楽器はせどりの商品として売れるのかな?転売しやすい商品やリサーチのコツがあるなら知りたい。楽器を転売する際の仕入れ先や、おすすめの商品ジャンルがあるなら教えて!
こんな疑問に答えます。
数ある商品の中でも、楽器は穴場的なポジションで転売しやすいのが特徴です。儲かる商品は無数にあり、せどり初心者でも稼ぎやすいのは楽器ならでは。
しかし、膨大な楽器の中から価格差のある商品を見つけるには、ちょっとしたコツを抑える必要があるんです。
本記事では、楽器せどりで着実に稼ぐ方法について解説します。
楽器せどり(転売)ならではのメリット・デメリット
はじめに楽器せどりならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット①需要が大きく売れやすい
楽器せどり最大のメリットは、大きな需要があり売れやすいということです。
- バンドマンに憧れる少年少女
- プロミュージシャンを目指している人
- 吹奏楽部に入部して楽器が必要な人
- リタイアして高額な楽器を楽しみたい人
- コレクターとして楽器を収集したい人
上記の通り、楽器を買い求める人のニーズは膨大です。
商品が売れやすければ、せどりの回転率も高くなりますよね。結果、短期間でも資金を増やしていけるんです。
メリット②価格差のある商品を見つけやすい
楽器せどりは価格差が見つけやすいメリットもあります。
- 人によって楽器に対する価値観が違う
- 生産停止した楽器が多い→プレミア化
- 仕入れ先によって値段が大きく異る
楽器に対する価値観は、人によって様々です。
定価5万円のギターでも、音や見た目に惚れ込んで高値でも購入するコレクターは沢山います。
また、楽器は新モデルが発売されると、以前のモデルは生産停止するため「〇〇年モデルがほしい」と検索する人も少なくありません。
仕入れ先も値段設定は実に様々ななので、価格差が生まれやすくなっているのです。
メリット③ライバルと差別化しやすい
楽器せどりは膨大な数があるため、ライバルと差別化しやすいメリットもあります。
- 新品 or 中古
- 楽器の周辺機材
- 初心者向け or プロ向け
大人気シリーズは楽器本体の流通数も多いですが、ニッチなブランドなら本数が少なくプレミア価格になることも珍しくありません。
幅広い種類があるため、目の付け所を変えるだけで簡単に差別化できるのは楽器せどりならでは。
価格競争になりにくい市場で戦えるため、せどり初心者にもおすすめと言えるでしょう。
デメリット①大きい or 重たい商品が多い
楽器せどりのデメリットは、大きくて重たい商品が多いこと。
送料が高額になったり、実店舗せどりで大量に仕入れにくいなどの残念なポイントがあります。
周辺機材は小さなパーツなどもありますが、本格的に楽器せどりで稼ぎたいなら少なからず本体も仕入れる必要があるでしょう。
デメリット②資金力と知識が必要
2つ目のデメリットは、資金力と楽器に対する知識が必要になることです。
楽器せどりで利益を上げようと考えた場合、ある程度の資金が求められます。クレジットカードがある方は問題ないですが、小資金のみでせどりを始めたい方には不向きです。
楽器に対する基礎的な知識も必要になるので、単純に転売すればOKというわけでもないですね。
完全初心者は知識をつけつつ、少量から仕入れを行っていくとリスクを最小限にできるのでおすすめです。
楽器せどり(転売)におすすめの仕入れ先は?
楽器せどりにおすすめの仕入れ先は以下の通りです。
- ヤフオク
- メルカリ
- 中古楽器店
- リサイクルショップ
- フリーマーケット
ヤフオク
ヤフオクは、中古楽器の仕入れ先として実に優秀です。
特に狙い目は、個人の出品者による処分品です。
例えば、バンドマンを辞めた人が出品している楽器。多くの個人出品者は、利益よりもすぐに現金化したいと考えているため価格差が見つかりやすいんですね。
楽器本体はもちろん、周辺機材なども同時に出品していることが多いので1回の仕入れで大きな利益を狙うこともできます。
商品のコンディションは厳重にチェックしよう
個人の出品者から仕入れる場合、楽器のコンディションは厳重にチェックしてください。
出品者の中には、傷があるにも関わらず「美品」として出品している人もいます。
少しでも不透明なポイントがある場合は、出品者に直接問い合わせて疑問を解消するようにしましょう。
メルカリ
メルカリは、ヤフオクと同じく中古楽器の宝庫です。
狙い目はヤフオク同様、個人の出品者ですね。
高額なプロ向けモデルはもちろん、売れやすいミドルクラスの楽器なども仕入れやすいのが特徴です。
「辞め」のキーワードで検索するのがミソ
メルカリで価格差のある商品を炙り出すには、検索欄に「辞め」と入力してリサーチするのがポイントなんです。
上記の流れで検索すると、音楽活動を「辞め」た人による格安出品商品が人します。
メルカリのキーワード検索は、商品タイトルだけでなく出品説明文にある文言も検索できます。
上画像のように音楽活動を辞めた人の出品商品を炙り出せると、価格差も見つけやすいんですね。ヤフオクと同じく商品のコンディションチェックをして、問題なければ仕入れ対象にしてOKです。
効率的に儲かる商品を見つけられるので、ぜひ実践してみてくださいね。
中古楽器店
中古楽器店は、状態のよい楽器を仕入れられるのが特徴です。
値段は個人の出品者よりも高めになりますが、楽器の調整なども行われているため、すぐに転売できます。ヴィンテージ系の楽器も多く、資金がある方は1つの楽器を転売するだけでガッツリ儲けることも可能です。
店員さんと仲良くなれれば、入荷情報や特別割引なども受けられます。
いくつかの中古楽器店と仲良くなっておくと、仕入れも楽になるのでおすすめです。
リサイクルショップ
リサイクルショップも中古楽器が豊富な仕入れ先の1つです。
中古楽器店と違い、店舗スタッフの目利きが甘いため価格差のある楽器を見つけやすいですね。また、価格交渉もしやすいので表示価格から更に安く仕入れることもできます。
リサイクルショップへ訪れて楽器を見つけた際は、片っ端から価格差をチェックしてみましょう。
ただし、メンテナンスされていない楽器も多いので、コンディション確認はマストで行ってくださいね。
フリーマーケット
フリーマーケットは、超格安で楽器を仕入れられる可能性を秘めています。
年代物のギターが相場の半額程度で販売されていることもあるので、かなり狙い目です。フリーマーケットは、価格交渉もしやすいので状態のよい楽器を見つけたら、積極的に交渉してみてください。
複数の楽器を出品している人を見かけたら、格安で仕入れられるチャンスですよ。
楽器せどりで稼げる商品:無限にあります
楽器せどりで稼ぎやすい商品の一例を紹介します。
- ギター
- ベース
- ドラム
- 周辺機材
- 吹奏楽系の楽器
ギター
ギターは楽器せどりの王道商材です。
- 型落ちの廃盤ギター
- 中古の中級者向けギター
- 年代物のヴィンテージギター
商品バリエーションは実に豊富でニーズも絶えず湧いています。
儲かる商品を見つけるポイントはターゲットを絞ること。
例えば、中級者向けのギターに特化してリサーチするとかですね。
上記のようにターゲットを絞ってリサーチすると、ギターの相場も頭に入りやすく知識も蓄積していきます。
膨大な数のギターがあるので、リサーチする際はテーマを持って挑むようにしましょう。
ベース
ベースはギターと同じくらい需要のある楽器です。
ギターと比較して出品者自体が少ないため、ライバルの少ない市場でせどりを行いたい方にも向いています。ベースもギターと同じくターゲットを絞ってリサーチすると、儲かる商品を見つけやすいです。
また、ベースには様々な種類があることも忘れてはいけません。
- 4弦ベース:スタンダード
- 5弦ベース:昨今の主流
- 6弦ベース:ニッチ
弦の本数によってもニーズやターゲット層が変わってくるんですね。
「どんな人にベースを提供するか」を決めてからリサーチすると、効率的に儲かる商品を見つけることができますよ。
ドラム
ドラムはセットではなく単品で販売できるのが特徴です。
- シンバル
- ハイハット
- スネアドラム
- バスドラム
- フットペダル
ドラムの場合、演奏する人によって組み合わせが大きく変わります。
そのため、セットで出品するよりもバラ売りした方が購入率も上がるんですね。
ドラムを購入する人の心理としては、1つのパーツで商品数が充実している出品者から買いたいと思うものです。
- ジャンルの異なる楽器を出品する
- シンバルに特化した出品者になる
上記2つの出品者がいた場合、後者の方が購入率は高くなります。
専門店的なポジションの出品者になれば、リピーターもつきやすいので1つの戦略として覚えておきましょう。
周辺機材
楽器には実に様々な周辺機材があります。
- エフェクター
- ケーブル
- アンプ
- マイク
- メンテナンスキット
- レコーディング機材
楽器の知識がない方は、まずヤフオクやメルカリでどんな周辺機材があるのかチェックしてみましょう。
売れている機材が把握できれば、実店舗でもスムーズにリサーチできます。
特にエフェクターはマニアも多く価格差が生まれやすいため、重点的にリサーチしてみてくださいね。
吹奏楽系の楽器
吹奏楽系の楽器は、学生の購入者をイメージするとリサーチしやすいです。
ターゲットは吹奏楽部で新しい楽器を探している層に設定します。
- フルート
- サックス
- チェロ
- バイオリン
- トランペット
吹奏楽系の楽器には、コンパクトで軽いものもあるので転売しやすいのもポイントです。
また、吹奏楽に挑戦して辞めた人が破格で出品していることも珍しくありません。
ちょっとしたメンテナンスをするだけで「超美品」として出品できる楽器もあるので、びっちりリサーチしてみてください。
楽器せどり(転売)で損しないための注意点
最後に楽器せどりで損しないために覚えておくべき注意点を紹介します。
- 中古楽器は商品の状態を厳重チェックすること
- 最終チェックはマストで行なうこと
- 丁寧に梱包すること
中古楽器は商品の状態を厳重チェックすること
何度もお伝えしている通り、中古楽器を仕入れる際はコンディションチェックを行ってください。
- 楽器の使用感
- 傷の有無
- 改造された点はないか
- 正常に動作するか
- メンテナンスが必要か
最低限、上記のポイントは必ずチェックしましょう。
中古楽器店以外から仕入れる場合、出品者の知識不足でデメリットになるポイントが隠れていることがあります。
特に特殊な改造が施されていたりすると、価格が落ちやすいので注意してくださいね。
最終チェックはマストで行なうこと
楽器を転売する際は、発送前に最終チェックをするようにしてください。
購入当時は問題なかった楽器でも、保管状態によって音が出なくなることもあります。
正常に動作しない楽器を知らずに発送してしまうと、購入者から悪い評価を受ける原因になるので注意しましょう。
丁寧に梱包すること
楽器はとてもナイーブな商品なので、発送する際は丁寧に梱包して上げてください。
「ケースがあるから問題ないでしょう」と考える方もいますが、ケースに価値を見出している購入者も少なくありません。楽器本体はもちろん、ケース自体も傷がつかないように梱包してあげると「この人は楽器のことを理解しているな」と信頼してもらえます。
適当に梱包すると楽器が壊れるリスクもあるので十分気をつけてくださいね。
まとめ
楽器せどりは、ちょっとした知識を身につけるだけで大きく稼げる可能性を秘めています。
また、楽器にはさまざまな種類があるので、近くに何かしらの楽器を演奏する方がいる場合は「どんなメーカーや型番の楽器が売れてるかな?」と質問してみてもよいでしょう。マニアから意見をもらうことができれば、ほとんどのせどらーが知らない利益商品を見つけられるかもしれません。
近くに楽器屋がない人は、ヤフオクやメルカリでも仕入れができます。
この際は、楽器の状態や付属品の有無などをしっかり確認するようにしましょう。
楽器せどりでは、本体だけでなく周辺機器にも利益商品が潜んでいます。
ぜひ、この機会に楽器をリサーチして、儲かる商品の幅を広げてみてくださいね。