こんな疑問に答えます。
ヤフオクの商品リサーチには「オークファン」というツールを使うのが主流です。
本記事では、ヤフオクの基本的なリサーチ方法や、覚えておいて損のないアイデアをお伝えします。
ヤフオクのリサーチにはオークファンがおすすめな理由
はじめにオークファンを使うべき理由を説明します。
- 過去に売れた商品がチェックできる
- 入札予約ツールが使える
- 売れやすい商品ページを分析できる
過去に売れた商品がチェックできる
オークファンを使うと、過去に売れた商品を遡ってチェックできます。
- 直近1ヶ月で何個売れたのか
- 相場はいくらくらいか
- 出品者数はどれくらいか
上記のポイントが分析できれば「売れる商品」を仕入れられるようになります。
即決出品とオークション出品のどちらが売れやすいのか分析できるのも便利です。
メモ
ちなみにオークファンは無料でも利用可能ですが、月額908円のプレミアム会員になった方が圧倒的におトクです。
初月は無料で利用できるので、気になる方は試してみてください!
入札予約ツールが使える
オークファンに登録すると、入札予約ツールを使えるようになります。
入札予約ツールは「入札価格」と「入札時間」を設定しておくことで、自動的に入札が行える機能です。
この機能を活用すれば、PCに張り付くことなく仕入れができます。
ヤフオクを販路としてだけでなく、仕入先としても使いたい方にいとっては最適な機能と言えるでしょう。
無料会員は月3回までですが、プレミアム会員になれば無制限で入札予約ができますよ。
売れやすい商品ページを分析できる
オークファンをフル活用すれば、売れやすい商品ページを分析することも可能です。
- 商品タイトル
- 商品画像の特徴
- 出品するタイミング
- 商品説明文
- 出品者が扱っている商品ジャンル
上記のような要素を「売れている出品者」から参考にできるので、せどり初心者でも売れやすい商品ページを作れるようになるんです。
過去に売れた商品を閲覧できるオークファンだからこそできる超便利な機能ですね。
ヤフオクの商品リサーチ方法
ここではヤフオクの商品リサーチの基礎を解説します。
- オークファンにキーワードを入力
- 売れている商品をピックアップ
- 価格差がないかチェック
オークファンにキーワードを入力
はじめにオークファンの検索欄にキーワードを入力しましょう。
気になる商品名や型番、または「炊飯器」などの抽象的なキーワードでもOKです。
検索ボタンをクリックすると、キーワードに関連する商品が一覧で表示されます。
一覧ページでは、落札価格や入札件数などが分かるようになっています。
「キーワードを入力」→「一覧ページで全体を把握」
上記がヤフオクリサーチの第一段階になります。
売れている商品をピックアップ
次に一覧ページから「売れている商品」をピックアップしていきます。
なぜなら、売れている商品でなければ、あなたが転売した時に不良在庫になるリスクがあるからです。
売れている商品をピックアップする作業は、リサーチの重要な要素と言えるでしょう。
今回の例で見てみると「HERMES(エルメス)」のキーワードが目立っていますね。
売れている商品を見つけたら、商品ページをクリックして詳細を確認していきます。
今回の例の場合、どちらも「即決出品」で「新品」であることが分かりました。
価格が大きく異るのは型番の違いです。
このような点にも気をつけつつ、売れている商品をピックアップしてください。
価格差がないかチェック
最後にヤフオクの相場よりも安く仕入れられないかリサーチしていきましょう。
- ネットショップ
- 実店舗
利益の出る価格で仕入れられるなら、ショップはどこでもOKです。
商品のコンディションと型番などをしっかりチェックして、同じものであれば仕入れていきましょう。
利益の計算方法
ヤフオクで商品を出品する際は、以下のコストを差し引いて利益計算してください。
- 販売手数料:8.8%(プレミアム会員の場合)
- 送料
- 梱包資材の費用
- 商品の仕入れ単価
上記全てのコストを引いても利益が残るなら「儲かる商品」と言えます。
これで基本的なヤフオクのリサーチができるようになりました。
ヤフオクで儲かる商品を見つけるリサーチアイデア
基本的なリサーチ方法が分かったところで、次に応用編も見ておきましょう。
- カテゴリーを絞ってみる
- 出品者をリサーチする
- ヤフオクが最安の商品を見つける
カテゴリーを絞ってみる
カテゴリーを絞ってリサーチすると、特定のジャンルに強い出品者を目指せます。
ジャンルに特化した出品者になると、以下のようなメリットが得られますよ。
- リピーターがつきやすい
- 複数の商品を同時に購入してもらいやすい
- 購入者から直接問い合わせがくることも
1つのジャンルに特化した出品者の方が信頼感を与えやすいです。
ヤフオクの売上アップを狙う際の1つの戦略になります。
リサーチ方法はとても簡単です。
- 気になるカテゴリーを選択
- 頻繁に見かける商品をピックアップ
- 価格差がないかチェック
通常のリサーチ方法と違うのは、はじめにカテゴリーを絞っているかどうかだけです。
趣味や仕事などで詳しいカテゴリーがある方は、ぜひ試してみてくださいね。
出品者をリサーチする
儲かる商品を出品している出品者は、他にも儲かる商品を出品している可能性が高いです。
「儲かる商品」ではなく「儲けてる出品者」にフォーカスするイメージですね。
せどりでは、出品者をリサーチすることを「セラーリサーチ」と言います。
セラーリサーチの方法は以下の通りです。
- 儲かる商品を見つける
- 出品者の出品商品一覧をリサーチ
- 売れている商品は価格差がないかチェック
通常のリサーチ方法で儲かる商品を見つけたら、オークファンの「出品者情報」にある「出品者名」をクリックしてください。
この出品者から直近で落札された商品が表示されます。
あとは一覧から売れている商品をピックアップして、安く仕入れられないかチェックすればOKです。
ヤフオクで稼いでいるライバルせどらーが、どんな商品を扱っているのかが分かります。
せどりを始めたばかりの方は、どんな商品で稼げるのかイメージしづらいものですよね。
そんな時はセラーリサーチを活用して、実際に儲けている出品者を参考にすると良いでしょう。
ヤフオクが最安の商品を見つける
ヤフオクを仕入先として使うことも可能です。
リサーチをしていると「この商品は相場よりも安いな」という商品に遭遇することがあります。
こういった商品は、Amazonやメルカリへ出品すると儲かる可能性があるんです。
特にヤフオクの1円オークションは狙い目。
- 商品画像が1枚だけ
- 説明文が短い
- 出品アカウントの評価少ない
上記の要素がある1円オークションは、価格が高騰しないケースが多いです。
未熟なオークションを見つけたら、オークファンの入札予約機能を使ってマークしておくと良いでしょう。
商品リサーチする際の注意点
最後にヤフオクのリサーチで注意するべきポイントを紹介します。
- 感情的にリサーチしない
- 出品者が多い商品は仕入れない
- 商品の状態をしっかりチェックする
感情的にリサーチしない
商品リサーチは必ずデータをもとに仕入れるかどうかを判断してください。
感情的にリサーチすると、不良在庫や赤字になるリスクが上がってしまいます。
- きっと売れるだろう
- 色違いだけど大丈夫だろう
- 価格差が大きいから仕入れてしまおう
感情的かつテキトーなリサーチをして仕入れた商品で儲けることは難しいです。
商品リサーチでは、数字のみを信じて行動してみてください。
過去の売れ行きを冷静に分析していけば、せどりで効率的に稼げるようになりますよ。
出品者が多い商品は仕入れない
落札数に対して出品者が明らかに多い商品は、仕入れ対象から除外しましょう。
- オークファンで過去の落札数をチェック
- ヤフオクで現在の出品者数を確認
- 落札数に対して出品者数が多ければ仕入れない
例えば、過去30日で10品売れた商品があるとします。
同一商品をライバルと同じ価格で出品すれば、あなたから売れる確率は少なからずありますよね。
しかし、ヤフオクで同じ商品を出品してい出品者が20名いたら、あなたから売れる確率は極めて少なくなります。
落札数よりも出品者数が多いと、価格競争になるリスクも高くなるはずです。
リサーチを行う際は出品者数もしっかりチェックして、仕入れるか判断していきましょう。
商品の状態をしっかりチェックする
リサーチでは商品の状態も必ずチェックしてください。
- 新品 or 中古のどちらが売れているのか
- 中古品はどの程度のコンディションが売れているのか
- 付属品はどの程度必要か
ヤフオクで売れている商品の中には中古品も沢山あります。
中には新品に近い中古品よりも、付属品はない分安く出品されている商品に人気が集まることもあるんです。
「新品なら間違いなく高値で売れるだろう」とデータを無視して仕入れると、赤字になる可能性があるので注意してください。
ヤフオクのリサーチは経験を積むことで上達します!
ヤフオクの商品リサーチ方法をお伝えしました。
最後に本記事のおさらいをしておきましょう。
オークファンがおすすめな理由
- 過去に売れた商品がチェックできる
- 入札予約ツールが使える
- 売れやすい商品ページを分析できる
リサーチの流れ
- オークファンにキーワードを入力
- 売れている商品をピックアップ
- 価格差がないかチェック
リサーチ応用編
- カテゴリーを絞ってみる
- 出品者をリサーチする
- ヤフオクが最安の商品を見つける
ヤフオクはAmazonと違い、自分の色を出してせどりができるためライバルと差別化しやすいメリットがあります。
商品リサーチの経験値を積んでいけば、各商品の相場が自然と頭に入り儲かる商品を見つけやすくなるものです。
せどり初心者でもセラーリサーチを活用すれば、初月からでも利益をゲットできます。
ぜひ、今回紹介したリサーチ方法を参考にして、儲かる商品を見つけていってくださいね!
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