Amazonせどりを効率化する際に便利な価格改定ツール。
自動で各商品の価格を変更してくれる機能は、今やせどらーにとって欠かせないものとなりました。価格改定ツールを導入していないだけで、商品の売行きも変わってくるほどです。
しかし、現在では様々な価格改定ツールが出回っており「どれを選べば良いの?」と迷っている方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、おすすめのAmazon価格改定ツールを5つに厳選して紹介します。
有料ツール選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
Amazon価格改定ツールを導入するべき理由3つ
Amazon価格改定ツールを導入するべき理由は以下の通りです。
Amazonの売上アップに繋がるから
価格改定ツールを使うことでカート取得率が上がり、売上アップに繋がります。
Amazonでは複数の出品者が1つの商品ページでカートを取り合う仕組みです。この際、カートを少しでも多く獲得するために、価格を下げる人が出てきます。
例えば、他の出品者が100円値下げしたにも関わらず、あなたが何もしなければカートの取得率が下がってしまうのです。
価格改定ツールを使えば、自動で変更してくれます。
「カート取得率が上がる」→「商品の回転率が上がる」→「資金を回収しやすくなる」という良いスパイラルができるかなと。
手動でも価格改定はできますが、商品数が多くなるほどミスも生じやすいです。ツールを使うことで、面倒だが重要な作業を自動化できます。
効率的に商品を損切りできるから
価格改定ツールは、売れ残っている商品を損切りする際にも役立ちます。
常に最安値になるように設定しておけば、商品を効率的に売りさばけます。売れない商品を抱えるよりも、損切りして資金を回収した方が結果として売上アップに繋がります。
オプション機能で作業を効率化できるから
Amazon価格改定ツールには、以下のような機能もついています。
- 一括出品機能
- 商品管理画面
- 売上管理
- 利益計算
- サンクスメール機能
見てわかる通り、価格改定ツールとしてだけでなく、Amazonせどりを総合的に管理できるようになっているのです。
異なる機能を持ったツールを個別に使う必要がないので、無駄な時間を節約できるでしょう。
Amazon価格改定ツールおすすめ7選
現在、主流のAmazon価格改定ツールを7つに厳選しておすすめします。
月額料金 | 価格改定スピード | 無料お試し期間 | |
プライスター | 5,280円 | 5分 | 30日間 |
マカド! | 4,980円 | 5分 | 30日間 |
ECザウルス | 5,880円 | 5分 | 30日間 |
WatchBell | 3,980円 | 手動 | 30日間 |
D-plus | 3,980円 | 5分 | 30日間 |
セラースケット | 2,980円〜 | 5分 | 30日間 |
Amazon純正 | 無料 | 2分 | - |
プライスター
プライスターは、Amazon価格改定ツールの中で最もメジャーなツールです。
価格改定が細かく設定できるだけでなく、商品リサーチから発送作業まで効率化できる便利機能が詰まっています。
プライスターはFBA納品作業の際に、1枚1枚ラベルを印刷できるため、迅速に作業を完了できます。ラベルを探す手間が省けるので、相当な時短になるでしょう。
ツール内からヤマト運輸の集荷依頼ができたり、専用のスマホアプリでリサーチもできたりなど、プライスターならではの機能も豊富です。利用者が多く、ネット上で情報を得やすいのもメリット。
「サポートが丁寧」と評判で、頻繁なアップデートも行っています。せどり初心者から上級者までおすすめできる価格改定ツールです。
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プライスターの口コミ・評判は?コスパ最高のせどりツールな理由とは
マカド!
マカド!は、プライスターと双璧をなす人気の価格改定ツールです。
プライスターよりも若干リーズナブルなマカド!ですが「どちらを選ぶか」で迷ったら、単純に「管理画面の見やすさ」を重視すればOKです。
どちらも使いやすさは評判ですが、UIの感じは結構違います。ここは好みが分かれるところかなと。
「要らない」と不評な1円単位の値下げ機能ですが、不良在庫を損切りする時に活用できます。プライスターがしっくり来ない人は、マカド!を試してみると良いでしょう。
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マカド!の口コミと評判は?月額4,980円出す価値のあるツール?
ECザウルス
ECザウルスは、せどり上級者からの支持が熱い価格改定ツールです。
目玉の機能は「カート取得可能最高値」かなと。カートを取得できる最も高値に自動で変更してくれるのは、せどらーにとって嬉しい機能と言えるでしょう。
他ツールと比較して若干割高な月額なのがネックですね。せどり上級者の支持率が高いのは、稼いでる人でないとなかなか手を出さないからかもしれません。
プライスターやマカド!と比較しても、迅速な価格改定ができるのは大きなメリットです。価格改定の設定をとことんこだわりたい人に向いています。
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【ECザウルスは価格改定ツールとして優秀?】口コミ・評判をレビュー
WatchBell
WatchBellは、珍しい「手動」価格改定ツールです。
カートを取得するために最も適した価格を分析できるのが強みです。これにより、利益を確保しつつカート取得率を高めることができます。手動でも効率的に作業できる管理画面も魅力です。
WatchBellを制作したのは、今はなき超有名なリサーチツール「モノレート」の制作陣。圧倒的に蓄積されてきたノウハウが凝縮されたグラフデータは、他のツールでは到底実現できないレベルになっています。
月額3,980円と安めなので、少しでも興味のある方は30日間の無料体験を利用してみると良いでしょう。
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【WatchBell(ウォッチベル)レビュー】独自機能が光るツール
D-plus
D-plusは、月額3,980円から利用できる価格改定ツールです。
大まかな機能はプライスターやマカド!と同じです。50品までの価格改定は無料で行えるのもポイント。価格改定を細かく設定したい方は、月額5,980円のスタンダードプランがおすすめです。
ちなみにD-plusは、海外Amazonにも対応しています。せどりだけでなく輸出ビジネスを行っている方にはかなりおすすめです。料金はそのままで、各国のAmazonを管理できますよ。
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【D-plusはAmazon価格改定ツールとして使える?】辛口レビュー
セラースケット
セラースケットは、Amazonセラーアカウントの利用停止を防止するためのサービスです。
月額に500円追加するだけで、価格改定機能が使えるようになります。価格改定の頻度は5分間隔となっており、他のツールと遜色ありません。むしろ「これで十分じゃないか?」と思うほど。
納品機能やサンクスメールの自動送信、アプリからの直接出品機能なども完備。それに加えてアカウントを守れるのが最大のメリットです。
コストを最小限にしつつ、価格改定とアカウントの停止防止を実現したい方は、セラースケットをおすすめします。
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セラースケットは買い?【評判・口コミのレビューと登録方法を解説】
Amazon純正ツール
Amazonセラーセントラルには「価格の自動設定」が追加されています。
ツールを使わなくても価格改定ができるようになりました。ただし、使い勝手に関しては、やはり有料ツールの方が優秀です。はじめて価格改定に挑戦してみたい方は、Amazon公式の機能を活用するのも良いでしょう。
Amazon価格改定ツールの失敗しない選び方
Amazon価格改定ツール選びで失敗したくない方は、以下のポイントを重視してみてください。
ブラウザで動作するか
価格改定ツールを選ぶ際は、ブラウザで動作するものを選ぶのがおすすめです。
PCに直接インストールするツールの場合、常にツールを起動しておく必要があったり、Windowsのみ対応だったりなどのデメリットがあります。
ブラウザで動作する価格改定ツールなら、ログインIDとパスワードさえあれば、どのPCやスマホからでもアクセスできます。「ツールを起動してなくて価格改定されてなかった!」といった心配もありません。
価格改定機能に柔軟性はあるか
価格改定ツールによって、若干できることが違います。
特に重要かなと思うのは、出品者が自分だけになったときに自動で価格を値上げしてくれる機能です。
この機能はAmazon純正の価格改定ツールには実装されていません。
販売機会と利益の損失を最小限にしたい場合は、価格改定機能が充実している有料ツールを選ぶようにしましょう。
自分が求めている機能が実装されているか
せっかく利用料を払うなら、価格改定だけでなく、その他の機能が充実しているかも考慮すべきかなと。
例えば、プライスターならリサーチに使える専用のスマホアプリがありますし、セラースケットはアカウント停止を未然に防げるなど、強力な機能が利用できます。
自分にとって、より作業を効率化できるような機能が使えるツールを選択するのがおすすめです。
まずは無料お試しを利用して使用感をチェックしてみるとよいでしょう。
Amazon価格改定ツールの効果的な使い方
価格改定ツールを効果的に使えば、売上アップが期待できます。
以下に効果的な使い方を2つ紹介します。
商品ごとに設定を最適化する
価格改定ツールは、商品ごとに最低価格と最高価格などを設定できます。
- 商品の回転率を上げたい
- 赤字でもいいから在庫を捌きたい
- 不毛な値下げ合戦には参加したくない
上記のような要素は、商品ごとに違うはずです。
「この商品は回転率よりも利益率を維持したい」と思うなら、最低価格を高めに設定しておきます。
反対に「さっさと不良在庫を捌きたい」と考えるなら、最低価格の下限をなしに設定すればOKです。商品ごとに最適な設定にすることで、結果的に上手に稼げるようになります。
セールやキャンペーンのタイミングは設定を変える
セールやキャンペーンが盛んに行われるタイミングでは、最低価格を通常よりも安めに設定することも検討しましょう。
特に季節系の商品は、シーズンが終わると売れ行きも下がります。下手すると全く売れないなんてことも。
あらかじめ競合の値下げ合戦に喰らいつくように設定しておけば、売れ行きを心配せずに、他の生産的な作業に集中できます。
セールやキャンペーン中の価格設定を個別に行うことで、より商品が売れやすくなりますよ。
まとめ
Amazonで販売力を高めるには、価格改定ツールの活用が欠かせません。
どの価格改定ツールも無料体験期間を設けています。期間内に解約すれば、料金がかかることはありません。まずは気になるツールを片っ端から試してみましょう。
価格改定の速度や管理画面の見やすさなど、あなたに合っているかチェックしてみてください。
優秀なツールは、あなたの作業効率を飛躍的にアップしてくれるものです。空いた時間を有効活用すれば、月額コスト以上の利益を獲得できます。ツールをフル活用して、せどりの売上アップを狙いましょう。