世の中には、せどらーに対して「うざい」イメージを持っている人もたくさんいるでしょう。
僕自身、せどりを始める前までは「せどらー=うざい」と思ったこともありました。
しかし、実際はマナーの悪いせどらーと良いせどらーがいるものです。
特に最近は「転売の社会問題」がニュースでも報道されるようになりました。
本記事では「良いせどらー」と「うざいせどらー」の特徴をお伝えします。
目次
うざいせどらーと良いせどらーの違いとは?
せどらーが「うざい」と言われる特徴的な行動をまとめました。
- 大人気商品の買い占め行為
- 行列の並び方
- せどり禁止の店舗で仕入れる
- 一度に大量の商品を会計
- 商品を棚に戻さない
うざがられないポイントも合わせて見ていきましょう。
大人気商品の買い占め行為
ニーズの多い大人気商品を買い占めるせどらーは、消費者からうざがられてしまいます。
有名どころでいうと「ニンテンドースイッチ」です。
コロナウィルスの影響から、需要が急増したニンテンドースイッチ。
「生産工場がストップする」という噂を聞きつけて、大量に買い占めを行ったせどらーがたくさんいました。
後にAmazonやメルカリへ定価以上の価格で出品。
なくなく購入した人は少なくありません。
「せどらーがいなければ定価で買えたのに」といった声を聞くこともよくありました。
せどらーがうざいイメージを持たれる典型的なケースかなと。
>>ニンテンドースイッチ転売をおすすめしない理由:堅実なせどりで稼ぐ
購入者に喜ばれるせどらーになる
購入者に喜ばれるせどらーの特徴は次の通りです。
- レアな商品を妥当な価格で出品する
- 人気商品を定価でいち早く転売
- 中古商品を安く出品
ニンテンドースイッチは、せどらーが買い占めたせいで値上がりしました背景がありました。
しかし、激レアの廃盤CDがAmazonに定価の2倍で販売されていたら、マニアは「やっと見つけた!」と喜んで購入するでしょう。
せどらーは「購入者に代わって激レア商品を見つけた」という付加価値がつきます。
新品商品の買い占めは、基本的にうざがられます。
しかし、在庫処分品なら店舗からすると「一気に買ってくれて良かった」となるはず。
購入者からしてみても、同一商品を安い価格で複数買えたら嬉しいでしょう。
こういったポイントを理解していれば、うざいと言われるケースはほとんどありません。
行列の並び方
開店前の並び方が悪いせどらーは、一般客からうざがられます。
- 平気で割り込んでくる
- 外注を使って最前列を占める
- ゴミをポイ捨て
上記のような行為をしてしまうせどらーも一定数います。
人気ブランドや大型家電量販店の福袋発売日は、せどらーや転売ヤーに対するクレームが多い印象です。
利益を出しやすい福袋は、せどらーからすると飛びつきたくなるもの。
気持ちは分かりますが、最低限のマナーは守るべきでしょう。
周りへの気配りを忘れないように
行列に並ぶ際は、店舗スタッフや一般客への配慮を忘れないでください。
「せどらーがいたから商品が購入できなかった」となれば、一般客は必ずうざいと思うはず。
店舗スタッフも同じく、行列で身勝手な振る舞いは嫌がられてしまうものです。
せどりをするのは個人の自由ですが、だからこそ他人へ迷惑をかけないように気をつけましょう。
せどり禁止の店舗で仕入れる
せどりを目的とした商品の購入を禁止している店舗も中にはあります。
こういった店舗で仕入れをすると、ほぼ確実にうざいと思われてしまうでしょう。
店舗スタッフだけでなく、一般客にも悪い印象を持たれるので注意してください。
店舗の入り口に貼り紙がないかチェックする
せどりを禁止している店舗は、多くの場合、入り口にその旨が記載された貼り紙があるものです。
貼り紙がある場合は、素直に仕入れをやめておきましょう。
単品で商品を購入するくらいなら、店舗・一般客ともに迷惑にはならないので問題ありません。
せどらーや転売ヤーと悟られるような行動は慎むようにしてくださいね。
一度に大量の商品を会計
レジスタッフが少ない店舗で、一度に大量の商品を会計しようとするとうざい印象を与えてしまいます。
これはコンビニでも同じことが言えますよね。
「コンビニ=ちょっとした商品を買う場所」で、大量の商品をカゴに入れた人が来たら、行列ができる原因になってしまうもの。
レジスタッフが1〜2名のみの店舗で、商品がつまったカゴを複数持ってこられたら困るはずです。
会計するタイミングや小分けにする努力をしよう
大量の商品を会計したい時は、次のような行動を取ってみてください。
- 店舗スタッフに一声かける
例:他のお客さんが来たら、そちらを優先してください - 商品を小分けにして会計
1回の会計にかかる時間が最小限になるようにする
上記と合わせて、店舗スタッフと仲良くなることも大切です。
スタッフと関係を築いておけば、大量仕入れも歓迎してくれます。
こちらから急かすのはうざいと思われる原因になるので、絶対にやめましょう。
商品を棚に戻さない
せどらーの中には、リサーチした商品をそのまま放置する人もいます。
働いている人からすると確実にうざいと思うはずです。
また、一般客からしてもせどらーが商品を放置しているシーンを見たら、うざいと感じるでしょう。
「せどらー=マナーが悪い」というイメージがつく原因です。
「商品棚に戻す」は常識
せどらーとして長期的に稼ぎたいなら、店舗仕入れのマナーを厳守してください。
マナーがなっていなければ、店舗スタッフと良好な関係を築くことはできません。
商品を棚に戻さないのはもってのほかです。
店舗スタッフと良い関係が築けると、商品の入荷情報やライバルせどらーの動向などを教えてもらえるケースがあります。
利益に直結する情報を伝えてくれるスタッフも少なくありません。
モラルのあるせどらーでいることを常に意識して行動しましょう。
せどらーはうざいと言われても気にしなくてOKな例
せどらーを頭ごなしに「うざい」と決めつける人もいます。
そんな人に遭遇した時は、次の意識や行動を取ってみてください。
- 自分はWin-Winなせどりをしている
- せどり仲間を増やして意識改革する
- 自信を持ってリサーチする
自分はWin-Winなせどりをしている
前述した通り、Win-Winなせどりをしているなら、誰に何を言われても動じる必要はありません。
- 購入者が妥当と思える相場で商品を販売する
- レアな商品を見つけてマニアへ販売する
- 異なる商品をセットで販売する
例えば、上記のような場合、購入者とせどらーはWin-Winな関係でいられます。
店舗側からしてみても、在庫処分品や訳アリ品を大量に購入してくれる人は大歓迎です。
双方にとって良いことをしているせどらーをうざいと言う人は、そもそもビジネスの仕組みを理解できていないでしょう。
せどりに対して悪いイメージを持っている人は、ほとんどの場合、悪質な転売ヤーと勘違いしています。
転売ヤーとせどらーの違いについて詳しく知りたい方は、下記記事を一読してみてください。
>>せどりと転売の違いは〇〇!明確な相違点と売ってはいけない違法商品
せどり仲間を増やして意識改革する
「せどらーはうざい」という世間的イメージに負けそうな人は、せどり仲間を増やすのもおすすめです。
仲間を作ることによって、比較対象ができます。
- Aさんはこんなに大量仕入れするんだ!
- Bさんは〇〇ショップを頻繁に使ってるな
- Cさんの仕入れ方は独特だな
上記のように1人では見えなかった部分が見えてくるんです。
せどり上級者は「そんなに!!」と思うほど大量の商品を一度に仕入れることも珍しくありません。
あなたの殻を破るキッカケにもなるでしょう。
1人で悶々としている人は、この機会にせどりのコミュニティに参加するのもアリですよ。
>>せどりのコミュニティに参加する価値とは?具体的な内容と選ぶ際の注意点
自信を持ってリサーチする
誰にも迷惑をかけていないなら、自信を持ってリサーチしちゃいましょう!
せどりに限らず、どんなビジネスでも文句を言う人は一定数いるものです。
そのような人の意見に耳を傾けていたらキリがありません。
店舗・一般客ともに問題がないのであれば、いくら大量に仕入れたって、長時間リサーチしたって良いのです。
少数派の意見をまともに捉えずに、あなたが今やるべきことに集中しましょう。
結果として、あなたの商品を購入した人や店舗スタッフなど、たくさんの人にメリットを与えられるはずですよ。
まとめ
せどらーがうざいと思われてしまうのは、実際にうざいせどらーがいるからだけではありません。
世間的イメージや、断片的な情報のみで判断されることも多いです。
あなた自身が正当なせどりをしているなら、今後も自信を持って続けるべきかなと。
逆に人に迷惑がられるせどりをしている人は、今稼げても短期間で終わってしまうはず。
人に喜ばれるせどらーでいることが何よりも重要です。
うざがられる行動を最小限にしつつ、あなたのせどりの売上げアップをどんどん狙って行動していきましょう。