情報はお金になるって聞くけど、響きからして怪しい感じが…ブロガーやYouTuberも情報発信だよね?情報発信の正しい稼ぎ方やポイントが知りたい。
こんな疑問に答えます。
情報発信ビジネスは、古くから存在するコスパに優れたビジネスです。
しかし、一昔前に流行った「ネオヒルズ族」や「楽して不労所得」のような謳い文句が巷を行きかい、怪しいイメージを持っている人も多いでしょう。本当はそんなことなくて、賢く稼げるビジネスモデルなんですけどね。
本記事では、情報発信ビジネスの特徴や稼ぐ流れをお届けします。
僕自身、情報発信ビジネスを通して稼いでいます。この記事を通して、仕組みを理解したり挑戦する人の背中を押せたら幸いです!
情報発信ビジネスとは?
情報発信ビジネスとは、ターゲットに対して価値のある情報を提供し、その対価としてお金が稼げる仕組みです。
形のない情報なので怪しいと感じる人がいますが、誰しも一度は情報にお金を払ったことがあると思います。
- 電子書籍
- 有料メールマガジン
- ノウハウ・教材
上記は典型的な「情報」を扱ったものですね。
全て現物があるわけではなく、インターネット上の「データ」になります。「リバウンドしないダイエット方法」は、正しくダイエットしたい人にとって、お金を払う価値があるでしょう。
どんな情報も受け手にとって価値があれば、ビジネスとして成り立つということです。
何を売るのか?
一般的な情報発信ビジネスで売るものをまとめました。
- クリック型広告(Google AdSense)
- アフィリエイト(ASP)
- 自分の商品
クリック型広告(Google AdSense)
クリック型広告は、Webサイトに貼ったリンクがクリックされると報酬が入ります。
1クリック数十円〜数百円が相場になっており、手軽に始められるのが特徴です。ただし、月10万円以上のまとまった利益を獲得するには、相当なアクセスを集めなければなりません。
手軽さは断トツNo.1ですが、コスパの悪さも突出しています。
クリック型広告で大きく稼ごうとするのは非効率なのでおすすめしません。
アフィリエイト(ASP)
アフィリエイトは、自身で紹介した商品が売れると、売上の数%が報酬として受け取れる仕組みです。
Amazonや楽天市場のリンクが分かりやすいかなと。例えば、あなたのブログで「今年買ってよかったものベスト3」という記事を書き、商品リンクを掲載します。そのリンクから商品が売れたら、売上の一部をもらえる流れです。
他にも転職サイトやクレジットカードなど様々な広告があります。
すでに人気の商品を扱えるので、売る難易度はそこまで高くありません。クリック型広告とは違い、利益率が高いので月100万円以上稼ぐことも可能です。
自分の商品
情報発信ビジネスで最も利益率の高い商品がコレです。
得意なことや培ってきたスキルなどを、パッケージにして販売します。ネガティブなイメージのある呼び名は「情報商材」です。現代的な呼び方なら「オンライン教材」かなと。
コンテンツはテキスト、動画、画像などで作るため、パソコンがあれば制作できます。
他社商品をアフィリエイトするのとは違い、ほぼ利益になるのが特徴です。
情報発信ビジネスのメリット・デメリット
情報発信ビジネスならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット①パソコン1台で始められる
情報発信ビジネスは、パソコンがあれば始められるのがメリット。
しかも、発信する情報はテキストがメインなので、低スペックのパソコンでOK。中古PCなら3万くらいので十分かなと。あとはインターネットがあれば、世界のどこにいても、お金を生み出せます。
メリット②維持コストが安い
情報発信ビジネスは、リアルなビジネスと比較して維持費が圧倒的に安いです。
リアルなビジネスは、店舗、資材、人件費など様々な費用がかかります。この点、情報発信ビジネスの維持費は、サーバー代、ドメイン代、メルマガスタンドの月額費くらいです。
多めに見積もっても、年間で10万円もあれば問題ないでしょう。
せどりの仕入れに例えたら、10万円なんて一瞬でなくなってしまいます。そう考えると、以下にコスパの良いビジネスかが分かるでしょう。
メリット③続けるほど稼ぎやすくなる
情報発信ビジネスは、継続するほど稼ぎやすくなります。
理由は2つあって、1つ目は継続することでファンがついてくるからです。特にメルマガは長いこと登録解除せずに、たまにいい情報があったら開いてくれるような人が増えていきます。
気が向いた時に商品を購入してくれたりするので、長期で続けると稼ぎやすいんです。
2つ目は、あなた自身がスキルアップするから。
どんなに下手くそでも、毎日のように文章を書いていれば成長します。「こうすると売れるんだな」という感覚が分かってくれば、横展開して売上げアップもできるでしょう。
維持費がほとんどかからないので、小さく始めて徐々にスキルアップしていくのがおすすめです。
デメリット①テキトーに始めても稼げない
素晴らしいメリットがある反面、テキトーに始めても全く稼げないのも事実です。
「審査に通りやすいクレジットカードを進めれば稼げるっしょ」
こんな感じでスタートしても、良い結果が得られるわけないですよね。
特にコスパの良い情報発信の世界には、競合がわんさかいます。初心者の思いつきで稼げるほど甘くはありません。仮説でも良いから、設計図を作ることが大切です。
デメリット②信頼を失うと復活に時間がかかる
誰でも発信できる時代なので、実績を偽って情報弱者を勧誘している人もたくさんいます。
最近は誇張している発信者の素顔を暴こうと、躍起になっている人も増えてきました。特にTwitterには「盛ってる人」と「嘘を暴く人」が乱立している印象です。
ちょっと前の話になりますが「できるエンジニア」を装って情報発信していた人が「都内の高級ホテルで高級シャンパンを空けた」というツイートがありました。
写真付きのこのツイートに対して「シャンパンなのにワイングラスって」や「シャンパンクーラーに入ってないってどういうことやねん」と痛いツッコミを入れられていました。プチ炎上ってやつですね。
情報発信ビジネスは、ファンとの信頼関係が何よりも重要になります。一度でも信頼を失うと「嘘つき」のレッテルを貼られてしまうので、真摯かつ正直は発信を心がけましょう。
何を発信すればいいの?
情報発信ビジネスで何を発信するべきか悩む人は少なくないでしょう。
結論、以下の特徴があれば何でもOKです。
- 需要のあるジャンル
- 趣味や得意分野
- 収益化しやすいジャンル
需要のあるジャンル
情報発信ビジネスで稼ぎたい人は、需要のあるジャンル選定が不可欠です。
「人気のジャンルは競合が多いから稼げない」という人がいますが、これは間違っています。人気がないジャンルを攻めても、そもそもの母数が少なければ長期で稼げません。
また、情報発信ビジネスは競合に真似されてなんぼなところがあるので、ニッチなジャンルで共食いになるとそれこそ惨劇です。
正しくは「需要のあるジャンルを独自の切り口で発信する」になります。
需要が多いジャンルで絞り込みをかけることで、成果を出しやすくなるんです。
「1万人の需要があるジャンルから100人に商品を買ってもらう」のと「1,000人の需要しかないジャンルで100人に商品を買ってもらう」のとでは難易度が大きく違いますよね。
だからこそ、人気のあるジャンルで情報発信することが大切なんです。
趣味や得意分野
単純に好きなことは、継続しやすいメリットがあります。
前述した通り、情報発信ビジネスは継続してこそ稼げる側面もあるので、続けやすいジャンルであることはとても大切です。
でも、趣味をお金にするのは難しくない?
確かに趣味をお金にするのは簡単ではありません。しかし、広い視点で考えるとマネタイズの道が見えてきますよ。
<例>カフェ巡りが趣味で発信したい
- 素敵なカフェやコーヒーの豆知識を発信して集客
- こだわりコーヒーをアフィリエイト
- カフェのお供におすすめの書籍をアフィリエイト
例えば、こんな感じで報酬を発生させられます。
釣りやアウトドア関連の趣味は、需要が多く稼ぎやすいです。稼ぎやすいジャンルの趣味がある人はラッキーかなと。
そうでない方は「自分の趣味をお金に変える方法はないか」を考えて、ノートなどに書き出してみると良いでしょう。
収益化しやすいジャンル
お金を稼ぎやすいジャンルですね。
アフィリエイトで言えば、単価の高い商品。転職、クレジットカード、仮想通貨など、報酬が高いジャンルを選ぶのも1つの方法です。
ただし、稼ぎやすいジャンルがあなたにフィットしなければ、継続して情報発信することは難しいもの。「好きなジャンル+稼げるジャンル」であることが理想です。
- 需要のあるジャンル
- 趣味や得意分野
- 収益化しやすいジャンル
上記のようなジャンルを意識して、情報発信する内容を決めてみてくださいね。
情報発信ビジネスで稼ぐ流れ
情報発信ビジネスで稼ぐ流れを解説します。
- 売るものを決める
- 稼ぐ流れを決める
- 設計図に沿って情報発信
売るものを決める
はじめに「何を売るか」を決めてしまいましょう。
誰でも気軽に始められる情報発信ビジネスは、その手軽さ故にマネタイズを意識せずに始めてしまう人がとても多いです。
「まずは集客して、人が集まってきたら売るものを決めよう」
これだと遠回りになってしまうので、必ず何を売るか決めましょう。
- 売るものを決める
- 商品の見込み顧客を分析
- 見込み顧客に刺さる情報を発信する
せどりに興味がない人にリサーチツールを販売するのは至難の業ですよね。
「売るもの」と「それを求めている人」を分析・理解しておくと良いでしょう。
稼ぐ流れを決める
いわゆる導線を設計する工程です。
- どんな媒体を使って
- どんな商品を
- どのように届けるのか
上記を明確にする作業とも言えます。
これは仮説を立てれば十分です。はじめから完璧な導線を作ることはできません。その時の6割くらいの完成度になったら、とりあえず行動してしまうのがおすすめです。
一般的な導線はブログで集客してメルマガへ誘導する流れかなと。
最もコスパが良く、長期的に稼げる媒体として世界的に知られています。海外の著者やインフルエンサーのほとんどが「ニュースレター(メルマガ)」を使っていることからも理解できるでしょう。
売るものについては、自分の商品を作って販売するのがベストです。初心者だからと言って怯む必要はありません。あくまでもデータなので、後から編集することもできます。
何より大事なのは形を作って公開することです。
このポイントを忘れずに、売るものをどんどん作っていきましょう。
設計図に沿って情報発信
自身で作った設計図に沿って、実際に情報発信をしていきます。
計画を作っておけば、スムーズに行動できるでしょう。ちなみに、はじめから上手く稼げる人はほとんどいません。ほとんどの場合、売る商品、見込み顧客、集客方法のいずれかにミスがあるものです。
「結果を出すには何度も試行錯誤をしなければならない」という点を覚えておいてください。
維持費が安く、手軽に始められる情報発信ビジネスだからこその試練とも言えるでしょう。
情報発信ビジネスにおすすめの媒体は?
「何で情報発信しようかな?」と迷っている方は、WordPressブログとメルマガのセットをおすすめします。
WordPressとは、俺せどをはじめ多くのサイトが使っている、ブログを作るシステム。世界中のサイトがWordPressで作られているので、安心感もあります。
無料ブログやLINEなどをおすすめしないのは、規約変更でアカウントをBANされるリスクがあるからです。長期的に稼ぐことを考えるなら、プラットフォームに依存しない仕組みを作りましょう。
まずは小さく始めよう
情報発信ビジネスに興味がある全ての人に、共通するアドバイスがあります。
それは「なるべく早く」かつ「小さく始める」ことです。
情報発信は経験値がものを言います。だからこそ早めに始める。小さく始めれば初心者でも問題なく取り組めるはずです。
せどりをしている人なら、実体験に基づいたリアルな情報発信ができます。
ぜひ、今できることを全力で発信してみてください。きっと過去のあなたのように悩んでいる人の役に立てるはずですよ!