スマホは転売商材の中でも大きなニーズがあるおすすめ商品です。
誰しも1人1台スマホを持つ時代と考えると、その需要の大きさが分かるでしょう。
しかし、精密機器のスマホを転売するには、ある程度の知識を保管しなければなりません。
知識がないまま転売すると「全く売れないんですけど...」と悲しい結末になってしまうリスクも。
そこで、本記事ではスマホ転売(せどり)について解説します。
目次
スマホ転売(せどり)とは?基礎知識編
スマホ転売とは、名前の通り「新品 or 中古のスマホを仕入れて転売」すること。
- 各スマホの相場をチェック
- 価格差のあるショップをリサーチ
- 高値で売れる販路で転売
上記のシンプルな流れで儲けることができます。
ただし、ちょっとした「知っておくべきこと」があるので、下記で解説しますね。
- 転売OKなのは「白ロム」のみ
- SIMフリー端末がおすすめ
転売OKなのは「白ロム」のみ
スマホには以下3つの「ロム」があります。
白ロム | 赤ロム | 黒ロム | |
違い | 契約者情報が書き込まれていない端末 SIMカードが挿入されていない端末 |
端末料金の未払い・滞納によってキャリアがロックした端末 窃盗品の可能性も |
契約者情報がある端末 SIMカードが挿入されている端末 キャリアが固定されている |
転売の可否 | ◯ | ✗ | ✗ |
結論から言うと、仕入れ対象になるのは白ロムのみです。
赤ロムと黒ロムは転売できませんし、犯罪行為として見なされる可能性もあるので絶対にやめてくださいね。
スマホを仕入れる際は、商品の説明文から白ロムであることを確認しましょう。
SIMフリー端末がおすすめ
「SIMフリー端末」とは「どのキャリアのSIMカードでも使える端末」のこと。
例えば、ドコモでスマホを契約すると、基本的にドコモのSIMカードしか使えない端末を使うことになります。
SIMフリー端末であれば、キャリアに制限されることなく利用できるということです。
普段使いから海外旅行用など需要が大きいため、スマホ転売では狙い目の商品になっています。
つまり「白ロム×SIMフリー端末」が最もおすすめということ。
SIMフリー端末をメインにリサーチすれば、効率的に価格差のある商品を見つけ出すことができますよ。
スマホ転売(せどり)のメリット・デメリット
ここでは、スマホ転売のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
・ニーズが大きく売れやすい
・回転率が高く利益率も良い
・仕入れや保管に手間がかからない
デメリット
・仕入れ単価が高い
・精密機器なので検品が面倒
・
メリット①ニーズが大きく売れやすい
スマホ市場のニーズはかなり大きく売れやすい傾向にあります。
ニーズの大きな市場で転売できれば、その分「売れる確率」も高くなりますよね。
売れやすい市場なら、せどり初心者にも儲けるチャンスがあるはずです。
スマホには、以下のような独特な需要があります。
- 常に最新機種が欲しい
- 用途別に2台持ちしたい
- 型落ちでも良いので安い機種が欲しい
こんな感じでいろんな需要があるからこそ、転売のしがいがあるってものです。
ターゲットを絞って特化するのもあり、幅広いスマホを扱うのもありと戦略を立てられるのはスマホ転売ならではの魅力ですね。
メリット②回転率が高く利益率も良い
ニーズの大きなスマホは、回転率が高く利益率も高めになっています。
- 出品者の価格設定
- 購入者が感じる価値観
上記2点の振れ幅が大きいスマホは、適材適所で転売するだけで比較的簡単に利益が出せるんですね。
回転率と利益率が高いということは「資金を増やしやすい=稼ぎやすい」ことに他なりません。
売れやすく価格差も取りやすいなら、挑戦しないわけにはいきませんよね。
スマホは、ちょっとした副業せどりはもちろん、本格的な事業としてもおすすめの商材になっているのです。
メリット③仕入れや保管に手間がかからない
スマホは小さいため、仕入れや保管の手間がかからないのもメリットです。
- 車がなくても仕入れ可能
- 電脳せどりの送料も安い
- 狭い部屋でも保管しやすい
せどりを行う上で、扱う商品が小さくてコンパクトなことはあらゆる面で武器になります。
コストを最小限に抑えつつ利益を狙えるのは、スマホ転売ならではですね。
商品自体が小さくなれば、FBAの保管手数料も節約できます。
価格差が全く同じであっても、その他の経費を最小限にできるスマホは転売商材として実に優秀と言えるでしょう。
デメリット①仕入れ単価が高い
スマホ転売のデメリットは、仕入れ単価が高いこと。
人気機種を仕入れる場合、最低でも2万円前後の資金が必要になります。
資金が全くないせどらーからすると、大分ハードルが高いと感じるのではないでしょうか。
スマホ転売にガッツリ取り組みたいと思ったら
- クレジットカードを活用する
- 資金を作ってから仕入れを行う
など、計画的な行動をしなければなりません。
ちなみにクレジットカードもなく仕入れ資金が全く捻出できない方は、下記記事を参考にゼロから資金を生み出すことも可能です。
>>【初心者必見】副業せどりで資金ゼロから利益を生み出す方法とは?
デメリット②精密機器なので検品が面倒
精密機器のスマホは検品が面倒というデメリットもあります。
- 動作確認
- 外観チェック
- 付属品の有無
最低でも上記3点は厳重にチェックしなければなりません。
動作しないスマホを仕入れて転売すると、購入者からクレームが来て悪い評価を突けられる原因にもなりますよね。
特に中古のスマホを仕入れる時は慎重に選別する必要があるでしょう。
ただ、面倒というデメリットは「ライバルが少なくなる」といったメリットでもあります。
回転率と利益率が高くライバルが少ない市場でせどりができるのは、スマホ転売ならではの魅力と言えますね。
スマホ転売(せどり)の狙い目機種
ここでは、スマホ転売の狙い目機種を3つお届けします。
- iPhone
- ASUS Zenfone
- Google Pixel
ちなみに上記はあくまでも一例に過ぎません。
売れる機種はいくらでもあるので、参考程度に留めつつ読み進めてくださいね。
iPhone
国内のスマホ市場の中で最もニーズが多いのがiPhoneです。
最新機種はもちろん、型落ちモデルまで幅広い需要があるため価格差を見つけやすいのも魅力になっています。
- 型番
- カラー
- 容量
上記のようなポイントを意識しつつリサーチしてみてください。
コンディションの良い白ロムで、なおかつSIMフリー機種を見つけたらチャンスですよ。
ASUS Zenfone
ASUS Zenfoneは、根強い人気を持つシリーズ商品です。
- 安いのに高機能
- デザイン性が高い
- SIMフリーモデルが見つけやすい
コスパが良く常に一定の人気があるシリーズなので、せどらーとしては狙い目の機種になりますね。
使用者が多い分、状態の良い中古品が見つけやすいのも特徴的。
型番違いも多数あるのでじゃんじゃんリサーチしてみてくださいね。
Google Pixel
Google Pixelは、近年需要が上がりつつある狙い目機種です。
Googleが独自に開発したスマホで、iPhoneと並ぶ人気になりつつあります。
まだ機種の幅が多くないため、型番が古いモデルでも売れやすいのも特徴的。
そのため、Google Pixelを見つけたら無条件でリサーチすることをおすすめします。
状態が良く、型番も新しい白ロムを見つけられたらかなり大きなチャンスですよ。
スマホ転売(せどり)の仕入先
ここではスマホ転売におすすめの仕入先を紹介します。
- ネットショップ
- 中古スマホを扱う実店舗
- 携帯ショップはおすすめしません
ネットショップ
1つ目はネットショップです。
- ヤフオク:掘り出し物が充実
- メルカリ:個人の出品者が熱い
- Amazon:状態の良いスマホが多い
- Yahoo!ショッピング:ポイントがつく
- 楽天市場:ポイント還元率を利用して価格差が出せる
上記のようなネットショップには、スマホがゴロゴロ販売されています。
各仕入先によって販売されているスマホに違いがあるため、まずはリサーチを徹底して特徴を把握すると良いでしょう。
特に楽天市場はポイント還元を利用して価格差を生み出しやすいです。
楽天市場についての詳しい解説は、下記記事を参考にしてみてください。
>>【せどり】楽天市場で仕入れた商品で毎月5万円稼ぐ方法:利益安定
中古スマホを扱う実店舗
次は中古のスマホを扱う実店舗です。
- ハードオフ
- BOOKOFF
- GEO
- イオシス
- ソフマップ
例えば上記のような実店舗なら、状態の良い中古スマホを効率的に見つけることができます。
価格差と売れ行きを分析して、問題なければ仕入れていく感じです。
動作チェックや仕入れに関して気になるポイントは、店舗スタッフにどんどん質問しましょう。
気さくな店舗スタッフに出会えれば、売れ筋商品や高値で売られる商品を教えてもらうこともできますよ。
携帯ショップはおすすめしません
ちなみに携帯ショップでスマホを仕入れるのはおすすめできません。
なぜなら、携帯ショップでスマホを仕入れる場合、あなた自身の名義で契約しなければいけないからです。
- 自分の名義でスマホを購入
- キャリアのキャッシュバック・キャンペーンで価格差獲得
- 転売して利益をゲット
上記の流れで利益を出すことができますが、スマホを契約できる数に制限があるため継続的に稼ぐのが難しいんですね。
また、転売目的でスマホを契約していることがバレると、ペナルティを受けるリスクもあります。
携帯ショップ以外でも価格差のあるスマホはいくらでもあるので、安全な仕入れを意識するようにしてくださいね。
スマホ転売(せどり)の代表的な販売先
仕入先を見てきたところで、次に代表的な販売先を見ていきましょう。
- 各ECプラットフォーム
- 携帯ショップの下取り
- リサイクルショップなどの買取業者
各ECプラットフォーム
1つ目は各ECプラットフォームです。
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
上記3つの販路は、スマホの需要も高く売れやすい傾向にあります。
人気機種であれば「出品→1時間で売れる」なんてことも珍しくありません。
各ECプラットフォームで売れているスマホをリサーチしつつ、仕入先との価格差がないかチェックしてみてくださいね。
携帯ショップの下取り
2つ目は携帯ショップへ下取りに出す方法です。
- 状態の良いスマホを仕入れる
- 携帯ショップへ下取りに出す
非常にシンプルな方法ですが、普通に利益を出せます。
大事なのは、事前に各キャリアの下取り価格を確認しておくこと。
下取り価格より安く仕入れられれば利益が確定するので、ぜひ活用してみてください。
リサイクルショップなどの買取業者
3つ目はリサイクルショップなどの買取業者へ転売する方法です。
スマホは基本、どのリサイクルショップでも買い取ってもらえます。
リサイクルショップや買取業者の場合、利益率は下がりますが即金性が高いメリットがありますよ。
買取業者によっては、人気機種の買取価格を記載してることも。
- 買取業者の価格をチェック
- 安く仕入れられるショップを検索
- 買取業者へ転売→利益ゲット
上手くリサーチできれば速攻で利益をゲットできるので、1つの販売先として考慮しておくと良いでしょう。
スマホ転売(せどり)で注意するべきポイント
最後にスマホ転売で注意するべきポイントを3つ解説します。
- 信頼できない出品者から仕入れない
- 検品は厳重に行うこと
- アクティベーションロックの有無はマストで確認
信頼できない出品者から仕入れない
前述した通り、スマホは精密機器のため信頼できる出品者から仕入れることをおすすめします。
- 悪い評価が多い出品者
- 評価が少ない出品者
- 破格すぎる価格で販売してる出品者
上記のような出品者からスマホを仕入れると、訳あり商品を掴まされるリスクが上がってしまいます。
スマホを仕入れる際は、常に出品者情報をチェックして信頼できる人からのみ仕入れるようにしましょう。
検品は厳重に行うこと
スマホの検品はマストで行ってください。
- 仕入れる時
- 出品する時
- 発送する時
仕入れた時は正常に動作したとしても、何かしらの原因で動作不良を起こすことも考えられますよね。
欠陥のあるスマホを出品すると、購入者から悪い評価を受けて、後の転売人生に支障を来すリスクがあります。
スマホを扱う際は、事あるごとに検品するクセをつけてクレームのリスクを最小限に抑えるようにしましょう。
アクティベーションロックの有無はマストで確認
「アクティベーションロック」とは、iPhoneが盗難防止のために搭載している機能のこと。
ロックを解除できるのはアカウント情報を知っている本人のみです。
そのため、アクティベーションロックがかかったiPhoneを仕入れてしまうと「全く売れない」といったことになりかねません。
iPhoneを仕入れる際は、アクティベーションロックの有無を常に確認してトラブルを未然に防ぐようにしてください。
まとめ
スマホ転売は、ニーズが多くライバルの少ない市場で戦えるおすすめのノウハウです。
資金が必要、検品が面倒というデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあるのも事実。
- 売れ筋商品を把握
- 安く仕入れられるショップをリスト化
- 高く売れる販路へ転売
単純で分かりやすい手法だからこそ、誰にでも儲けられるチャンスが眠っています。
「白ロム」でなおかつ「SIMフリー」のスマホを見つけたら、リサーチを徹底してみてください。
価格差のある商品は積極的に仕入れて転売してみましょう。
行動を積み重ねることで「これは売れやすいんだな」といったデータが体幹的に理解できるようになります。
ぜひ今回紹介したノウハウを参考に、実際にスマホを転売して稼いでみてくださいね!
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