こんな疑問に答えます。
実際にせどりに取り組んでみると、実に多くの作業をしなければならないことに驚くことでしょう。
- 商品リサーチ
- 仕入れ
- 在庫管理
- 検品・梱包・発送
- 売上管理
ざっと例を挙げても、上記のように沢山のタスクが出てきます。
副業で時間のない中せどりをしている方からすると「商品数が増えるほどキツくなっていくんですけど...」と頭を抱えてしまうはず。
本記事では、せどりの作業を効率化する方法について解説します。
目次
せどりを効率化する5つの方法
せどりを効率化する方法を5つにまとめました。
- 「どこで何をリサーチするか」を決めて効率アップ
- ツールで活用してリサーチをする
- 一括出品ツールで出品時間を短縮する
- 売上管理を徹底して無駄を見つける
- 雑務を外注化して大事な作業に集中する
「どこで何をリサーチするか」を決めて効率アップ
せどりの商品リサーチは目的を定めることで効率化できます。
典型的な悪い商品リサーチの例は以下の通りです。
- 適当に商品を閲覧
- 気になる商品をリサーチ
- なかなか価格差が見つからない
全てが適当になっているため、儲かる商品を見つけるまでに遠回りをしてしまいます。
目的意識を持った商品リサーチは次のような感じです。
- 今日は「Amazon」で「時計」をリサーチしよう
- 売れ筋をリサーチ
- 実店舗 or 電脳で価格差をチェック
予め的を絞っておくことで、儲かる商品を見つけやすくなるんです。
また、1つのジャンルを深堀できるため、以下のようなメリットも得られます。
- 特定カテゴリー内の商品相場が分かる
- 稼いでる出品者が分かる
- 儲かる商品をリスト化できる
「どこで何をリサーチするか」を事前に決めておくことで、上記のように効率化できます。
適当な商品リサーチよりも短時間で意味のある行動ができるってことですね。
儲かる商品はリスト化しておくべし
目的を持ってリサーチをする際は、儲かる商品をリストとしてストックしておきましょう。
- 儲かる商品をリストにまとめる
- 仕入れはリストから行う
このようにリストを活用することで、かなり効率化できます。
また、儲かる商品をリスト化しておけば、次の年にも同じように売れている商品に気づくことも可能です。
リピートで売れる商品が増えていけば、リサーチする時間も短縮できますよね。
せどりの肝とも言える商品リサーチを効率化するおすすめの方法です。
ツールで活用してリサーチをする
せどりの作業を簡単に効率化する方法として、ツールの導入も検討してみてください。
ツールは作業を効率化するために生まれています。
あなたが「〇〇は無駄に時間がかかるな〜」といった悩みに直面した時は、ツールを導入する機会と言えるでしょう。
- ライバルせどらーの儲かる商品を分析
- 各ショップの価格差を自動でチェック
- オークションの自動入札
例えば、上記のような機能を持ったツールを導入することで、あなたの作業時間を短縮することができるはずです。
手っ取り早く作業を効率化したい時におすすめの方法と言えます。
無料のツールでも十分効率化できます
せどらーの中には無料ツールでは効率化できないと考える人もいます。
しかし、結論から言うと無料ツールでも作業の効率化は十分可能です。
「どこをどう効率化したいのか」さえハッキリしていれば、無料のツールに価値を見出すことができます。
反対に有料ツールでも使いこなせなければ意味がありません。
ツール=稼げるではない
ツールを使えば稼げるわけではないので注意してください。
多くの有料ツールには「〇〇を使えば儲かる商品がザクザク見つかります」とか謳っていますよね。
しかし「ツール=道具」であって儲かる保証はないのです。
「ツール=利益の出すための行動を効率化する道具」ということを忘れないでくださいね。
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【2022年版】無料せどりアプリ&ブラウザ・拡張ツールを一挙公開
一括出品ツールで出品時間を短縮する
複数の商品を出品するなら、一括出品ツールで効率化しましょう。
- Amazon:公式サイトから一括出品可能
- ヤフオク:Auc Town/App Tool
上記2サイトなら、無料で一括出品できます。
いろんな商品を仕入れたにも関わらず、個別に出品しているとかなり手間がかかりますよね。
一発で複数の商品を登録すれば、空いた時間を有効活用できるはずです。
特にAmazonと一括出品ツールの相性は抜群です。
- 複数の商品を一括出品
- 細かい変更点は個別に対応
このように簡単かつ迅速に商品を登録できるので、使わない手はありません。
ツールの使い方も非常にシンプルなので、今まで活用していなかった方は、この機会にぜひ使ってみてくださいね。
売上管理を徹底して無駄を見つける
売上管理を徹底することで、効率化できるポイントを見つけ出すことができます。
しっかり売上管理をすると、以下のメリットが得られますよ。
- キャッシュフローを正確に把握できる
- 何がどれだけ売れているか分かる
- 損切りするべき商品を数字で判断できる
- 正確な在庫管理ができる
- 確定申告をスムーズに行える
せどりのお金がどのような流れになっているか把握できると、改善点や対策方法を見つけやすくなるんですね。
「売上管理=面倒なこと」と考えるせどらーも多いですが、効率化する上では欠かせない作業とも言えます。
厳密に利益計算できるせどらーは少ないものです。
正確な売上管理ができるせどらーになるとさらに稼ぎやすくなりますよ。
売上管理をする手順
せどりの売上管理をする方法は以下の3つです。
- 手書きで帳簿をつける
- EXCELでシートを作成
- Googleスプレッドシートを活用する
どの方法でも最終的な数字が狂わなければ問題ありません。
毎日行う作業でもあるので、自分に合った方法を採用するようにしましょう。
売上管理については下記記事で解説しています。
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【必須】せどりに売上管理が必要な理由:作り方と活用ポイントも解説
雑務を外注化して大事な作業に集中する
最後はせどりの雑務を外注化して効率化する方法です。
誰にでもできる作業を外注化することで、利益に直結する作業に時間を費やすことができますよね。
- 出品作業
- 検品・梱包・発送
- 画像の編集
例えば、上記のような作業は誰でもできる典型的なせどり業務です。
こういった作業を外注化することでせどり全体の効率化が可能になります。
外注さんを雇う方法
せどり業務を任せる外注さんを雇う方法は以下の通りです。
- クラウドソーシングで募集する
- 外注サービスを活用する
- 友人・知人に依頼する
最も一般的なのはクラウドソーシングで外注さんを募集する方法です。
最小限の経費で雑務を代行してもらえるので、資金の少ない方にもおすすめできます。
外注化はマニュアルを作って効率化しよう
外注さんを教育するのは時間がかかるもの。
そのため、事前に作業のマニュアルを作っておくと効率化できますよ。
- 簡易マニュアルを作る
- 外注さんからの質問をマニュアルに追加
- 最終的にマニュアルのみで作業できる状態を作る
上記の流れで外注化マニュアルを磨いていけば、新しい外注さんを雇った時もスムーズに作業をお願いできます。
外注化を極めれば、せどりを完全自動化することも可能です。
まずは雑務を外注化して、細かいポイントを効率化していきましょう。
Amazonせどりを自動化する方法については、下記記事で解説しています。
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【実践】Amazonせどりを自動化する3ステップ:手順を徹底解説!
せどりを効率化する手順
せどりの効率化するテクニックを把握したところで、次に「どのような流れで効率化していくのか」を見ていきましょう。
せどりを効率化する手順は以下の通りです。
- 全ての作業を自分で行う
- ツールや外注化の目的を明確にする
- 効率化するパートを決めて実行する
全ての作業を自分で行う
効率化の第一歩は、せどりの各業務を理解することから始まります。
何がどのような仕組みになっているのか分からなければ、どこを効率化するべきか把握することができないからですね。
- 全ての業務を自分で行う
- あるものだけで最大限効率化する
この工程を抜かしてしまうと、せどりを効率化する際に苦労します。
まずは自分自身で最大限の努力をすることが大切なんですね。
人に教えられるようになろう
せどりの各業務は「人に教えられる」レベルまで極めるべきです。
なぜなら、具体的に業務内容を説明できなければ、ツールや外注化を有効活用できないからですね。
せどり未経験の人に対して分かりやすく説明できれば、後に仕組みかして効率化しやすくなるでしょう。
ツールや外注化の目的を明確にする
一通りの作業ができるようになったら、次に効率化する目的を明確にします。
- 時間がかかるが利益に直結しない作業
- 誰にでもできる作業
- どうしても不得意な作業
上記のような項目に当てはまる作業をリストアップすることで、ツールや外注化を最大限有効活用できるようになります。
例えば、目的をハッキリさせないままツールを使ってしまうと、返って時間を浪費することさえあるのです。
- このツール流行ってるから使おう
- マニュアルを読んで実行
- 結果、やることだけが増えてしまう
このようにツールを導入したことで非効率になっている方は沢山います。
ツールは問題を解消する道具でしかありません。
何に困っているのかを明確にして、ツールや外注化を進めるようにしてくださいね。
効率化するパートを決めて実行する
目的が明確になったら、最後に何をどうするか決めていきましょう。
- 問題Aを解消するためにツールを導入する
- 雑務Bを自動化するために外注化する
目的がハッキリしていれば、その問題を対処する方法を簡単に見つけることができますよね。
上手に効率化できる人は、上記のように目的がハッキリしています。
結果、無駄な労力を最小限にしつつ、せどりを効率化できるということです。
実践を繰り返して改善していく
ツールや外注化を始めたら、必ず定期的に改善点を洗い出すようにしましょう。
- より効率化する方法はないか
- 現時点で無駄になっている行動はないか
- 適切なツールが使えているか
何がどのように効率化されたのかを知るには数字に変換するのがベストです。
例えば、ツール導入前と後でどれくらい時間が短縮したのかチェックできれば、自己改善する際に役立つでしょう。
数字は感情とは異なり嘘をつく心配がありません。
「効率化=数字を伸ばす or 縮める」ということでもあるので、面倒でもしっかり対応するクセをつけておきましょう。
まとめ
せどりには、実に多くの効率化できる作業が潜んでいます。
何をどう効率化できるかは、各せどらーのやり方によって異なるため「〇〇をすればOK」とは言えません。
本記事で紹介した通り、効率化をする本質的な流れは以下のようになります。
- 全ての作業を自分で行う
- ツールや外注化の目的を明確にする
- 効率化するパートを決めて実行する
上記の順番で効率化を進めていけば、あなたの行動自体の価値を上げていけるはずです。
固定観念を捨ててせどりの作業を分析すれば、効率化するアイデアは無限に見つかります。
ぜひ、無駄を可視化して、あなたに最適な効率化プランを見つけてみてくださいね!