電脳せどりを始めてみたけど、思ったように儲からない…はじめに買った電脳せどりの教材通りに行動はしているんだけどな。電脳せどりで儲からない原因と解決策があるなら教えて!
こんな疑問に答えます。
時間と場所に縛られない電脳せどり。人気の副業としても注目を集めており、実践する人も増えています。
しかし、その一方で「儲からない」と悩み、挫折していく人がいるのも事実です。
両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
本記事では、電脳せどりで儲からない原因と解決策を紹介します。
電脳せどりで儲からない原因は3つに集約できる
電脳せどりで儲からない原因は大きく分けて3つあります。
- 利益商品が見つからない
- 価格競争になる
- 仕入れた商品が売れない
利益商品が見つからない
そもそも価格差のある商品が見つからないと、電脳せどりで稼ぐことはできません。
商品リサーチをしているけど、なかなか利益商品が見つからないんです!
同じような悩みを抱えている人は多いでしょう。
利益商品が見つからない原因は以下の通りです。
- いつも同じセラーをチェックしてる
- いつも同じ商品からリサーチを始めている
- リサーチの時間が少ない
同じセラーや同じ商品ばかりリサーチしていませんか?
儲からないセラーや商品に時間を使うのは非効率です。利益商品が見つからないなら、普段とは違ったアプローチをしましょう。
商品リサーチには時間がかかるものです。
1日3時間リサーチしている人と、30分しかリサーチしていない人なら、前者の方が利益商品を見つけられる可能性は高くなります。今現在、今ひとつリサーチできていない人は、時間を捻出してみるところから始めましょう。
価格競争になる
利益商品を見つけたと思って仕入れても、毎回価格競争になってしまう人もいますよね。
価格競争で負けてしまう原因を見てみましょう。
- ライバルよりも高い値段で仕入れている
- ライバルよりも出品するのが遅い
- 価格競争になる商品ばかり仕入れている
価格競争が起きる原因は「需要と供給のバランスが崩れる」点にあります。
簡単に言うと「買う人よりも売る人の人数が多くなる」から価格競争になってしまうのです。出品者が増える前に売り切るか、価格競争になっても利益が出る価格で仕入れる必要があります。
仕入れた商品のほぼ全てが価格競争になるのであれば、リサーチのやり方が良くありません。
セラーや商品を見直して、価格競争の起こりにくい商品へ移行していきましょう。
仕入れた商品が売れない
価格差を見つけて仕入れた商品を、出品してみたものの売れ残ってしまうと悩んでいる人もたくさんいますよね。
価格差だけに意識がいってしまい「売れるかどうか」をチェックせずに仕入れてしまうことが原因です。利益率や利益額だけを求めると、こういったミスを犯してしまいます。
電脳せどりは、利益率だけでなく回転率の高い商品を仕入れるのがポイントです。
「お金を迅速に増やす」という目的を達成するには、利益率よりも回転率の高い商品を仕入れた方が有利になります。
1品で5,000円儲かっても、月に1個しか売れなければ利益は5,000円です。それよりも、1品で1,000円儲かって月に20個売れる商品の方が、お金を効率的に増やせます。
「売れれば儲かる商品」ではなく「売れる商品」にフォーカスして仕入れを行いましょう。
儲からない原因が分からない時は手数料負けの可能性も
儲からない原因がパッとしない人は、手数料負けしてないかチェックしてみてください。
- 送料
- 梱包資材代
- 販売手数料
送料
商品の送料をしっかり加味していますか?
- FBA倉庫までの納品送料
- 自己発送の送料
- ショップから自宅までの送料
上記はよくかかる送料の一例です。
利益計算をする際に送料を含めないでいると「実は赤字だった」なんて状況になってしまいます。
どんぶり勘定で送料を計算する人もいますが、明確な利益を算出したいなら送料をしっかり含めて計算しましょう。
梱包資材代
ダンボールやエアパッキンなどの梱包資材代を省いている人もいます。
自己発送で毎回新品のダンボールを使っているなら、しっかり資材代として計算するべきです。商品数が増えるほど、費用もかさみます。
梱包資材の値段を気にせず購入していた方は、より安い価格で仕入れて残る利益を増やすこともできるでしょう。業務用系のショップなどを活用して、安く購入できるかチェックしてみてください。
販売手数料
各販路の販売手数料は、必ず明確に計算するべきです。
というのも販売手数料は結構高くつくので、一見儲かっているように見える商品が赤字なんてことも珍しくありません。特にAmazonはカテゴリーによって手数料が変わるので、手数料負けするケースがよくあります。
FBA料金シミュレーターを使えば、販売時にかかる手数料がチェックできるので必ず活用しましょう。
電脳せどりで儲けたい人が徹底するべきこと3つ
電脳せどりで儲からないと悩んでいる方は、以下3点を意識して行動してみてください。
- 売れる商品のみを扱う
- 儲かる商品リストを作る
- セラーリサーチを徹底する
売れる商品のみを扱う
電脳せどりで儲けるための大前提は「すでに売れている商品を扱う」ことです。
過去に売れている実績があれば、同じ値段で売れる可能性があります。「これは過去に5,000円で売れているから、同じくらいの値段で売れるだろう」と、答えを知った上で仕入れるのが基本です。
商品リサーチをする際は、価格差だけでなく需要と供給のバランスをチェックしましょう。
例として、下のグラフを見てみてください。
「出品者が増える→価格競争で値段が下がる→ランキングが上がる」という流れが見て取れるでしょう。
過去のデータをチェックすることで仕入れて良いかどうかを判断できるのです。「すでに売れている商品」で、なおかつ価格競争にならないタイミングであれば、仕入れてOKと判断できます。
出品者が減ってきているタイミングや、価格競争が終わった直後などのタイミングであれば利益を出しやすいです。
商品リサーチを行う際は、売れ行きと合わせて出品者や価格の推移も分析するようにしましょう。
ちなみに利益率と回転率ともに高いおすすめの商品は、下記記事で紹介しています。
儲かる商品リストを作る
儲かる商品リストを作ると、電脳せどりの売れ行きを安定させやすくなります。
- リピート仕入れできる商品に気づく
- 儲かるブランドが分かる
- 儲かる商品のジャンルが分かる
商品リストを作っておくと、上記のような要素が分かるようになります。
リサーチに行き詰まった時も、儲かる商品リストにある商品をきっかけにできるでしょう。過去から現在まで売れている商品は、何度もリピート仕入れして利益を獲得できます。
商品リストから、自分自身が儲けている商品の特徴を分析することも可能です。
あるとないとでは雲泥の差が生まれるので、今まで商品リスト作っていなかった人は、この機会に必ず作っておきましょう。
セラーリサーチを徹底する
商品リストと合わせて、セラーリサーチも徹底してみてください。
セラーリサーチのポイントは、自分と同じくらいのレベルの出品者を分析することです。評価数が同じくらいのセラーであれば、あなたにも再現できる可能性が高いと言えます。
上級者になるほど、卸業者や代理店契約で安く仕入れているケースが多いです。
自分と同じくらいのセラーに着目することで、いいとこ取りができるようになります。
セラーリサーチはツールで自動化するのが吉
ちなみにですが、セラーリサーチを手動で行うのは非効率です。
ツールを導入すれば、リサーチにかかる時間を圧倒的に短縮できます。ツールが抽出した商品のみ価格差をチェックすれば良くなるので、無駄な動作を最小限にできるでしょう。
Amazonのセラーリサーチツールとしては、デイせどがおすすめです。
僕自身、長期で愛用している数少ないツールになっています。興味のある方は、下記記事を参考にしてみてくださいね。
電脳せどりの成功戦略:5つの効果的な方法
電脳せどりで儲からないと悩んでいる方は、以下の方法も試すことをおすすめします。
- 収益性の高い商品カテゴリーをターゲットにする
- 仕入れ先の特徴を理解し活用する
- 効率化のためのツールを利用する
- ジャンルを絞って徹底的にリサーチする
- 需要を予測して先手を打つ
収益性の高い商品カテゴリーをターゲットにする
電脳せどりで収益を上げるためには、利益率の高い商品カテゴリーを選択するのも1つの戦略として有効です。
配送料などの費用がかかるため、利益をしっかり出せるカテゴリーに焦点を当てましょう。
初心者におすすめのカテゴリーは以下の通りです。
- ゲーム
- おもちゃ
- パソコン関連製品
- 小型家電
- 書籍
- 美容品
これらは安定した需要が見込める上、送料も比較的安いです。
ちなみに本当に利益率の高いおすすめ商品は下記記事で紹介しています!
気になる方は覗いてみてくださいね。
仕入れ先の特徴を理解し活用する
仕入れ先の特徴を理解し、それに応じてせどりの戦略を立てることも重要です。
仕入れ価格だけでなく、セールやポイント制度などを利用して利益の最大化を目指しましょう。セールの開催時期やお得な支払い方法、クーポンやキャンペーンの有無、特定の商品ジャンルでの割引などを把握しておくことが大切です。
- どのタイミングで価格差のある商品が出品されるか
- 利益商品が見つかりやすいコーナーはどこか
- そのショップで価格差が取りやすいジャンルはなにか
上記のような特徴を把握しておくことで、ライバルよりも先に利益商品を仕入れられるようになるでしょう。
効率化のためのツールを利用する
電脳せどりでは商品リサーチに多大な時間がかかるため、効率化できるツールを導入するのも有効策の1つです。
これにより、利益商品の発見が容易になり、リサーチ時間を大幅に削減できます。無料のツールから始めて、徐々に効率化を図るのが良いでしょう。
例えば、Amazonせどりであれば無料で使える「モノトレーサー」が最強です。
月にどれくらい売れたかもわかるので、いくつ仕入れれば良いかもデータから分析できます。今までリサーチツールを使っていなかった方は、ぜひこの機会にモノトレーサーを活用してみてください。
ジャンルを絞って徹底的にリサーチする
電脳せどりでは、さまざまな商品バリエーションがありますが、効率的に稼ぐには特定のジャンルにフォーカスして、それに基づいて徹底的にリサーチすることが重要です。
既に知識があるジャンルや興味がある分野を中心に選び、その中で特に利益が出やすい商品を見つけ出しましょう。回転率の高い商品、限定品、廃版品などは特に利益を生み出しやすいです。
また、販売プラットフォームによって人気の商品が異なるため、その点も考慮することが重要です。
需要を予測して先手を打つ
需要の予測して、売れるシーズンに入る前に商品を仕入れるのも利益を出すコツの1つです。
- 年末年始
- 新年度
- 父の日母の日
- クリスマス
- ハロウィン
上記のような特定のタイミングで行われるイベントは、商品が売れやすいタイミングになります。
このような季節物の商品は、シーズンが終わると在庫処分セールが行われます。値下げされたタイミングで仕入れを行い、次のシーズン到来まで寝かせることで利益を獲得する戦略を取るのも良いでしょう。
電脳せどりで儲からない人が知っておくべきこと
現在、電脳せどりで儲からないと悩んでいる方は、経験値を上げることに集中すると良いです。
せどりは「安く仕入れて高く売る」というシンプルな仕組みですが、人によって儲からない原因は様々。商品を仕入れるタイミングや、出品者の増減などは、経験を積むからこそ分かってくるものです。
誰もが同じ悩みを抱えている
電脳せどり初心者のほとんどが「利益商品が見つからない」と悩んでいるでしょう。
この状況から抜け出すには「他の人よりも行動量を上げる」しかありません。
- ライバルよりたくさんリサーチした
- ライバルより1つのジャンルを掘り下げた
- ライバルよりたくさん仕入先をチェックした
- ライバルよりも多くの販路で出品した
- ライバルよりもたくさん失敗した
シンプルにライバルよりも経験値を増やせば、それだけ得られるものがあるのです。
目的を決めてリサーチしてみよう
商品リサーチを行う際は、あなたなりの目的を決めて実行するのがおすすめです。
例えば「子供服で最低3つは利益商品を見つける」みたいに設定します。ジャンルと利益商品のノルマを決めておけば、ゴールを目指してリサーチができますよね。
自分の設定したゴールが簡単にクリアできるようになってきたら、より高いゴールを設定してレベルアップを目指しましょう。
たくさん失敗するから小さく始めよう
どんなに慎重に作業したところで、失敗をゼロにすることはできません。
むしろ失敗は、成功への道のりの中に必ず存在します。失敗を避けて成功しようとすると、遠回りになるだけでなく、余計なコストもかかってしまうものです。
まずは小さな成功体験を積み重ねましょう。
はじめから100万円も仕入れる必要はありません。仕入れ資金は5万円もあれば十分です。利益が出てきたら「なぜ儲かったのか」をしっかり分析しましょう。成功体験を増やしていけば、自然とお金も増えていきますよ。
まとめ
電脳せどりで儲からない原因は、シンプルな3つの原因があります。
- 利益商品が見つからない
- 価格競争になる
- 仕入れた商品が売れない
まずは商品リサーチを徹底することをおすすめします。
価格差だけでなく、出品者や価格の推移を分析すれば、価格競争になりにくく稼ぎやすい商品を見つけやすくなるはずです。商品リストを作成して効率的にリサーチするのも良いでしょう。
1円でも利益が出せるなら、100円、1,000円、1万円と稼げるようになります。
まずは小さな成功体験を積み上げて、稼げる可能性をどんどん広げていきましょう。