せどりに興味があるんだけど、近くにあるのはドラッグストアだけなんだよなぁ…ドラッグストアには儲かる商品がないものだろうか。ドラッグストアせどりで稼ぐ方法があるなら教えて!
せどりの仕入先として、意外な盲点になっているのがドラッグストアです。
ドラッグストアを仕入先に活用することで、せどりのスタートダッシュを加速させることができます。しかし、ドラッグストアせどりには注意点も沢山あり、予め何を仕入れるべきかをチェックしておくことが大切です。
本記事では、今回はドラッグストアせどりの狙い目商品から注意点まで知っておくべき情報を解説します。
ドラッグストアせどりの狙い目商品
まずは「ドラッグストアでどんな商品を仕入れるべき?」という疑問を解消していきましょう。
ドラッグストアせどりの狙い目商品は、以下の通りです。
- 日用品〜消耗品などの生活用品
- サプリや化粧品などの医薬部外品
- 雑誌
- 家電製品
日用品〜消耗品などの生活用品
1つ目は日用品や消耗品などの生活用品です。
なぜ生活用品が狙い目かというと
- リピート率が高い
- 複数購入されやすい
- 廃盤商品で儲けやすい
などの理由があります。
洗剤や柔軟剤、消臭剤などは生活に欠かせないものなのでお気に入りの一品をリピート購入する人も沢山いますよね。
「どうせ消耗品だからまとめ買いしておこう」という心理から、複数購入してくれる人が多いのも特徴です。
あなたが生活に欠かせない商品でドラッグストアで販売されているものがあるなら、それはリサーチの対象になります。
ボディソープやシャンプー、赤ちゃん用品にペット用品など生活必需品はドラッグストアせどりの狙い目商品になるでしょう。
サプリや化粧品などの医薬部外品
2つ目はサプリや化粧品などの医薬部外品です。
医薬部外品も生活に欠かせない商品になりやすくリピート購入の対象になります。
- 健康系サプリメント
- ファンデーション
- マスカラ
- 整髪料
- ケア用品
上記に関連する医薬部外品は、価格差が少なくても回転率が早いので仕入れ対象になるでしょう。
医薬部外品は年齢性別に関係なくニーズが大きい傾向にあるので、まずは誰しも使っていそうな商品からリサーチをかけるのがおすすめです。
リピート仕入れ可能な商品に出会えれば、転売するだけで安定した利益を得ることもできちゃいますよ。
雑誌
3つ目の狙い目商品は雑誌です。
ドラッグストアと聞いて雑誌を思い浮かべる人は少ないでしょう。
しかし、だからこそドラッグストアで雑誌をリサーチする意味があるんです。
ドラッグストアの雑誌コーナーは
- 他店で売り切れた雑誌があることが多い
- 立ち読みされずらいので状態が良い
という特徴があります。
付録付きや人気アイドルが表紙の雑誌などは、ニーズが高くなることも少なくありません。
他の店で在庫切れが多発すれば、Amazonなどの販路でプレ値になることも。
近くのドラッグストアで雑誌が販売されている方は、儲かる商品がないかリサーチしてみてください。
家電製品
4つ目の狙い目商品は家電製品です。
ドラッグストアには、リーズナブルな家電製品が多数販売されていたりします。
- ドライヤー
- ヘアアイロン
- シェーバー
- 蚊取り製品
- イヤホン・ヘッドセット
上記のような家電製品は、せどりの穴場商品になりやすいです。
なぜなら、ドラッグストアではほとんど需要がないもののオンライン上では売れている商品が多いからですね。
リピート率はそこまで高くありませんが、各販路で売れ行きが良ければ仕入れやすいので重点的にリサーチしてみてください。
ドラッグストアせどりのメリット・デメリット
次にドラッグストアせどりならではのメリットとデメリットを紹介します。
メリット①商品の回転率が高い
生活に欠かせない商品や消耗品など、すぐに売れる商品がたくさん販売されています。
回転率の高い商品を扱うことで、すぐに資金を回収できるようになるんです。せどり初心者にとって、お金をすぐに回収できるのは大きなメリットになります。
メリット②小物が多いので送料が安い
ドラッグストアには小さくて軽い商品がたくさん販売されています。
コンパクトな商品は以下のようなメリットが得られるでしょう。
- 仕入れやすい
- 保管に困らない
- 送料が安い
小さな商品であれば、車がない人でも安心して仕入れられますよね。
帰宅途中でも仕入れしやすいでしょう。
メリット③リピート仕入れがしやすい
生活用品や消耗品は何度もリピート仕入れできるメリットがあります。
ドラッグストアによっては、独自の仕入れルートを持っており、常にセール価格になっている商品もあるんです。
こういった商品を複数の店舗でいくつか見つけておくと、安定して稼げるようになります。
デメリット①Amazonでは大口出品が前提条件
デメリットとしては、Amazonの大口出品者に登録しなければいけないことです。
大口出品者は月額4,900円かかるため、せどりを始めたばかりの人にとって重りになるでしょう。ただし、Amazonでは大口出品者でないと商品の売れ行きが悪くなります。
せどりで稼ぎたい方は、どのみち大口出品の登録が必要になる点を覚えておきましょう。
デメリット②売れない商品が多数ある
ドラッグストアにある商品が全て儲かるわけではありません。
法律的に販売NGな商品や、そもそも価格差がない商品はたくさんあります。厳密にいくら儲かるかは商品ごとに確認するしかないです。
リサーチするタイミングによっては、利益商品が見つからない時もあるでしょう。
店舗のセール日やワゴンセールが始まるタイミングを調べるなど、戦略を立てて仕入れに行くことをおすすめします。
ドラッグストアせどりの注意点
ドラッグストアせどりで知っておくべき注意点は以下の通りです。
- Amazonが出品規制している商品
- 医薬品・医療機器等の商品
- 効果を示す出品文の表現
- 知的財産権に関わる商品
Amazonが出品規制している商品
例え、サプリや医薬部外品であっても、Amazonで出品規制がかかっている商品は販売できません。
また、製品自体ではなく成分が禁止項目に引っかかることもあります。
Amazonでの転売はもちろん、成分によって法律で禁止されているものもあるので、事前に販売可能かしっかりチェックすることが大切です。
医薬品・医療機器等の商品
医薬品や医療機器等の商品は、特別な許可や資格の取得が必要になります。
「では必要な手続きを完了すれば良いのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、医薬品などの許可を取るには莫大な資金や衛生管理された倉庫を持っていなければならないなど、とても厳しい基準が設けられているんです。
そのため、現実的には個人のせどらーが医薬品に手を出すことはできません。
Amazonはもちろんですが、その他の販路で医薬品を許可なく販売することは法律で禁止されています。
万が一、転売しているのが見つかると犯罪行為として罰則を受けるリスクがあるので絶対やめましょう。
知的財産権に関わる商品
メーカーや商品によっては知的財産権に関わる商品があります。
知的財産権にふれる商品を知らずに販売してしまうと、思わるトラブルに発展することも。
基本的には知的財産権のある商品は、メーカーから直接販売許可をもらった者のみ販売可能になっています。
例え、ドラッグストアで価格差のある商品を見つけても知的財産権にふれる商品の場合、転売してはいけませんよ。
知的財産権にふれる商品を出品するとどうなる?
ちなみに知的財産権に関わる商品を転売すると
- 出品取り下げの要請
- 定価販売の要請
のいずれかの対応を取ることになります。
販売権のない出品者に対しては、メーカーから即出品を取り下げるよう連絡がくることが多いです。
この場合、迅速な対応をしないと販路のアカウントを永久停止されてしまうこともあるので注意してください。
また、メーカーによっては販売すること自体は許可したものの、定価または一定の価格以下に下げないことを要請されることもあります。
ここでも、メーカーの要請通りに対処しないとアカウント停止に関わってくるので即対応するようにしてください。
効果を示す出品文の表現
サプリやダイエット製品などは「◯◯に効果がある!」とハッキリ述べることが禁止されています。
なぜなら、全ての製品は効果を100%保証できるわけではなく、個人差があることが前提になっているからです。
テレビの通販番組でダイエットサプリを販売する際に、小さく「効果には個人差があります」と表示されるのも、このような決まりがあるからなんですね。
- 便秘改善
- 〇〇に効果抜群
- バストアップ
- 〇〇が消える
- 育毛効果
上記のような表現方法は固く禁止されています。
Amazonでは商品説明文を自動判定する機能があるので、予め禁止されている文言を記載して二度手間にならないようにしておきましょう。
ドラッグストアせどりで転売OKの商品を見分ける方法
ドラッグストアせどりには、転売できない商品があるとお伝えしました。
転売禁止商品を見分けるには、以下2つのAmazon公式サービスを活用しましょう。
Amazon Sellerアプリとセラーセントラルは、どちらも「商品登録」から確認可能です。
手順は至ってシンプルで
- 商品登録をクリック
- 出品したい商品名を入力
という流れでチェックできます。
出品規制のかかっている商品には「出品許可が必要な商品」と表示されるので、詳細を確認して販売できるかチェックしてみましょう。
これらの方法を活用することで、ドラッグストアで仕入れて良い商品なのかを判断することができます。
事前にチェックをせずに仕入れて「出品できないじゃん!」と焦らないためにも、毎回必ずチェックするようにしてくださいね。
「出品許可や規制のチェックが面倒!」という方は、その他の商品で儲けることもできます。詳しくは下記記事で解説しています。
ドラッグストアせどりでチェックすべき3つのセール
ドラッグストアせどりで注目するべきセールは以下の通りです。
- ワゴンセール
- 在庫処分セール
- 臨時セール
ワゴンセール
まずはせどりの定番ワゴンセールです。
ドラッグストアでもワゴンセールは頻繁に行われています。
各店舗でワゴンセールされる時期を予測できるようになると、仕入れもかなり楽になってきますよ。
近くにドラッグストアがある方は、メモ帳やエクセルなどでセール開催日時をメモしておくと良いでしょう。
ワゴンセールは価格差が取れる掘り出し物の宝庫なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
在庫処分セール
店舗によって売れる商品とそうでない商品にはバラツキがあります。
大量に在庫が余った商品は赤字覚悟でセールをすることもあり、定価で転売するだけで儲かる商品も珍しくありません。
価格差があり各販路で売れている商品で、なおかつ購入数に限りがないのであれば大量に仕入れてガッツリ儲けることもできます。
不定期に行われる在庫処分セールに遭遇した際は、必ずリサーチするようにしましょう。
臨時セール
特に価格差を見つけやすいのが臨時セールです。
店舗によってセールを行う理由は違いますが、臨時セールは商品価格を手書きで記入していたりします。
手書きの値札は、通常のセール価格よりもさらに値下げされていることが多いのでぜひチェックしてみてください。
商品棚の下にある商品や人目につかないような場所に埋もれてることもあるので、ドラッグストアに行った際はくまなく確認するようにしましょう。
実店舗編:ドラッグストアせどりの仕入先
実店舗でドラッグストアせどりを行う際の仕入先を紹介します。
- マツモトキヨシ
- ウェルシア
- サンドラッグ
- ツルハドラッグ
- カワチ薬局
- ココカラファイン
- ドン・キホーテ
- ホームセンター
全国的なチェーン店はセールを頻繁に開催しているので、儲かる商品も見つけやすいです。
ポイントはドン・キホーテやホームセンターのドラッグコーナーもリサーチすること。
ドラッグストア関連商品以外も販売されている店舗なら、その他の商品も同時にリサーチできますよね。
少しでも可能性を広げたい方は、ドラッグコーナーのある店舗も攻めてみてください。
ネットショップ編:ドラッグストアせどりの仕入先
ドラッグストアせどりにおすすめのネットショップをまとめました。
- メルカリ
- 楽天ショッピング
- Yahoo!ショッピング
- ラクマ
- ポンパレモール
- ロハコ
- ヤフオク
- メーカー公式サイト
せどりの仕入先としてお馴染みのメルカリ、ヤフオクなどはもちろん、楽天ショッピングやYahoo!ショッピングなどもドラッグストアが出店しています。
またメーカー公式サイトでも、定期的にセールを行ったりするのでリサーチを欠かさないようにしてください。
ネットショップは無数にあって「どこから探せば良いの?」と混乱してしまう方も多いと思います。
そのため、まずは的を絞って1つのサイトをみっちりリサーチしていくようにしましょう。
まとめ
今回は、せどり初心者にもおすすめのドラッグストアせどりについて解説しました。
- 儲かる商品が見つからない
- リピート仕入れできる商品がない
- 商品の売れ行きが悪い
上記のような悩みを持っている方は、この機会にドラッグストアせどりに挑戦してみてください。
新しいせどりにチャレンジすることに不安を感じる方もいるでしょう。
しかし、新たな挑戦をするからこそ今までになかったノウハウや経験値を得られるというものです。
ぜひ、本記事で紹介したノウハウを参考にしつつ、せどりの売上げアップを目指してくださいね!