちばん引っかかるところです。利益が出ると思って仕入れたのに、いざ出品しようとしたら「このブランドは出品できません」と弾かれる。こうなると在庫を抱えたまま身動きが取れなくなります。
店頭でレジに並ぶ前にひと確認できるだけで、この事故は防げます。仕入れに自信がないうちほど効いてくる機能かなと。
仕入れ判定・記録
マカド!のリサーチには、仕入れ値を入れると「買っていいか」を判定してくれる機能があります。
売れやすさをSSSからGのランクで表示し、手数料を引いた手取り額を自動で計算。さらに「利益率20%を確保するなら◯円まで」という仕入れ上限まで出してくれます。いくらまでなら買っていいのかが数字で出るので、値札を見ながら電卓を叩く必要がありません。
仕入れ先をメルカリ・ヤフオク・ラクマ・楽天・Amazon・駿河屋・実店舗から選んで記録も残せます。あとから「この店は利益が出やすい」と振り返れるのは、仕入れ先を絞り込んでいく段階で役に立ちますね。
ちなみにマカド!には、契約しなくても使える無料アプリ「マカド!リサーチ」もあります。登録もログインも要らないので、この判定の使い心地だけ先に試せますよ。
月次損益
マカド!は、売上から仕入れと手数料を引いた「本当の利益」を、月ごと・年ごとにまとめてくれます。
PDFでも出せるので、確定申告の準備がぐっと楽になりますね。
注文ごとの利益は、どうしても概算の手数料で計算されます。そこで保管手数料や広告費まで含めた実際の入金額と突き合わせる「決済・入金」の画面も用意されました。Amazonから実際にいくら振り込まれたのかを、推定ではなく実測で確認できるわけですね。
副業でせどりをしていると、確定申告のたびに数字をかき集めることになります。ここが自動でまとまるのは、年に一度とはいえかなり助かるポイントです。


比較結果:僕がプライスターを選んだ3つの理由
プライスターとマカド!のどちらを選ぶべきか…
結論は、あなたが使いやすい方を選ぶべきです。



おいおい、それじゃあ記事を読んできた意味がないじゃないの!
こういった声が聞こえてきそうですが、ここまで見てきたとおり機能で決着はつきません。価格改定も出品も売上管理も、どちらでもひととおりできてしまうんですね。
だからこそ、最後は使い心地の問題になってきます。以前はプライスターとマカド!の両方を利用していましたが、現在はプライスターのみに絞って運用しています。理由は3つです。
- プライスターの管理画面の方が見やすかった
- カスタム設定で価格改定のルールを細かく組める
- ネット上に情報が多く、検索で自己解決できる
プライスターの「カスタム設定」では、価格改定のルールを細かく設定できます。




上の画像の通り、「ライバルが自己発送なら◯円上乗せする」「1日に動かす金額は◯円まで」といった条件を商品ごとに組めるので、「自動価格改定による利益の損失を最小限にできているな」と実感しています。
また「はじめて価格改定ツールを使う人」にとっては、ネット上に情報が多いプライスターの方がおすすめかもしれません。
困ったことをサポートに聞かなくても、Google検索すれば大抵の問題を解決できます。
とはいえ、これはあくまで僕の選択です。友人のせどらーを見てもプライスターからマカド!に乗り換えた人や、その逆の人、両方を使っている人など本当にバラバラなんですね。1円単位で価格を攻めたい方や、確定申告の数字をきっちり残したい方なら、マカド!の方が合っている可能性は十分あります。
幸い、どちらのツールにも無料で使える期間があります。プライスターは1ヶ月、マカド!は申し込みページに「登録月と翌月は無料。初回のお支払いは翌々月の1日から」と書かれています。無料期間中に解約すれば料金は一切かからないので、まずは気になった方を実際に触ってみてくださいね。
まとめ
今回は、プライスターとマカド!の機能の違いを比較しました。
「有料ツールだし、間違った選択はしたくないな」って誰でも思いますよね。
- 1円単位で値下げしたいならマカド!
- 自己発送の発送作業まで任せたいならプライスター
- 確定申告の数字を細かく残したいならマカド!
ここまで差がないなら、あとは自分の手に馴染むかどうかです。そんなあなたは、必ず事前に両ツールの無料体験で使用感をチェックするべきかなと。
- 使いやすいデザインか
- ストレスが少ないのはどちらか
- より効率的に作業できたのはどちらか
上記のような違いは、実際に使ってみないと分かりません。
ぜひ、この機会にプライスターとマカド!をリスクなしで使い倒してみてくださいね!



















