売れるフリマサイトはどこなんだろう?せどりで稼いでみたいけど、Amazonは月額4,900円するから今はちょっと…おすすめのフリマサイトを教えて!
こんな疑問に答えます。
今現在、フリマサイトと呼ばれるサービスは、実に10個以上もあり、どれを利用するべきか迷ってしまう人も少なくないでしょう。
しかし、以下のようなメリットが得られるフリマサイトは多くありません。
- 高値で売れる
- すぐに売れる
- 使いやすい
本記事では、メルカリ、PayPayフリマ、ラクマという国内トップ3のフリマサイトを比較していきます。
3つのフリマサイトを比較!
ここではメルカリ、PayPayフリマ、ラクマを項目別に比較していきます。
- 利用者数
- 手数料
- 送料
利用者数
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ |
2,000万以上 | 500万以上 | 500万以上 |
最も利用者が多いのは、断トツでメルカリです。
似たりよったりのPayPayフリマとラクマとの差は4倍以上。利用者数の多さは、商品の売れ行きにを左右する重要な項目です。新品のiPhoneを500円で出品しても、見てくれる人がいなければ稼げませんからね。
- メルカリ
スタンダードなフリマサイト - PayPayフリマ
Yahoo!ユーザーの利用が多め - ラクマ
楽天ユーザーの利用が多め
利用者の属性としては、上記のようなイメージですね。
PayPayフリマはYahoo!が運営しており、ラクマは楽天が運営しているため、双方のユーザーにメリットがあります。そのため「PayPayフリマしか使わない」「買い物はラクマでする」というような人も珍しくありません。
「売れるフリマサイト」と考えた場合、利用者が多い方が有利です。
まだメルカリを利用したことがない人は、すぐにでも登録しておきましょう。
手数料
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ |
10% | 5% | 6% |
手数料の最高値はメルカリで10%。次いでラクマが6%で、最も安いのがPayPayフリマで5%となっています。
Amazonでは、15%の手数料がかかるカテゴリーもあるので、その点を考えるとメルカリも良心的です。全く同じ値段で3つのフリマサイトに出品した場合、手数料のみを考慮するとPayPayフリマに軍配が上がります。
「人気のメルカリが一番手数料が高い」と覚えておきましょう。
送料(ネコポス)
ネコポス(小型サイズA4)の料金を比較してみました。
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ |
210円 | 170円 | 200円 |
個人的には、利用者が圧倒的に多いメルカリが最安かと思っていましたが、実際に比較してみるとPayPayフリマが最安という結果になっています。
同じネコポスでも、フリマサイトによって料金が違うことを知らない人もいるのではないでしょうか?
最安のPayPayフリマとメルカリでは、40円の差があります。1ヶ月の発送件数が100件になれば、その差は4,000円にものぼります。これって結構大きいですよね。4,000円もあれば、中古雑誌を30冊以上仕入れられますから。
特にネコポスは全国一律料金なので、発送件数が増えるほど差額が大きくなってきます。各フリマサイトによって、送料が変わる点を頭に入れておきましょう。
1,000円の商品を売った時の手取りを比較
メルカリ、PayPayフリマ、ラクマで同じ商品を1,000円で売った時の純利益を比較してみました。
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ |
590円 | 680円 | 640円 |
最も手取りが多いのはPayPayフリマで680円。次がラクマの640円で、最後にメルカリで590円となりました。
せどり初心者は、手数料や送料を含めずに利益計算をしがちです。上の表を見ると分かりますが、100円の商品を1,000円で売った場合、メルカリなら410円も手数料で取られてしまうのです。
利益計算がしっかりできてないと、知らないうちに赤字になってしまう可能性すらあるので、気をつけてくださいね。
コストが低いフリマサイトが最強なわけじゃない
コストが低いフリマサイトを善としてしまうのはよくありません。
前述した通り、商品の売れ行きは利用者数の多さが関係します。これは現実世界で考えると分かりやすいです。人通りの多い表参道と、街頭のない細い路地に屋台を出すのでは、結果が大きく変わるでしょう。
場所代が高いのは表参道ですが、その分注文も入りやすい。
これは現実世界でもネットの世界でも変わらない原則と言えます。
商品が早く売れるメリット
でも、コストが安いなら一番儲かるわけじゃん?なんでわざわざ手数料が高いフリマサイトをおすすめするわけ?
これは「回転率」が大きく関わってきます。
回転率が高いと、お金を回収できるまでの期間も短くなります。
すぐに売上を回収できれば、すぐに次の仕入れができますよね?1ヶ月に資金を2回転させるのと、4回転させるのとではお金の増え方が大きく変わってくるのです。
1ヶ月で資金を2回転させた場合の利益は24,000円。4回転させた場合は34,560円となり、10,560円の差額が生まれます。迅速にお金を増やしたいなら、回転率の高さが重要ってことです。
せどりで稼ぐ上で非常に重要なことなので、頭に入れておきましょう。
売れるフリマサイトランキングトップ3
「売れる」フリマサイトをランキングで紹介します。
- メルカリ
- PayPayフリマ
- ラクマ
正直1位は断トツでメルカリですが、2位と3位に大きな違いはありません。
ここでは、各フリマサイトの特徴を見ていきましょう。
1位:メルカリ
メルカリは、最早誰でも知ってますよね。
とりあえずスマホにメルカリが入っているって人は非常に多いのではないでしょうか?若い世代になると「ネットショッピング=メルカリ」という認識の人もいるほどです。
メルカリはAIによる価格の自動判定機能「売れるかチェック」があるので、初心者でもメルカリ内で売れる価格をすぐに見つけられます。
利用者が多いため、マニアックな商品や「これは売れないよね」って感じの商品も売れやすいです。フリマサイトをどれか1つに絞るなら、確実にメルカリでしょう。
フリマアプリはメルカリ - メルペイのスマホ決済でもっとお得
Mercari, Inc.無料posted withアプリーチ
2位:PayPayフリマ
PayPayフリマは、Yahoo!が運営するフリマサイトです。
オークションサイトのヤフオクと連携して出品できるので、簡単に2つの販路で販売できます。PayPayフリマでは売れない商品でも、ヤフオクの利用者にアピールできるのがメリットです。
手数料と送料は今回比較した3つのフリマサイトの中で最安。
利用者数はラクマと同程度ですが、より低コストで稼げるのが特徴かなと。アプリも使いやすいので、出品や取引連絡をスムーズに行えます。
PayPayフリマは40代以上の利用者が多いのも特徴的。歴史の長いヤフオクから流れる利用者も多いのでしょう。Yahoo!派の人はマストでインストールしておくと良いですね。
PayPayフリマ
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
3位:ラクマ
ラクマは、楽天が運営するフリマアプリです。
ちょっと前までは、楽天ポイント(SPU)が貯められて稼ぎやすかったのですが、最近は度重なる規約変更でメリットが少なくなってしまいました。
ただし、だからといって稼げないフリマサイトなわけではありません。利用者はPayPayフリマと同じくらいいますし、手数料も6%と安めです。メルカリと同じく若い利用者が多いフリマサイトになっています。
「楽天ポイントが貯まるから」と、ラクマのみを使う人もたくさんいるので、利用価値の高いフリマサイトと言えるでしょう。
ラクマ-楽天のフリマアプリ
Rakuten Group, Inc.無料posted withアプリーチ
結論:稼ぎたい人は3つのフリマサイトを活用しよう
結論ですが、稼ぎたいなら今回紹介した3つのフリマサイト全てに出品した方が良いです。
それぞれのフリマサイトには、別々の利用者がいます。最安の商品を探すために、メルカリ、PayPayフリマ、ラクマを横断検索する人はまずいません。だからこそ、せどらーが稼げるってことでもありますね。
激レア商品でもなければ、人は普段使わないフリマサイトを使わないのです。
であれば、各フリマサイトで販売活動を行った方が「売れやすい」のは間違いないでしょう。1つの販路より3つの販路で売る方が、回転率を上げられるってことですね。
ただし、むやみに販路を増やしすぎると、その分手間も増えてしまうのでおすすめしません。
まずは今回紹介した3つのフリマサイトで、商品を出品してみてください。優先度はメルカリ→PayPayフリマ→ラクマの順番です。フリマせどりで稼げるようになると良いですね!