せどりに限らず新しいことを始める上で重要なのは学ぶことですね。
しかし、勉強法にも様々な方法があり、目的を定めてインプットしないと時間の浪費につながってしまいます。
では成果につながるせどりの勉強法とはどういったものがあるのでしょうか。
本記事では、本質的なせどりの勉強法と成果を出すために重要なインプットとアウトプットの方法を解説します。
せどりの勉強法【失敗から学ぶべき5つの理由】
結論から言うと、せどりで最も重要なのは「失敗から学ぶ姿勢」です。
つまりせどりの効果的な勉強法は「失敗経験を活かすこと」かなと。
ここででは、せどりの失敗から学ぶべき5つの理由を解説します。
- 誰かのノウハウは誰にでも真似できるから
- あなたに合った稼ぎ方が明確に分かるから
- 失敗の数が増えるほど成功の確率が上がるから
- 悔しい気持ちがモチベーション維持に繋がるから
- リサーチのレベルが鮮明に分かるから
誰かのノウハウは誰にでも真似できるから
せどりの勉強をしている方の中には、成功者の意見を鵜呑みにして実践している方も多いのではないでしょうか。
成功者が「〇〇をすれば稼げる」というノウハウは確かに正しいのかもしれません。
しかし「再現性が高い」と言われるせどりでは、1つのノウハウを大勢が体現できてしまうのです。
大勢が同じ稼ぎ方を真似したら、後に起こるのは価格競争ですよね。
つまり誰かのノウハウは、誰でも実現できてしまうということ。
失敗を恐れるがために、誰かのノウハウをコピーすることが原因で失敗してしまう良い例と言えるでしょう。
ノウハウの正しい使い方
ノウハウを正しく活用するには、実践→失敗→改善を繰り返さなければなりません。
簡単に成果が上がる方法は、実に簡単に稼げなくなります。
ノウハウを実践して失敗した時は「ではどうすれば成功できるか」と、自分に疑問を投げかけましょう。
- 何が悪かったのか
- 良かった点はあったか
- 改善するべきことはあるか
上記のようなことを突き詰めていけば成功に近づきます。
どんなノウハウも実践と失敗を繰り返して、自分のものになっていくのです。
あなたに合った稼ぎ方が明確に分かるから
失敗を経験することであなたに合った稼ぎ方が明確に分かるようになります。
どんなに再現性の高いノウハウでも、あなた自身にフィットしなければ稼ぎづらいものです。
例えば、古着に全く興味がない人に正攻法を教えても、興味がないことで稼ぐのは難しいですよね。
反対に古着マニアの人なら、1ヶ月で大きな成果を上げるかもしれません。
しかし、このようなことは、実際にノウハウを実践してみなければ分からないもの。
あなたが「こんな方法は稼げないだろうな」と思っていることが、実は一番合っているかもしれないのです。
失敗しない勉強法ではなく、失敗自体が最適な勉強法である良い例と言えるでしょう。
失敗の数が増えるほど成功の確率が上がるから
失敗の経験値が増えれば増えるほど、せどりの成功率は上がります。
なぜなら失敗できないほど失敗すれば、後に待っているのは成功しかないからです。
- 行動する
- 失敗する
- 同じ失敗をしないように改善する
成功者は必ずと言って良いほど、上記のサイクルに沿って行動しています。
せどりを実践していけば、いくつもの失敗を経験するでしょう。
この時「どうせ自分にはセンスがないから…」と落ち込むだけではもったいありません。
「なぜ自分は失敗したのか」を明確にして、次の行動に活かせば同じ失敗を繰り返さなくなりますよね。
自転車に乗る練習してる時にこけて怪我をしたとします。
ここで「自分は自転車に乗れない」と諦める人はほとんどいませんよね。
実際はこけて怪我をした痛い経験から「どうやったら上手に自転車に乗れるか」を試行錯誤するはずです。
試行錯誤してる最中は、何度も新しい壁が出てくるもの。
失敗と改善を繰り返すからこそ、最後には自転車に乗れるようになりますよね。
失敗の経験値が多い人はセンスがないのではなく、成功に近づいていると考えましょう。
悔しい気持ちがモチベーション維持に繋がるから
失敗した悔しさを糧にすれば、次の行動のモチベーションになります。
悔しい経験をすることなく成功してしまうと、稼げなくなった時に心が折れやすいのです。
沢山失敗を重ねてきた人は「今まで何度も辛い時期を乗り越えてきたじゃないか」と新しい一歩を踏み出す力があります。
「この商品は絶対に売れるだろ」と確信して仕入れた商品が売れなかったら、マジで悔しいですよね!
私自身せどりを始めた当初は何度も悔しい思いをしてきました。
この時「せどりで成功できなければ他のビジネスでも成功できるわけがない」くらいの気持ちを持って入れば、同じ失敗をしない方法を模索するようになります。
せどりで稼ぎ続けるために最適な勉強法は何かと言えば、失敗した悔しい経験を燃料にして行動し続けることなのかもしれません。
リサーチのレベルが鮮明に分かるから
せどりのリサーチは「販路よりも安く仕入れられるかチェックする」といったシンプルな仕組みです。
しかし、実際に商品リサーチをしてみると、スキルのなさを痛感するでしょう。
- 価格差が見つからない
- ことごとく価格競争になる
- 商品の回転率が悪い
これらはせどり初心者が必ず通るであろう失敗経験です。
どんなに良質な情報をインプットしても、リサーチ力を上達させるには実践が必要になります。
同じ商品でも仕入れるタイミングによって、儲かるかどうかが分かれるもの。
そんな細かいポイントに気づけるのは、失敗経験があるからこそですよね。
勉強法を模索するのではなく、失敗をもとに成功方法を導き出すのが一番の近道になるのではないでしょうか。
せどりの勉強法【インプットとアウトプットのやり方】
ここでは、せどりの勉強法で上手にインプットとアウトプットをするやり方を解説します。
- 沢山の情報に触れる
- 気になるノウハウを分析
- 優先順位をつけて実践
沢山の情報に触れる
まずは沢山の情報に触れましょう。
できる限り多くのノウハウを集めて、いわゆる「ノウハウコレクター」になることを目指します。
ノウハウコレクターと聞くと「行動できない頭でっかち」と考える方もいますが、はじめはそれで構いません。
- 成功者のブログ
- メルマガ
- SNSでの発信
上記のような情報はどんどん収集してください。
情報はストックしてリスト化すること
情報はストックしなければ意味がありません。
ただ読み流しているだけだと、高い確率で忘れてしまいます。
興味があるせどりの情報を見つけたら、EXCELやメモ帳にリンクを貼り付けておきましょう。
いつでも簡単に見返せる仕組みを作っておくと、後の作業がスムーズに進みます。
気になるノウハウを分析
出来る限りたくさんの情報を集めたら、その中から気になるノウハウを徹底的に分析していきます。
- 本当に実践する価値はあるか
- 自分の生活環境で実践できるか
- ノウハウに対して資金は十分にあるか
インプットした情報をアウトプットするためには、自分に実践できるのでなければ意味がありませんよね。
上記の要素に加えて「ライバルに真似されにくくするにはどうしたら良いか」も考えましょう。
完全コピーするのは決して悪いことではありませんが、情報を自分なりに疑う意識も大切になります。
誰かのノウハウを参考に、あなたにしかできない方法を模索してみてください。
仮説を立ててみる
ノウハウを分析して、計画を立てる際は必ず仮説を立ててみてください。
仮説を立てることによって論理的な思考ができるようになります。
「〇〇だから▲▲になる」と誰かに説明できれば、失敗した時も理由を究明しやすくなるものです。
計画を実行している時に起こりうるトラブルや、辛くても継続するべきことなどを鮮明に想像してみてください。
特に厳しい状況を想像しておくと、実際に現実化した際も「予想通り」と前に進む力を発揮しやすくなりますよ。
優先順位をつけて実践
最後は、タスクに優先順位をつけて実践することです。
プランを立てる上で重要なのは「何を優先するべきか」を決めること。
優先順位をつけなければ「全てが大事なこと」になってしまいます。
- 絶対にやるべきこと
- 絶対にやらないこと
- 時間が空いたらやってみたいこと
やるべきことはもちろんやらないことを決めないと、効率的に作業はできないでしょう。
特に副業でせどりに取り組む方は、限られた時間を有効活用していかなければなりません。
ノートにタスクを書き出してみよう
優先順位をつける際の第一段階は、やるべきことをノートに書き出す作業です。
一通りのタスクをノートに書き終えた後は、本当に重要なことは何かと自問しつつ優先順位をつけていきます。
利益に直結する行動や、今から継続してやっておくべきことなどは、必然的に優先順位も高くなっていくはず。
優先順位をつけた後は「友達がこの計画を見せてきたらどう思うか」と考えてみてください。
自分の計画を他者の計画として見ることで、冷静に改善点を見つけられるようになります。
プランが完成したら、実践しつつ失敗するたびに軌道修正を行っていきましょう。
せどりの勉強法に関する注意点
最後にせどりの勉強法に関する注意点をお伝えします。
- やった感よりも結果を重視する
- 資金は基本仕入れに使うべし
- 成果が出ない人は俯瞰的な視点を持とう
やった感よりも結果を重視する
せどりの勉強を行う際は、勉強した後のスッキリ感よりも結果を重視してください。
普段から勉強をしていない人は、ちょっとした情報をインプットしただけで「今日はよく頑張ったな」となりがちです。
しかし、せどりの勉強する最大の目的は「稼ぐこと」のはず。
つまりどんなに勉強をしたとしても稼げなければ意味がないのです。
情報インプットしたら、必ず行動まで落とし込んでください。
結果を重視しながら勉強するクセをつけると、インプットとアウトプットの質が格段に上がりますよ。
資金は基本仕入れに使うべし
せどりで最短で稼ぎたい方は、勉強代ではなく仕入れに資金を使いましょう。
資金が少ないにも関わらず、情報商材やコンサル代に使ってしまえば、せどりを実践できなくなってしまいますよね。
十分な資金があるなら、その力を武器に有益な情報を購入するのもアリです。
しかし、手持ちの資金が少ない方で、せどりで利益を上げていきたいなら、間違いなく仕入れに使った方が結果は出やすくなります。
特にせどり初心者は、ガンガン仕入れに使って失敗経験から学んでいきましょう。
>>【大事】せどりに自己投資は必要?お金を浪費したくない人必見です
成果が出ない人は俯瞰的な視点を持とう
どうしても成果がでないと悩んでいる方は、一度俯瞰的な視点で自分を眺めてみてください。
失敗に失敗を重ねてしまう方は、常に目先のことしか考えられていない可能性があります。
- 「誰でも稼げる!」という情報に飛びつく
- 稼げなくて落ち込む
- 新しい情報が出ると同じ行動をしてしまう
例えば、上記の行動の場合、全く失敗経験を活かせていないと言えますよね。
俯瞰的な視点とは「友達が同じような失敗をしていたら自分はどう思うか」と考えるのがおすすめです。
自分を遠くから見た時に「何をどう改善したいか」をよく考えてみてください。
せどりで成功するには、時に辛い道を選択しなければならないこともあります。
自分が楽な道ばかり選んでいると気づけたら、それだけでも成長につながるはずですよ。
まとめ
せどりで結果を残したい方に最適な勉強法は「失敗から学ぶこと」ですね。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
失敗から学ぶべき5つの理由
- 誰かのノウハウは誰にでも真似できるから
- あなたに合った稼ぎ方が明確に分かるから
- 失敗の数が増えるほど成功の確率が上がるから
- 悔しい気持ちがモチベーション維持に繋がるから
- リサーチのレベルが鮮明に分かるから
正しいインプットとアウトプットのやり方
- 沢山の情報に触れる
- 気になるノウハウを分析
- 優先順位をつけて実践
当然のことですが、誰にでも当てはまる最適な勉強法は存在しません。
厳しいかもしれませんが、最適な〇〇を見つけるには模索するしかないのです。
失敗と改善を繰り返すからこそあなたなりの強力なノウハウができる。
楽な道を選ぶのではなく、自ら大変なことに挑戦する意識を持っていきましょう。