あなたはノマドワーカーという存在を知っていますか?
ノマドワーカーとは、場所に囚われることなく働きつつ生活をする人のことです。
カフェで作業している人に憧れを持っている方も多いでしょう。
そんな自由な働き方のノマドワーカーになってみたいと思いませんか?
実は転売やせどりでもノマドワーカーになれるのです。
本記事では、転売でノマドワーカーになる手順を解説します。
転売でノマドワーカーになれる?
転売と聞くと雑務に追われて不自由そうといったイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、実際は数多くの転売実践者がノマドワーカーになっています。
例えば、海外にはAmazon FBAを活用して稼ぐノマドワーカーが沢山いるんです。
参考にAmazon FBAで稼ぎつつ世界中を転々としている「Livin That Life」を紹介します。
彼は2015年からノマド転売ヤーとして、Amazon FBAで稼ぎつつ旅をしています。
メインの仕入先は中国で、オンライン上で商品を購入し外注を雇って自動化の仕組みを完成させました。
この人の他にも、実に多くの転売実践者がノマドワーカーになっています。
気になる方はYouTubeで「digital nomad amazon fba」と検索してみてください。
基本英語ですが、沢山のノマドワーカーが転売で稼ぐノウハウを解説していますよ。
転売でノマドワーカーになる3つの手順
転売でノマドワーカーになる手順は以下の通りです。
- 一連の作業を全て自分で実践する
- 最小限のコストで半自動化する
- 人を雇って全自動化する
一連の作業を全て自分で実践する
まずせどりや転売で稼ぐ際に必要な業務を一通りこなします。
なぜ全ての作業を自分でできなければいけないかと言うと、外注さんを雇う際に説明しなければならないからです。
- 商品のリサーチ方法
- 仕入れの手順
- 検品のルール
- 梱包・発送
- クレーム対応
上記のような全て1人でこなしてみましょう。
理想は、各業務を分かりやすく説明できるようになることです。
転売の知識が全くない人に対して、体系的に説明できるようになれば自動化もスムーズに行えます。
各業務に疑問点が残っている方は、疑問の解消に注力してください。
転売を自動化してトラブルが起こった時に、何が原因か分からなければ後に大きな問題を引き起こすリスクがあります。
簡単な雑務も含め、全ての業務を理解できるようになりましょう。
最小限のコストで半自動化する
各業務を一通りこなせるようになったら、最小限のコストで半自動化していきます。
半自動化に活用すべきサービスは、みなさんご存知のAmazon FBAです。
FBA倉庫に商品を納品しておけば、発送業務や売上管理がグンッと楽になりますよね。
発送代行サービスと比較してコストもかなり安いので、まずは半自動化で半ノマドワーカーになってください。
Amazon以外で販売する商品もFBA納品しよう
FBAはAmazon以外で売れた商品の発送代行も行ってくれるので、扱う商品は全てFBA納品してみてください。
目的はノマドワーカーになることなので「FBA納品しても利益が取れる商品」に絞ってリサーチしましょう。
利益計算をする際は「FBA料金シミュレーター」を活用してくださいね。
資金作りを徹底しよう
半自動化で時間が空いてきたら、少しでも資金を増やす努力をしていきましょう。
転売でノマドワーカーになるには、十分な資金がなければいけません。
月利20万円の人よりも、月利50万円の人の方がノマドワーカーとして安定するのは当然ですよね。
- 回転率と利益率の追求
- 無駄遣いをなくす
稼げるようになってきたからと言って無駄遣いをしてしまうと、いつまで経っても自由な働き方を手に入れられません。
最短でノマドワーカーになるためにも、資金作りは真剣に行いましょう。
人を雇って全自動化する
半自動化に慣れて資金も貯まってきたら、完全な自動化を目指します。
理想は、あなたがいなくても機能する仕組みを作ること。
社長がいなくても回る会社を作っていくイメージですね。
クラウドソーシングで外注さんを雇う
全自動化の第一歩は、クラウドソーシングで作業を代行してくれる外注さんを見つけることです。
上記は転売関連の仕事に慣れているワーカーが多い印象です。
全くの知識のない人でも、しっかり教育していけば問題ありません。
まずは簡単な商品登録作業や出品ページの作成業務を任せてみましょう。
事前にマニュアルを作っておくべし
自動化をする際は、外注さんがスムーズに作業できるようにマニュアルを作っておきましょう。
マニュアルを読めば作業を完結できるような仕組みを作っておけば、あなたが説明する手間を最小限にできます。
万が一、外注さんから質問が届いた時は、その質問と回答をマニュアルに追加すればOKです。
随時ブラッシュアップしていけば、精度の高いマニュアルが完成しますよ。
あなたが抜けても問題ないか実験する
全自動化するには、全ての業務を誰かしらに担当してもらう必要があります。
商品リサーチはもちろん、仕入れやFBA納品作業などを任さて問題がないか検証しなければなりません。
例えば、外注さんが作業中に浮かんだ疑問を解決してくれる外注さんがいれば、あなたがいなくても業務を遂行できますよね。
事前にあなたが「問題が起きた際、1日5,000円の範囲で解決できるなら自己判断で解決してください」とルールを設定しておくことも有効です。
全自動化するには、時間がかかるものですので少しずつ無理のない範囲で実行していきましょう。
全自動化に役立つ参考書
転売でノマドワーカーを目指す方におすすめの一冊が、ティムフェリス著の「週4時間だけ働く」です。
この本を書いているティムフェリスは、効率化の神とも言える人でFacebookやTwitterなどの大手IT企業のコンサルもしています。
自身が旅をしつつ事業を運営するノマドワーカー的な生活をしていたこともあり、全自動化について詳しく解説しているのがポイントです。
本に書いてある内容をコツコツ実践していけば、リスクを最小限にしてノマドワーカーデビューできるでしょう。
タイトルの通り「週4時間だけ働く」仕組みを作ることも可能なので、気になる方はぜひ手にとってみてくださいね。
転売でノマドワーカーを目指す人が知っておくべきこと
転売でノマドワーカーを目指す人が知っておくべきことは以下の通りです。
- ストラクチャーは何より重要
- リスクに備えて資金を蓄えておく
- 国内だけでなく海外の転売も視野に入れる
ストラクチャーは何より重要
ストラクチャーとは「構造」という意味で、転売で言えば仕組みづくりを指します。
誰かに業務を任せる際、ストラクチャーがなければトラブル続きになってしまうでしょう。
- 問題を未然に防ぐ仕組み
- 利益を出し続ける仕組み
- 誰かがいなくなっても回る仕組み
このように徹底した仕組みづくりをすることで、場所を選ばずに転売で稼げるようになるのです。
小さな一歩から始めよう
ストラクチャーづくりは1日で完結できません。
まずは土台を作って、実際に自動化を試してみてください。
問題が起きたら「なぜこうなったのか」と「どうすれば問題を解決できるか」の2点を明確にしましょう。
このサイクルを回していけば、結果的に全自動化しても問題が起きないストラクチャーが作れます。
無理して未完成なストラクチャーにならないように注意してくださいね。
リスクに備えて資金を蓄えておく
前述した通り、十分な資金を蓄えておくことは非常に重要です。
ビジネスは資金があれば解決できる問題が実に沢山あります。
ノマドワーカーとして、様々な場所を転々としていると新しいビジネスに出会うことも。
そんな時「〇〇万円あれば、事業をスタートできるのに…」と残念な思いをするのは避けたいですよね。
お金を上手に使えれば、より大きな利益を獲得できるようになります。
十分な資金を常に準備してリスクやチャンスに備えるようにしましょう。
国内だけでなく海外の転売も視野に入れる
自動化が上手く回ってきたら、ぜひ海外商品の転売も視野に入れてみてください。
海外と日本国内では、大きな価格差があります。
例えば、ノマドワーカーとして訪れた国で転売商品を仕入れることも可能です。
中国商品は単価も安く、小資金で高い利益率を実現できます。
また、日本の商品を海外のECプラットフォームへ転売することもできるでしょう。
輸入だけでなく輸出もできるようになれば、収入の安定度はかなり高くなるはずです。
ここでもストラクチャーが超重要
輸入も輸出もストラクチャーなしに成果を上げることはできません。
- 税関の問題
- 言語
- 発送・購入代行
国内転売とは異なる壁が出てきます。
全自動化を達成するには、ストラクチャーを大切にして強固な基盤を作ることが大切です。
新しい人を雇う際に戸惑うことがないように、徹底した仕組み化を進めましょう。
まとめ
転売でノマドワーカーになることは決して不可能ではありません。
最後に本記事のおさらいをしていきましょう。
転売でノマドになる3つの手順
- 一連の作業を全て自分で実践する
- 最小限のコストで半自動化する
- 人を雇って全自動化する
知っておくべき予備知識
- ストラクチャーは何より重要
- リスクに備えて資金を蓄えておく
- 国内だけでなく海外の転売も視野に入れる
まずはAmazon FBAを使って半自動化してみてください。
問題なければ、外注さんを雇って少しずつ全自動化を進めていけばOKです。
全自動化ができれば、あなたはPC1台でどこでも生きていけるようになります。
ぜひ、今回の情報を参考に転売ノマドワーカーとしての第一歩を踏み出してみてくださいね!