せどりにチャレンジしてるけど、利益商品を見つけるのに時間がかかる…どうすれば効率的に利益商品を見つけられるのかな。せどりの効率的なリサーチ方法を教えて!
こんな疑問に答えます。
せどりを始めたばかりの人にとって、大きな悩みとなるのがリサーチです。
儲かる商品がなければ、お金を増やしていくことはできません。効率的にリサーチするには、どのような方法があるのでしょうか?
本記事では、せどりの効率的なリサーチ方法について解説します。
そもそもせどりでリサーチする目的とは?
せどりのリサーチは、以下の要素を分析するために行います。
- 価格差
- 商品の需要
- 出品者数
価格差
リサーチをする最大の目的と言えば、価格差を見つけることですね。
売値と仕入れ値だけでなく、Amazonをはじめとする販路の手数料なども計算します。利益の計算はAmazon FBAシミュレーターや、リサーチツールで行うのが一般的です。
「どれくらいで売られているのか」という相場についても、リサーチの段階でチェックします。
商品の需要
需要を分析することで「いくらくらいで売れるか」や「どれくらいの期間で売れるか」が分かります。
どんなに価格差がある商品でも、需要がなければ商品は売れません。リサーチをする際は「価格差があって、なおかつ需要が大きい商品」を見つける必要があります。
出品者数
需要と合わせて大事なのが出品者数の分析です。
めちゃくちゃ人気の商品があったとしても、出品者が需要を上回れば売れ行きは悪くなります。結果、値下げ合戦になってしまい、時には赤字になる人もいるでしょう。
商品の需要を詳細に分析するには、出品者数の把握が欠かせません。
- 1ヶ月に売れた商品数:100品
- 出品者数:50名
- 1名あたり月2品売れている計算
「1ヶ月に売れた商品数」÷「出品者数」=「1名あたりから売れる数」
上記の計算式を使えば、出品者1名から売れる数が分かりますよね。
1人の出品者から売れる数が多い商品は、回転率が高く狙い目と判断できるでしょう。このようにせどりのリサーチは、利益に直結する重要な作業になっています。
非効率的なせどりのリサーチ方法
初心者が陥りがちな非効率なリサーチ方法を例として紹介します。
- 全て手動で作業している
- 毎回同じ商品から始めている
- 商品リストにストックしていない
全て手動で作業している
手動でリサーチしている人は、かなり非効率と言えます。
- Amazonランキングから商品をチェック
- 電卓で利益計算
- 価格差を見つけるまで継続
上記のような流れでリサーチするのはおすすめできません。
最近は優秀なリサーチツールがたくさんリリースされています。
例えば、モノトレーサーなら、完全無料で利益の自動計算機能まで利用できます。
価格差チェックだけでなく、出品者数やカート獲得率なども分析できるので、まだ使っていなかった人は試してみてください。
毎回同じ商品から始めている
毎回、同じ商品からリサーチを始める人も少なくありません。
同じ商品の場合、その先で取る行動パターンも同じになってしまいます。
「毎日リサーチしているのに利益商品が見つからない」と悩んでいる人に多いミスです。リサーチに費やす時間が長くても、利益商品を発掘できる機会は少ないでしょう。
新しい利益商品に出会うには、新しい商品をリサーチする必要があります。
慣れ親しんだ商品ばかり扱っても、生産的なリサーチはできません。毎回違う商品からリサーチを始めるようにしましょう。
商品リストにストックしていない
利益商品をリストとして保存していないと、いつになってもリサーチに時間がかかってしまいます。
儲かる商品リストを作っておくと、以下のようなメリットが得られます。
- 過去に売れた商品からアイデアをもらえる
- 1年後も売れる商品が分かる
- ジャンルごとに特化して専門店化できる
また、仕入れを行う際も、まとめて買い付けできるので時短につながるかなと。
毎年売れる商品が分かれば、タイミングを見計らって大量仕入れできるでしょう。「花瓶が良く売れてるな」と気づいたら、複数の花瓶を仕入れて専門店のように見せることもできますよね。
商品リストがあるだけで、可能性が大きく広がるので必ず使うようにしましょう。
最も効率的なせどりのリサーチ方法は【セラーリサーチ】
今現在、せどりの商品リサーチで悩んでいる方は、セラーリサーチを極めてみてください。
ここでは、セラーリサーチならではの効率的な要素を紹介します。
- 稼いでいるセラーを参考にできる
- ライバルが少ない穴場商品を発掘できる
- ライバルの商品から派生させたリサーチができる
稼いでいるセラーを参考にできる
セラーリサーチは、実際にせどりで儲けているセラーを参考にできます。
- どんなジャンルの商品か
- どれくらいの価格帯か
- 出品者数はどれくらいか
どんなセラーも何かしらの特徴を持っています。
異なる特徴のセラーを集めれば、稼いでいるせどらーを雇ったようなものです。様々な要素を分析できるので、あなたがセラーとして成長する際も役立つでしょう。
ライバルが少ない穴場商品を発掘できる
せどりの悩みのタネといえば値下げ合戦ですね。
値下げ合戦は、欲しい人の数よりも出品者の数が上回ることが原因で始まります。特に1つの商品ページ上でカートを奪い合うAmazonでは、頻繁に値下げ合戦が行われています。
この問題を防ぐには、ライバルにバレにくい穴場商品を見つける必要があるのです。
セラーリサーチをすることで、一見スルーされそうな利益商品に出会えることも。セラーを起点にリサーチするからこそ、普段見つけられないような商品を発掘できるとも言えます。
ライバルの商品から派生させたリサーチができる
セラーリサーチで見つけた利益商品の要素を分解すると、新しい利益商品を見つける時のヒントにできます。
- メーカー・ブランド名
- 型番・シリーズ
- カラー・サイズ
例えば「エアジョーダン」からは、以下のようなキーワードを抽出できます。
- ナイキ
- ジョーダン
- 赤・黒
- バスケットシューズ
上記の要素を組み合わせて「ナイキのバッシュは売れるんじゃないか」や「バッシュに絞って、他のメーカーをリサーチしてみよう」など、派生するためのアイデアをピックアップできるのです。
何名かの儲かるセラーと派生力があれば、効率的に利益商品を見つけられるようになりますよ。
効率的なセラーリサーチがしたい人は【デイせど】が最適
効率的なセラーリサーチを、さらに効率化したい人に最適なのがデイせどです。
デイせどはAmazonせどりのセラーリサーチツール。
2015年にリリースされてから1,500人以上に利用されています。
僕自身、過去にいくつものAmazonリサーチツールを使ってきましたが、今でも使っているのはデイせどのみになりました。それくらい効果を実感できているツールです。
デイせどでできること
デイせどは登録したセラーの「売れた商品」と「仕入れた商品」が丸わかりになります。
- 売れた商品
実際に売れているので、価格差があれば即仕入れて出品できる - 仕入れた商品
新たな利益商品を見つけるきっかけになる
めちゃくちゃシンプルですが、これさえしっかり分かれば効率的に利益商品を見つけられます。
- 気になるセラーを登録
- 販売商品と仕入れ商品を定期的に抽出
- 利益商品なら仕入れて販売
上記3ステップを実行すればリサーチ完了。
非常に効率的かつ生産的なリサーチができるので、Amazonせどり実践者は活用してみることをおすすめします。
ちなみにデイせどには、あなたと同レベルくらいのセラーを登録しましょう。
なぜならレベルの高いせどらーは、独自の仕入れルートを持っている可能性が高く、仕入先が見つけにくいからです。同じレベルのセラーであれば、無理なく仕入れ先を見つけられるでしょう。
「デイせど」×「同レベルのセラー」で、超効率的な商品リサーチをしたい方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
せどりで効率的なリサーチをするには、セラーリサーチとデイせどの活用がおすすめ。
手動でツールを使わずにリサーチしている人は、かなり時間を浪費している可能性があります。商品リストを作っていなかった人は、ぜひこの機会に作成してみてください。
僕自身、リサーチするためにツールを活用して仕組み化しています。
単純作業のリサーチだからこそ、雑務的な要素が強い行動はツールに任せて自動化するべきです。空いた時間は有効活用して、さらなる成果につなげましょう。