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【ラクマで利用停止になるのはなぜ?】売上金や取引中の商品の行方とは

2022年7月8日

お得に買い物ができるラクマですが「アカウントが利用停止になった!」という声をよく聞くようになりました。「大企業の楽天だからサポートもそっけない」との口コミが多く、一度でも利用停止になると、アカウントの復活は難しいのが現状です。

楽天ユーザーにとってメリットの多いラクマを、安心・安全に使うにはどうしたら良いのでしょうか?

本記事では、ラクマで利用停止になる原因や対処法を解説します。

売上金や取引中の商品などについても説明しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
コータ
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ラクマで利用停止になるのはなぜ?

ラクマで利用停止になる理由は「規約違反」と「ルール違反」と判断されることが原因です。

とはいえ楽天から「何が違反行為になったのか?」という、明確な理由を教えてもらえるわけではありません。ここがネックなポイントで、多くの利用者 にとって不安になるポイントかなと。

以下に、ラクマで利用停止になるよくある原因をまとめてみました。

  • 偽物・模倣品の出品
  • 故意に取引を遅らせる
  • 誤解を招く記載(詐欺行為)
  • ラクマ外で決済(直取引)
  • 無在庫出品
  • 売り物と判断できないレベルの商品を出品
  • 同一または類似商品の大量出品
  • 選択形式の出品商品
  • 商品の一部を意図的に隠した画像
  • 無関係なカテゴリの設定

偽物や直取引、無在庫出品は分かりやすいですよね。

状態の悪い商品を「美品」と記載したり、傷を隠した写真のみを使うなども違反行為にあたります。「アニメのキャラクターを無許可に使った商品」を気づかずに出品して利用停止になった事例もありました。

同じようなことをしていても、全ての出品者が利用停止になるわけではないので「何で自分だけ!」と不満を覚える人も多いでしょう。ランダムに取締りを行っているのが現状です。運が悪いと些細なことで一発アウトを食らってしまいます。

リスクを避けるためにも、ラクマのルールや利用規約をしっかり読んでおきましょう。

>>ラクマの規約はこちら

>>ラクマのルールはこちら

ラクマには利用停止を含めて4種類のペナルティがある

ラクマには、利用停止を含む4種類のペナルティがあります。

  • 出品削除
  • 機能制限
  • 利用停止
  • 退会処分

レベル順に見ていきましょう。

出品削除

「出品削除」は、ラクマが出品を禁止する商品を出品したり、使用が禁止されているキーワードを含めている場合に受けるペナルティです。

出品は自動的に停止され、下書き保存になります。

ラクマの事務局から出品削除について記載されたメールが届くはずです。削除した明確な理由は明かされないものの、内容だけ目を通しておきましょう。

出品削除の場合は、該当する商品を出品しなければOKです。ただし、同じようなミスを何度も繰り返してしまうと、利用停止になりかねないので気をつけてください。

機能制限

「機能制限」は、ある機能のみ制限されるペナルティです。

ラクマの判断によって制限される機能は変わるため、利用者によって状況は異なります。なぜ機能制限がかかっているかや、機能制限の解除については、ラクマ事務局へ問い合わせるのが一番です。

  • 出品できない
  • コメントできない
  • 購入できない

機能制限を受けた際は、心当たりがないか振り返ってみてください。

ラクマ独自の規約やルールに反している場合もあるので、ミスがなかったかチェックしておきましょう。

時間が経つと制限が解除される

機能制限は、ラクマ事務局に問い合わせてもすぐに解除されることはありません。

口コミを見ていると「ある程度の期間が過ぎたら制限が解除されていた」というものが多いです。ラクマ事務局からすると、一定の期間内に同じミスが繰り返されなければOKと判断するのかもしれません。

確実に解除される保証はありませんが、まずは1ヶ月ほど待ってみましょう。

利用停止

「利用停止」は、ラクマで商品の売買ができなくなるペナルティです。

文字通りラクマが利用できなくなります。ラクマで稼いでいた人からすると死活問題ですね。出品中の商品も全て取り下げられ、何もできなくなってしまいます。

利用停止の理由を明かされることはないため、人によっては一発アウトで二度とラクマを利用できなくなるリスクも。「ラクマのご利用を停止させていただいております。」という、残念なメールが届きます。

何とも重いペナルティですね。

退会処分

「退会処分」は、ラクマから強制的に退会させられるペナルティです。

退会処分になるとアカウントが復活する可能性はゼロになります。またラクマの全機能が使えなくなるため、売上金が残っていたとしても没収されてしまうリスクも。また、いかなる場合もラクマに復帰できることはなくなります。

こちらもラクマの規約に反した場合に取られる処置ですが、悪質な行為を何度も行ったり、出品者として望ましくない行為を行った時に処分されるようです。

最悪の場合、ラクマだけでなく、楽天アカウントに紐づく全てのサービスを利用できなくなります。

これだけは割けたいペナルティです。

ラクマの利用停止:3つの疑問

利用停止に関して気になる3つの疑問を解消しておきましょう。

  • 売上金は没収される?
  • 取引中の商品はどうなる?
  • 復活・利用停止解除はできる?

売上金は没収される?

利用停止になった場合、売上金は「銀行振込」でのみ受け取れます。

通常通り、ラクマに振込申請すればOKです。
ちなみに楽天ポイントや楽天キャッシュにチャージすることはできなくなります。

万が一、振込申請ができない時は、ラクマ事務局に問い合わせてみましょう。退会処分でなければ、売上金は受け取れるはずです。

取引中の商品はどうなる?

取引中の商品は、手続きが完了するまで取引可能です。
出品者として購入者に迷惑をかけないよう、最善をつくしましょう。

復活・利用停止解除はできる?

残念ながら、利用停止になったアカウントは復活できる可能性はほぼありません。

口コミを見ても、利用停止が解除された人は見当たりませんでした。「ラクマに謝罪文を書けばOK」という情報もありましたが、ラクマのメール自体に「ご利用制限の解除はいたしません。」とあるため、不可能と思って間違いないかなと。

ラクマ事務局は柔軟に対応してくれるわけではないので、他の道を探した方が良いでしょう。

ラクマで利用停止になった時の対処法

ラクマで利用停止になってしまった時の対処法を3つにまとめました。

  • 他人のアカウントを借りて取引する
  • 別のフリマアプリを活用する
  • Amazonやヤフオクへ出品する

他人のアカウントを借りて取引する

1つ目は他人のアカウントを借りてラクマに復帰する方法です。

利用停止になると、あなたの電話番号(SMS認証)も使えなくなります。新規アカウントを作るには、あなたではない誰かとしてログインしなければなりません。かなりグレーな方法ですが、家族や知人のアカウントでラクマを使っている人もいるでしょう。

万が一、登録者と使用者が違うことがラクマ事務局にバレると、退会処分を受けるリスクもあります。十分気をつけてくださいね。

別のフリマアプリを活用する

2つ目は、別のフリマアプリを活用する方法です。

ラクマしか使っていなかった人は、メルカリやPayPayフリマを使って出品してみましょう。利用者数で言えば、圧倒的にメルカリが多いので販売機会を増やせるはずです。また、ラクマとは違う層が使っているので、商品によっては売上アップに繋がります。

規約違反にならないように!

他のフリマアプリでも規約違反をしたら、出品できるプラットフォームがどんどん少なくなってしまいます。くれぐれも他のフリマアプリで利用停止にならないように注意してください。

>>【メルカリせどりの禁止行為は?】OK例とNG例を徹底解説します!

Amazonやヤフオクへ出品する

3つ目は、フリマアプリではなくAmazonやヤフオクへ出品する方法です。

Amazonとヤフオクは、楽天市場のように高額な出店料もかからず手軽に物販を始められます。スマホアプリもあるので、ラクマに近い感覚で作業できるでしょう。とっつきやすさはフリマアプリに劣るものの、販売力で言うとAmazonが一番かなと。

むしろ「フリマアプリで仕入れ→Amazonで転売」という流れで稼ぐこともできるので、物販で稼ぎたい方は早めに始めておくと良いでしょう。

>>【せどりの販路】Amazon・ヤフオク・メルカリはどれがおすすめ?

まとめ

ラクマが利用停止になってしまうのは、シンプルに規約違反が原因です。

しかし、具体的に違反した理由を教えてもらうことはできません。また、利用停止になったアカウントを復活させることも難しいです。だからこそ、常日頃から規約を遵守した対応が大切になります。

利用停止になっても、売上金は振込申請可能です。取引中の商品も手続き完了するまでは、引き続き操作できます。最も怖いのは強制的に退会処分されることです。売上金を没収される可能性もあるので、十分注意してください。

今後もラクマの規約は変わり続けます。

安心・安全にアカウントを運用するためにも、ラクマのルール利用規約を定期的にチェックするクセをつけておきましょう。

参考記事
【せどり転売で違法】になる7つのケースと3大販路の禁止行為を徹底解説

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