せどり実践者で、以下のような悩みにぶち当たる人は多いでしょう。
- 利益商品を継続的に見つけられない
- 利益が出ても単発で終わってしまう
- すぐに価格競争になってしまう
上記のような悩みを解消するのに役立つのが、儲かる商品リストです。
継続的に稼げるせどらーを目指すなら、儲かる商品リストは必須かなと。独自の儲かる商品リストがあると、せどりの安定感を上げられるものです。
本記事では、せどりの儲かる商品リストを作る方法について解説します。
本記事には、儲かる商品リストのテンプレートを無料で配布しているので、ぜひ活用してください!
せどりの儲かる商品リストの作り方
せどりの儲かる商品リストを作る際は
- Googleスプレッドシート:無料
- EXCEL:有料
のいずれかを活用しましょう。
現在、PCにEXCELがインストールされていない方は、無料のGoogleスプレッドシートを使えば問題ありません。
商品リストに必要な情報
儲かる商品リストに含めるべき情報をまとめました。
- 日付:リサーチした日にち
- 商品名:正式名称やキーワード
- Amazon:新品 or 中古の出品者一覧ページのリンク
- 価格:最安値の出品価格
- 仕入先:メインの仕入れ先
- 価格:仕入れ値
- 個数/月:予想の販売個数
- 備考:注意点や特徴など
- ショップ:予備の仕入れ先のリンク
- 単価:仕入れ値
上記のような情報がまとめてあれば、商品リストとして有効活用できます。
後は必要に応じて販路や仕入先の項目を増やしていけばOKです。はじめてスプレッドシートを編集をする方は「こんなの難しくて無理!」と思うかもしれません。しかし、使っていくうちにすぐに慣れるので安心してください。
無料で使えるテンプレートを用意しました
ゼロから儲かる商品リストを作るのは何かと面倒なので、コピペで使えるテンプレートを用意しました。
テンプレートはGoogleスプレッドシートで作成しています。利用にはGoogleアカウントが必要なので、持っていない方は事前に作ってからアクセスしてください。
Googleにログインした状態で、以下のボタンをクリックするとテンプレートが表示されます。
スプレッドシートの原紙は編集できないようにコピーされています。
以下の手順でご自身のGoogleスプレッドシートにコピペしてお使いください。
- 「シート1」を右クリック
- 「別のワークブックにコピー」をクリック
- 新規作成か既存のシートを選択
儲かる商品リストの左下にある「シート1」を右クリックしてください。
メニューが表示されるので「別のワークブックにコピー」を選択。
「新しいスプレッドシート」か「既存のスプレッドシート」のいずれかを選択してください。
これで、ご自身のスプレッドシートにコピーできるたと思います。
テンプレートを元に、あなたが使いやすいようにカスタマイズして活用してください。
他人が作ったせどり商品リストを使ってはいけない理由
ネット上には、誰かが作った儲かる商品リストがたくさん出回っています。
一見すると「利益出るなら欲しい!」と思うでしょう。しかし、他人が作った儲かる商品リストは、利用するべきではありません。
ここでは、他者が作った商品リストを使ってはいけない理由についてお伝えします。
ライバルが急増して価格競争になるから
他人が作った儲かる商品リストの商品は、必ずと言って良いほど価格競争になります。
なぜなら、同じ商品リストから仕入れる人が急増して、供給過多になるからです。そもそも他人が儲かる商品リストを配布する理由について分析すると分かりやすいかなと。
無料で儲かる商品リストを公開するのは、アクセスやメールアドレスが欲しいからです。
発信者は「たくさんの人に見てほしい」という意図があります。反対に受け取る側は「利益を独占したい」と思うでしょう。つまり、両者の意図が全く違うのです。
他人が配布している儲かる商品リストは、過去に利益が出た商品であり、現在は儲からないことの方が多いかなと。
はじめから独自の儲かる商品リストを作っておいた方が、よほど価値があると言えます。
リストから派生してもライバルがついてくるから
商品リストにある商品から派生させれば、他人が作ったリストでも稼げるんじゃないの?
こんなふうに考える人もいるでしょう。
確かに、リスト内の商品からアイデアを派生させれば、ライバルが目をつけずらい商品を見つけやすくなるでしょう。
しかし、実際は深堀りしてくるライバルも多く、価格競争になりがちなのです。
ちなみに「派生」とは、儲かる商品リストから関連商品をリサーチすること。
- 商品リストから関連商品をピックアップ
- 価格差発見→仕入れ
- ライバル急増で価格競争
このように派生した商品にもライバルがついて来てしまいます。
過去にいくら価格差があった商品だとしても、参入者が増えれば価格競争を避けることはできません。頭を捻って関連商品をリサーチしたにも関わらず、ライバルが追随してきたら残念すぎますよね。
この点からも、他者の儲かる商品リストを使うことのデメリットが分かるでしょう。
自分で利益商品を見つけるクセがつかないから
誰かが作った儲かる商品リストを当てにすると、自ら主体的に行動する習慣が身につきにくいです。
利益商品が見つからない理由を「〇〇さんが作った商品リストが悪いから」と、他責にしてしまう原因にもなります。受動的になると個人で稼ぐことが難しくなってしまうものです。
「なぜせどりで利益が出せるのか?」を考えると分かりやすいかなと。
需要と供給のバランスが保たれた状態で、あなたが相場より安い価格で商品を仕入れられれば利益が出ます。他人の儲かる商品リストを使うと、その商品を扱う人が増えてしまいバランスが崩れてしまうのです。
あなた専用の儲かる商品リストは、誰にも邪魔されません。価格競争になりにくい商品リストを作ることもできます。
他人の商品リストよりも、自分専用の商品リストを作ることに時間を使いましょう。
自分でせどりの儲かる商品リストを作るメリット
自分専用の儲かる商品リストを作るメリットは以下の通りです。
- ライバルにバレずに稼げる
- 1年後も稼げる商品をリスト化できる
- ジャンルに特化した商品リストが作れる
ライバルにバレずに稼げる
最大のメリットは、ライバルにバレずに稼ぎやすく価格競争になりにくいこと。
- 儲かる商品をストック
- 仕入れ当日に商品リストをチェック
- ライバルが少なく価格差のある商品を仕入れ
上記のように儲かる商品リストを活用すれば、常にライバルの少ない市場で稼げます。
リストが充実すればするほど、赤字や価格競争を心配せずにせどりで稼げるようになるでしょう。
1年後も稼げる商品をリスト化できる
あなた専用の儲かる商品リストは、1年経っても稼げるリピート商品を見つけやすくなります。
せどりの場合、ほとんどの商品が「短期間だけ稼げる商品」であり、仕入れ先のセールが終わったり在庫切れになったら稼げなくなるでしょう。しかし、中には「毎年必ず儲かる商品」も隠れています。
例えば、季節商品。シーズンオフの期間は値下げされやすいです。毎年、同じタイミングでリサーチすれば、リピート販売できる商品に出会えるでしょう。
儲かる商品リストを作っておけば、翌年も同じ商品で利益が出せないかをすぐにチェックできます。
新規で開拓し続ける労力から徐々に開放されるので、せどりの商品リサーチがどんどん楽になりますよ。
ジャンルに特化した商品リストが作れる
特定のジャンルに特化した儲かる商品リストを作ることも可能です。
例えば、専門店のように特化した出品者になりたい人に最適かなと。
- アンティーク食器
- 腕時計
- フィギュア
- ミニカー
- ヴィンテージデニム
1つのジャンルに特化すると、利用者の信頼を得やすくなります。
結果、リピート購入してくれる消費者が増えて稼ぎやすくなったり、仕入れ先との関係性構築も楽になったりするんです。
独自の儲かる商品リストは、専門店化してライバルと差別化する際も活用できると言えるでしょう。
せどりの儲かる商品を効率的に見つけるテクニック
ここでは、せどりで儲かる商品を効率的に見つけるリサーチ方法について解説します。
- 初心者は全頭リサーチをするべし
- セラーリサーチ
- 商品リストの関連商品をリサーチ
初心者は全頭リサーチをするべし
せどり初心者は、まず全頭リサーチを行って市場を把握しましょう。
全頭リサーチとは、全ての商品をリサーチすること
全頭リサーチをすることで、以下のようなメリットが得られます。
- 各商品の相場が分かる
- 稼いでいる出品者が体感的に分かる
- 人気商品やブランドが把握できる
商品リストを作る時にも役立つ情報ばかりです。
せどりを始めたばかりの方や、商品リサーチに自信がない方は全頭リサーチで全体像を把握してみてください。
全体を把握できれば、儲かる市場に特化するのも楽になります。できるだけリサーチの時間を作って、いろんな商品を分析していきましょう。
セラーリサーチ
セラーリサーチを行うことで、各出品者が扱っている利益商品を全てチェックできます。
- 儲かる商品を見つける
- その商品を出品している出品者をチェック
- 出品者の商品一覧を全てリサーチ
この流れでリサーチすると、儲かる商品を効率的に見つけられるでしょう。
評価数が同じくらいの出品者がおすすめ
セラーリサーチを行う際は、あなたと同じくらいのレベルの出品者をリサーチしましょう。
- 評価数が同じ出品者:あなたが仕入れやすい商品を扱っている
- 評価数が多い出品者:卸、独自の仕入先などがある
あくまでイメージですが、出品者の評価数によって上記のような傾向があります。
自分と同じくらいのレベルの出品者であれば、あなたが仕入れできる商品を扱っている可能性が高いです。商品リストを効率的に充実させていくためにも、同じレベルの出品者に絞ってみてくださいね。
商品リストの関連商品をリサーチ
儲かる商品リストが貯まってきたら、次に関連商品をリサーチしていきましょう。
- 商品リストから1つの商品を抜選
- その商品に関連する商品を考える
- 思い当たる商品をリサーチする
関連商品を上手く思いつけるようになると、せどりの商品リストをさらに増やすことができます。
例えば「プリンター」には、以下のような関連商品があるはずです。
- 色違い
- 型番違い
- インク
- 用紙
- 同一メーカーのその他の商品
人気のプリンターに関連する商品は需要も大きいです。
独自の商品リストから関連商品を見つけていけば、ライバルにバレにくいニッチな売れ筋商品を掘り当てることもできます。
関連商品はアイデア次第でいくらでも派生させられるので、頭を柔らかくしてリサーチしてみてください!
せどりの商品リストにおすすめのジャンル
最後にせどりの商品リスト作成におすすめのジャンルを紹介します。
- ゲーム
- フィギュア
- 家電製品
- サプリ
- 生活用品
- 釣具
はじめて儲かる商品リストを作る時は「何をリサーチすれば良いんだろう?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
そんな時は、以下で紹介するジャンルを参考にしつつ儲かる商品を見つけるキッカケにしてみてください。
ゲーム
ゲーム関連商品は売れやすい商品が多く初心者にもおすすめのジャンルです。
- ゲーム本体
- ゲームソフト
- 細かな関連商品
上記の通り、派生リサーチもしやすく儲かる商品が沢山あるのが特徴的。
新品はもちろん、中古品の売れ行きも好評なのでリサーチのしがいがあると言えるでしょう。
フィギュア
せどりと言えばフィギュアというイメージを持つ方も少なくないはず。
マニアから根強い支持を集めるフィギュアも、儲かる商品が多いですね。
生産数が少ないレアなフィギュアは、定価以上の価格で取引されることも珍しくありません。
- 人気シリーズ
- 人気キャラクター
- 人気メーカー
上記のような情報を商品リストにストックしておけば、新商品が発売された時に効率的なリサーチができるようになりますよね。
利益率の高いせどりを行いたい方におすすめの商品です。
家電製品
家電製品は新品、中古に関係なく大きなニーズがあります。
利益率が低めというデメリットはあるものの、ちょっとした価格差なら比較的簡単に見つけられるので、せどり初心者にもおすすめです。
- 美容系の家電製品
- 海外ブランドの正規品
- プリンター/PCなどの日用家電
家電と言っても、実に様々な商品があります。
幅広い家電製品の中から、興味のあるカテゴリーに特化していくのも良いでしょう。
ちなみにAmazonでは、ほとんどの家電メーカーで出品制限がかかっています。メルカリやヤフオクで売ったり、中古品を販売するなどの対策が必要です。
価格差を見つけたらリストに追加していきましょう。
サプリ
サプリは手軽に価格差が取れる商品がたくさんあります。
初回限定で大幅な値下げ(もしくは無料)をしていることが多く、せどり初心者でも確実に利益を出せます。
- 初回割引のサプリを検索
- 仕入れ→転売
- 利益獲得
上記の通り、かんたんに儲かるので初心者の資金集めにも役立つでしょう。
初回限定価格で儲ける方法については、下記記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
生活用品
生活用品はリピート購入されやすいおすすめのジャンルです。
日常的に使われる消耗品がほとんどのため、価格差のある仕入先を確保できれば長期的に稼げますよ。
あなたが日常的に使っている商品は、他の誰かにとっても欠かせない商品になっているはずです。生活用品に的を絞ってリサーチすることで、継続的に売れやすい商品をリスト化することもできるでしょう。
釣具
釣具は需要が大きく稼ぎやすいジャンルです。
- ロッド
- リール
- ルアー
- ウェア
- アクセサリー
狙う魚によって使われる商品が異なるため、商品バリエーションの幅広さはかなりのもの。
シリーズ物のルアーやリールは売れ行きもかなり良いので、商品リストに追加しやすいのも特徴です。釣具は実店舗/電脳ともに価格差を見つけやすいので、リサーチを徹底してみるのも良いでしょう。
まとめ
せどりで賢く稼ぎたいなら、儲かる商品リストの活用が鍵になります。
他人が作った商品リストは、ライバルと価格競争になる原因になるのでおすすめできません。
以下のリサーチ手順も覚えておいてくださいね。
- 全頭リサーチで市場を把握
- セラーリサーチ
- 商品リストの関連商品をリサーチ
段階的にリサーチしていけば、1〜3ヶ月後には立派な商品リストができているはずです。
突発的に仕入れを行うのではなく、リストから計画的に仕入れできるせどらーになって安定的に利益を出していきましょう!