せどり実践者のよくある悩みとして
- 無料アプリやツールで実際に稼げるの?
- 有料アプリを使えば稼ぎやすくなる?
という漠然とした疑問があるでしょう。
もし、あなたが今「有料ツールで利益が変わるかも」と考えているならちょっと待ってください!
せどりは「安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスです。他のビジネスと比較しても分かりやすいからこそ、あなたはせどりを副業として選んだのではないでしょうか?
それならツールに使うコストは最小限にするべきかなと。
無料のせどりアプリや拡張ツールからでも月収100万円以上稼ぐことはできるものです。
本記事は無料で使えるせどりアプリやブラウザアプリ、Google Chromeの拡張ツールを一挙公開します。
iPhone・Android共通アプリ
まずはiPhoneでもAndroidでも使うことのできるスマホ向けアプリを紹介します。
Amazon公式アプリ
こちらは「Amazon公式アプリ」です。
せどりに活用できる機能
- 商品検索
- 商品購入
- タイムセールのウォッチリスト
- 商品のスキャン検索
特筆すべきポイントはスマホのカメラで商品をスキャン検索できるところです。
店舗せどりでバーコードが読み取れない本があった場合でも、表紙をスキャンすることでAmazonで販売されている同一商品を検索することができます。
その他にもタイムセールのウォッチリスト機能を使うことによって、利益の出る商品を購入することもできます。公式アプリながら、せどりにも有効な無料アプリになっています。
Amazon Seller
Amazonを利用している人なら必須のツールとも言えるのが「Amazon Seller」です。
せどりに活用できる機能
- 受注管理
- 在庫管理
- FBA出品できるか確認
- 推定収益の確認
- FBA倉庫への納品確認
- 購入者とのメッセージのやり取り
- テクニカルサポートへの連絡
ブラウザ版とほぼ同等の機能を活用することができるため、外出先でちょっとした確認をするような用途から、スマホ1つでAmazonの商品管理をすることも可能です。
「購入者からの連絡には迅速に対応したい!」という方には最適なアプリですね。
本業中に「この商品FBA出品できるかな?」というアイデアが浮かんだ際もアプリからすぐに確認することができます。Amazonで販売を行っているなら、ぜひとも入れておきたいアプリと言えるでしょう。
Amacode(アマコード)
商品のバーコードを読み取ることのできる「Amacode」
せどりに活用できる機能
- バーコード読み込みから商品検索
- 利益の自動計算
- 検索した商品をCSV形式でエクスポート
- 商品キーワード検索
- Amazon内の在庫確認
- ブックオフ、TSUTAYA、GEOのインストアコードに対応
- カート価格、損益分岐点、モノレート、プライスチェック、価格comなどの外部リンク
せどりアプリの中でも新しいアプリになっており、充実した機能が装備されています。
ただし、多機能が故、若干動作が重いことがあります。利益の自動計算や外部リンクにも対応しているのが特徴です。
個人的に嬉しいポイントは広告がつかないところですね。せどりの商品リサーチに集中している時に間違って広告を押してしまうとストレスを感じます。
無料アプリの中でも多機能さが際立ったおすすめアプリです。
フリマウォッチ
事前に商品情報を登録しておくことで、各フリマサイトに出品された際に通知してくれるのが「フリマウォッチ」です。
せどりに活用できる機能
- アラート機能
- タイムライン機能
- 各フリマサイトの商品検索
一見すると「そんなに便利なアプリじゃない?」と思うかもしれません。
しかし対応しているフリマサイトはメルカリ、ヤフオク、ラクマ、オタマート、ショッピーズ、ブクマ!の6サイトにも及んでいます。
マイナーなフリマサイトにも対応しているので、中古品のせどりを行っている方にはもってこいのアプリと言えるでしょう。効率的なリサーチを可能にする便利な無料アプリです。
ロケスマ
実店舗せどりを行っている人におすすめなのが「ロケスマ」です。
せどりに活用できる機能
- 現在地周辺の店舗情報を表示
- カテゴリーから店舗を指定
- Googleマップと連携
家電量販店、リサイクルショップ、アウトレットなどのカテゴリーから店舗を検索できる機能が実装されているので、商品リサーチに行き詰まっている際も重宝します。
例えば会社の仕事で出向いた街で空いた時間にサクッと店舗を検索することもできます。
Googleマップ
地図アプリでは最も知名度の高い「Googleマップ」
せどりに活用できる機能
- 目的地までのルート検索
- リアルタイムの交通情報
- 店舗情報の登録
目的地までのルート検索では、車、電車・バス、徒歩などの所要時間と道順が表示されます。
車で店舗せどりをしている人からするとリアルタイムの交通状況が分かるのはメリットになるでしょう。
仕入れに利用する店舗はGoogleマップに登録しておくことができます。店舗を複数登録しておけば仕入れの計画もスムーズに立てることができるでしょう。
iPhone専用アプリ
次にiPhone専用の無料せどりアプリを紹介します。
せどりすと
せどり実践者なら誰もが知っているであろうアプリが「せどりすと」です。
せどりに活用できる機能
- バーコード読み込みから商品検索
- 瞬時に出品可能
- 検索した商品のCSVエクスポート
iPhoneでせどりを実践しているほとんどの人が利用していると言っても過言ではないアプリです。
バーコードから商品を検索して価格差がある商品は、その場で出品することができます。
せどりアプリとしてはスタンダードでシンプルな機能になっています。使用者も多いため人によっては「このアプリで稼げるの?」と心配になるでしょう。しかし、実際はこの無料アプリだけで大きな利益を出すことができます。
Android専用アプリ
ここではAndroid専用の無料せどりアプリを紹介します。
せどろいど
せどりすとのAndroid版である「せどろいど」
せどりに活用できる機能
- バーコード読み込みから商品検索
- 在庫管理
- キーワード検索
- 利益計算
- モノレート連携
- 日別仕入れ情報の表示
- 検索した商品のCSVエクスポート
せどりすとと同様に非常に有名な無料アプリです。
店舗せどりでは欠かせないツールで、瞬時に利益を計算してくれるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
日別でどんな商品をいくつ仕入れたのかなどを記録できるのも特徴です。
副業でせどりを行っているならマストで入れておきたい、あると嬉しい機能が詰まった無料アプリです。
ブラウザアプリ&拡張機能
ここではPCのブラウザで動作するアプリサービスと、Google Chromeの拡張機能を紹介します。せどりに活用できる便利なサービスが沢山あるので、ぜひ参考にしてください。
FBAシュミレーター
まずは「FBAシュミレーター」です。
せどりに活用できる機能
- 自社発送した場合の利益計算
- FBA発送した場合の利益計算
Amazonせどりを行っている人なら絶対に活用するべき公式ツールです。
売値、仕入れ値、その他経費を入力することで、自社発送、FBA発送した場合に残る利益を算出してくれます。
利益計算が苦手な方でも簡単に計算することができ「この商品はFBAのよりも自社発送の方が向いてるな」と瞬時に判断することができます。
せどり/モノレート対応/在庫数検索 モノサーチ
Google Chromeの拡張機能で便利な「せどり/モノレート対応/在庫数検索 モノサーチ」
せどりに活用できる機能
- 商品の価格とランキングの表示
- モノレートと連携
- 外部サイトへのリンク
- Amazon内の在庫数
モノサーチを追加するとAmazonの商品ページにランキングや在庫数などが自動表示されます。
表示はカスタマイズ可能で、必要なものだけを残すことも可能です。
商品ページにランキングが表示されるので商品リサーチが効率化するでしょう。
画面下部には、メルカリやヤフオクなどにアクセスできるリンクボタンが表示されます。
ボタンをクリックすると各サイトでキーワード検索された画面へジャンプすることができます。電脳せどりに最適な拡張機能です。
クローバーサーチB Select
Google Chrome拡張機能2つ目は「クローバーサーチB Select」です。
せどりに活用できる機能
ショッピングサイトの最安値順に表示
拡張機能を追加すると、Amazonの画面に各サイトの価格が最安値から順番に表示されます。
ヤフオクやメルカリだけでなく家電量販店などの価格も表示されるので、新品のせどりをする人におすすめです。
単純に各サイトの価格を表示するだけでなく、価格差を赤字で表示してくれる機能が便利です。
このツールを活用するだけでも利益のある商品を見つけることができるでしょう。
Keepa(キーパ)
Amazonせどりで大活躍する「Keepa」
せどりに活用できる機能
- ランキングのグラフ表示
- 価格変動のグラフ表示
- 出品者数の表示
Keepaを追加すると、Amazon商品ページにグラフが出現します。
このグラフですがモノレートを使わなくても良いほど充実しているんです。
Amazonランキングの上下もひと目で分かるので「この商品売れてる」とすぐに判断することができます。
また価格変動や出品者数の表示もできるため「今は仕入れない方が良さそうだな」という判断にも役立ちます。
グラフを表示する期間も設定することができ、指定した価格になったら通知してくれるアラート機能も利用できます。
モノゾン
商品の売れ行きチェックに便利なのが「モノゾン」です。
せどりに活用できる機能
- 商品の状態別に売れた個数を表示
- 検索する期間を変更可能
モノゾンをインストールするとモノレートの画面に商品の売れた個数が表示されます。
新品、中古、コレクターと状態別に売れた個数を表示してくれるのでグラフの折り目を数える必要がなくなります。
検索期間は過去1ヶ月〜3ヶ月までとなっており、3ヶ月合計の個数を確認することも可能です。
モノレートの価格変動と合わせて確認すれば「仕入れたのに売れなかった」というリスクを最小限にできるでしょう。
DELTA tracer
商品一覧ページにグラフ表示することができる「DELTA tracer」
せどりに活用できる機能
- ランキングのグラフ表示
- 外部リンク
- ASINコード表示
- 新品・中古の価格表示
- 新品粗利表示
- Amazon内在庫
- カテゴリーのランキング
Amazonでキーワード検索をした時やカテゴリーから商品一覧ページを表示した際に、商品画像の下にグラフや詳細情報を表示してれます。
個別の商品ページではなく、一覧ページでグラフを表示してくれるのでリサーチが効率化されます。
商品一覧ページの各グラフを確認しながら「この商品はいけそうだな」と儲かりそうな商品のみをピックアップできます。
モノレートやヤフオク、価格コムなどの外部リンクに対応しているのもポイントです。
X-Dealer Pro
出品者一覧ページで在庫数を確認できる「X-Dealer Pro」
せどりに活用できる機能
- 出品者一覧ページで各出品者の在庫数を表示
- 過去2週間に売れた個数を表示
- 過去2週間に補充した在庫数を表示
商品ページから「新品の出品」をクリックした際に表示される出品者一覧ページに各出品者の在庫数が表示されます。
それだけでなく2週間以内に売れた個数や2週間以内に補充した在庫数をひと目で確認することができます。
一見売れてなさそうな商品でも実際に販売数と補充した個数が分かるので、自分が同じ商品を販売する際の目安にすることができるんです。
「グラフを表示」ボタンから商品の詳細グラフを表示することも可能です。
AMZ Seller Browser
Amazonランキングと販売者情報が分かる「AMZ Seller Browser」
せどりに活用できる機能
- 商品ランキング
- Amazonが販売しているか
- 出品者数
AMZ Seller Browserを追加すると商品一覧ページに上記の情報が表示されます。
例えば「Amazonが販売しているか」という確認も個別の商品ページに行くことなく確認できるようになります。
一般のFBAの出品者数も確認できるので「ランキングが高いけど出品者が少ない」商品を効率的に見つけ出すことができるでしょう。
Amazon FBA Calculator Widget
FBA料金シミュレーターと連携する「Amazon FBA Calculator Widget」
せどりに活用できる機能
1クリックで商品情報入りのFBA料金シミュレーターへジャンプ
通常、FBA料金シミュレーターを使う場合「FBA料金シミュレーター」→「ASINコードを入力」という手順が必要です。
Amazon FBA Calculator Widgetを追加してボタンをクリックすれば、商品情報が入ったFBA料金シミュレーターの画面に飛ぶことができます。
>>Amazon FBA Calculator Widgetはこちら
ショッピングリサーチャー
Amazon以外のショッピングサイトの価格情報が分かる「ショッピングリサーチャー」
せどりに活用できる機能
- 各サイトの価格
- ASINコード
- 外部リンク
ショッピングリサーチャーを追加すると、商品ページの上部に各ショッピングサイトの価格が表示されます。
価格情報にはAmazonとの価格差が赤字で表示されるようになっており、一目で儲かるかどうかを判断できます。
外部リンクボタンも充実しており、モノレート、ヤフーショッピング、FBA料金シミュレーターなど必要なリンクが全て揃っていると言っても過言ではありません。
まとめ
最後に無料せどりアプリや拡張ツールの正しい使い方をお伝えします。
副業でせどりを始めたばかりの人は
「このツールなら稼げるかも!」
「こっちの方が儲かるかも!」
と商品リサーチのツールに依存してしまうことが多いです。
でも、これって本当にもったいないんですよ!
なぜならツールを使うということが目的になってしまっていて、せどりの根本である「安く仕入れて高く売る」というシンプルな法則を忘れてしまっているからです。
ツールはあくまでも目的達成のための道具でしかありません。
今回、沢山のツールを紹介しました。人によっては全部使ってみたくなるでしょう。
新しいツールを試すのは全く間違っていません。
ただし新しいツールを試すなら期間を設けておきましょう。
- 新しいツールを1週間試す
- 次のツールを1週間試す
このような流れでいけば「最終的に自分にはどんな機能が必要なのか」という目的が見えてきます。
「ご利用は計画的に」ということですね!
ツールに求める機能は最小限にしておくことが大切です。特定のツールがなくなったせいで利益が下がってしまうのは、ビジネスとして不安定すぎるからですね。
ツールはあくまでもツールでしかありません。
大切なのは商品リサーチに対するモチベーションやアイデアのはずです。
自分に合った無料アプリや拡張機能をインストールして本来の目的である価格差をスムーズに見つけられるようにしてみてください!
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せどりのやり方を5ステップで解説!初心者から稼ぐまでのロードマップ