こんな疑問に答えます。
せどりと同じ物販ビジネスとして話題に上がるのがドロップシッピング。
しかし、ドロップシッピングとせどりは結構大きな違いがあるんですね。
どちらのビジネスでも稼げますが、予め違いを把握した上で実践しないと「どっちも稼げないじゃん…」と悲しい結末になってしまうリスクも。
本記事では、せどりとドロップシッピングの違いについて解説します。
目次
結論ドロップシッピングは【集客が難しい】せどりがおすすめ
まず結論から言ってしまうと、転売初心者にはドロップシッピングよりもせどりをおすすめします。
なぜならドロップシッピングは自身で集客しなければならないから。
マーケティングの知識がない転売初心者が集客しようと思っても、実際はかなり難しいです。
ドロップシッピングは基本「自社サイト」がないと売れない
ドロップシッピングの場合、基本的に販路は自社サイトになります。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
上記はせどりの販路として頻繁に活用されるECプラットフォームですよね。
これらのサイトは強力な集客力を持っているため、転売初心者でも成果を上げられます。
この点、自社サイトでドロップシッピングする場合、ゼロの状態から集客していかなければなりません。
沢山の人が訪れる場所でなければ商品が売れる確率は著しく低下しますよね。
ドロップシッピング最大の難点であり、初心者におすすめできないポイントなのです。
売れる自社サイトになるには時間がかかる
自社サイトを育てていくには時間がかかります。
「自社サイトで初月からガッツリ儲けてやる!」
上記のように気合いを入れても、商品が売れるまでには集客力を強化してマーケティングしていかなければなりません。
- 自社サイト構築
- 出品ページ作成
- 広告費をかけてマーケティング
基本は上記の流れで集客力をアップさせていきます。
しかし、Amazon、ヤフオク、メルカリなどと同じように商品が売れる環境をあなたは構築できるでしょうか?
オンラインマーケティングの難易度は非常に高いです。
実際、マーケティングコンサルタントに集客を依頼すると、数十万以上かかることが一般的。
知識の少ない転売初心者は、ドロップシッピングで稼ごうとせずにせどりで成果を上げることに集中する方が良いと言えるでしょう。
せどりとドロップシッピングの違い:特徴を比較
ここでは、せどりとドロップシッピングの違いを比較しつつ解説します。
せどりのメリット | ドロップシッピングのメリット |
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せどりのデメリット | ドロップシッピングのデメリット |
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せどりは再現性と即金性が高い
せどり最大のメリットは、再現性と即金性の高さですね。
- 売れてる商品をリサーチ
- 幅広いショップから最安値で仕入れ
- 集客力のある販路へ出品
上記の条件が揃っているのはせどりならでは。
ヤフオクなら最短即日で売上が入金されます。
即金性が高く、再現性も非常に高いのがせどりのメリットです。
ライバルが多いのがせどりのデメリット
誰でも参入しやすいシンプルな仕組みのせどりは、参入者が増えて価格競争になりやすいデメリットがあります。
また、商品を仕入れなければならないため資金が必要です。
在庫リスクを持たなくて良いドロップシッピングとは正反対な性質を持っていると言えるでしょう。
ドロップシッピングはリスクなしで転売を始められる
ドロップシッピングの場合、不良在庫リスクを解消できるのがメリットですね。
- 自社サイトに好きな商品を出品
- 商品が購入されたら注文→発送
- 商品が購入者の手元に届いて取引成立
「商品を売る」という観点はせどりと同じですが、在庫リスクを持たずに商売できる点が全く異なります。
ドロップシッピングのサイト自体も、無料会員登録をすれば即使えるものが多く手軽にリスクなしで始められるのが魅力と言えるでしょう。
意外と資金が必要だったりする
ドロップシッピングは在庫リスクを持たずに商売できますが、実際は集客力アップに投資する必要があります。
- 自社サイトを構築:無料〜数十万円
- 集客マーケティング:数万〜数十万円
ゼロから沢山の人に見てもらえる自社サイトを作るには、それなりの資金が必要ということです。
せどりやドロップシッピングに興味のあるほとんどの人が「スキルはないけど副業で稼ぎたい→お金に困っている」のではないでしょうか。
最短で迅速にお金を稼ぎたいなら、ドロップシッピングの集客アップよりもせどりの仕入れに資金を投資した方が良いでしょう。
ドロップシッピングの賢い活用方法
転売初心者にはせどりの方がおすすめと解説しました。
しかし、ドロップシッピングでも稼げるのは確かです。
ここでは、ドロップシッピングを上手に活用しつつ稼ぐ方法を3つ紹介します。
- せどりと平行しながら自社サイトを育てる
- ECプラットフォームで売れる商品を扱う
- ブログとドロップシッピングで売る
せどりと平行しながら自社サイトを育てる
1つ目はせどりで稼ぎつつ、ドロップシッピング用の自社サイトを育てていくこと。
前述した通り、ドロップシッピングで稼げるようになるまでには時間がかかります。
しかし、時間をかけて集客できるようになれば価格競争や不良在庫のリスクを被ることなく稼げるメリットも。
せどりで稼ぐことにフォーカスしながら長期目線で自社サイトを育てていければ、双方のデメリットを補いないつつビジネスできます。
- せどりで資金で稼ぎつつ資金を増やす
- 自社サイトを作って1日1品ほど出品していく
- 半年後には立派な自社サイトが完成
上記のようにせどりとドロップシッピングを並行していけば、稼ぎつつ未来への投資ができるということです。
ECプラットフォームで売れる商品を扱う
2つ目はECプラットフォームで売れる商品を出品することです。
ドロップシッピングで扱える商品の中には、Amazonやヤフオクなどの販路で売れている商品もいくつか存在します。
販路で売れている商品を出品しない手はありません。
売れている商品は積極的に扱って、利益を取りこぼさないようにしましょう。
販路でドロップシッピングする際の注意点
ECプラットフォームでドロップシッピングする際の注意点は、納期と在庫の確保です。
ドロップシッピングの場合、実質無在庫転売になります。
しかし、販路によっては在庫を持たずに出品することを禁止していることも。
例えば、メルカリで無在庫転売しているのがバレると、アカウントの停止や売上金の保留など厳しい対応をされてしまうリスクがあるんです。
- 極端に納期が遅い
- 仕入れ先で在庫が切れる
上記はドロップシッピングする際によくあるトラブルです。
在庫切れの商品が購入されると、悪い評価がつけられる原因になりますよね。
ECプラットフォームに商品を出品する際は、上記のトラブルに発展しないよう十分注意してくださいね。
ブログとドロップシッピングで売る
3つ目はブログとドロップシッピングをかけ合わせる方法です。
- ブログでアクセスを集める
- ブログ内でドロップシッピングする
めちゃくちゃシンプルな方法ですが、ブログとかけ合わせることで集客力アップが見込めます。
ドロップシッピングに関連する情報をテーマにすることで、読者から関心を集めつつ「売れる」ブログに育てることができるでしょう。
時間がかかることは覚悟するべき
ブログにアクセスを集めるには、読者に関心を持たれる記事を量産する必要があります。
記事を完成させるには時間がかかるものです。
そのため、アクセスが集まるブログを構築するには最低6ヶ月〜1年ほどは覚悟した方が良いでしょう。
コストをかけずにビジネスできるのがメリット
通常のドロップシッピングは、集客力アップに資金を投資する必要がありますよね。
しかし、ブログで記事を量産していけば、自然とアクセスが集まるようになっていきます。
- 投資は最小限にしたい
- そもそも資金が少ない
- ブログの知識も学びたい
上記のように考えている方は、ブログとドロップシッピングをかけ合わせて両者の良いとこ取りを狙っていくと良いでしょう。
まとめ
せどりとドロップシッピングには大きな違いがありました。
前述した通り、初心者にとって稼ぎやすいのはせどりです。
- 再現性が高い
- 即金性が高い
- 儲かる商品を見つけやすい
上記の通り、せどりには初心者に最適なメリットが沢山あります。
「なるべく早く稼げるようになりたい」と考えているなら、まずはせどりに取り組んで結果を出すことを目指しましょう。
ドロップシッピングは集客力がものを言います。
ゼロから作り上げた自社サイトに人を集めるには、時間、労力、資金がかかるもの。
数ある自社サイトの中で、マーケティングしていくことは簡単なことではありません。
- まずはせどりで結果を出す
- 同時並行でドロップシッピングする
- 2つのスキルをかけ合わせて強い人間になる
せどりとドロップシッピングには、両者ともにメリット・デメリットがあります。
特徴の異なる2つのビジネスをかけ合わせて、ライバルに負けない強い個人を目指していきましょう!
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