ハードオフは、せどりの仕入先として使えるのかな？近くに店舗があるから、稼ぐポイントを知りたい。ハードオフせどりで稼ぐ方法を教えて！
こんな疑問に答えます。
中古品の宝庫であるハードオフは、優秀なせどりの仕入先です。
ただ、ハードオフせどりに慣れていない方が、いざ利益商品を見つけようとしても正しい方法が分からず、的外れな行動になりがち。貴重な時間をハードオフせどりに使うなら、予めリサーチや仕入れのポイントを把握しておきたいものですよね。
本記事では、ハードオフせどりの仕入れ先から狙い目商品について解説します。
ハードオフはせどりを禁止にしてる？
ハードオフはせどりを禁止してるって聞いたことがあるんだけど本当？
結論、ハードオフは転売目的の購入を禁止しているわけではありません。
これはハードオフの利用規約で確認できます。
ただし、店舗によってはせどりを禁止しているケースもあるようです。
また、店内でビームを飛ばしまくっているなど、あからさまにせどりとバレる行動をしていたことでスタッフから声をかけられたという事例もありました。
そのため、ハードオフで商品リサーチを行う際は、せどりを禁止していない店舗で、なおかつ控えめにリサーチするようにしましょう。
ハードオフせどりならではのメリット・デメリット
はじめにハードオフせどりならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット①格安で仕入れができる
ハードオフには格安で仕入れられる商品が多いため、資金が少なくても取り組めるメリットがあります。
商品によっては、100円で仕入れた商品を2,000円で販売できることも。
- 中古商品の検品・出品が面倒
- 基本的に1点ものの仕入れになってしまう
これだけ見てもハードオフがせどりに最適な仕入先ということが分かるでしょう。
特に資金が少ないせどり初心者にとっては貴重な仕入先の1つになるはずです。
メリット②需要の多い商品が沢山ある
ハードオフには需要の多い人気商品も沢山販売されています。
- 大人気の家電製品
- 超売れ筋のゲーム
- レアなスニーカー
このように他ジャンルの人気商品を扱っているため、売れてる商品に遭遇しやすいのも魅力です。
沢山の人が欲しがる商品であれば、商品が売れるまでの期間を短くできますよね。せどりで資金を増やすには、回転率の高い商品を扱うことが鍵を握ります。
この点からもハードオフせどりの優秀さが分かりますね。
メリット③店舗サイズがちょうど良くリサーチしやすい
ハードオフは店舗がそこまで大きくないため、リサーチしやすいのもメリットです。
イオンやヤマダ電機などの大型店舗では、膨大な商品を前に途方に暮れてしまいますよね。
- リサーチしやすいサイズ感
- 小資金で仕入れできる
- 需要の多い商品がある
上記の要件を満たしていれば、単純に儲かる商品に遭遇する確率が高いと言えるでしょう。
初心者でもせどりしやすいのは、ハードオフならではのメリットになります。
デメリット①中古商品の検品・出品が面倒
ハードオフせどりは基本的に中古品を扱うため、検品や出品作業が面倒といったデメリットがあります。
- 正常に動作するか
- 付属品はあるか
- 商品ごとに出品ページを作成
商品1点ごとに検品を行わなければならないため、新品商品のせどりより労力がかかるんですね。
ただし、面倒な作業を買って出るだけで、ライバルの少ない市場で戦えるメリットもあります。価格競争に陥りにくい中古市場は、せどり初心者にとっても戦いやすいと言えるでしょう。
デメリット②基本的に1点ものの仕入れになってしまう
ハードオフは1点ものを仕入れるため、リピートで販売しにくいデメリットがあります。
仕入れへ行く度に新規開拓しなければならないのは残念ですね。
ここはリサーチに慣れていないせどり初心者からすると、若干ハードルが高いかもしれません。
- 他の仕入先と兼用→利益の安定化
- 価格差を見つけやすい特徴を把握
上記のような対策をすることで、ハードオフせどりの弱点をカバーすると良いでしょう。
ハードオフせどりで儲けやすい仕入れのタイミングは？
ハードオフせどりは、以下4つのタイミングで仕入れるのがおすすめです。
- セール
- 給料日前
- 年末年始
- 引っ越しシーズン
セール
ハードオフで定期的に開催されるセール時は、仕入れに最適なタイミングです。
- 新年セール：1月
- 決算セール：3月
- GWセール：5月
- クリスマスセール：12月
セール時は、通常の販売価格からさらに30％オフになることも。
また、店舗によっては在庫処分セールなどを頻繁に行っていることもあるでしょう。セールを狙って仕入れに行けば、利益率の高いせどりができるはずです。
ハードオフのセール情報に関しては、公式Twitterをチェックするのがおすすめです。最新情報を見逃さないためにも、ぜひフォローしてみてくださいね！
給料日前
意外かもしれませんが、給料日前も仕入れに最適なタイミングになります。
- 金欠になった人が不用品を買取に出す
- 商品数が増える
- 価格差のある商品が増える
給料日前は上記のような流れになりやすく、利益商品が見つけやすいです。
新着商品を狙ってリサーチを行えば、価格差のある商品に遭遇する確率もアップします。状態の良い中古品に出会ったら、積極的に仕入れを行っていきましょう。
年末年始
年末年始も給料日前と同様に商品数が多くなる傾向にあります。
- 年末の大掃除で不用品が出る
- 不用品をハードオフへ買取に出す
- 価格差のある商品が増える
給料日前と同じシチュエーションですが、買取に出される商品に異なるのが特徴的。
- 生活家電
- 大量のCD／DVD
- 大量の衣服
上記のように大掃除にまつわる商品が増えることが多いですね。
価格差のある商品を迅速に見つけるチャンスでもあるので、重点的にリサーチしてみてください。
引っ越しシーズン
引っ越しシーズンも商品数が増えやすく、仕入れに最適なタイミングになります。
- 家具
- 家電
- キッチン用品
例えば、上記のような商品が増えるのも引っ越しシーズンならではですね。
コンディションの良い商品でも「引っ越し先では使わないから売りに出そう」と考える人は少なくありません。良質な商品を低価格で仕入れるチャンスなので、新着商品をどんどんリサーチしていきましょう。
ハードオフは買取に出す人ありきで成り立っています。セール時はもちろんですが、買取が増えるタイミングで仕入れに行くのもポイントです。商品数が増えるタイミングを狙って仕入れることを覚えておきましょう！
ハードオフせどりで価格差を見つけ出すコツ
ハードオフせどりで、価格差を見つけるコツは以下の通りです。
- ジャンク品コーナーは狙い目
- レジ前は新着商品の宝庫
- 値札の見方を覚えて効率アップ
ジャンク品コーナーは狙い目
ジャンク品コーナーは、ハードオフで最もリサーチのしがいがある場所です。
「ジャンク＝壊れてる」と考える人も多いですが、実際は動作確認していないがためにジャンク品コーナーに入っている商品もあります。「動作するジャンク品」は破格で仕入れられるチャンスでもあります。
- 目立った傷が少ない商品
- 「動作未確認」と書いてある商品
- 動作しなくてもパーツだけ転売して元が取れそうな商品
上記のような商品が格安で手に入るなら、仕入れてみるのもありですよ。
数百円で買えるものなら、赤字リスクは最小限ですし、何だったらジャンク品として出品することもできますからね。
レジ前は新着商品の宝庫
レジ前に陳列されている新着商品は、価格差を見つけやすいです。
なぜなら「新着商品＝ライバルにリサーチされてない」可能性が高く、利益商品を見つけやすくなっています。
ライバルが多い店舗ほど、利益商品がなくなるスピードも速いです。しかし、入荷したてのレジ前の商品なら、誰にでも利益商品を発掘するチャンスがあります。
高確率で利益商品を見つけられるので、レジ前商品は必ずリサーチしてみてください。
値札の見方を覚えて効率アップ
ハードオフには商品の特徴ごとに値札が異なるため、違いや特徴を把握しておくと効率的にリサーチできるようになります。
- 赤い値札：単価高め／完全動作品
- 小槌シール：単価安め／付属品の有無は要チェック
- 黄色い値札：単価安め／ジャンク品・未チェック品
赤い値札は状態が良い反面、値段も高めなので価格差を見つけるのは難しいですね。
「小槌シール」とは、一般的なシーラーで値札シールを貼ったもの。赤い値札と比較して価格設定は安めになっており、せどらーとしては狙い目の商品になります。
黄色い値札はジャンクや未チェック品で、最も狙い目と言えるでしょう。
赤い値札の狙い目商品
赤い値札はほぼスルーしてOKなのですが「未使用品」と書いてある商品だけは見逃してはいけません。
赤い値札の未使用品はコンディション抜群の商品が多く、高値で売れるものが混ざっています。仕入れ単価が高くても、さらに高い価格で転売できる商品に出会いやすいということ。
赤い値札は流し見しつつ、未使用品と書いてある商品のみ価格差をチェックするとスムーズですよ。
ハードオフせどりはクーポンを活用するべし
ハードオフせどりで少しでも利益率を高めたいなら、クーポンを活用することをおすすめします。
そこまで大きな恩恵を得ることはできませんが、通常価格よりも安く仕入れられるのは間違いありません。
- ハードオフのスマホアプリをインストール
- 初回クーポンをゲット
- 仕入れの度に貯まるポイントをクーポンに変えて使う
基本的な流れは上記の通りです。
初回クーポンは「3,000円以上の買い物で500円引き」になります。その後は、仕入れを行うごとに貯まる「エコポ」をクーポンに変えて行く仕組みです。
「1エコポ＝1円」として使えるので、スマホアプリのダウンロードはマストで完了しておきましょう。
ハードオフで狙い目の商品
ハードオフせどりで狙い目の商品を3つ紹介します。
- 楽器
- パソコン
- 雑誌
楽器
ハードオフには、手頃な価格で仕入れられる楽器が沢山あります。
ギター、ベースは特に人気です。サックスやトランペットなど、吹奏楽で使われる楽器も狙い目になります。
特にハードオフはギターせどりが熱い店舗も多いです。
楽器は本体以外にも細かいパーツや関連商品が無数にあるので、知識をつけて専門店のようになるのもアリかなと。
- 高級ケーブル
- エフェクター
- アンプ
上記のような関連商品は、ハードオフにも沢山販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
パソコン
中古のパソコンも稼ぎやすい商品の1つ。
メルカリやヤフオクなどの販路でも売れ行きが良く、なおかつ利益率が高いのが特徴です。正直ハードオフで販売されているパソコンは、そこまで価格差があるわけではありません。
店舗やパソコンの状態によっては、1品で1万円以上の利益が出ることもあります。
中古パソコンの稼ぎ方を理解すると、少ない労力で稼げるようになるので、早いうちにノウハウを身につけておきましょう。
雑誌
雑誌は仕入れ単価が安く初心者にも稼ぎやすい特徴があります。
「本＝ブックオフ」というイメージを持つ人も多いですが、ハードオフにも古本や中古雑誌が販売されているんです。
雑誌は定価以上のプレミア価格になっているものをリサーチします。
「どんな雑誌がプレミア価格になるのか？」については、下記記事を参考にしてみてください。
ハードオフせどりで注意するべきポイント
最後にハードオフせどりで注意するべきポイントを3つ紹介します。
- ハードオフせどりは古物商許可を取っておくこと
- 動作しない商品は仕入れないこと
- 中身が入っているか必ずチェックすること
- 付属品の有無と価格差を厳密に分析すること
ハードオフせどりは古物商許可を取っておくこと
ハードオフせどりで稼いでいこうと考えている方は、早めに古物商許可証を取っておきましょう。
古物商と聞くと中古品だけに必要な資格と思われがちですが、実は新品を扱ううえでも必要なんです。
「古物」とは、一度使用された物品（鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類（船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。）で政令で定めるものを除く。以下同じ。）若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
古物営業法
上記を簡単に説明すると、小売店で購入した新品商品は未使用品となるので古物に該当するってことです。
古物商許可証はハードオフせどりはもちろん、小売店から新品を仕入れる際も必要になります。
ちなみに古物商許可証を取得するハードルはそこまで高くありません。
| 費用 | 19,000円（税抜） |
| 取得期間の目安 | 書類提出から40日ほど |
| 申請場所 | 警察署（防犯化） |
上記の感じで取得できます。
これからせどりで稼いでいこうと考えている方は、早めに取得しておきましょう。
動作しない商品は仕入れないこと
ハードオフのジャンク品コーナーから仕入れる際は、動作しない商品に注意してください。
未チェック品の中には、動作しない商品が混ざっていることも珍しくありません。
正常に動作しない商品は、当然ながら売れませんし購入者からクレームがついてしまうリスクがあります。
- 購入前に動作チェックできるならする
- 動作しない商品は仕入れない
上記のように事前のチェックを欠かさないようにしましょう。
中身が入っているか必ずチェックすること
ハードオフに陳列されている商品の中には、稀に外箱のみで商品自体がなくなっているものがあります。
なぜこんなことが起きるのかというと、万引している人がいるからなんです。中身を確認せずに仕入れてしまったら、赤字確定ですよね。
また、検品せずに出品してしまえば、購入者から詐欺師扱いされるリスクもあります。
商品を仕入れる際は、必ず中身を確認するようにしましょう。
付属品の有無と価格差を厳密に分析すること
中古品をメインに扱うハードオフせどりでは、付属品の有無をマストでチェックしてください。
- 保証書
- 取扱説明書
- 細かいパーツ
上記の項目は最低限チェックするべきですね。
例え「未使用品」や「未開封品」と書いてある商品であっても、付属品の有無はせどらー自身で確認することをおすすめします。購入者から悪い評価をつけられないためにも、仕入れ前の検品は厳重に行っていきましょう。
まとめ
ハードオフせどりを行う際のポイントを簡単にまとめておきます。
- 狙い目はジャンク品コーナーと新着商品
- 値札の違いを把握する
- 仕入れは商品数が増える時期とセール時がおすすめ
上記のポイントを抑えつつリサーチすれば、無駄を最小限にしつつ儲かる商品を見つけることができるでしょう。
程よいサイズ感のハードオフなら、休日を使って複数の店舗をまわることもできます。気になる商品はどんどん価格差をチェックして、利益商品を見つける練習をしていきましょう。
