ヤフオク!に出品するときの写真で気をつけるべきポイントはあるかな?少しでも商品が売れやすくするには、どんな工夫をすればいいだろう?
こんな疑問に答えます。
商品の写真は、ヤフオク!利用者がまず目を向けるポイントです。
第一印象が悪ければ、本当はいい商品にもかかわらずスルーされてしまう原因になるでしょう。反対にユーザーに対して魅力的な出品写真になっていれば、オークションで高値をつけてもらえます。
では、どのような写真にすれば、ユーザーの心を捉えられるのでしょうか?
本記事では、ヤフオク!の出品写真について解説します。
ヤフオク!の出品写真に関する基礎知識
はじめにヤフオク!の出品写真に関する、基礎知識を頭に入れておきましょう。
- 写真は10枚まで掲載できる
- 写真は1枚あたり5MBまで
- JPEG形式、またはGIF形式
- 高さと幅は1,200ピクセルまで
- 縦横の比率は3:4が理想
写真は10枚まで掲載できる
ヤフオク!では現在、1つの出品ページにつき10枚まで写真を掲載できます。
以前のヤフオク!は最大3枚のみだったので、かなりマシになったかなと。
10枚以上、写真を掲載する方法については後で解説します。
写真は1枚あたり5MBまで
ヤフオク!にアップロードできる写真は、1枚につき5MBまでです。
5MBを超える画像はアップロードする際に弾かれてしまうので、あらかじめ容量をオーバーしないようにしておきましょう。
JPEG形式、またはGIF形式
写真のファイル形式は、JPEGかGIFです。
- JPEG:画像
- GIF:タイムラプスのような動画
例えば、iPhoneで撮影した写真はHEIC形式なので、そのままではヤフオク!にアップロードできません。
変換サイトなどを活用して、JPEG形式にしてからアップロードしてください。
以下のサービスは無料で使えるのでおすすめです。
高さと幅は1,200ピクセルまで
写真のサイズは縦横ともに1,200ピクセルまでと決まっています。
1,200ピクセル以上の写真をアップロードしても、強制的に1,200ピクセルになってしまう点に留意してください。最大値が1,200ピクセルなので、きれいな画質を保ちたい方は1,200ピクセルを下回らないようにしましょう。
縦横の比率は3:4が理想
写真の縦横比は3:4を推奨しています。
どちらかが長すぎると、出品ページを作成した際に余白ができてしまうので気をつけてください。縦横ピッタリの写真を使った方が、ヤフオク!利用者からの印象もよいはずです。
空白ができると写真自体が小さくなってしまうので、3:4の比率を守るようにしましょう。
ヤフオク!の出品写真をアップロードする方法
ヤフオク!の出品写真をアップロードする手順は次の通りです。
- 「出品」をクリック
- 「またはファイルを選択」をクリック
- 写真を選択してアップロードする
はじめにヤフオク!トップページにある「出品」をクリックします。
出品ページ作成の画面が表示されるので「画像」の項目内にある「またはファイルを選択」をクリックしてください。
出品ページに使う写真を選択してアップロードすれば完了です。
ちなみにヤフオク!公式の出品ページ作成画面よりも、出品ツールを使った方が時短になります。
おすすめの出品ツールについては、下記記事を参考にしてみてください。
ヤフオク!で売れる出品写真を掲載するコツ
商品が売れやすくなる出品写真を作るコツをまとめました。
- そもそもの写真のクオリティを上げる
- ヤフオク!の出品写真を10枚以上にする
- トップ画像にメリットを記載する
- 実物と同じ色味にする
- 画像をクロップする
- ファイルサイズを1,200ピクセルにする
そもそもの写真のクオリティを上げる
最も重要なのは、クオリティの高い写真を素材として使うことです。
- ブレている
- 白飛びしている
- 暗すぎる
- 実物と色味が違う
- 低画質すぎる
上記のような写真にいくら補正をかけても、きれいな写真には仕上がりません。
特に注意してほしいのは、光の当たり方です。白い商品に強い光を当てると、白飛びが起こってしまいます。服の場合は柄や質感が分かりづらくなってしまうのです。
手ブレも写真のクオリティを下げる大きな原因になります。
簡単に質の高い写真を撮影したい方は、撮影ボックスと三脚を利用するとよいでしょう。
おすすめの撮影ボックスはこちらです。4,000円しないくらいで購入できて、証明もセットになっています。
おすすめの三脚はこちらです。
脚がかなりしっかりしているので、スマホだけでなく一眼レフなどのゴツいカメラも余裕で対応できます。リモコン付きなので、三脚やカメラに触れることなくシャッターが切れるのもメリット。これでブレない写真が撮れるようになりますよ。
ヤフオク!の出品写真を10枚以上にする
「この商品は写真を10枚以上載せたいな」と思うこともありますよね。
その場合は「1枚の画像に複数の写真をまとめる」方法を使いましょう。
写真をまとめるには、無料から使えるCanvaというサービスがおすすめです。
Googleのアカウントなどでログインをすると、上画像のようなトップページが表示されます。
ヤフオク!が推奨する4:3比率かつ、1,200ピクセル以内に合わせて「1200×900」を指定してください。
編集画面が開いたら、PCの画像フォルダから写真をドラッグ&ドロップするだけ。
画像が完成したら「ダウンロード」をクリックして、ファイル形式を「JPG」にして「ダウンロード」をクリックします。
これで1枚の画像に4枚の写真を追加することができました。
トップ画像にメリットを記載する
次は商品のトップ画像となる写真にメリットを入れていきましょう。
- 送料無料
- 全額返金保証
- 格安セール
例えば、上記の文言を入れておくと商品が売れやすくなります。
要はヤフオク!利用者にとって、少しでも魅力的に感じてもらえるようにポイントを追加するイメージです。
Canvaがあれば写真に文字入れするのも簡単です。
画像編集画面で「Elements」にある四角形を選択してください。
次にカラーパネルで色を変えて、幅と角度を変更します。
「Text」を選択して文字を入れましょう。
同じ要領で角度と大きさを変えて、赤の背景に重ねればメリットを強調できます。
トップ画像で何かしらのメリットを強調できると、ライバルとの差別化に役立ちます。
手軽に実践できるので、ぜひ試してみてくださいね。
実物と同じ色味にする
写真の色味が実物と違うと、クレームやトラブルのもとになります。
画像編集ソフトで過度に補正してしまうと、見にくい写真になるので注意してください。
編集ソフトを使う目的は「実物と同じ色味にする」ことです。
無料で使える画像編集ソフト「Pixlr E」を使って、実物と同じ色味になるように調整してください。
基本的には、白い部分がしっかり白色になるように調整すれば問題ありません。
画像をクロップする
既にある写真をヤフオク!の推奨サイズにする際は、クロップ(切り抜き)が必要です。
Pixlr Eがあればクロップも簡単に行えます。
クロップマークをクリックして「指定」を「比」にした後「W:4」「H:3」に設定してください。
4:3の比率が表示されるので、枠内に商品が収まるように調整すればOKです。
とても簡単に写真をクロップできました。
ファイルサイズを1,200ピクセルにする
重たすぎる写真を使っても意味がないので、ファイルサイズは1,200ピクセルぴったりに設定しましょう。
無料で使える「BULK RESIZE」がおすすめです。
トップページが表示されたら「画像を選択します」をクリックしてください。
「幅」をクリックして「1200」を指定します。
写真の画質を保ちたい方は「画質」を100%に設定するのがおすすめです。
最後に「開始」をクリックすると、自動的にダウンロードが始まります。
ヤフオク!が推奨するサイズに合わせておけば、写真に対するトラブルを最小限にできます。
無理なく表示できる写真を使って、利用者の利便性を最大化させていきましょう。
まとめ
ヤフオク!は出品写真の質によって、オークションの入札数や金額が変わってきます。
「商品に興味を持っている人が気になるポイントはどこか?」と考えながら、写真を作ってみてください。中古品であれば傷がある場所をアップで見たいですし、服であればサイズがわかるように長さなどを写真に記載した方がいいかもしれません。
質のいい写真を十分な枚数用意できれば、商品が売れずに悩むといった問題を最小限にできるかなと。
プロっぽい写真を撮影するには、撮影ボックスや三脚を使うのがおすすめです。2つ合わせても6,000円いかないくらいで揃えられます。