こんな疑問に答えます。
アウトレット商品はせどりの仕入れ対象として非常に優秀です。
「アウトレット=割引されている」ということであり、価格差のある商品を見つけやすくなっています。
しかし、アウトレット商品だからと言って適当に仕入れてしまうのリスキーです。
- 価格差のみで判断して仕入れ→不良在庫
- 参入者が増えて価格競争→赤字
稼ぐためのノウハウを知らずにアウトレットせどりを行うと、上記のような損失に繋がってしまうんですね。
着実に儲けるためには、予め稼ぐ型を学んでおくことが重要です。
本記事では、アウトレットせどりの仕入れ方や儲けるためのポイントを解説します。
目次
アウトレットせどりの仕入れルートは2種類ある
アウトレット商品の仕入れルートは以下2種類に分類できます。
- 実店舗のアウトレット商品
- 電脳せどりのアウトレット商品
実店舗のアウトレット商品
1つ目は実店舗です。
- 三井アウトレットパーク
- 三菱プレミアムアウトレット
上記は、代表的なアウトレット・ショッピングモールですね。
店舗数はもちろん商品数は非常に多く、1日ではリサーチしきれないほどのバリエーションがあります。
実店舗せどりのメリット
実店舗のメリットは商品を直にチェックできるところ。
各アウトレット商品の状態を随時確認できるから「仕入れ→欠陥があった…」といった凡ミスを最小限にできます。
また、店舗限定のセールなども仕入れ対象にできますよね。
デリケートな商品も店舗で直接検品できれば安心して仕入れらるでしょう。
実店舗せどりのデメリット
デメリットは店舗まで行く必要があること。
大きなアウトレット・ショッピングモールへ行くのは、何かと労力がかかります。
- 店舗までの移動手段
- 仕入れた商品を持ち帰る手段
忙しい会社員の場合、アウトレット・ショッピングモールへ仕入れに行く日程を作るのも意外に大変なもの。
わざわざ店舗まで行くというのは負担になりますよね。
- メリット:商品を直接チェックできる
- デメリット:移動が大変
上記のように良い側面と残念な側面を併せ持っているのです。
電脳せどりのアウトレット商品
2つ目は電脳せどりです。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク
電脳せどりの仕入先として有名なメルカリなどに「アウトレット」と入力して検索していきます。
これにより状態が良い(新品もある)商品をアウトレット価格で仕入れることができるんです。
もちろん、常に儲かるアウトレット商品が見つかるわけではありません。
複数の仕入先で入念なリサーチが必要になります。
電脳せどりのメリット
電脳せどりのメリットは、自宅にいながらアウトレット商品を仕入れられること。
実店舗せどりと違い店舗へ出向く必要がないため、24時間365日好きな時に仕入れができます。
忙しい中、副業としてせどりに取り組んでいる方からすると、大きな魅力になるでしょう。
実店舗せどりのデメリット
デメリットは直接商品を確認できないところです。
出品者によっては商品画像が1枚で、内容を確認しにくいことも珍しくありません。
価格差があってもコンディションが確認できなければリスキーですよね。
この問題を解消するには、出品者へ直接問い合わせるしかありません。
- メリット:自宅で仕入れができる
- デメリット:状態チェックができない
店舗へ出向く必要がない分、出品者へ直接確認する習慣をつけるようにしたいところです。
アウトレットせどりで儲かる商品を仕入れるコツ
次にアウトレットせどりで、稼ぎ頭になる商品を仕入れるコツを見ていきましょう。
- 実店舗は儲かる商品の宝庫!
- 電脳せどりは検索キーワードが鍵を握る
実店舗は儲かる商品の宝庫!
実店舗(アウトレット・ショッピングモール)は、儲かる商品の宝庫です。
しかし、無数にあるショップの中から価格差のある商品を見つけるのは至難の業。
効率的に儲かる商品を仕入れるには、店舗を絞ってリサーチするのがポイントなんです。
- リサーチ前に店舗を2〜3件に絞る
- 店舗内で狙うべき商品をリストアップ
- 店舗についたらリストにある商品からリサーチ
上記の流れでリサーチすると、仕入れ対象を見つけやすいのでおすすめです。
悪い例としては、目的も持たず巨大なアウトレット・ショッピングモールへ行ってしまうパターンですね。
「大型店舗=価格差のある商品が見つかるだろう」
この考えは決して間違いではありません。
しかし、仕入先が巨大になれば商品数も膨大になります。
あてもなくリサーチをしていたら、価格差のある商品を見逃してしまうことでしょう。
巨大なアウトレット・ショッピングモールだからこそ、予め仕入れ対象を絞った上でリサーチに挑むことが大切なんですね。
電脳せどりは検索キーワードが鍵を握る
電脳せどりの場合は、前述した通り「アウトレット」というキーワードを仕入れサイトへ入力して検索していきます。
例えば、メルカリでアウトレットと入力して検索すると、下画像のように商品一覧がズラッと表示されます。
画像にある通り「販売状況」を「売り切れ」にして「完了」をクリックすると、過去に売れた商品のみを表示させることができます。
- よく売れている商品を把握
- 現在も出品されているか確認
- 売れ行き、価格差ともに良好なら仕入れる
この流れでリサーチしていけば、効率的に仕入れ対象を見つけることができますよ。
電脳せどりでは、儲かる商品に関連する商品をリサーチしていくことをおすすめします。
例えば、儲かる商品が「SONYのノートPC」だとしたら、以下のような関連商品が考えられます。
- SONYのその他のノートPC
- プリンター(インクも)
- USB
- ノートPCの電源ケーブル
- PCケース
儲かる商品の関連商品は価格差を見つけやすい傾向にあります。
1つでも価格差のあるアウトレット商品を見つけたら、周辺機器や関連商品も重点的にリサーチしてみてくださいね。
アウトレットせどりで狙い目の仕入れ対象商品とは?
ここではアウトレットせどりで狙い目と言える仕入れ対象をチェックしておきましょう。
- ダントツ狙い目:割引率の高い商品
- ワゴンセールの商品
- 販路でプレ化している商品
ダントツ狙い目:割引率の高い商品
割引率が際立って高いアウトレット商品は、必ず価格差を確認するべきです。
特にアウトレット・ショッピングモールで割引率の高い商品の場合、Amazonなどの販路では高値で売られている可能性があります。
タイムセールや期間限定セールなどは特に狙い目です。
- 実店舗限定のセール商品
- アウトレット+訳有り商品
- 割引率50%以上の商品
こういった特徴のある商品を見つけたらすかさずリサーチして、仕入れ対象になるか分析してみてください。
型落ち商品であってもニーズが多いものは一定数あります。
「割引率が高い=儲からない」という固定観念を捨てることで仕入れ対象を見つけやすくなりますよ。
ワゴンセールの商品
次は実店舗のワゴンセール商品です。
アウトレット・ショッピングモールに出店している各店舗では、ワゴンセールを頻繁に実施しています。
ただでさえ安いアウトレット商品がされに値下げされているので、仕入れ対象商品を見つける格好の場になるんですね。
特に狙い目は特定の店舗のみで値引きされているワゴンセール商品です。
- 特定の店舗で需要がない
- 在庫処分のためにワゴンセール
- 全国的には需要がある=仕入れ対象になる
地方にあるアウトレット・ショッピングモールなどは、上記のようなワゴンセール商品を見つけやすくなっています。
店舗によっては単なる不良在庫でも、Amazonやメルカリでは高値で売れている商品も多いので入念にリサーチするようにしましょう。
販路でプレ化している商品
アウトレット商品の中には、販路でプレ化している商品も数多くあります。
定価以下の値段で仕入れられるにも関わらず、高値で売れるチャンスになるのも魅力ですね。
- おもちゃ・ホビー系
- コスメ系
- ハイブランドのアクセサリー
例えば、上記のような商品はちょっとしたキッカケで人気沸騰商品に変わります。
- YouTuberが宣伝した
- 人気モデルがブログで紹介した
- テレビで紹介された
メーカーが意図しないところで人気が出た商品は、需要と供給のバランスが崩れて価格が高騰するんです。
特定の販路のみでプレ化している商品などもあるので、まずは電脳リサーチをしてみてください。
- 各販路でプレ化した商品をチェック
- アウトレット価格をチェック
- 価格差があれば仕入れ対象にする
「アウトレット×プレ化」という商品なら、1品で大きな利益を獲得することも可能なので積極的にリサーチしていきましょう。
アウトレットせどりの仕入れで注意すべきポイント
最後にアウトレットせどりの仕入れで注意するべきポイントを3つ紹介します。
- 話題性やトレンドから大きく外れていないか
- そもそもニーズのある商品をリサーチしているか
- 実店舗の場合は交通費も計算するべし
話題性やトレンドから大きく外れていないか
アウトレット商品をリサーチする際は、話題性や最新トレンドから外れていないかチェックしましょう。
もともとセール価格になっているアウトレット商品の中には「売れないから値下げされている商品」も販売されています。
- トレンドから微妙に外れている
- 去年トレンドになったデザイン
- すでに話題性がなくなった商品
いわゆる「一昔前に人気沸騰した商品」は、ほとんどの場合売れない商品に変わり値下げされてしまうものです。
例えば「去年誰もがこぞって着ていたコート」があったとします。
これを次の年に「去年売れていたから」と仕入れてしまうと、不良在庫になるリスクがあるのです。
爆発的な人気になった商品は、その後に需要が急降下するものなので仕入れ対象にはしないようにしましょう。
そもそもニーズのある商品をリサーチしているか
せどり全般で言えることですが「ニーズのある商品」をリサーチすることは何よりも大切です。
ここを間違わなければ「売れなかった…」という結末を避けることができます。
ニーズのある商品は、各販路で売れ行きをチェックすれば分析できますよね。
- Amazon:モノレート
- ヤフオク:オークファン
- メルカリ:公式サイト
販路ごとにリサーチ方法は異なりますが、過去に売れている商品かどうかをチェックすることには変わりありません。
需要がない商品を価格差だけで仕入れても、ほとんどの場合不良在庫になります。
特にアウトレット商品の場合、価格差だけなら簡単に見つかってしまうものです。
稼いでるせどらーは、過去の売れ行きデータをもとに冷静な仕入れを行っています。
無駄なく資金を増やしていくためにも、リサーチする際は直感ではなくデータをもとに仕入れるようにしましょう。
実店舗の場合は交通費も計算するべし
アウトレット・ショッピングモールで仕入れをする際は、交通費も経費として厳密に計算してください。
- 往復のガソリン代
- レンタカー代
- 電車賃
アウトレット・ショッピングモールまでの交通費は、意外と高くつくものです。
にも関わらず、儲かる商品を1品しか仕入れなければ交通費負けしてしまう危険があります。
せどり初心者で儲かる商品が見つけられる自信がない方は、交通費をなるべく抑えることも考えましょう。
高速を利用しないとアウトレット・ショッピングモールまで行けない方は、電脳せどりに割り切ってリサーチするのも1つの手段として有効ですよ。
まとめ
アウトレットせどりの仕入れについて解説しました。
新品なのに割引価格で仕入れられるアウトレット商品は、せどらーにとって1つの稼ぎが頭になることは間違いありません。
アウトレット・ショッピングモールはもちろん、メルカリ、ヤフオクなどの電脳せどりでもアウトレット商品を仕入れ可能です。
- ダントツ狙い目:割引率の高い商品
- ワゴンセールの商品
- 販路でプレ化している商品
上記のポイントを意識しつつ関連商品などもリサーチしてみてください。
アウトレット商品ならではのリサーチ方法に慣れてくれば、短時間で儲かる商品を見つけられるようになります。
ぜひ、本記事の情報を参考にアウトレット商品で稼いでみてくださいね!