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せどりの外注募集に失敗しない方法と最適なタイミングとは【テンプレ付き】

2023年6月28日

せどりの外注さんを募集する時は、どんなポイントに気をつけるべきなんだろう?安心して依頼できる外注さんを見つける方法があるなら教えて!

こんな疑問に答えます。

せどりで稼げるようになると次第に雑務が増えてくるもの。副業でせどりをしている人からすると、かなりの労力がかかってしまうでしょう。

そんな時は、簡単な仕事を外注化すればOKです。

本記事では、せどりの外注を募集する方法について解説します。

この記事でわかること

  • 外注に関する基礎知識
  • 外注を募集する流れ
  • 外注する最適なタイミング

せどりの外注募集で失敗しないための基礎知識

せどりの外注募集で失敗しないための基礎知識

外注さんの募集で失敗しないために、知っておくべき基礎知識をまとめました。

どんな人に外注するべき?

せどりの外注さんは、ズバリ主婦の方に任せるのが最適です。

理由は次の通り。

  • 子育てが忙しいため在宅ワークを探している
  • 細かい作業を淡々とこなせる人が多い
  • 責任感が強い人が多い

子育て中の主婦は、在宅で手軽にできる仕事を探しているものです。

また、経験上、男性よりも女性の方が細かい作業を上手にこなしてくれます。主婦は真面目に取り組んでくれる人が多く、責任感を持って仕事してくれるのもポイント。

僕自身、主婦に仕事を依頼していますが、最も長い人は4年ほどの付き合いがあります。

商品情報を盗まれるリスクはない?

外注さんを募集する時に「商品情報を盗まれちゃうんじゃないの?」と心配になる人もいるでしょう。

しかし、結論からいうと心配はありません。

主婦の方は従順な人が多く、商品情報を盗もうと企む人はほぼいないかなと。

僕自身、何名も外注さんを雇ってきましたが、過去にトラブルが起きたことは一度もありませんでした。このような理由から、外注さんを募集する際は主婦の方をおすすめしています。

せどりの外注にかかる単価の相場

せどりの外注にかかる単価相場ですが、大体「利益の1割くらい」と考えておけば問題ないかなと。

<例>利益10万円/外注費1万円

どこまで外注化するかにもよりますが、例えばFBA納品代行くらいなら上記のような費用感になるでしょう。

利益の1割で外注さんに雑務を任せられるなら、僕は安いと思います。

空いた時間を有意義に使えば、せどりの売上・利益をさらに伸ばすことも可能です。

月に200〜300品ほどの納品代行をお願いしても単価1〜1.5万円ほどのコストしかかかりません。現在、雑務に追われて悩んでいる方は、すぐにでも外注さんを募集しましょう。

外注できるせどりの作業例

せどりで外注化できる作業の一例をまとめました。

  • FBA納品
  • 自己発送
  • 出品作業
  • 商品の仕入れ
  • 商品画像の撮影

上記の通り、ほとんどの作業を外注化できると考えて問題ありません。

せどらーさんによっては、商品リサーチを外注化する人もいます。

はじめて外注さんを募集する人は、まずはFBA納品や発送作業を任せると良いでしょう。

最も時間がかかる雑務なので、外注化による費用対効果が高いです。
ぜひ試してみてくださいね。

せどりを外注するメリット・デメリット

せどりを外注するメリット・デメリット

せどりを外注するメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット①時間を節約できる

せどりの業務を外注することで、自分の時間を節約できます。

例えば、1日2時間ほど雑務に取られていたとしたら、外注することで、この2時間があなたに返ってくるのです。
2時間ぼーっと過ごすのもいいし、商品リサーチに精を出すのもよいでしょう。

雑務をいくらこなしても収入は上がらないので、外注してより生産性の高い行動にフォーカスすることをおすすめします。

メリット②せどりの規模を拡大できる

空いた時間を使って、せどりの規模をさらに大きくすることも可能です。

リサーチや交渉に時間を使って、利益商品のバリエーションを広げていけば、さらに大きく稼げるようになります。これは1人で全ての業務を行っているときには難しいでしょう。

外注の手を借りるからこそ、さらにスケールアップできるようになります。

メリット③各業務の質を上げられる

いい外注さんに出会えると、業務の質がかなり上がるのもメリットです。

例えば、商品画像をキレイに撮ってくれたり、商品説明文をしっかり作り込んでくれたりなど、クオリティの高い仕事をしてくれる人は結構います。

もちろん全ての外注さんがいい仕事をしてくれるわけではないので、テスト期間は必ず必要です。
同じ単価でも、より質の高い仕事をしてくれる人を選ぶようにしましょう。

デメリット①仕組みを構築するのに時間がかかる

せどりを外注するデメリットは、運用体制を構築するまでに時間がかかることです。

まずはじめに外注さんに対して業務をレクチャーする必要があります。作業に慣れるまではミスをしてしまうこともあるでしょう。

仕組みができるまでは、コミュニケーションの回数も多くなりますし、ストレスを感じることもあります。

しかし、一度外注の仕組みが構築できれば、ほぼ自動でせどりの業務を進めていけるのが魅力です。
はじめは手間がかかりますが、その分長期的に得られるメリットは多いと言えるでしょう。

デメリット②外注さん飛ぶ可能性がある

外注さんの中には、突然飛んでしまう人も少なからずいます。

時間をかけて業務をレクチャーしてきたにもかかわらず、途中で飛ばれてしまうとショックも大きいです。

しかし、せどりの外注さんはお小遣い稼ぎが目的の人が多いため、結構ラフな感覚を持っています。「ダルかったらバックレちゃえばいいや」という人も一定数いるので、常に新しい人を採用できるよう準備をしておくことが大切です。

せどりを外注するのに最適なタイミングは?

せどりを外注するのに最適なタイミングは?

せどりの業務を外注するタイミングですが、目安としては月10万円ほどの利益を稼げるようになったタイミングがおすすめです。

前述した通り、雑務を外注する際の相場は1〜1.5万円ほど。
月10万円の利益が出ていれば、1〜1.5割ほどを外注費にすることで、雑務から開放されるイメージですね。

ただしこれはあくまでも目安に過ぎません。

例えば、副業せどりを実践している方で、月の利益が5万円だったとしましょう。
普通なら「まだ外注はやめておこう」となりやすいですが、外注して貴重な時間が取り戻せるとしたらどうでしょうか?

会社の仕事の合間を縫って副業せどりを行っている人が、外注して時間に余裕ができれば、その分さらに大きく稼げる可能性があります。

はじめに「時間を買う」という投資をしたからこそ、後に利益としてリターンが返ってくるとも考えられるのです。

なので、結論としては月5〜10万円ほどの利益が出ているのであれば、状況に応じて外注化を検討してみるとよいでしょう。

せどりの外注を募集する流れ

せどりの外注を募集する流れ

ここからはせどりの外注さんを募集する具体的な流れを見ていきましょう。

クラウドソーシングに登録する

せどりの外注さんはクラウドソーシングで募集するのがベストです。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、仕事を募集したい人と請けたい人をつなげるサービスです。個人間の取引を安全に行えるサービスなので、安心して仕事を依頼できます。

おすすめのクラウドソーシングは、次の2つです。

  • ランサーズ
    国内最大手のクラウドソーシング。せどりの外注経験者が多く、スムーズに仕事をお願いできる。
  • クラウドワークス
    ランサーズと並ぶ有名なクラウドソーシング。ランサーズに未登録の人に出会えるので、登録必須のクラウドソーシングである。

基本的に上記2つのクラウドソーシングに登録しておけば、問題ないでしょう。

登録自体はかんたんなので、発注者としてアカウントを作成しておいてください。

ライバルせどらーを参考にしよう

具体的な費用や募集タイトルなどは、すでに案件を募集しているライバルせどらーを参考にするのがおすすめです。

応募者が多い案件をチェックして「なぜこの案件には応募者が多いのか」を分析してみてください。

ライバルを分析することで、多くのヒントを得ることができます。

仕事の募集文を考える

クラウドソーシングに登録できたら、次に仕事を募集する際の文章を作ります。

募集文に必要な項目例を作ってみました。

リード文 自己紹介
募集の理由や背景
求める人材について
作業内容の説明 依頼したい仕事内容
仕事の流れをかんたんに解説
作業量 どれくらいのサイズ・重量の商品をどれくらい依頼するよていか
週 or 月の目安量を提示できると◎
報酬 1品/〇〇円
月:〇〇〜〇〇円
必要スキルと必須環境 基本的なPC操作ができる方
プリンターを持っている方
求める人材像 仕事に真面目に取り組んでくれる方
納期を厳守できる方
応募方法 ・自己紹介
・自己PR
・当案件に興味を持った理由
・どんな環境で商品を保管するか
その他・特記事項 業務委託契約書に署名してもらう旨
トライアル期間がある旨
事前に伝えておくべきことを記載
当案件のメリット 在宅でできる仕事
長期継続案件
報酬アップも検討するなど
追伸 募集に関する注意事項や最後に伝えておきたいこと

上記の項目が記載してあれば、相手も安心して応募してくれます。

「応募方法」には「以下の情報を記載の上応募してください」と書いておくと、コピペで文章を作っている人を見つけられて便利です。

応募の文章をコピペする人は、募集文を読んでいない人が多く、採用してもトラブルに発展しやすいので注意してください。

募集文のテンプレートを用意しました

上記の項目に必要な文章を作るのが面倒な方は、以下のテンプレートを編集してもOKです。

この度、業務拡大につき内職さんを若干名募集いたします。
なお、今回の募集は女性限定とさせて頂きます。
経験者の方は優遇させて頂きます。
未経験の方にも丁寧に教えますので、どうぞご安心下さい。

●作業内容

1.商品の荷受け
当方が買いつけた商品をご自宅宛に送りますので受け取って頂きます。

2.検品
商品は基本的に新品のみになりますので検品というほどのことはありません。
(作業になれてきたら今後、中古を扱ってもらう場合もあります)
こちらの作業指示と到着した商品に差異がないか確認して頂きます。

3.サイトへの登録作業
商品ページに登録して頂き、管理用のバーコードシールの貼付作業をして頂きます。

4.納品
ダンボールに詰めて集荷依頼をして頂きます。
基本は後納ですが、一部元払いのものは事前に送料をお渡しします。

●作業量

・小型の雑貨品などをメインに100個程度/週

上記は年間を通しての平均値であり、時期によって作業量にバラつきがあります。
荷受けは常に行って頂き、最低週に2回コンスタントに納品作業を行って頂きます。

●報酬

・トライアル期間(最初の1ヶ月)
納品1点につき30円

・本採用後
納品1点につき40円

<毎月の報酬イメージ>
16,000円〜40,000円/月

●必要スキル及び必須環境

・基本的なPC操作ができること
・プリンター

●対象とする層と求める人材

・子育てで外に働きに出られない主婦の方
・誠実な方
・丁寧にコツコツと取り組める方
・マメに連絡がとれる方
・納期を厳守できる方

●応募方法

自己紹介と自己PR、この案件に興味をもった理由、どのような環境で商品を保管するかを添えてご提案下さい。

●その他、特記事項

業務開始にあたっては弊社指定の業務委託契約書に署名をして頂きます。
トライアル期間1ヶ月終了後に総合的に判断しその後の契約を検討させて頂きます。

●この案件のメリット

・コロナ禍でも在宅で安心安全に働けます
・一般的な内職よりも高単価で1ヶ月当たりの報酬はパート並に稼げます
・単純な作業なので、ルーティーンワークが得意な方にはもってこいです
・業績好調につき長期契約、継続依頼を行います
・頑張って頂ける方には報酬アップも検討いたします

●追伸

色々と情報が足りてないかと思いますが、気になることはどんな些細なことでもどんどん質問をして下さい。
お互いにとってwin-winになれるよう最大限の努力をします。
ご応募お待ちしております。

応募方法の要件を満たしていない方(テンプレートのコピペでの大量応募が明らかな場合など)はお返事をしない、あるいは即お断りメッセージをお送りする場合がございます。
大変身勝手ではございますが、業務を円滑に進めるためですので悪しからずご承知おき下さい。

募集する仕事内容に応じて、文章を編集してみてください。

僕自身、上記のテンプレートを使って外注さんを募集しています。
必要事項が全て記載されているか確認できたら、実際に募集を開始しましょう。

研修スタート→採用

いよいよ応募者の中から、外注さんを採用していきます。

まずは研修として採用してみましょう。

1ヶ月ほど仮採用してみて、問題がなければ本採用する流れです。

作業開始前に業務委託契約書に署名をもらう

実際に作業を始める前に、業務委託契約書へ署名をもらっておきましょう。

署名してもらうことで、外注さんも責任感を持って仕事をしてくれます。

こちらもテンプレートを用意しました。

>>業務委託契約書のテンプレートはこちら

テンプレートが表示されたら「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント」の順にクリックしてダウンロードしてください。

誰でも無料で利用できます。

業務委託契約書に署名をもらったら、トライアルとして作業してもらいつつ継続できそうかチェックしていきましょう。

事前に作業マニュアルを作っておくべし

外注さんに任せたい作業は、事前にマニュアルを作っておくのがおすすめです。

仕事の流れや、外注さんから質問されそうな項目をまとめておきましょう。
作業を進める中で、外注さんから質問された際はマニュアルに反映しておいてください。

次の外注さんを募集する際に、よりスムーズに作業を覚えてもらえます。

長期で仕事をしてもらえるように、外注さんが仕事しやすい環境づくりも考慮していきましょう。

せどりの外注募集でよくある失敗事例

せどりの外注募集でよくある失敗事例

せどりの外注を募集する際のよくある失敗事例を3つ紹介します。

外注さんのスキルチェックをしなかった

1つ目は、外注さんのスキルチェックをしなかったことでトラブルになってしまった失敗事例です。

「〇〇くらいなら誰でもできるでしょ」とスキルを確認せずに、外注さんを選んでしまうのはよくありません。

  • 仕事が雑な人
  • 分からないことを確認しない人
  • レスポンスが遅い人

上記のような人に外注してしまうと、突然飛ばれたり購入者と揉める原因になりやすいです。

必ず事前にスキルや実績をチェックして、問題ない人に外注するようにしましょう。

業務マニュアルを作らなかった

業務マニュアルを作らなかった結果、作業が上手く進まずに「外注しなければよかった」となってしまう失敗事例です。

前述した通り、業務マニュアルがない場合、ゼロから外注さんに作業を教えなければなりません。作業に慣れていない人に教える際は、大きな労力がかかります。

  • 作業の進め方を画像や動画で解説する
  • 作業に関してよくある質問をまとめる
  • 質問の回答を分かりやすく解説する

ポイントは「はじめての人でもマニュアルを見れば作業できるレベル」のマニュアルを作ることです。

初心者でも分かるような業務マニュアルができれば、未経験者に安く外注できます。
反対に業務マニュアルがないと、外注化のメリットを最大化できないので注意してくださいね。

業務委託契約書のサインを怠った

業務委託契約書にサインしてもらわなかったことが原因で、トラブルに発展した失敗事例です。

契約書を交わしていない場合、以下のような失敗リスクがあります。

  • 利益商品の情報をパクられる
  • 商品を盗まれる
  • アカウント停止・削除などのペナルティを受ける

業務委託契約書のような契約書にサインをさせていない場合、あなたの利益商品やアイデアなどが盗まれた際に対処法がありません。

せどりの場合、外注さんの顔を見ずに仕事を依頼しているケースも少なくないでしょう。
業務委託契約書を持っていれば、万が一のトラブルが起きた際も安心できます。

まとめ

せどりの外注さんを募集するには、事前の準備がとても重要です。

クラウドソーシングで優秀な人に出会うには、魅力的な募集文を作ることにフォーカスすると良いでしょう。

雑務を外注化できると、時間をより生産的な行動に使えるようになります。上手く外注さんを活用できれば、せどりの売上・利益は着実にアップしていくはずです。

ぜひ、今回紹介した情報を参考に、せどりの外注さんを募集してみてくださいね!

  • この記事を書いた人

コータ.

▶会社員時代、図書館でネットせどりの本に出会い副業せどりをスタート▶失敗と試行錯誤を繰り返し月収100万円稼げるようになり独立▶
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